◎(4341)西菱電機 : 5.17%配当で3年後の小4の壁の習い事費を支える家計のサテライト戦略

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:我が家の人生設計と3年後の課題

こんにちは、みずきです!我が家の娘は2020年1月生まれ。今年2026年4月に、ついにピカピカの小学1年生になりました。毎日大きなランドセルを背負って元気に登校する姿を見ては、嬉しさと成長の早さに少しうるっとしてしまう今日このごろです。毎日「今日は給食全部食べたよ!」とか「新しいお友達ができた!」と報告してくれるのが、何よりの癒やしになっています。

でも、親として現実的な問題から目を背けるわけにはいきません。いわゆる「小1の壁」は、学童の確保や夫婦のスケジュール調整でなんとか乗り越えつつありますが、先輩ママたちから耳にするのが、3年後に待ち受ける「小4の壁」というお話です。

小学校4年生、つまり10歳前後になると、放課後の学童保育が使えなくなったり、周りの子たちも本格的な中学受験塾や、専門的なスポーツ・音楽の習い事を始めたりして、教育費が跳ね上がる傾向があるそうなんです。それこそ「これまでは月謝5,000円だったのに、塾や専門スクールになったら月3万円〜5万円が当たり前に!」なんていう体験談を聞くと、家計を預かる身としては、今から胃がキュッと痛くなってしまいます。

そこで、我が家が立てた人生設計のロードマップがこちらです。

「娘が小学校4年生になる3年後(2029年4月)までに、家計の負担を増やさずに、毎月5,000円(年間60,000円)の教育費・習い事代をまかなえる配当金の仕組みを作る」

月5,000円と聞くと小さな金額に思えるかもしれませんが、年間で6万円。これが10歳から18歳までの8年間続くとしたら、総額48万円にもなります。すべてを毎月の給料や労働からひねり出すのではなく、お金自身に働いてもらって、その一部をサポートしてもらう。これが、私が投資を続ける最大の理由なんです。完璧を目指さず、今できる範囲で一歩ずつ。それが、みずき流の家計管理です。

目標配当額の逆算計算:いくら投資すれば月5,000円になる?

「3年後に月5,000円(年間6万円)の配当が欲しい!」と目標が決まったら、次に行うのが「じゃあ、いくら投資すればいいの?」という逆算思考です。この計算を飛ばして銘柄集めをしてしまうと、「気がついたらリスクを取りすぎていた」「目標に全然届かない」という失敗に繋がってしまいます。

配当にかかる税金を非課税にできる「新NISA(成長投資枠)」を活用する前提で、目標年間配当額60,000円を達成するための必要投資額を、利回り別に計算してみました。

想定配当利回り(年) 目標年間配当額 必要な総投資額 3年間の年間積立目標
4.0% 60,000円 1,500,000円(150万円) 約50万円
5.0% 60,000円 1,200,000円(120万円) 約40万円
6.0% 60,000円 1,000,000円(100万円) 約33万円

このように、利回り5.0%の高配当株をターゲットにすれば、必要となる投資総額は120万円になります。3年間で貯めるとなると、年間40万円(毎月約3.3万円)の投資ペースです。これなら、夫婦のボーナスから少しずつ回したり、毎月の家計の固定費を見直して浮いたお金を新NISAの口座にコツコツ移していけば、十分に実現可能なリアルな数字だと思いませんか?

この「利回り5%前後」という高めのハードルをクリアしつつ、我が家の教育費を末永く支えてくれるかもしれないポテンシャルを持った企業として、今回は情報通信や社会インフラ、ITという「これからの時代に欠かせない分野」の銘柄たちに注目してみました。

複数銘柄の比較紹介:社会インフラとITを支える高配当株たち

今回は、目標とする「利回り5%前後」を満たしつつ、それぞれ異なる特徴を持った3つの銘柄を比較検討してみたいと思います。メインで注目する「西菱電機(1985)」と、過去にブログでも取り上げた「スターティアホールディングス(3393)」、そして「三信電気(8150)」の3社です。

銘柄名(コード) 最低投資金額(目安) 予想配当利回り 配当方針・特徴 自己資本比率
西菱電機(1985) 87,100円 5.17% 安定配当重視・インフラ割安株 46.0%
スターティアHD(3393) 約180,000円 5.01% 業績連動・中小IT支援で急成長 約55%
三信電気(8150) 約220,000円 5.18% 配当性向目安あり・大手デバイス商社 約45%

それでは、それぞれの銘柄が我が家の人生設計にどうフィットするのか、詳しく中身を見ていきましょう!

1. 西菱電機(1985):防災と社会インフラを支える超高配当・割安株

まず注目したいのが、西菱電機(1985)です。この会社、一般生活ではあまり名前を聞かないかもしれませんが、実はもの凄く大切な仕事をしています。主な事業は、自治体向けの「防災行政無線システム」の設計・施工や、警察・消防向けの「情報通信インフラ」の整備、そして企業の生産性を高める「IoT・IP無線サービス」の提供などです。

私たちが普段、大雨や地震のときに耳にする「防災無線」の裏側を支えている会社なんですね。子どもを持つ親としては、「地域の安全や防災に関わるお仕事」をしている企業というのは、それだけで応援したくなりますし、娘にも「この会社はみんなの安全を守る通信を作っているんだよ」と説明しやすいのが素敵だなと思います。

まずは直近(2026年6月26日時点)の主要な株価指標などをチェックしてみましょう。

  • 株価:871円(最低投資金額:87,100円)
  • 予想配当利回り:5.17%
  • 1株配当(会社予想):45.00円(2027年3月期)
  • PER(会社予想):14.03倍
  • PBR(実績):0.53倍
  • 自己資本比率:46.0%
  • 時価総額:3,049百万円(約30億円)

まず驚くのが、配当利回り5.17%という高さです。最低購入金額も8万円台と、私たちお財布がタイトな子育て世帯でも「ちょっと今月、余剰資金で1単元(100株)買ってみようかな」と手を出しやすいサイズ感が嬉しいポイントです。

さらに注目したいのが、PBR(株価純資産倍率)が0.53倍という点です。これは、企業の持っている解散価値(純資産)に対して、株価が半分近くにディスカウントされていることを意味します。東証が「PBR1倍割れを是正しなさい」と企業に強く求めている中で、これだけの割安放置は、今後の株主還元(増配や自社株買い)への期待を抱かせてくれますよね。

業績面を見ても、純利益率や営業利益率が前年同期比で改善傾向にあり、売上高も右肩上がりで拡大しています。自己資本比率は46.0%と、一般的に健全とされる30%を大きく上回っており、財務面での安定性も十分に確保されています。

ここで、最近のセキュリティトレンドとも絡めてみたいと思います。こちらの記事【保存版】口座乗っ取り急増で恩恵を受ける サイバーセキュリティ・本人認証「厳選40銘柄」|日本個別株デューデリジェンスセンターでも言及されているように、昨今はオンライン上の個人情報や資産を守るためのセキュリティ・本人認証の重要性が急増しています。

西菱電機は物理的なセキュリティや、重要インフラの通信システムを手がける企業です。これからの時代、デジタル化が進めば進むほど、サイバー空間だけでなく、現実の防災やインフラ側の「通信の安全・セキュリティ」も絶対に外せないテーマになります。そうした「社会的に絶対に無くなっては困るサービス」を提供している強みは、不況が来たときにも配当を維持してくれる「景気耐性」に繋がると私は考えています。

2. スターティアホールディングス(3393):中小企業向けITで高成長・高配当

比較対象として、以前にもブログで紹介したスターティアホールディングス(3393)を挙げてみます。こちらは中小企業向けにITインフラの導入支援や電子ブックなどのソフト開発を行っている会社です。

  • 株価:約1,800円(最低投資金額:約180,000円)
  • 予想配当利回り:5.01%
  • 配当方針:連結配当性向などを考慮した機動的な還元

スターティアHDの強みは、企業のデジタル化(DX)の波に乗って業績を急拡大させている点です。配当利回りも5.0%を超えており非常に魅力的ですが、業績連動の傾向が強いため、万が一景気が悪化して中小企業のIT投資が冷え込んだ場合、配当金がドカンと減ってしまう「減配リスク」を少し高めに見積もる必要があります。成長力は抜群ですが、我が家の「絶対に3年後、教育費の足しにしたい安定枠」としては、少しドキドキする存在かもしれません。

3. 三信電気(8150):安心感のある大手エレクトロニクス商社

もう一つの比較候補は、ルネサスエレクトロニクスなどの半導体や電子部品を扱う三信電気(8150)です。情報通信ネットワークの構築なども手がけており、西菱電機ともビジネス領域で近い部分があります。

  • 株価:約2,200円(最低投資金額:約220,000円)
  • 予想配当利回り:5.18%
  • 配当方針:親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向をベースに還元

三信電気は、歴史のある商社ならではの顧客基盤の広さと安定感があります。配当利回りも5%以上とトップクラス。ただ、1単元(100株)を購入するのに20万円以上の資金が必要なため、一度にドカンと買うのは我が家の家計にとってはちょっとしたイベントになります。資金効率や「小分けにして買い増していく」という柔軟性で考えると、8万円台から買える西菱電機に軍配が上がるかな、と感じています。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

では、主役である西菱電機(1985)について、我が家の3軸評価で本音の採点をしてみたいと思います!

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

防災無線やインフラ整備という、地方自治体や国を相手にしたビジネスが主軸であるため、売上高が景気によって一瞬でゼロになるようなリスクは極めて低いです。業績も拡大傾向にあり、EPS(1株当たり純利益)も持ち直しているため、現在の45円配当を維持する力は十分にあります。ただ、劇的な市場拡大が望めるセクターではないため、「毎年ぐんぐん配当が増える(連続増配)」という期待よりは、「高水準の配当をじっくりと維持してくれる」という安心感に期待する枠ですね。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

一番の魅力はやはり「8万円台で買える」というハードルの低さです。娘が小学校を卒業するまでのロードマップの中で、教育費のために毎月少しずつお金を株に変えていく際、20万円の株だと手が出しにくくても、8万円の株なら「今月のボーナスからちょっと補填して買っちゃおう!」が簡単にできます。3年後に「月5,000円」を達成するための細かな調整弁として、これ以上ない小回りの利くサイズ感です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

自己資本比率46.0%と財務は非常に健全。過度な有利子負債もなく、会社が倒産するようなシナリオは考えにくいです。ただし、時価総額が約30億円と非常に「小粒」なため、株式市場全体が大きく揺れたときには、株価が一時的に乱高下しやすいという性質(ボラティリティの高さ)があります。日々株価を見て一喜一憂してしまうタイプの人には少し緊張感があるかもしれませんが、我が家のように「20年先を見据えて配当だけを淡々と受け取る」という長期スタンスであれば、十分許容範囲内だと思います。

みずきの総合評価+判断:我が家はこう考える!

結論として、西菱電機(1985)は我が家の人生設計において、「3年後の小4の壁を支える、機動的な配当ベース構築のサテライト(補強)枠」として、非常に前向きに検討したい銘柄だと考えています。

主軸として大きなポートフォリオを任せるには、時価総額の小ささや流動性の低さが少し気になりますが、例えば「つみたてNISAで世界全体のインデックス株をしっかりホールドした上で、プラスアルファの『毎月の現金流』を作るためのスパイス」として持っておくには、これほど面白い銘柄はありません。

具体的な戦略としては、一度にたくさん買うのではなく、まずは1単元(100株)を「新NISA」の成長投資枠で購入してみる。そして、半年後や1年後に業績の進捗を見守りながら、「これなら大丈夫そうだな」と感じたら、さらにもう1単元買い増す、というような「時間分散」を取り入れるのが、我が家のような子育て世帯には一番ストレスのない投資法だと思います。

制度活用との組み合わせ:新NISAと配当控除の使い分け

さて、ここが「みずきブログ」ならではの、少し踏み込んだお金のお話です!せっかくの高配当株、税金で約20%も引かれてしまったらもったいないですよね。今回のような高配当個別株をどうやって「制度」と組み合わせるか、2つのシナリオを考えてみました。

1. 「新NISA」成長投資枠で完全非課税を狙う(基本ルート)

まずはこれが基本です。西菱電機の年間配当4,500円(100株保有時)を、新NISA口座であれば税金ゼロで丸々受け取ることができます。娘のジュニアNISA口座は新規投資が終了してしまいましたが、親の私の新NISAの成長投資枠にはまだまだ余裕があります。ここを使って非課税で受け取った配当金は、そのまま娘の新しい塾用の専用口座に移して、いつでも使える「生きたお金」としてプールしていく予定です。

2. あえて課税口座(特定口座)で買い、「配当控除」を活用する(応用ルート)

もし新NISAの枠を他のインデックス投資などで使い切っている場合でも、諦める必要はありません!日本の税制には「配当控除」という素晴らしい仕組みがあります。

課税口座で受け取った日本株の配当金について、「総合課税」として確定申告を行うと、所得税率が低い世帯(例えば課税所得が900万円以下の方など)の場合、すでに源泉徴収された税金の一部が還付されるケースがあります。私のようなワーキングマザーや夫婦共働き世帯で、配偶者の扶養を外れてしっかり働いている場合、この「配当控除」を申請することで、税効率を極限まで高めることができるんですよね。税制改正のニュースを常にチェックしながら、自分たちにとって一番お得な出口を模索するのも、投資のちょっとした楽しさだったりします。

また、iDeCo(個人型確定拠出年金)で将来の自分たちの老後資金をガッチリ守り、つみたてNISAで大学資金の「コア」を世界経済の成長に乗せつつ、今回の西菱電機のよう個別高配当株で「今から数年後の直近の教育費」を補完する。この「時間軸の分散」こそが、子育て世帯が安心して毎日を送るためのポートフォリオ設計だと思います。

失敗・迷い・懸念も素直に述べます

ここまで良いところをたくさん書いてきましたが、ブログの読者の皆さんには「完璧な銘柄なんて存在しない」というリアルもしっかりお伝えしたいです。私が西菱電機について「うーん、ここはちょっと気になるな」と悩んでいるポイントを2つ共有しますね。

懸念1:出来高が少なすぎる(流動性のリスク)

直近の出来高を見ると、1日に「4,400株」しか取引されていない日もあります。売買代金にすると300万円程度。これは、機関投資家のような大きなお金が全く入っていない、個人投資家主体の市場であることを意味します。つまり、自分が「今すぐまとまったお金が必要になったから、この株を売りたい!」と思ったときに、買い手が全くいなくて希望の価格で売れなかったり、逆に誰かが少し大きな売り注文を出しただけで、株価が急落してしまったりするリスクがあります。だからこそ、この銘柄にお金を「全力投球」するのは絶対にNG。あくまで余剰資金の、さらに一部で遊ばせるくらいの心の余裕が必要です。

懸念2:株主優待がない

子育て世帯としては、クオカードや自社製品、カタログギフトなどの「株主優待」があると、それだけで家計のちょっとしたお楽しみ(ファミレスでの外食や日用品の足し)になって嬉しいですよね。残念ながら、西菱電機には現在、株主優待制度はありません。「還元はすべて配当金でストレートに出す!」という姿勢は硬派で好感が持てますが、少し寂しさを感じるのも本音です。でも、優待廃止リスクに怯える必要がないという意味では、長期でほったらかしにするにはむしろ好都合かもしれません。

投資に「100点満点の正解」はありません。完璧を求めて一歩も動けなくなるよりは、こうしたリスクも「まあ、私の許容範囲内かな」と納得した上で、自分たちの人生設計(ライフプラン)に合わせて、身の丈に合った選択をしていくことが何より大切だと思います。

我が家は、3年後の「小4の壁」に向けて、この防災インフラを支える頼もしい味方を少しだけポートフォリオにお迎えしてみようかな、と夫婦でお茶を飲みながら相談しているところです。皆さんの家計や人生設計には、どんな銘柄がフィットしそうでしょうか?この記事が、皆さんのこれからの資産形成や家族会議のちょっとしたヒントになれば嬉しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました