本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
高配当5.62%は魅力的だけど…我が家の育休&小1家計を支えるには?
こんにちは、みずきです。2026年になりましたね!
最近、夫と真剣に話し合っているのが「第二子のタイミング」です。もし私が育休に入ると、当然、家計の収入は一時的に減ってしまいます。ただでさえ、娘(年長、5歳)が2年後に小学校に入る頃には、習い事や学童で出費が増える予定なんですよね。
だから、今のうちから「家計の防波堤」となる配当収入の柱を作っておきたいんです。
今日見ていくのは、(株)フージャースホールディングス(3284)です。不動産セクターですが、何と言っても魅力的なのがその配当利回り。なんと**5.62%(会社予想)**という、私たち子育て世代には見逃せない高水準なんです。
1. シナリオ設定:「2年後の家計課題」を逆算する
我が家の最大の課題は、約2年後に発生する「育休中の収入減」と「娘の小学校入学に伴う教育費増」のダブルパンチです。このタイミングで、月5,000円の配当収入を確保できれば、家計の心理的な安心感は全然違ってきます。
- 我が家の現在地:娘5歳(年長)、第二子を検討中。つみたてNISAとiDeCoは満額拠出済み。個別株は高配当株を徐々に積み立て中。
- 2年後の家計課題:育休による収入減+小学校入学で月5,000円程度の習い事費(英語やプログラミングなど)が発生見込み。
- 解決のために必要な配当額:年間60,000円(税引前)。
この年間6万円の目標を、フージャースHDの配当利回り(5.62%)で達成するには、いくら投資が必要か逆算してみましょう。
2. 目標配当額の逆算計算:100万円超の投資で実現可能
フージャースHDの現状の株価と配当予想をもとに計算します。(株価は1,322円、1株配当は74.00円(2026/03予想)として計算)
目標年間配当額:60,000円
必要な投資元本:
60,000円 ÷ 5.62% ≒ 1,067,615円
フージャースの最低購入代金は100株で約132,200円ですから、非常に手が届きやすい価格帯です。目標の6万円の配当を得るには、
- 60,000円 ÷ 74円/株 ≒ 811株
約811株、つまり**約107万円**を投資すれば、理論上は2年後の目標(月5,000円の配当)を達成できますね。100万円強で目標達成できるのは、高利回り株の大きな魅力です。
ただ、高利回り株には「配当の安定性」という大きな落とし穴がないか、しっかり見ていく必要があります。
3. (株)フージャースHD(3284)の企業概要と評価ポイント
フージャースHDは、主にファミリー層やシニア層向けのマンション開発、不動産ソリューション事業を行っている会社です。特に、都心ではなく郊外や地方での実績が多いのが特徴で、「住まいを通して人生を豊かにする」というビジョンを掲げています。
注目すべき指標(2026年12月30日終値時点)
- 株価:1,322円
- 配当利回り(会社予想):5.62%
- 1株配当(会社予想):74.00円
- PER(会社予想):7.35倍
- PBR(実績):1.16倍
- 自己資本比率(実績):23.4%
高配当の安定性チェック
フージャースは高い配当利回りを出していますが、配当性向(利益に対する配当の割合)はどうでしょうか。
EPS(1株あたり利益)の会社予想が179.02円に対し、配当予想は74.00円です。
配当性向 = 74.00円 ÷ 179.02円 ≒ 約41.3%
配当性向41.3%は、一般的に見て「高すぎず、健全な水準」です。理論上は、今期業績が予想通り着地すれば、配当を無理しているわけではありません。
しかし、問題は**収益性と安定性**です。データを見ると、収益性は悪化傾向にあり、特に「純利益率は前年同期比でマイナスに転じている」とのこと。
そして、最も気になるのは**自己資本比率が23.4%**と、一般的に望ましいとされる30%を下回っている点です。不動産開発事業は借入が多くなりがちですが、景気が悪化した際に財務の強さが問われます。
4. 複数銘柄の比較紹介:リスク許容度と相談する
フージャースHDの「高利回りだけど財務が気になる」という特性を考慮すると、我が家のポートフォリオに組み込むには、その役割を明確にする必要があります。
我が家の目標(2年後の月5,000円)を実現するための他の選択肢と比較してみましょう。もし育休中に減配されると困るので、安定株と比較します。
| 銘柄 | フージャースHD (3284) | NECキャピタルソリューションズ (4659) | はごろもフーズ (2831) |
|---|---|---|---|
| セクター | 不動産(景気敏感) | リース(金融/安定) | 食品(ディフェンシブ) |
| 配当利回り | 5.62% | 3.97% | 3.82% |
| 必要投資額(月5千円目標) | 約107万円 | 約151万円 | 約157万円 |
| 配当性向 | 約41.3% | 40%台前半(安定的) | 30%台(安定的) |
| 自己資本比率 | 23.4%(低め) | 28.9%(安定) | 64.2%(高安定) |
この比較で見ると、フージャースは圧倒的な高利回りにより、目標達成に必要な投資額が一番少ないです。約50万円の差は大きいですよね。
でも、その「引き換え」として、景気変動リスクと自己資本比率の低さ(23.4%)というリスクを背負うことになります。
「月5,000円」を安定して賄いたいなら、投資額は増えますが、財務盤石なNECキャピタルソリューションズや、生活必需品を扱うはごろもフーズの方が、育休中の精神的負担は少ないかもしれません。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
我が家は「2年後の育休中の家計サポート」という**短中期の確実性**を重視しています。これを3つの軸で評価します。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
配当性向は健全ですが、不動産セクターであること、そして財務の安定性(自己資本比率23.4%)が低いため、景気後退期には配当維持が困難になる可能性が懸念されます。特に今は、純利益率が悪化傾向にあるというデータも気になります。増配トレンドというよりは、現状の配当水準を維持できるかどうかに注目が必要です。
B. 人生設計との適合性:○(悪くないが、高リスク枠)
100万円程度の投資で月5,000円の配当が実現できる点は、資金効率が良いという意味で非常に魅力的です。目標実現のハードルは低いですが、減配リスクが直撃すると家計計画が狂います。もしフージャースを選ぶなら、目標額の全額をこの銘柄に頼るのではなく、一部(例えば月3,000円分)を担わせる「高リスク高リターン枠」として組むのが適しているでしょう。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感がある)
育休に入る予定があるため、配当金が不安定なのは避けるべきです。フージャースはPBRも1.16倍と、割安放置というわけでもありません。高配当の恩恵は大きいですが、景気変動に弱いセクターに、家計の安定を求めるのはややリスキーだと感じました。
6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大限に
フージャースHDのように利回りが5%を超える銘柄は、税制優遇制度との組み合わせが最強です。特に、我が家で活用できるのは「ジュニアNISA」です。
娘は5歳。ジュニアNISA口座でフージャースHDを約100万円分購入し、目標の年間60,000円(月5,000円)の配当を受け取るとします。
通常、配当金には約20%の税金がかかるため、60,000円の配当は手取りで約48,000円になります。しかし、ジュニアNISA口座なら、この**12,000円の税金が完全に非課税**になるわけです。
この非課税メリットは、高利回り株であればあるほど効果絶大です。
娘が18歳になるまで、この配当金は再投資されて複利効果を生むか、あるいは高校・大学進学時の教育資金として蓄えられます。フージャースの配当が続けば、13年間で約78万円の配当が得られ、それが非課税になるのは本当に強力です。これこそ、子育て世代が国からもらった最大の武器だと思うんだよね。
ただ、ジュニアNISAは売却制限があるため、減配・株価下落があっても18歳まで基本的に引き出せません。だからこそ、「この銘柄は18年持ち続けられるか?」という視点で、安定性をシビアに見る必要があります。
7. みずきの総合評価+判断:目標達成の一部を担う「高利回りチャレンジ枠」として
フージャースHDは、その高い利回りから、我が家の「2年後月5,000円配当」目標達成に最も効率的な銘柄であることは間違いありません。必要投資額が約107万円で済むのは魅力的です。
しかし、やはり不動産セクター特有の景気敏感度と、自己資本比率の低さ(23.4%)は、育休という不安定な時期を控える私たち夫婦にとっては大きな懸念材料です。
だから、我が家としてフージャースHDに全額を投じるのは避けるべきだと判断します。
【我が家のポートフォリオ戦略】
- **コア(安定配当):** 目標額(月5,000円)の6割は、NECキャピタルソリューションズやはごろもフーズのような、財務が安定しているディフェンシブ株(約90万円投資)。
- **チャレンジ枠(高利回り):** 残り4割(月2,000円、年間24,000円)をフージャースHDに任せる(約43万円投資)。
もしフージャースHDが減配しても、残りの安定株で月3,000円分の配当は維持できる、というリスクヘッジができるわけです。この「高利回りチャレンジ枠」としてなら、フージャースの効率性を生かせるかな、と考えています。
そして、このフージャースHDのチャレンジ枠は、配当の非課税メリットを最大限に享受するため、ジュニアNISAで積み立てるのがベストでしょう。
高配当株はついつい利回りの数字に目が行きがちですが、子育て家計の安心を築くためには、「減配されない体力」が何よりも重要だと改めて感じました。利回りが多少低くても、安定性を優先した組み合わせで、堅実に家計をサポートしていきたいですね。
フージャースHDの動向は今後もチェックしていきます!
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家計を支える安定高配当株の候補として、こちらの記事も参考にしてください。


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