はじめに
こんにちは、みずきです。2026年も折り返しの6月に入りましたね。関東は梅雨入りのニュースが聞こえてくる季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
我が家では、この春(2026年4月)に娘がめでたく小学校に入学しました。幼稚園の頃とは毎日のスケジュールがガラリと変わり、いわゆる「小1の壁」を実感する日々です。平日の習い事の送り迎えや、放課後の過ごし方をどうするかなど、夫婦で毎晩のように作戦会議を開いています。子育てって、ステージが変わるたびに新しい課題が降ってきますよね。
でも、大変だからといって資産形成を諦めるわけにはいきません。むしろ、お金が必要になる時期が具体的に見えてきた今だからこそ、「人生設計から逆算する投資」が本領を発揮すると思っています。
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってくださいね。今回は、我が家が数年後に直面する「教育費の壁」を乗り越えるために、人材サービス大手のUTグループ株式会社(2146)を主役に、いくつかの銘柄を比較しながら我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。同じように子育てと家計管理、そして投資の間で奮闘しているパパやママの参考になれば嬉しいです。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と直面する課題
投資の話を始める前に、まずは「なぜこの銘柄を検討しているのか」という、我が家の現在地と未来のシナリオをお話しさせてください。ここを明確にしないと、どんなに素晴らしい銘柄でも「我が家にとって良い株か」は判断できないと思うからです。
我が家の現在地はこのような感じです。
- 私(みずき):1985年3月生まれ(41歳)。会社員としてフルタイム勤務。
- 夫:同世代の会社員。
- 娘:2020年1月生まれ(6歳)。この春、公立小学校に入学したばかりの1年生。
- 住まい:関東郊外の持ち家。
- 投資スタンス:つみたてNISAとiDeCoでインデックス投資をコアに運用しつつ、日々の家計にゆとりをくれる高配当株をサテライト枠で少しずつ買い増し中。
小1の壁を何とか乗り越えつつある我が家ですが、次に見据えている家計の課題は「3年後の小4の壁」です。小学校4年生になると、地域の学童保育が利用できなくなったり、放課後に一人で過ごす時間が増えたりします。また、周りでも中学受験に向けた塾通いや、本格的なスポーツ、芸術系の習い事を始める子がグッと増える時期なんですよね。
もし娘が「これをやりたい!」と言い出したとき、お金を理由に諦めさせたくはありません。ただ、塾代や専門的な習い事を増やすとなると、毎月の家計から捻出するのは少し負担が重くなります。そこで我が家では、「3年後の小4の壁に向けて、月5,000円(年間60,000円)の配当金を新しく生み出す」という目標を立てました。
月5,000円というと小さく聞こえるかもしれませんが、年間で6万円。塾の季節講習代や、新しい習い事の月謝の大部分をカバーできる、本当にありがたい「家計の潤滑油」になってくれるはずです。この目標に向かって、今から少しずつ配当を積み上げていきたいと考えています。
2. 目標配当額の逆算計算
「3年後に月5,000円(年間60,000円)の配当金を得る」という目標が決まったら、次はそれを実現するために「いくらの投資元本が必要か」を逆算してみます。これが私の大好きな「逆算思考」です。
今回、投資先として検討している人材サービス・派遣セクターは、総じて配当利回りが高めなのが特徴です。仮に、購入する銘柄の配当利回りを「税引き後で4.5%」と仮定して計算してみましょう。
【逆算シミュレーション】
目標年間配当額:60,000円
想定配当利回り(税引き後):4.5%
必要な投資総額 = 60,000円 ÷ 4.5% = 約1,333,333円
約133万円をこの3年間で投資に回すことができれば、目標とする「月5,000円の教育費サポート資金」が完成する計算になります。3年間で133万円ということは、年間で約44万円、月々に直すと約3.6万円の積み立て投資が必要になる、ということですね。
「毎月3万6千円を個別株に回すのは、ちょっと大変かも……」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、これはあくまで1銘柄だけで全額をまかなう場合の話です。実際には、他の高配当株や、すでに保有しているポートフォリオと組み合わせることで、もっとハードルを下げることができます。大切なのは、こうして「いくら必要なのか」を具体的な数字として把握しておくことだと思います。ゴールが見えれば、あとはそこへ向かうための最適な乗り物(銘柄)を選ぶだけですからね。
3. 複数銘柄の比較紹介
目標金額が見えたところで、今回は「人材派遣・アウトソーシング」という、日本の深刻な労働力不足をビジネスチャンスにしているセクターから、有力な候補をいくつか並べて比較してみたいと思います。人材セクターは景気の波を受けやすい「景気敏感株」としての側面もありますが、その分、高い配当利回りや業績の伸びが期待できる魅力的な分野でもあります。
主役となるUTグループ(2146)に加えて、我が家のポートフォリオでも検討中の魅力的な3銘柄をピックアップしてみました。
| 銘柄名(コード) | 株価(目安) | 最低投資金額 | 予想配当利回り | 配当方針・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| UTグループ(2146) | 2,800円 | 280,000円 | 4.85% | 配当性向30%〜40%目安、業績連動性が高いが成長期待大 |
| メイテックグループHD(9744) | 3,200円 | 320,000円 | 6.01% | 技術者派遣の最高峰。高い自己資本比率と株主還元姿勢が魅力 |
| エスユーエス(6554) | 1,000円 | 100,000円 | 5.03% | IT技術者派遣に強み。高ROEで成長力があるサテライト向き銘柄 |
| クイック(4318) | 2,100円 | 210,000円 | 5.35% | 人材紹介と求人広告が柱。非常に強固な財務体質を持つ優良企業 |
(※株価や利回りは2026年6月時点の数値を基準とした仮定の目安です)
それぞれの銘柄について、我が家の目線で詳しく見ていきましょう。
① UTグループ株式会社(2146)
UTグループは、製造業向けのアウトソーシング(製造派遣や請負)で国内トップクラスの実績を持つ会社です。特に半導体や自動車、電子部品といった、日本の基幹産業の工場に多くの技能社員を派遣しています。
直近の業績を見てみると、人手不足が深刻な製造現場からの需要は非常に強く、売上高は右肩上がりで成長しています。2025年3月期の売上高は約1,700億円規模に達しており、営業利益も安定して推移しています。ただ、製造業派遣というビジネスの特性上、世界的な景気後退や半導体サイクルの冷え込みがあると、派遣契約の減少や稼働率の低下といった影響を直接受けてしまう「景気敏感」な性質を持っています。
配当方針としては、総還元性向や配当性向30%〜40%を目安にしており、業績が良いときにはしっかり増配してくれますが、業績が落ち込んだときには減配する可能性もある、という「業績連動型」の姿勢です。そのため、株主優待はありませんが、高い配当利回りが魅力的な一方で、減配リスクも織り込んで付き合う必要がありますね。
② 株式会社メイテックグループホールディングス(9744)
比較対象としてまず挙げたいのが、技術者派遣の最高峰であるメイテックです。製造派遣のUTグループに対し、メイテックは設計・開発などを行う「プロのエンジニア」をメーカーに派遣しています。そのため、派遣単価が非常に高く、不況期でもメーカーが研究開発の手を止めにくいため、景気耐性が比較的高いのが特徴です。
以前、私のブログでも紹介したように、メイテックは驚異的な高配当と素晴らしい財務基盤を持っています。詳しくはこちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
(過去記事リンク:◎(9744)メイテックグループホールディングス : 6.01%配当で小1の壁の教育費を月5,000円支える家計のブースター)
自己資本比率が約70%と、人材派遣会社としては異例の鉄壁の財務を誇っており、配当性向も高く設定されています。安定感と高利回りを両立させたい我が家の「準主役」として、非常に頼もしい存在です。
③ 株式会社エスユーエス(6554)
続いて、ITエンジニアやAI・DX人材の派遣に強みを持つエスユーエスです。こちらは最低投資金額が約10万円と、今回の候補の中では最も手軽にスタートできるのが嬉しいポイントです。
IT分野は、今後の日本において最も人手不足が懸念されている領域。そのため、同社のビジネスは非常に追い風が吹いています。ROE(自己資本利益率:会社が株主のお金を使ってどれだけ効率よく利益を出しているかを示す指標)が高く、効率的な経営を行っています。財務的にも無借金経営に近く健全ですが、時価総額が小さいため、株価の振れ幅(ボラティリティ)は大きめです。我が家のポートフォリオでは、ちょっと背伸びをしたいときの「サテライト(スパイス)枠」としての位置づけになります。
エスユーエスについての詳しい分析は、こちらの過去記事にまとめてあります。
(過去記事リンク:◎(6554)エスユーエス : 5.03%配当と高ROEで小1の壁月5千円を支えるサテライト戦略)
④ 株式会社クイック(4318)
最後は、看護師や建設・土木などの専門職に強い人材紹介事業を展開しているクイックです。派遣業とは異なり、転職エージェントとしての「紹介ビジネス」が主力のため、固定費が少なく利益率が非常に高いのが特徴です。
財務の健全性は今回比較した中でトップクラス。自己資本比率は70%を超えており、現金も豊富に保有しています。そのため、「不況が来ても、配当を維持・増配してくれる安心感」という点では頭一つ抜けています。
(過去記事リンク:◎(4318)クイック : 5.35%配当と強固な財務で小1の壁月5千円を支える家計サポーター)
配当金の安定性を何より重視したい我が家にとっては、教育費のように「絶対に減らしたくない固定費の補填」にぴったりの、非常に心強いサポーターだと言えますね。
ニュースからの考察:組織のあり方と意思決定のスピード
ここで、最近気になった興味深いニュースを1つご紹介させてください。2026年6月10日のロイター通信の報道によると、スポーツ用品大手のアシックス(7936)が、大人気のスニーカーブランド「オニツカタイガー」事業を分社化することを発表しました。
(外部ニュースリンク:Japan’s Asics to spin off popular Onitsuka Tiger sneaker business – Reuters)
記事によると、組織が大きくなりすぎると承認ステップが増えて意思決定が遅くなってしまうため、分社化によってスピード感を持った経営判断を行えるようにするのが狙いだそうです。三菱UFJエスマート証券のチーフストラテジストである川合達憲氏も「組織が拡大する中で、意思決定を迅速にするための理想的な動きだ」と評価しています。
この「組織の意思決定のスピード」という視点は、実は今回の主役であるUTグループにも深く関係していると私は感じています。UTグループはこれまで、M&A(企業の買収・合併)を繰り返しながら、製造、IT、建設、海外事業など、専門分野ごとに子会社を再編・特化させる戦略を取ってきました。それぞれの現場に権限を委譲し、市場の変化(例えば、半導体ブームや工場自動化の流れ)に対して、素早く人材を配置できるように工夫しているんですよね。
激変する現代の労働市場において、アシックスのように「あえて組織を切り離してスピードを上げる」という判断ができるかどうかは、企業の生存競争において極めて重要です。UTグループがそれぞれの分野で柔軟に、そしてスピーディーに動けているかという点については、投資家として今後もじっくり観察していきたいポイントですね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、比較した内容を踏まえて、主役のUTグループ(2146)が我が家の人生設計にどれくらいマッチしているのか、3つの軸で率直に評価してみたいと思います。
A. 配当の持続性・成長性:評価:○(まあ大丈夫)
日本の生産年齢人口が減少の一途をたどる中、企業のアウトソーシング(外部委託)需要は今後も長期的に増え続けると考えられます。その意味で、ビジネスの持続性は非常に高いです。さらに、同社は派遣社員を単なる使い捨ての労働力ではなく、「無期雇用(正社員)として採用し、スキルアップさせて価値を高めて派遣する」という育成型モデルを掲げています。これは子どもたちに説明する際にも「働く人を応援する、社会に役立つ素晴らしいビジネスだよ」と自信を持って言えるポイントですね。
ただし、配当方針が業績連動(配当性向30%〜40%目安)であるため、景気の悪い時期にはあっさりと減配になるリスクがあります。売上高は右肩上がりで成長性が高い(◎)ものの、配当の「毎年の安定性」という点では少しハラハラする面があるため、総合して「○」としました。
B. 人生設計との適合性:評価:△(やや懸念あり)
我が家の目標は、「3年後の小4の壁に向けた、月5,000円(年間6万円)の教育費サポート資金」です。教育費や塾代というのは、言うまでもなく「毎月、確実に発生する固定費」ですよね。
そうなると、景気の波によって「今年は配当金がたくさん出たけれど、来年は半分に減ってしまった」となる可能性のある業績連動型のUTグループだけで目標を達成しようとするのは、少し相性が良くないと感じています。教育費のサポートとして使うなら、メイテックやクイックのような、不況時でも配当を維持・増配してくれる「累進配当」に近い姿勢を持つ銘柄の方が、人生設計のピースとしてはピタッとはまります。よって、この軸での評価は「△」となりました。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価:○(まあ大丈夫)
我が家の家計は、私と夫の共働きということもあり、日々の生活費に関しては比較的安定しています。また、投資のコア(主軸)は新NISAのつみたて投資枠やiDeCoで世界の株式に分散投資しているため、サテライト枠で多少のボラティリティ(価格変動)があっても、家計全体が揺らぐことはありません。
「減配のリスクはあるけれど、景気が上向いたときの増配や株価上昇のパワーを期待して、ポートフォリオの10%以下のサテライト枠で保有する」というルールをしっかり守る前提であれば、十分に許容できるリスクの範囲内です。資産全体の成長を少し加速させる「スパイス」としての位置づけなら、十分に「○」の判断になります。
5. みずきの総合評価+判断
これまでの分析をすべて踏まえた、みずきとしての総合判断をお伝えしますね。
「UTグループは、教育費の固定費を支えるメインの盾には不向き。でも、景気回復期のブースターとして、他のディフェンシブな高配当株と組み合わせてサテライト枠で少しだけ持つなら大いにあり!」
これが今の私の結論です。完璧な銘柄なんて存在しません。だからこそ、それぞれの弱点を補い合う「チーム結成」が大切になってきます。
例えば、目標である年間6万円の配当金を作るための、我が家の理想的な「組み合わせプラン」を考えてみました。
| 役割 | 銘柄名 | 投資割合 | 選定の理由 |
|---|---|---|---|
| ディフェンシブ(守りの盾) | クイック(4318) | 50% | 強固な財務と安定した配当で、毎月の固定費のベースをしっかり支えるため |
| コアバランス(攻守の要) | メイテック(9744) | 30% | 圧倒的な財務力と高い配当利回りで、効率よく配当総額を引き上げるため |
| アグレッシブ(攻めのブースター) | UTグループ(2146) | 20% | 製造業界や半導体市場の復活時に、配当の急増や株価の上昇を狙うため |
このように、「守り」のクイックで土台を固めつつ、「攻め」のUTグループを2割ほどトッピングする。こうすることで、もしUTグループが減配になったとしても家計全体のダメージは最小限に抑えられますし、逆に好景気になって大増配されたときには、娘の夏期講習を1クラス増やしてあげるような嬉しいサプライズが期待できます。単一の銘柄に惚れ込むのではなく、自分たちの人生設計という舞台の上で、それぞれに合った役回り(ポートフォリオの位置づけ)を与えてあげることが、長続きする投資のコツだと思います。
6. 制度活用との組み合わせ:みずき流・税効率アップ作戦
高配当株投資をするときに、絶対に無視してはいけないのが「税金」の話です。どんなに素晴らしい配当金も、約20.315%の税金が引かれてしまうと、手取りはガクンと減ってしまいます。そこで、個人投資家にとっての最大の武器である税制優遇制度を賢く組み合わせる方法を考えてみましょう。
新NISA(成長投資枠)の最大活用
今回紹介した個別株を購入するなら、まずは新NISAの「成長投資枠」を使用するのが基本路線になります。通常であれば配当金にかかる約20%の税金が完全に「非課税」になりますので、先ほどシミュレーションした「税引き後利回り」をそのまま丸々受け取ることができます。投資元本を抑えつつ、目標の月5,000円を最速で達成するためには、絶対にNISA口座を活用すべきですね。
iDeCoとの棲み分け
我が家では、iDeCo(個人型確定拠出年金)も満額で活用しています。iDeCoは所得税や住民税の控除が受けられる素晴らしい制度ですが、原則として「60歳までお金を引き出すことができない」という最大のデメリットがあります。
そのため、今回のような「3年後の教育費」や「子どもの進学費用」といった、近い将来に必ず使うお金の準備には、iDeCoは全く使えません。iDeCoはあくまで「自分たちの老後資金」という超長期の目的のために全自動でインデックス投資に回し、数年後に使う教育費や家計のゆとりは、NISA口座を使った高配当株投資の配当金でまかなう。この「時間軸による明確な制度の棲み分け」が、家計を破綻させないための重要なポイントです。
特定口座で買う場合の「配当控除」の裏ワザ
もしNISAの枠をすでに使い切ってしまっている場合や、将来的に課税口座(特定口座)でこれらの高配当株を保有することになった場合は、確定申告での「配当控除」の活用を検討します。
日本国内の個別株(UTグループやメイテックなど)から得た配当金は、総合課税を選択して確定申告をすることで、配当控除(所得税で最大10%、住民税で2.8%の税額控除)を受けることができます。特に、配偶者が扶養内パートで働いていたり、育休中でその年の所得が大幅に下がったりしている場合は、総合課税で申告した方が、源泉徴収された約20%の税金がそっくりそのまま手元に戻ってくる(還付される)可能性が高いです。
こういった税金の仕組みを知っておくだけで、実質の利回りを数パーセントも向上させることができます。忙しい子育て期ですが、こうした「ひと手間」が、数年後の家計のゆとりに大きな差を生んでいくんですよね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ここまで色々とシミュレーションしてきましたが、正直なところ、私も日々迷いながら投資をしています。投資の世界に「完璧な正解」なんてありませんよね。
今回のUTグループに関しても、やはり「シリコンサイクル(半導体業界の浮き沈み)や製造業の景気後退に、我が家の家計はどこまで付き合うべきか」という懸念は常に頭をよぎります。2020年のコロナショックのときや、過去のリーマンショックのような大きな経済危機が起きた際、人材派遣セクターは業績が急降下し、多くの企業が減配や無配に追い込まれました。もし3年後のまさにそのタイミングで大不況が来てしまったら、目標にしていた「月5,000円の教育費」は一時的に途絶えてしまうことになります。
「それなら、最初から利回りは低くても、日本電信電話(NTT)や三菱HCキャピタルのような、超安定的な連続増配株だけで固めた方がいいんじゃないか……?」と、夜に布団に入ってからぐるぐると悩むこともよくあります。
でも、そうして安全第一ばかりを優先していると、今度は「目標金額を達成するために必要な投資元本」が、200万円、300万円と膨れ上がっていき、日々の貯蓄ペースが追いつかなくなってしまいます。投資元本を準備するために毎日の生活を過度に切り詰め、娘との今しかできない旅行や体験の予算を削ってしまっては、それこそ「本末転倒」です。
だからこそ、私は「100点満点の選択肢を探すのは諦める」ことにしています。不況時の減配リスクを十分に理解した上で、保有比率を低く抑えるという「ルール」を作り、今の我が家にできる範囲で、心地よく付き合える「80点のチーム(ポートフォリオ)」を作っていく。その迷いや失敗のプロセスも含めて、これからも娘にお金の教育として、背中を見せながら伝えていけたらいいなと思っています。
子育て中の投資は、時間との戦いでもあります。毎日株価をチェックして一喜一憂するような投資は、私たち忙しいママには到底無理ですよね。だからこそ、こうした人生設計に基づいた「仕組み化」をして、一度設定したらあとはのんびり配当金の入金を待つ。そんな、家族の時間も大切にできる優しい投資を、これからも一緒に目指していきましょう。
皆さんのご家庭では、数年後の「教育費の壁」にどんな対策を立てていますか?我が家のリアルな試行錯誤が、少しでも皆さんの家計管理や投資のヒントになれば幸せです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!また次の記事でお会いしましょうね。


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