○(7957)フジコピアン : 6.39%配当で3年後の小4の壁の習い事費を支える家計のブースト枠

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

みなさん、こんにちは。子育てと仕事に追われながら、コツコツと資産形成に励んでいる「みずき」です。2026年もあっという間に後半戦に入りましたね。我が家の愛する娘は、今年の4月にピカピカの小学校1年生になりました。毎日重たいランドセルを背負って元気に登校する姿を見て、成長の早さにしみじみしている今日この頃です。

でも、親としてはホッとしたのも束の間、先輩ママたちから「小4の壁」や「10歳の壁」という言葉を耳にするたび、少し身構えてしまいます。小学校高学年になると、塾や英語、本格的なスポーツなど、習い事の月謝がぐんと跳ね上がるそうなんです。「3年後、家計への負担が急に増えたらどうしよう……」と、今から少しハラハラしています。

そこで今回は、「3年後の小4の壁」に向けて、配当金で家計を賢くサポートする仕組みづくりを考えてみました。注目したのは、東証スタンダードに上場しているフジコピアン株式会社(7957)です。なんと、配当利回りが6%を超える超高配当銘柄として、一部の投資家の間でささやかに注目されている企業なんです。

今回は、このフジコピアンを我が家の人生設計にどう組み込めるか、リアルな逆算シミュレーションを交えながら、他銘柄との比較も含めてじっくり考えてみたいと思います。子育てで時間が取れないママやパパにも分かりやすいよう、難しい専門用語はしっかり噛み砕いてお話ししますね。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と3年後の課題

まずは、なぜ今この銘柄を検討しているのか、我が家のライフプランからお話しさせてくださいね。我が家は現在、夫と私、そして6歳の娘の3人暮らしです。今のところ家計は共働きで安定していますが、3年後の2029年4月には、娘が小学4年生になります。

中学受験をするかどうかはまだ決めていませんが、本人の選択肢を広げるためにも、小4からは本格的な進学塾や、本人がやりたがっている英語・ロボット教室などの初期費用・月謝をしっかり準備しておきたいと考えています。先輩ママに聞くと、高学年の習い事費用は、これまでより月に5,000円〜1万円ほど上乗せされることが多いのだとか。

「そのときになって、毎月の生活費を切り詰めるのは切ないよね」

夫ともそんな話をしています。だからこそ、今から3年間かけて、「3年後に毎月5,000円(年間60,000円)の配当金キャッシュフローを生み出す仕組み」を作りたいのです。この配当金があれば、毎月の給料から持ち出すことなく、子どもの「学びたい」を応援してあげられますよね。お金に縛られずに子どもの可能性を広げてあげられることこそ、私たちが投資をする一番の目的です。

2. 目標配当額の「逆算」計算シート

「月5,000円の配当金」という目標が決まったら、次は「それを実現するために、いくらの投資資金が必要か」を逆算してみましょう。投資をするときは、この「逆算思考」が本当に大切です。目標があやふやなまま「なんとなく良さそうな株」を買うと、リスクを取りすぎたり、思ったような効果が得られなかったりするからです。

今回は、非課税で投資ができる「新NISAの成長投資枠」を使う場合と、税金がかかる「特定口座(課税口座)」を使う場合の2パターンで、必要な投資額を計算してみました。

目標:年間60,000円(月5,000円)の配当金を得るために必要な投資額

配当利回り 新NISA(非課税)での必要投資額 特定口座(課税・約20%引後)での必要投資額
5.0%(高配当の目安) 1,200,000円 1,500,000円(必要配当:75,000円)
6.0%(超高配当の目安) 1,000,000円 1,250,000円(必要配当:75,000円)

もし、利回り5.0%の銘柄で準備するなら、新NISA口座で120万円の投資が必要です。3年間で貯めるとなると、年間40万円(月約3.3万円)をこの枠に回すイメージですね。これなら、日々の固定費を見直したり、ボーナスの一部を充てたりすれば、我が家の家計でも十分に現実的な数字です。

そして、今回注目するフジコピアン(7957)のように、もし利回り6.39%(2026年7月15日時点の会社予想)という超高配当が維持されるなら、必要な元本はさらに少なくて済みます。なんと、新NISAであれば約94万円の投資で目標の年間60,000円が達成できてしまう計算です。この「少ない元本で効率よくキャッシュフローを作れる」というのが、超高配当株の最大の魅力ですね。

3. フジコピアンと類似高配当銘柄の徹底比較

では、具体的な銘柄の分析に入りましょう。今回は、本命候補である「フジコピアン(7957)」と、我が家がこれまでに注目してきた「東リ(7971)」、「西菱電機(4341)」の3銘柄を比較してみます。

同じ「3年後の習い事費用のための高配当株」でも、企業によってビジネスの安定性やリスクは全く違います。それぞれのスペックを表にまとめてみました。

項目 フジコピアン(7957) 東リ(7971) 西菱電機(4341)
直近株価(最低投資額) 1,847円(184,700円) 352円(35,200円)※参考値 1,010円(101,000円)※参考値
配当利回り(会社予想) 6.39% 5.11% 5.17%
1株配当(会社予想) 118.00円 18.00円 52.00円
PER / PBR 4.71倍 / 0.35倍 10.2倍 / 0.55倍 12.4倍 / 0.71倍
自己資本比率 57.4% 52.3% 45.8%
主なビジネス インクリボン、転写シートの製造 床材・カーペットなどインテリア大手 情報通信システム、無線機器開発

この表を見て、まず驚くのがフジコピアンのPBR 0.35倍という安さです。PBR(株価純資産倍率)は1倍を割ると「会社の解散価値よりも株価が安い」とされる割安の指標ですが、0.35倍というのは市場からかなり過小評価されている、あるいは非常に保守的に見られている証拠ですね。PERも4.71倍と、利益面から見てもかなりの割安水準にあります。

ここで、フジコピアンに関する興味深い外部ニュースを2つ共有しますね。まず、株探ニュースの2026年7月15日の記事「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月15日版」では、フジコピアンが並み居る強豪を抑えて配当利回り第7位(6.39%)にランクインしています。この圧倒的な利回りの高さは、配当金を重視する個人投資家にとって大きな魅力であることは間違いありません。

さらに、同社は古いビジネスだけに頼っているわけではありません。トレーダーズ・ウェブのニュース「フジコピアン-九州大学主導の研究プロジェクトへ参画」によると、同社が培ってきた独自の精密塗工(コーティング)技術やインク調合技術を活かして、九州大学が主導する最先端のグリーンイノベーションや環境技術プロジェクトへ参画することが発表されています。成熟産業と言われるインクリボン分野から、次の成長の芽を育てようとする姿勢が見えるのは、長期保有を考える上でホッとする材料ですね。

一方で、比較対象の東リ(7971)は、インテリア分野で誰もが知る老舗企業。利回りは5.11%とフジコピアンよりやや低いですが、ビジネスの身近さや業績の安定感、最低投資額が3万円台からと手軽に買える点が魅力です。また、システム開発や情報通信を手がける西菱電機(4341)も、防災無線などの安定した官公庁向け需要があり、利回り5.17%と高い水準を維持しています。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

さて、ここからは私みずき独自の視点で、フジコピアンが我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸で厳しく評価してみたいと思います。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(やや慎重)」

フジコピアンの財務状況を見ると、自己資本比率は57.4%と高く、安定性は十分です。有利子負債もコントロールされており、すぐに資金繰りで行き詰まるようなリスクは極めて低いと言えます。また、業績についても、直近は売上高が右肩上がりで、純利益もマイナスからプラスへと回復傾向にあります。

ただ、主力製品である「インクリボン」や「熱転写シート」は、ペーパーレス化やデジタル化が進む現代において、中長期的な市場縮小の懸念がどうしてもつきまといます。九州大学との共同プロジェクトなど、新分野への挑戦は素晴らしいですが、それが業績の柱になるにはまだ時間がかかりそうです。今の高い配当が10年、20年先まで「増配し続けるか」と聞かれると、少し慎重に見極める必要があるかな、と思っています。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

「3年後に月5,000円」という、比較的短期かつ明確なタイムラインに対して、この6.39%という利回りは破壊力抜群です。目標である年間60,000円の配当を得るために、東リなら約120万円の投資が必要なところ、フジコピアンなら約94万円で済みます。元手を抑えて早く目標を達成したい我が家の「3年後シナリオ」には、パズルのピースがピタッとはまるような適合性がありますね。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△(サテライト向き)」

ここは非常に大切なポイントです。フジコピアンは時価総額が約33億円と非常に小さく、1日の出来高(取引量)も少ない「超小粒な銘柄」です。こうした流動性の低い株は、何か悪いニュースが出たときに株価が急落しやすく、逆に売りたいときに買い手がつかなくて希望の価格で売れない、というリスクがあります。

共働きでまだリスクを取れる時期とはいえ、子どもの教育資金を準備するためのポートフォリオ。その「主役(コア)」に据えるのは、少しハラハラしてしまいます。ですから、我が家のリスク許容度からすると、あくまで「サテライト(脇役)枠」として、万が一減配や株価下落があっても家計全体に致命傷を負わない範囲で保有するのが正解だな、と感じています。

5. みずきの総合評価+我が家の判断

以上の分析を踏まえた、我が家の現時点での結論は……

「新NISAの成長投資枠で、1単元(100株、約18.5万円)だけお試しで保有し、他の安定銘柄と組み合わせて『平均利回り5.5%ポートフォリオ』を作る」

という戦略です。

フジコピアンだけの「一点突破」は、やっぱり子育て世帯としてはリスクが高すぎます。もしインクリボンの需要が急減して業績が悪化し、減配になったら、3年後の計画が狂ってしまいますからね。そこで、以下のように複数の高配当銘柄を組み合わせて「チーム」として目標に挑むのが我が家流です。

  • フジコピアン(7957):100株(約18.5万円 / 年間配当11,800円 / 利回り6.39%)… 高利回りブースター枠
  • 東リ(7971):1,500株(約52.8万円 / 年間配当27,000円 / 利回り5.11%)… 身近な安定ビジネス枠
  • 西菱電機(4341):400株(約40.4万円 / 年間配当20,800円 / 利回り5.17%)… IT・通信インフラ枠

このように分散すると、合計の投資額は約111.7万円。これで年間配当金59,600円(ほぼ目標の6万円!)が手に入り、ポートフォリオ全体の平均利回りは約5.33%になります。フジコピアンの高い利回りをスパイスとして効かせつつ、東リや西菱電機のビジネスの安定性で脇を固める。これなら、どこか1社が減配になっても、全体のキャッシュフローがゼロになることはありません。完璧な100点の銘柄を1つ探すのではなく、組み合わせることで我が家にとっての「合格点」を作る。これが、私が投資で一番大切にしている考え方です。

6. 賢い制度活用との組み合わせ

私たち個人投資家が、プロや機関投資家に対抗できる最大の武器は、国が用意してくれている「税制優遇制度」をフル活用することです。みずきブログでは、ここを絶対にスルーしませんよ。

高配当株を保有する場合、最もお得なのは間違いなく新NISAの成長投資枠です。通常なら配当金にかかる約20%の税金が、NISA口座なら完全に「ゼロ」になります。今回のフジコピアンであれば、100株保有で得られる11,800円の配当金が、特定口座だと約9,400円に減ってしまいますが、NISAなら11,800円が丸々手元に残ります。この差は、時間の経過とともに複利の効果でどんどん大きくなっていきます。

「でも、NISAの成長投資枠は、すでに投資信託の積立で埋まっちゃいそう……」

という方もいますよね。その場合は、特定口座(課税口座)で保有しつつ、確定申告で「配当控除(総合課税)」を活用する方法も視野に入れましょう。これは、課税所得が一定以下(目安として課税所得900万円以下、特に子育て中で扶養控除などがある共働き世帯など)であれば、確定申告をすることで、配当にかかる税金を実質的に約10%に抑え、払いすぎた税金を取り戻せる(還付してもらえる)非常に美味しい制度です。

我が家では、つみたてNISA(現在のつみたて投資枠)やiDeCoでは「全世界株式(オルカン)」や「S&P500」といったインデックスファンドを毎月淡々と積み立てて、20年後の老後資金(コア資産)を作っています。そして、それとは別に「数年後のイベント費用(習い事や旅行など)」のために、新NISAの成長投資枠を使ってこうした日本の個別高配当株を少しずつ買い増していく。この「長期の成長」と「今〜数年後のキャッシュフロー」のバランスを取ることが、子育て世代の心の安定に繋がると思っています。

7. 失敗から学ぶ:完璧な銘柄はないという懸念と迷い

最後に、私のちょっとした「失敗談」と、フジコピアンに対する本音の懸念をお話しして、この記事を締めくくりたいと思います。

実は投資を始めたばかりの2021年頃、「利回り7%」という数字だけに目がくらんで、時価総額が小さく、業績がギリギリの地方の建設関連株を買ってしまったことがあるんです。買ってから半年後、見事に業績悪化による「無配転落(配当ゼロ)」が発表され、株価も半分に大暴落。売りたくても買い手が全くおらず、大損した苦い思い出があります。あのときは「欲に目がくらんで、子どもの教育費になるはずのお金を減らしてしまった……」と、本当に落ち込みました。

フジコピアンは、当時の私のような失敗を繰り返さないためにも、慎重に見る必要があります。財務が健全(自己資本比率57.4%)で、EPS(1株当たり利益)がしっかり黒字転換している点は当時の失敗銘柄とは大きく違いますが、「流動性の低さ」と「業界の構造的な変化」という懸念点は同じです。インクリボンの製造販売というニッチな市場でトップシェアを誇るものの、ペーパーレスの波に逆らうことはできません。九州大学とのプロジェクトなどの新技術が、5年後、10年後にどれだけ利益を生み出すか、経営陣が今後どのような配当方針を示していくかは、定期的に有価証券報告書や決算短信をチェックして、見守っていく必要がありますね。

「投資に100点満点の完璧な選択肢はない」

これが、数々の失敗を乗り越えて私がたどり着いた結論です。フジコピアンはリスクもあるけれど、それを理解した上で、ポートフォリオの数%〜10%程度の「スパイス」として付き合うなら、これほど頼もしい高利回りパートナーはいないかもしれません。みなさんもぜひ、ご自身のライフプランやリスク許容度と相談しながら、我が家に最適な「合格点のポートフォリオ」をデザインしてみてくださいね。一緒にコツコツ、自由で豊かな未来を作っていきましょう!

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