はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。関東の郊外で、夫と6歳の娘(2020年1月生まれ)と一緒に暮らしながら、上場企業で営業や企画の仕事をしています。2021年から本格的に投資をスタートし、つみたてNISAやiDeCoといった非課税制度をフル活用しながら、家計の未来を豊かにするための資産形成に励んでいます。
2026年6月現在、娘が小学校に入学してから早くも3ヶ月が経ちました。毎日「お友達ができたよ」「今日は算数をやったよ」と元気に教えてくれる姿に、親としての喜びを噛みしめる毎日です。小学校の生活リズムにもようやく慣れてきて、家族全員でホッとしているところなのですが、ママ友との立ち話や、最近の家計簿を眺めていると、どうしても頭をよぎるのが「少し先の未来にやってくる、教育費のハードル」なんですよね。
そこで今回は、「ただなんとなく良さそうな株を買う」のではなく、「我が家の人生設計から逆算して、この銘柄がどう家計をサポートしてくれるか」をリアルに突き詰めて考えてみました。注目したのは、高い配当利回りで知られる道路舗装大手の東亜道路工業(1882)です。我が家の具体的な人生設計シートと照らし合わせながら、じっくりと分析していきたいと思います。
シナリオ設定:我が家の人生設計「3年後の小4の壁に備える」
現在、小学1年生の娘。今は近所の公立小学校に通い、放課後は民間の学童保育や週2回の習い事(ピアノとスイミング)でのびのびと過ごしています。今のところ、教育費は私たちの想定の範囲内でやりくりできています。
けれど、子育て世帯の先輩ママたちから耳にタコができるほど聞かされるのが、「小学4年生の壁」という言葉です。娘が小学4年生になるのは、3年後の2029年4月。このタイミングで、多くのご家庭では大きな変化が訪れます。
具体的には、以下のような家計の課題が予想されています。
まず、自治体の公立学童の多くは、小学3年生までで終了するか、4年生からは定員枠が狭まり入れなくなるケースが増えます。そうなると、高額な民間学童へ移行するか、あるいは放課後の居場所を担保するために複数の塾や習い事を組み合わせる必要が出てきます。
次に、本格的な学習塾(中学受験を検討する場合はもちろん、そうでなくても高校受験を見据えた通塾など)がスタートします。小4からの通塾費用は、授業料だけでなく教材費や模試代を含めると、毎月3万〜4万円以上のまとまった支出増になることが一般的です。
我が家では、中学受験をするかどうかは娘本人の意思を尊重してこれから決める予定ですが、どちらに転んでも「小4の春」からは、教育費の引き出しが一段と増えることは間違いありません。家計のシミュレーションをしてみたところ、今よりも毎月最低でも5,000円(年間60,000円)は自由になる「手元のキャッシュ(配当金など)」を増やしておかないと、今の貯蓄ペースを維持できなくなるという計算になりました。
この「3年後に必要な月5,000円の教育費サポーター」を、お給料からの捻出だけに頼るのではなく、今から高配当株のポートフォリオを構築することで自動化したい。これが、我が家が今回東亜道路工業を真剣に検討する背景にある人生設計シナリオです。
目標配当額の逆算計算:いくら投資すれば月5,000円になる?
「3年後(2029年)に、毎月5,000円の追加配当金が欲しい」
この目標を達成するために必要な年間配当額は、60,000円(税引前、またはNISA等の非課税枠内での受取を想定)です。これを実現するために、東亜道路工業の現在の株価や配当利回りから、必要な投資額を逆算してみたいと思います。
記事執筆時点における東亜道路工業の主なデータは以下の通りです。
株価:1,520円(取引値)
最低購入代金(100株):152,300円
予想配当利回り(会社予想):5.91%
1株配当(会社予想):90.00円
この非常に魅力的な利回りである「5.91%」を使って、単純に必要投資額を逆算してみましょう。
必要投資額 = 60,000円(目標年間配当) ÷ 5.91% ≒ 1,015,228円
単元株数(100株単位)に合わせて、具体的に何株購入すれば良いかを計算します。東亜道路工業は100株あたりの配当金が9,000円(90円 × 100株)ですので、目標の60,000円を超えるためには700株の保有が必要になります。
700株を保有した場合の具体的なシミュレーションを以下の表にまとめました。
| 保有株数 | 必要投資金額 | 予想年間配当金(税引前) | 月換算の家計貢献額 |
|---|---|---|---|
| 100株 | 152,300円 | 9,000円 | 750円 |
| 300株 | 456,900円 | 27,000円 | 2,250円 |
| 500株 | 761,500円 | 45,000円 | 3,750円 |
| 700株 | 1,066,100円 | 63,000円 | 5,250円 |
つまり、約106万6,000円を投資して東亜道路工業の株を700株保有すれば、年間で63,000円、月額に換算すると5,250円の配当金が得られる計算になります。これなら、目標だった「月5,000円のゆとり」をきれいにクリアできますね。
「一度に100万円以上を投資するのは、今の我が家のキャッシュフローだとちょっと勇気がいるな」というのが正直なところです。ですが、目標とするのは「3年後の小4の壁」です。今から3年間の猶予がありますから、例えば毎年200株〜300株ずつ、家計の余剰資金からコツコツと買い足していく「時間分散戦略」をとれば、家計への負担を最小限に抑えながら目標ポートフォリオを完成させることができます。これなら現実的ですよね。
複数銘柄の比較:インフラ・建設セクターで安定配当を狙う
いくら利回りが高くても、1つの銘柄に大切な教育資金をすべて託すのはリスクが大きすぎます。我が家のような子育て世帯の投資は、「大勝ち」を狙うのではなく、「負けない、減らさない、確実に受け取る」という安定性が最優先です。
そこで、同じ「建設・土木・インフラ補修」といった堅実なセクターの中で、高配当かつ財務がしっかりしている競合・他社銘柄と数値を比較してみることにしました。比較対象として、過去のブログでも注目したことのある、歴史ある社寺建築から公共土木まで手がける松井建設(1810)と、コンクリート防食やインフラ長寿命化の技術に特化したナカボーテック(1787)を並べてみます。
| 項目 | 東亜道路工業(1882) | 松井建設(1810) | ナカボーテック(1787) |
|---|---|---|---|
| 株価 | 1,520円 | 900円前後 | 6,000円前後 |
| 最低購入代金 | 152,300円 | 約90,000円 | 約600,000円 |
| 予想配当利回り | 5.91% | 5.23% | 5.01% |
| 1株配当(予想) | 90.00円 | 約47円 | 約300円 |
| 自己資本比率 | 60.6% | 約50%〜60% | 77.0% |
| PBR(実績) | 1.31倍 | 0.6〜0.8倍 | 1.0〜1.1倍 |
| ビジネスの特徴 | 道路舗装大手、アスファルト乳剤の製造・販売も手がける。公共インフラが主軸。 | 創業440年超、社寺建築に唯一無二の強み。一般建築や土木も堅実。 | 港湾や橋梁などの鋼構造物・コンクリート防食(電気防食)のパイオニア。 |
ここで、最近の気になる業界ニュースについて触れておきたいと思います。先日、帝国データバンクのニュースで、こだわりのおしゃれな注文住宅を手がけていた兵庫県の建築会社「デン・プラスエッグ」が破産手続きに入るという悲しいニュースがありました。詳しくは、こちらのニュース(注文住宅の新築工事などを手がけていたデン・プラスエッグ(兵庫)が破産へ)をご覧ください。
このニュースを見て、私は「建設・住宅業界と言っても、ビジネスモデルによってリスクの現れ方が全く違うんだな」と改めて身が引き締まる思いがしました。個人向けの注文住宅や一般の商業建築は、資材高騰の直撃を受けやすく、施主(個人)の予算に限りがあるため価格転嫁が非常に難しいという弱点があります。さらに、住宅ローンの金利上昇懸念などで個人の購買マインドが冷え込むと、一気に資金繰りが悪化してしまいます。
一方で、今回比較している3銘柄は、いずれも「公共インフラ」や「老朽化対策の修繕工事」、「長寿命化」といった、国や自治体、あるいは大手企業が予算を投じる分野を主軸としています。特に道路の維持管理や橋梁・港湾の防食、社寺の修復などは、景気が悪くなったからといって「完全にゼロにする」ことができない、社会に不可欠な「持続的需要」が存在します。この点が、個人向け住宅メーカーとは決定的に異なる強みなのです。
東亜道路工業は、単に道路を舗装するだけでなく、自社で「アスファルト乳剤」という道路舗装の原材料を製造・販売しているメーカーとしての側面も持っています。この「メーカー機能」があることで、同業他社に比べて利益率のコントロールがしやすく、収益に厚みをもたらしているのが大きな特長です。
松井建設は社寺建築という独自の高い参入障壁を持っており、歴史的な安定感があります。詳しい分析は、こちらの過去記事(○(1810)松井建設 : 5.23%配当と堅実財務で小1の壁の習い事費月5千円を支える教育費の盾)でも紹介しています。また、ナカボーテックは無借金に近く、自己資本比率77.0%という超優良な財務体質でインフラ延命に特化しており、こちらも非常に魅力的です(こちらの分析は、◎(1787)ナカボーテック : 5.01%配当と77%の財務で小1の壁の習い事費月5千円を支える鉄壁の配当源をご参照ください)。
利回りの高さだけで見れば東亜道路工業の5.91%が頭一つ抜けていますが、それぞれの企業が異なる強みの「防衛シールド」を持っているため、これらを組み合わせて分散保有するのも家計にとっては非常にスマートな戦略だと言えます。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、我が家の人生設計から見て、東亜道路工業(1882)がどれくらいフィットしているのかを、私なりの「3つの軸」で厳しく評価してみたいと思います。
A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」
東亜道路工業の自己資本比率は60.6%と、建設・土木セクターの中ではかなり高い部類に入り、財務の健全性は申し分ありません。直近の業績データを見ても、営業利益率や純利益率は前年同期比で改善傾向にあり、しっかりと持ち直しの勢いが見られます。EPS(1株当たり利益)は90.89円(予想)となっており、配当方針としても株主還元を重視する姿勢が見られます。
ただし、注意したいのは、営業利益率や純利益率の「振れ幅(ボラティリティ)」がやや大きめな点です。道路舗装ビジネスは、原油価格(アスファルトの原材料価格)の変動や、政府の補正予算の規模によって四半期ごとの利益が変動しやすい特徴があります。そのため、「毎年右肩上がりで確実に増配していく」というよりは、「業績の波を財務の厚みでカバーしつつ、高い水準の配当を維持する」というスタイルに近いと考えられます。配当性向の推移を注視しつつ、減配リスクに備える必要がありますが、現在の自己資本の余裕から言えば、急激な大減配に見舞われる可能性は低いと考えています。
B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」
我が家の「3年後(2029年)までに、月5,000円(年間60,000円)の追加のキャッシュフローを作る」という具体的な時間軸に対して、東亜道路工業の5.91%という高利回りは、抜群の資金効率を誇ります。100万円強という、我が家の家計から3年間で無理なく捻出できる投資規模で目標を完全に達成できるため、人生設計との適合性は非常に高いです。
娘の成長とともに必要な教育費が増えていくタイムラインにおいて、3年という「仕込み期間」の間にコツコツ買い増していける単元価格(約15.2万円)であることも魅力です。一気に買うのではなく、株価が調整した局面を見計らいながら100株ずつ、年に2〜3回に分けて買い付けていくことで、購入単価を平準化しながら「教育費の盾」を作り上げることができます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」
現在の我が家は、私と夫の共働き世帯であり、世帯収入としては比較的安定しています。そのため、一時的な株価の上下動(含み損の発生)に対しては、精神的にも家計的にも十分に耐えられるリスク許容度を持っています。東亜道路工業は公共インフラ投資という「国策」に近いビジネスを支えているため、企業そのものが倒産するような壊滅的なリスクは極めて低いと考えられます。
しかし、現在のPBRが1.31倍と、1倍をやや超えている点は意識しておく必要があります。東証が「PBR1倍割れ」の企業に対して改善要求を強く出している中、すでに1倍を超えている東亜道路工業は、ここから株価がさらに急騰するようなカタリストは少ないかもしれません。あくまでも「値上がり益(キャピタルゲイン)」を期待するのではなく、「毎年の確実な配当(インカムゲイン)」を忍耐強く受け取り続けるための、ポートフォリオの「サテライト枠の守護神」として位置づけるのが、我が家のリスク管理には合致しています。
みずきの総合評価+判断
以上の3軸評価を踏まえて、我が家の人生設計における東亜道路工業への総合評価は「小4の壁を乗り越えるための、信頼できるサテライト・キャッシュエンジン」となりました。
投資のメインコアには、つみたてNISAを活用した「全世界株式(オルカン)」や「S&P500」といったインデックス投資を据えて、20年後の老後や娘の大学進学資金(高校卒業時までに500万円目標)を複利でじっくり増やしています。これはこれで絶対に動かさない我が家の「本陣」です。
しかし、インデックス投資は「今、目の前の生活を豊かにするお金」や「3年後の具体的な習い事代」としては使えません(取り崩してしまうと複利効果が途切れてしまうため)。そこで、こうした「3〜5年後の中期的な固定費増」に対しては、東亜道路工業のような配当利回り5.9%を超える「手元の現金をダイレクトに増やしてくれる個別高配当株」が、最大の助っ人になってくれると考えています。
我が家の投資ジャッジとしては、「一括で購入するのではなく、株価が1,500円を下回るような調整局面、あるいは権利落ち後のタイミングで、まずは100株(約15万円)を打診買いし、3年後の2029年までに合計500〜700株まで段階的に買い増していく」という方針をとるのがベストだという結論に至りました。
新NISAや配当控除など「制度活用」の最大化
みずきブログのこだわりは、ただ銘柄を買うだけでなく、国が用意してくれている「税制優遇制度」をこれでもかと使い倒して、税金で持っていかれる分を最小限に抑えることです。個別高配当株を保有するにあたり、我が家では以下の2つのルートを想定してシミュレーションしています。
ルート1:新NISAの「成長投資枠」で購入する(最優先)
最もシンプルで強力なのが、新NISAの成長投資枠を使って保有する方法です。通常、株の配当金には約20.315%の税金(所得税・住民税・復興特別所得税)がかかります。東亜道路工業を700株保有して年間63,000円の配当金を得た場合、特定口座だと税金で約12,800円も引かれてしまい、手元には約50,200円しか残りません。これだと月々4,100円程度になってしまい、当初の目標である「月5,000円」に届かなくなってしまいます。
しかし、新NISAの成長投資枠であれば、配当金は永久に非課税です。丸々63,000円(月換算で5,250円)がそのまま我が家の教育費口座にキャッシュとして振り込まれます。この差は3年間、5年間と時を重ねるごとに数万円単位の大きな差になって現れます。成長投資枠の年間投資枠(240万円)の範囲内ですから、毎年少しずつ買い足す戦略にもぴったりです。
ルート2:あえて特定口座で買い、「配当控除」を活用して総合課税で確定申告する(夫婦の所得状況による裏ワザ)
もし将来的に新NISAの投資枠をインデックス投信や他の最優先銘柄で使い切ってしまっている場合、特定口座で保有することになります。その場合に検討したいのが、確定申告時の「配当控除」の活用です。
日本の税制では、国内の個別株から受け取る配当金について、課税総所得金額が900万円以下の世帯であれば、確定申告で「総合課税」を選択することで、支払った所得税の一部(配当所得の10%相当額)が税額控除として戻ってくる仕組みがあります。住民税は一律10%ですが、所得税率が低い(課税所得が195万円超330万円以下なら所得税率は10%、330万円超695万円以下なら20%)場合、総合課税での申告と配当控除の組み合わせによって、実質的な税負担を約10%〜15%程度まで引き下げることが可能です。
我が家は夫婦共働きのため、どちらの名義で買い、どちらの所得で確定申告をするのが最も税効率が良いのかを、毎年の源泉徴収票を見比べながら計算しています。こうした「ひと手間」を惜しまないことで、年間数千円〜数万円の「隠れた節約」になり、これがまた次の投資の種銭に化けるわけです。子育てで忙しい毎日ですが、夜に子どもが寝静まったあと、電卓を叩く時間はまるでパズルを解くようで意外と楽しいんですよ。
失敗や懸念、私の迷い
ブログの読者の皆さんには、良いところだけでなく、私が頭を抱えているリアルな「迷いや懸念」も包み隠さず共有したいと思います。完璧な銘柄なんて、この世には存在しませんからね。
東亜道路工業を保有する上での最大の懸念は、やはり「アスファルトなどの原材料価格の高騰リスク」です。先ほどご紹介した破産のニュースにも通じることですが、現在のような世界的な資源高や円安がさらに進んだ場合、道路舗装に使う資材の仕入れ価格が跳ね上がります。公共事業はある程度、スライド条項(価格変動を請負金額に反映させる仕組み)があるものの、民間向けの舗装工事や自社製品の製造においては、価格転嫁が遅れて一時的に利益を大きく圧迫する可能性があります。
また、もう一つの迷いは、東亜道路工業が「株主優待を導入していないこと」です。例えば、家族で使えるようなカタログギフトやクオカード、あるいは子育て世帯に嬉しい日用品がもらえる優待があれば、娘と一緒に「封筒を開ける楽しみ」を共有できて、お金の教育(金融教育)にも一役買ってくれるのですが、東亜道路工業は完全に「配当金(現金)一本勝負」の企業です。
夫とリビングで「優待でものをもらう楽しさも捨てがたいけど、小4の通塾費用というシビアな現実を前にしたら、やっぱりクオカードよりも『現金』が一番使い勝手が良いよね」と話し合いました。確かに、塾の月謝をクオカードで支払うことはできませんから、人生設計の目的(塾代の補填)を考えれば、優待がないことへの不満はぐっと飲み込んで、配当金という「最高に自由度の高いキャッシュ」を狙い撃ちにするのが、我が家の今のフェーズには正しい判断なのだと思います。
最後に、直近の株価推移を見ると、年初来高値が1,954円(2026年3月)、年初来安値が1,468円(2026年6月)となっており、ここ最近は株価が少し調整して安値圏に近づいています。この「安値圏にある」というファクトは、配当利回りを高める(分母である株価が下がるため、利回りは上がる)要因になっていますが、「ここが底だ」と過信して一気に資金を投入すると、さらに下落した場合に身動きが取れなくなります。やはり、3年後のゴールに向けて「時間」を味方につけ、数回に分けて買い下がる心の余裕を持つことが、子育て投資家としての最大の防衛策ですね。
まとめ:我が家の判断
今回は、東亜道路工業(1882)を、我が家の「3年後に訪れる小学4年生の壁(通塾・教育費月5,000円の負担増)」という人生設計から逆算して、徹底的に解剖してみました。
結論として、東亜道路工業は以下のようなご家庭にとって、極めて頼もしい家計のパートナーになり得ると考えています。
・数年後に教育費や固定費の増加が具体的に見えている
・インデックス投資の土台(コア)がすでにあり、インカムゲインによる「目に見えるお小遣い」を増やしたい
・新NISAの成長投資枠にゆとりがあり、非課税で高い配当金を丸々受け取りたい
一方で、日々の株価の上下で一喜一憂したくない方や、原油価格などの外部要因による業績のブレが気になる方にとっては、少しハラハラする銘柄かもしれません。その場合は、社寺建築に強みを持つ松井建設や、インフラ防食で抜群の財務を誇るナカボーテックなどに分散して、「高配当インフラポートフォリオ」を作ることで、精神的な安定度を劇的に高めることができます。
投資に「100点満点の正解」はありません。他人の「この株がおすすめ!」という声に流されるのではなく、「我が家の家族が○年後に笑顔でいるために、今いくらの配当が必要なのか」という、自分たちだけの人生設計シートを作ること。そこから逆算すれば、自ずと選ぶべき銘柄や、投資すべき金額が見えてくるはずです。
娘が3年後、小4になって新しい塾のテキストを抱えて帰ってきたとき、この東亜道路工業からの配当金が入った通帳を見ながら、「パパとママが、あなたが小1のときから準備しておいたから、心配しないで勉強がんばってね」と笑顔で背中を押してあげられる未来。そんな温かい未来を想像しながら、明日からも一歩一歩、地に足の着いた家計管理と投資を続けていきたいと思います。
皆さんのご家庭では、数年後にどんな人生のイベントが待っていますか?ぜひ一度、ご家族でお茶を飲みながら、未来の「必要な配当額」を逆算してみてくださいね。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう!


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