○(7198)日本リビング保証 : 5%超配当で小1の壁の習い事費月5千円を支える家計のサテライト枠

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

こんにちは、みずきです。いつも「みずきの家計簿+株」をのぞいてくださり、ありがとうございます。早いもので、我が家の長女も2026年4月に無事、小学校に入学しました。元気に登校する姿を見てホッとする反面、ついにやってきたのが「小1の壁」です。保育園のときよりもお迎えの時間が早くなり、放課後の過ごし方や、新しい習い事(英語やプログラミングなど)の選択肢を増やす必要が出てきました。

これまでは時間でカバーできていた部分が、これからはどうしても「お金」で解決せざるを得ない場面が増えてきます。そんなとき、家計の貯金を切り崩すのではなく、投資からの「配当金」が新しい教育費や習い事代をスマートに支えてくれたら、とても心強いですよね。今回は、そんな我が家のライフステージの変化に合わせた、具体的な配当金づくりの計画と、注目している銘柄についてお話しします。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

まずは、今回の投資を検討する背景となる、我が家の人生設計シナリオを整理してみます。同じように、お子さんの進学やライフイベントを控えているパパさん・ママさんの参考になれば嬉しいです。

我が家の現在地と家計状況

  • 家族構成:私(上場企業の営業・企画職)、夫、長女(2020年生まれ、2026年4月に小学校入学)の3人家族です。
  • 家計の状況:共働きで毎月の生活費はなんとか黒字をキープしていますが、つみたてNISAやiDeCoへの満額積立を行っているため、手元の流動資金はそれほど潤沢ではありません。

○年後の家計課題(小1の壁と習い事費用の発生)

娘が小学校に上がったことで、放課後の民間学童の利用や、お友達の影響で始めたがっている英語教室など、新しい出費が重なり始めています。これらを含めると、毎月だいたい5,000円ほどの「新しい固定費」が発生することになりそうです。これを毎月の給料だけで賄おうとすると、せっかく順調な貯蓄ペースが乱れてしまいます。

課題を解決するために必要な配当額

そこで、この「月5,000円(年間60,000円)」の出費を、新しく作る高配当株ポートフォリオからの分配金で相殺することを目指します。子どもが小学校を卒業するまでの6年間、この月5,000円のサポートが自動的に入ってくる仕組みを作ることが、今の我が家の目標です。

2. 目標配当額の逆算計算

「月5,000円の配当金が欲しい」と決まったら、次に考えるべきは「そのためにはいくら投資が必要か」という具体的な逆算です。今回は、配当利回りが魅力的な「SBIアルヒ(株)(7378)」を一つの候補として、必要な投資額を計算してみましょう。

2026年6月10日時点のデータをもとに、シミュレーションを行います。

  • 目標年間配当額:60,000円
  • SBIアルヒの配当利回り(会社予想):5.06%

この条件で、必要な投資額を計算してみます。

必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.06% = 1,185,770円

つまり、約119万円をSBIアルヒに投資できれば、理論上は目標である「年間60,000円(月5,000円相当)」の配当金を獲得できる計算になります。現在の株価が約790円ですので、単元株(100株=79,000円)で換算すると、15単元(1,500株、投資額1,185,000円)を保有するイメージですね。

「119万円を一度に投資するのは、ちょっと我が家のリスク許容度を超えているかも」と思われる方も多いはず。私もそうです。ですから、最初から一気に買うのではなく、他の銘柄とも分散させながら、段階的にこの目標額を目指していくのが現実的なアプローチだと考えています。

3. 複数銘柄の比較紹介

同じ「利回り5%前後」をターゲットにするにしても、一つの銘柄に資金を集中させるのは、子育て世帯の家計管理としては少しハラハラしますよね。そこで、SBIアルヒと同じように魅力的な利回りを持つ他の選択肢も並べて、特徴を比較してみましょう。

今回は、同じ住宅金融関連で親和性のある「日本モーゲージサービス」と、高利回りで財務が極めて頑丈な「タチエス」を比較対象に選んでみました。

項目 SBIアルヒ (7378) 日本モーゲージサービス (7192) タチエス (7239)
ビジネス概要 住宅ローン「フラット35」の貸し出し最大手。SBIグループ。 住宅金融サービス、住宅瑕疵担保責任保険などの住宅支援。 自動車用シートの開発・製造大手。グローバル展開。
株価(最低投資金額) 790円(79,000円) 850円前後(85,000円前後) 1,800円前後(180,000円前後)
配当利回り(会社予想) 5.06% 5.02% 5.17%
配当性向 約85.5%(高め) 約40.0%(適正) 約35.0%(余裕あり)
自己資本比率 18.4% 35.2% 65.0%
みずきの位置づけ案 サテライト(スパイス枠) サテライト(家計の備え枠) サテライト(利回り補強枠)

こうして並べてみると、それぞれの個性が見えてきますね。ここで、少し市場の全体像にも目を向けてみましょう。最近の日本株市場は、金利の先行きや海外の政治・経済動向によって、かなり激しい値動きを見せています。例えば、こちらのニュースでも、日経平均株価の短期的なシナリオについて詳しく分析されています。

参考ニュース:伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月10日記) | 市況 – 株探ニュース

この記事では、日経平均が短期的に下落圧力を受ける可能性や、テクニカルな節目についての解説がなされています。市場全体がこのように不安定な局面にあるときこそ、私たち個人投資家は「今日の株価がいくら上がった・下がった」という短期の波に一喜一憂するのをやめたいものです。むしろ、「我が家が必要とする配当金を、長期にわたって運んでくれるビジネスはどれか」という視点に立ち返ることが、結果的に家計を守る一番の近道になります。

それでは、各銘柄の特徴について、もう少し詳しく見ていきましょう。

SBIアルヒ (7378)

住宅ローン「フラット35」の販売でトップシェアを誇る、業界の顔とも言える存在です。SBIグループの一員となったことで、グループ内のシナジー効果も期待されています。最低購入金額が79,000円と、子育て世帯でも「ちょっとお小遣いやボーナスから買い増ししてみようかな」と思える手軽さが魅力です。配当利回りは5.06%と非常に高いですが、現在の利益に対する配当の割合(配当性向)が80%を超えており、業績の動向によっては減配リスクも孕んでいるため、慎重に見極める必要があります。

日本モーゲージサービス (7192)

同じく住宅業界を支える金融・サービス企業です。こちらは、住宅ローンの融資だけでなく、住宅の品質保証や保険など、多角的なサポートを行っているのが特徴です。配当利回りは5.02%と、SBIアルヒに劣らず高い水準をキープしています。詳細な分析については、以前のブログ記事でも詳しく書きましたので、ぜひこちらも合わせて参考にしてみてくださいね。

参考記事:○(7192)日本モーゲージサービス : 5.02%配当で小1の壁月5千円を支える家計の備え

タチエス (7239)

こちらは住宅ではなく、自動車向けのシートを作っているメーカーです。毛色は全く異なりますが、配当利回りが5.17%と非常に高く、何より自己資本比率が65%と非常に高いため、「倒産リスクが極めて低く、配当を出し続ける体力が十分にある」という点が魅力です。財務の安心感を重視したい場合には、とても頼もしい存在になってくれます。こちらも過去にブログで紹介していますので、良かったらお読みください。

参考記事:◎(7239)タチエス : 5.17%配当と鉄壁財務で小1の壁月5千円を支える家計の利回りブースター

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ここからは、今回のターゲットである「SBIアルヒ」について、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸から本音で評価してみたいと思います。

A. 配当の持続性・成長性:評価「△(やや懸念あり)」

利回り5%超えという数字は、家計を預かる身としては本当に魅力的です。しかし、中身をじっくり見てみると、少しハラハラする部分もあります。直近の収益性は、純利益率の低下などにより、やや悪化傾向にあります。また、自己資本比率が18.4%と、一般的に安全性の目安とされる30%を下回っており、有利子負債が増えている点も気になります。さらに、1株配当40円に対して、1株あたりの利益(EPS)が46.79円予想となっており、配当性向が85%を超えています。これは「稼いだ利益のほとんどを配当に回している」状態であり、もし業績がもう一段落ち込んだ場合、配当を維持するのが難しくなる(減配される)リスクが比較的高いと言わざるを得ません。10年、20年と安心してほったらかしにできるタイプではないかな、というのが正直な感想です。

B. 人生設計との適合性:評価「○(悪くない)」

一方で、我が家の「小1の壁を乗り越えるための、これからの6年間」という中期的なタイムフレームには、購入のしやすさという点で適合しています。最低投資金額が約79,000円と10万円以下で買えるため、家計への負担を最小限に抑えながら、少しずつ買い足してポートフォリオの平均利回りを引き上げる「ブースター」としての役割は十分に果たしてくれそうです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△(やや緊張感あり)」

住宅ローンビジネスは、これからの「日本の金利動向」に大きく左右されます。今後、日本でも本格的に金利が上昇していくと、固定金利である「フラット35」の人気が高まる局面もある一方で、住宅購入そのものが手控えられ、全体のローン実行件数が減ってしまうリスクもあります。我が家は共働きで、ある程度のリスクは取れるものの、家計の「コア(核)」となる資産には、極力ブレの少ない安定したものを置きたいと考えています。そのため、SBIアルヒへの投資は、あくまでポートフォリオの数パーセントに抑える「サテライト枠」としての保有が、今の我が家のリスク許容度には合っているなと思います。

5. みずきの総合評価+判断

以上の分析を踏まえた、みずきなりの結論をお伝えします。

SBIアルヒは、「利回りは非常に魅力的だが、財務と業績の推移に少しハラハラするので、これ1本で目標を達成しようとするのは避けるべき。でも、他の安定銘柄と組み合わせるスパイスとしては面白い」というのが私の判断です。

もし、我が家が「月5,000円の配当金」を作るために、119万円の投資資金をすべてSBIアルヒに投入してしまったら、万が一の減配発表のニュースが出るたびに、私のメンタルは削られてしまうでしょう。「せっかくの娘の習い事代が減っちゃうかも!」と、夜も眠れなくなってしまっては、せっかくの投資が本末転倒ですよね。

ですから、我が家の作戦としては以下のような「いいとこ取りハイブリッド戦略」を取ろうと考えています。

  • コア資産:財務が鉄壁で配当性向にも余裕がある「タチエス」や、J-REITなどの安定した配当資産を主軸(約70%)にする。
  • サテライト資産:利回りを5%台に乗せるためのアクセントとして、SBIアルヒを1〜2単元(約8万〜16万円分)だけ保有する。

これなら、万が一SBIアルヒが減配するようなことがあっても、家計全体へのダメージは最小限に抑えられますし、高利回りの恩恵も適度に受け取ることができます。投資に100点満点の完璧な選択肢はありません。自分たちの家族の性格や、今の家計の体力に合わせた「心地よいバランス」を見つけることが、何より大切なんだなと実感しています。

6. 制度活用との組み合わせ

そして、みずきブログのこだわりである「税制優遇制度の活用」についても触れておきます。高配当株投資をするときに、絶対に忘れてはいけないのが「税金」の存在です。

通常、株の配当金には約20.315%の税金がかかります。つまり、年間60,000円の配当をもらっても、手元に残るのは約48,000円になってしまうわけです。月5,000円のつもりが、月4,000円になってしまうのは、子育て家計にとっては大きな損失ですよね。

そこで、以下のような制度を徹底的に活用します。

新NISA(成長投資枠)の活用

SBIアルヒのような高配当の個別株を買うなら、まずは新NISAの「成長投資枠」を最優先で使いたいですね。ここでの配当金は完全に非課税になります。つまり、利回り5.06%が、丸々そのまま手元に入ってくるということです。我が家では、つみたて投資枠で「全世界株式インデックス」を淡々と積み立てて将来の高校・大学の教育費(コア資産)を作りつつ、成長投資枠の少額を使って、こうした高配当株を「今使えるお小遣い・習い事費(サテライト資産)」として保有する、という役割分担をしています。

配当控除(総合課税)の検討

もし、すでにNISA枠を使い切ってしまっている場合や、特定口座で保有せざるを得ない場合は、確定申告で「総合課税」を選択し、「配当控除」を適用させる方法もあります。課税所得が一定以下(目安として課税所得900万円以下)のご家庭であれば、源泉徴収された税金の一部が還付され、実質的な税負担を抑えることができます。こうした「知っている人だけが得をする制度」を、家計管理にしっかり組み込んでいくのが、私のモットーです。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

ブログの最後に、私の恥ずかしい失敗談も少し共有させてください。投資を始めたばかりの2021年頃、私は「とにかく利回りが高ければ、早く目標額に到達できる!」と焦ってしまい、業績が少し不安定な高配当株に、一気に資金を投入してしまったことがあります。

その後どうなったかというと……見事に業績悪化に伴う「無配(配当ゼロ)」の発表があり、株価も半分近くまで暴落してしまいました。あのときの「家計の潤いになるはずが、大赤字になってしまった」というショックと、夫に申し訳ない気持ちは、今でも忘れられません。

今回のSBIアルヒも、現在の5.06%という利回りは本当に甘い誘惑です。ですが、自己資本比率の低さや有利子負債の増加、そしてこれからの日本の金利がどう動くかという「プロでも予測が難しいマクロ経済の波」を考えると、当時の失敗が頭をよぎり、「やっぱり慎重に行こう」と一歩立ち止まる自分がいます。

完璧な投資判断なんて、誰にもできません。でも、こうして「あ、この銘柄はちょっと我が家には刺激が強すぎるかも」「でも、これくらいの金額ならお勉強代として持っていてもいいかな」と、自分たちの言葉で家族会議を重ねること自体が、家計を強くしていくステップなのだと思います。

皆さんも、ご自身の人生設計のタイムラインと照らし合わせながら、無理のない、そして毎日をちょっと楽しくしてくれるような投資のカタチを探してみてくださいね。一緒に一歩ずつ、がんばりましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました