◎(6200)インソース : 5.04%配当で小1の壁の習い事費月5千円を支える家計のサテライト投資

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:我が家の「小1の壁」と人生設計シナリオ

みなさん、こんにちは。子育てママ投資家のみずきです。2026年もいつの間にか6月ですね。我が家の一人娘は、この春2026年4月に小学校に入学しました。ピカピカのランドセルを背負って元気に登校する姿には毎日感動しているのですが、それと同時にやってきたのが、巷でよく噂される「小1の壁」です。

保育園の頃は夜遅くまで預かってもらえたのに、小学校に入ると学童の時間が短かったり、長期休みのお弁当作りが必要だったりと、親の働き方の見直しを迫られるんですよね。私も現在は営業・企画職としてフルタイムで働いていますが、時短勤務に戻すべきか、あるいは働き方をもっと柔軟にするべきか、夫と何度も話し合いを重ねています。そして、もう一つ切実なのが「教育費と習い事費用の増加」です。小学校に入って周りのお友達が英語やプログラミング、水泳などを始めると、娘も「やりたい!」と言い出しまして。子どもの意欲はできる限り応援してあげたいけれど、毎月の家計から新しい習い事の月謝を捻出するのは、意外とズシリと響きます。

そこで、我が家の人生設計に立ち返ってみました。現在、私たちは新NISAのつみたて投資枠やiDeCoを使って、20年後の老後資金や娘の大学進学資金を「インデックス投資」でコツコツ準備しています。これは未来の資産形成のための「守りの盾」です。しかし、今の「小1の壁」に伴う直近の習い事費用のように、「今、目の前で必要な現金流」をサポートしてくれる仕組みも同じくらい大切だと感じています。つまり、未来の貯蓄とは別に、毎月の家計を少しだけ豊かにしてくれる「サテライト枠」としての高配当株投資ですね。

今回のシナリオは、ズバリ「小1の壁を乗り越えるため、新しい習い事費用として月5,000円(年間60,000円)の配当金を手に入れること」です。この目標に向かって、どのような投資が必要なのかを逆算し、具体的な候補銘柄を比較しながら検討していきたいと思います。

目標配当額の逆算計算:月5,000円を作るための投資額

まずは、目標とする「月5,000円(年間60,000円)」の配当金を得るために、どれくらいの元本が必要になるのかを逆算してみましょう。投資の世界では、目標から逆算して数字を把握することが何よりも大切です。今回は、検討している(株)インソースの会社予想配当利回りである5.04%(2026年6月時点)をベースに計算してみます。税金を考慮しない「新NISA(成長投資枠)」を活用する場合と、課税口座(特定口座)で受け取る場合の2つのパターンで表にまとめました。

受け取り口座 目標年間配当額(手取り) 想定配当利回り 実質必要となる額 必要投資額(目安)
新NISA(非課税) 60,000円 5.04% 60,000円 約1,190,500円
課税口座(税率20.315%) 60,000円 5.04% 75,296円(額面) 約1,494,000円

このように、新NISAの成長投資枠をフル活用すれば、約119万円を投資することで、目標とする月5,000円の教育費サポート資金を作り出すことができます。課税口座だと約150万円が必要になりますから、約30万円もの投資元本の差が生まれます。やはり個人投資家にとって、非課税制度の活用は最大の武器ですね。

「119万円を一度に投資するのは難しいな」と思われるかもしれません。でも大丈夫です。今回の候補であるインソースは、1株当たりの単価が安く、最低購入代金が58,500円(100株単位、2026年6月時点)と非常に手頃です。一気に買うのではなく、毎月の家計の余剰資金から少しずつ買い足していき、3〜4年かけて目標のポートフォリオを完成させるという時間軸であれば、私たち子育て世代でも現実的に無理なく取り組めますよね。

複数銘柄の比較紹介:人材・BtoBサービスセクターの有力候補

目標金額が見えてきたところで、同じ「月5,000円の配当」という役割を担ってくれる複数の候補銘柄を比較してみましょう。今回は、我が家が注目している(株)インソース(6200)を筆頭に、同じく高配当で財務基盤がしっかりしている「人材・BtoBサービス関連」の3銘柄をピックアップしました。同じセクターでも、ビジネスモデルや配当の方針にそれぞれ個性があります。

候補1:(株)インソース(6200)

インソースは、民間企業や官公庁向けに講師派遣型研修や公開講座などの「社会人向け研修・人材育成サービス」を提供している業界のリーディングカンパニーです。最近では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴うIT研修や、管理職向けのリスキリング研修の需要が非常に高まっており、時代にマッチしたコンテンツを提供し続けています。

  • 直近株価:585円(2026年6月時点)
  • 最低投資金額:58,500円(単元株数:100株)
  • 配当利回り(会社予想):5.04%
  • 1株配当(会社予想):29.50円(2026/09期予想)
  • ROE(自己資本利益率):36.84%
  • 自己資本比率:77.3%
  • 配当方針:利益成長に合わせた積極的な還元と、高い配当水準の維持。
  • 業績トレンド:売上高・EPSともに前年同期比で増加傾向にあり、営業利益率や純利益率も改善傾向。収益性は極めて高水準で推移しています。
  • 株主優待:なし

候補2:(株)MS-Japan(6539)

MS-Japanは、公認会計士、税理士、弁護士といった有資格者や、企業の経理・総務などの「管理部門」に特化した人材紹介サービスを行っている会社です。この領域は景気に左右されにくく、専門性が高いため手数料率が高いのが特徴です。財務の健全性が非常に高いことでも知られています。

  • 直近株価・最低投資金額:約1,000円前後(最低購入額約10万円)
  • 配当利回り:6.03%
  • 自己資本比率:88%(鉄壁の財務基盤です)
  • 特徴:圧倒的なキャッシュリッチ企業であり、株主還元への姿勢が非常に強いです。
  • 詳細情報:この銘柄の詳しい家計戦略については、過去の記事である(6539)MS-Japanの個別分析記事でも詳しくご紹介しています。

候補3:(株)キャリアデザインセンター(2410)

キャリアデザインセンターは、「type」などの転職サイトの運営や、ITエンジニア、営業職に強みを持つ人材紹介・派遣サービスを展開しています。特にIT人材の不足は慢性的な日本の課題であるため、その採用支援ビジネスは底堅い需要があります。

  • 最低投資金額:約15万円〜20万円前後
  • 配当利回り:5.07%
  • 特徴:業界内でのポジションが確立されており、配当利回りも5%を超えて魅力的な水準を維持しています。
  • 詳細情報:こちらの戦略的活用については、(2410)キャリアデザインセンターの分析記事を参考にしてください。

候補4:エン・ジャパン(株)(4849)

エン・ジャパンは、知名度の高い転職サイト「エン転職」を中心に、企業の採用支援や入社後の定着・活躍支援までをトータルで手がける企業です。手厚い求職者サポートと、強固な営業力が強みです。

  • 最低投資金額:約25万円前後
  • 配当利回り:5.50%
  • 特徴:強固な自己資本を背景に、安定した株主還元を続けている大手企業です。
  • 詳細情報:こちらも安定的な配当候補として魅力があり、詳細は(4849)エン・ジャパンの分析記事にまとめています。

これらの4銘柄を一つの表で比較してみましょう。どれも魅力的な高配当を提供していますが、財務の健全性や効率性の指標にそれぞれの特徴が現れています。

銘柄名(コード) 配当利回り 最低投資金額 自己資本比率 ROE(実績)
インソース(6200) 5.04% 約58,500円 77.3% 36.84%
MS-Japan(6539) 6.03% 約100,000円 88.0% 約20%〜25%
キャリアデザイン(2410) 5.07% 約150,000円 約50%〜60% 約20%
エン・ジャパン(4849) 5.50% 約250,000円 約70%以上 約10%〜15%

この比較を見て私自身が強く惹かれるのは、インソースのROEが36.84%という極めて高い水準にある点です。ROE(自己資本利益率)が高いということは、株主から預かった資本を非常に効率よく使って利益を上げている証拠。ビジネスモデルが低コストで、かつ高付加価値であることを示しています。また、自己資本比率も77.3%と極めて高く、無借金に近いクリーンな財務状態です。さらに、最低投資金額が約5.8万円と最も低く、小まめに積立購入しやすい点も、毎月の家計のやりくりから投資資金を捻出する我が家にとっては大きなメリットだと感じています。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

それでは、我が家にとってインソースがどれくらい人生設計に適しているのか、3つの軸で詳細に評価してみたいと思います。完璧な銘柄はありませんが、「今の我が家の状況」に照らし合わせるとどうなのか、リアルな判断プロセスをお見せしますね。

A. 配当の持続性・成長性:評価:◎(強く信頼できる)

高配当株投資において、最も避けたいのは「減配(配当金が減ること)」です。せっかく習い事の月謝を配当で賄おうと計画していても、会社の業績が悪化して配当が半分になってしまっては、家計の計画が狂ってしまいます。その点、インソースの配当の持続性は非常に高いと考えています。

まず、自己資本比率が77.3%と非常に高く、手元の資金(キャッシュ)が潤沢です。不況期であっても、配当を維持するだけの財務的な体力が十分に備わっています。また、収益性を示すROEは36.84%と日本の平均的な企業(約8〜10%)を遥かに凌駕する高収益モデルを確立しています。研修事業は、工場を建てるような巨額の設備投資が必要ないため、売上に対する純利益の割合が高く、稼いだ利益をそのまま株主に還元しやすいのです。

さらに、企業のリスキリングやDX人材の育成は、国を挙げて推進されている大きなテーマです。最近のニュースでも、先端技術への投資や人材育成の重要性が叫ばれています。例えば、財経新聞のニュース(2026年6月11日記事)では、大手自動車メーカーが研究拠点を新設し、AIやロボット、量子技術などの分野で共創を進める動きが報じられています。このように世の中が急速に先端技術へとシフトする中で、その技術を使いこなす「人」を育てるインソースの役割は、今後ますます高まるはず。一過性の流行ではなく、国全体の構造的な変化に支えられたビジネスであるため、10年単位で配当が持続・成長する期待が持てると思います。

B. 人生設計との適合性:評価:◎(ぴったり)

我が家の現在の課題は「小1の壁」に伴う直近の出費増、そして3年後に控える「小4の壁(高学年での通塾や学習サポート費用の増加)」です。このタイムラインにおいて、インソースは極めて適合性が高いと考えています。

最大の理由は、最低投資金額の低さ(約58,500円)にあります。例えば、1単元(100株)購入するだけで、年間2,950円の配当が得られます。これを毎月の余剰資金で少しずつ買い増ししていくと、3年後には数十万円規模の保有株数になり、年間数万円のまとまった配当金を生み出すことができます。娘が小学校低学年のうちは少しずつの買い増し期として活用し、高学年になって通塾などで本格的にお金が必要になるタイミングに向けて、配当の受け取り額を増やしていくという「タイムスケジュール」が非常に描きやすいのです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価:○(まあ大丈夫)

研修ビジネスは一般的に「企業の景気耐性」に多少影響を受けます。不況になると、企業はまず「研修費」や「広告費」などの予算を削る傾向があるためです。もし大不況が来れば、インソースの業績も一時的に落ち込み、配当性向が高まるリスクはあります。

ただ、今の我が家は共働きであり、夫婦の給与所得がメインの生活基盤です。この個別株からの配当金はあくまで「生活を少し豊かにするサテライト(習い事費の足し)」という位置づけ。もし減配があったとしても、即座に生活が破綻するわけではありません。さらに、インソースは講師派遣だけでなく、オンライン研修やeラーニングなどの低コストな学習プラットフォームも充実させており、企業の研修予算削減に対しても低価格な代替サービスで対応できる強みがあります。不況が来ても、企業が生き残るための「組織強化・教育」は完全にゼロにはならないため、我が家のリスク許容度の範囲内で、十分に安心して保有できる銘柄だと判断しています。

みずきの総合評価+我が家の投資判断

ここまで分析してきた結果、我が家の人生設計において、(株)インソース(6200)は「サテライト枠として非常に優秀な、家計のサポート役」として評価できるという結論に至りました。配当利回りが5.04%と極めて高く、それでいて財務が極めて健全で効率よく稼いでいる企業は、日本の株式市場でもそう多くありません。

では、具体的に我が家ではどのようにこの銘柄と付き合っていくか、判断のプロセスをお話ししますね。

まずは「初期投資として100株(約5.8万円)を購入する」ところから始めたいと思います。投資において、最初の一歩を踏み出すハードルは高いものですが、5万円台であれば、家計のボーナスやちょっとした特別費の残りから十分に捻出できます。「とりあえず100株保有してみる」ことで、年に2回、配当金が我が家の口座に入ってくる喜びを実感できます。娘にも、「この会社はね、大人の人たちがもっとお仕事が上手になるようにお勉強を教えている会社なんだよ。そこが頑張っているから、私たちの習い事の代金を応援してくれているんだよ」と、お金の教育を兼ねて説明することができますよね。

そして、実際の株価の動きや業績を見ながら、2026年後半から2027年にかけて、少しずつ株数を買い増していき、最終的に1,000株〜2,000株(投資額約60万〜120万円)を目指す予定です。これによって、年間約3万〜6万円の配当が得られるようになり、当初の目標であった「月5,000円の習い事費用を配当金でまかなう」という人生設計が現実のものになります。一度に120万円を投資する勇気はなくても、毎月の家計管理の中で少しずつレンガを積み上げるようにポートフォリオを作っていくプロセスは、私たち子育て世代に最も適したやり方だと思います。

差別化:みずき流「制度活用」との組み合わせ戦略

ここが、このブログで一番お伝えしたいポイントです。いくら優秀な高配当株を見つけても、税金で約2割も持っていかれては効率が落ちてしまいます。そこで、我が家が実践している「制度のトリプル活用」をインソースの投資にどう組み合わせるかをご紹介します。

1. 新NISA(成長投資枠)の最大活用

インソースのような個別株への高配当投資は、絶対に新NISAの「成長投資枠」で行うのが基本です。配当金にかかる20.315%の税金が完全に非課税になります。例えば、将来的に年間60,000円の配当を受け取る場合、課税口座だと約12,000円も税金として差し引かれてしまい、手取りは48,000円になってしまいます。12,000円あれば、娘の習い事のテキスト代や、1ヶ月分の教材費が丸々浮く計算になりますよね。この差は子育て家計にとって非常に大きいです。

2. iDeCo(つみたて投資)との住み分け

現在、私と夫はそれぞれ限度額までiDeCoを活用して、全世界株式(オルカン)やS&P500などのインデックスファンドを積み立てています。これは「20年以上先の老後資金」として、所得税や住民税の控除を受けながら最優先で育てる「コア(本尊)」の部分です。一方、今回ご紹介しているインソースのような高配当株は、完全に「今現在のキャッシュフローを良くするためのサテライト」です。コア(老後資金)とサテライト(今使える教育費)をしっかりと住み分けることで、将来への不安を消し去りつつ、今の子育てライフも楽しむことができます。

3. 将来的な「配当控除」の検討(特定口座で保有する場合)

もし将来、新NISAの枠が埋まってしまい、特定口座(課税口座)でインソースなどの国内高配当株を購入することになった場合でも、あきらめる必要はありません。「配当控除」という確定申告の制度があります。これは、課税される所得金額が一定以下(目安として課税所得900万円以下)の場合、総合課税として申告することで、源泉徴収された税金の一部を取り戻すことができる制度です。特に時短勤務などで一時的に世帯の課税所得が下がっている時期や、配偶者が扶養内で働いている場合など、税効率をさらに高める裏技として非常に有効です。国が用意してくれている制度の仕組みを正しく知っておくことで、無駄な税金を払わずに済み、その分を子どもへの投資に回すことができるというわけですね。

失敗・迷い・懸念点:完璧を求めないリアルな本音

ブログの読者のみなさんには、良い部分だけでなく、私が今リアルに悩んでいることや懸念している点も、すべて包み隠さずお伝えしたいと思います。投資に「完璧な正解」はありませんからね。

現在、私が最もインソースに対して懸念しているのは、「信用倍率の高さ」です。2026年6月初旬現在のデータを見ると、信用買残が約1,484,500株あるのに対し、信用売残は31,300株。なんと信用倍率は47.43倍に達しています。これは何を意味するかというと、「将来的に株を売らなければならない買い手(信用買いをしている人)」が市場に非常に多く残っている、ということです。これだけ信用買残が溜まっていると、株価が上がろうとしたときに「やれやれ売り」が出やすくなり、上値が重くなる(株価が上がりにくくなる)傾向があります。

また、年初来高値が887円だったのに対し、年初来安値は574円と、株価の振れ幅がかなり大きくなっています。現在は安値圏である585円付近で推移しているため、配当利回りが5.04%まで上がって「お買い得」に見える一方で、「まだ下落トレンドが続くのではないか」という恐怖心も少なからずあります。「買ったらさらに下がって、含み損を抱えてしまうかも……」という迷いは、やはり私の中にもあります。

でも、私はこう考えて自分を納得させています。「株価の短期的な値下がりは、将来の配当金を安く仕入れるためのチャンスである」と。私たちが目指しているのは、短期的なキャピタルゲイン(値上がり益)ではありません。長期にわたって、娘の習い事代をサポートしてくれる「インカムゲイン(配当金)」です。もし株価が下がって500円台前半になるようなことがあれば、利回りはさらに5.5%を超えて魅力が増します。一時に一括で購入するのではなく、「毎月少しずつ買い足す」という時間分散投資をしていくことで、株価の下落リスクを平均化し、精神的な平穏を保ちながら資産を形成していこうと思います。この「完璧を目指さない、今できる範囲での最適」というスタンスこそが、子育てと仕事を両立しながら投資を続けるための、私なりの知恵です。

みなさんのご家庭では、どのような人生設計を描いていますか?子どもの教育費、将来の住まい、働き方の変化など、ステージによって必要な「お金のカタチ」は人それぞれだと思います。この記事が、みなさんのご家族のお金と未来について、夫婦で話し合うきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。焦らず、コツコツ、自分たちのペースで歩んでいきましょうね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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