◎(7313)日本プラスト : 5.39%配当で3年後の小4の壁に向けた習い事費を支える家計の備え

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:娘が小学生になって見えてきた、3年後の「小4の壁」への備え

こんにちは、みずきです。2026年の4月に上の娘が無事に小学校に入学して、早くも3ヶ月が経ちました。ランドセルを背負って元気に登校する後ろ姿を見送るたびに、成長の早さにジーンときてしまいます。それと同時に、世間でよく言われる「小1の壁」のバタバタを身をもって実感する毎日でもあります。

仕事の調整や放課後の過ごし方など、毎日のスケジュール管理は本当にパズルのようですよね。でも、ママ友たちと話していて最近よく話題にのぼるのが、さらにその先に待ち受けている「小4の壁」のことなんです。

「小4になると、地域の学童に入れなくなるかもしれないんだよね」「高学年になると、塾の費用や本格的な習い事の月謝がぐっと上がるらしいよ」というリアルな悩みを聞くたびに、我が家でも今から少しずつ準備を始めておかないと、と身が引き締まる思いがしています。

お金が必要になってから慌てるのではなく、時間がある今から「仕組み」を作っておくこと。それが、私が投資を続けている一番の理由です。今回は、3年後に控える「小4の壁」の習い事費を支えるために、東証スタンダードに上場している日本プラスト(7313)という高配当銘柄を軸に、我が家なりの人生設計と投資戦略を考えてみました。完璧な計画ではなくても、今できる範囲で一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。

シナリオ設定:3年後に必要な「月5,000円」の教育費をどう作る?

我が家の長女は現在小学1年生(6歳)です。今のところは学校の放課後クラブや、週に1回のスイミングなどで元気に過ごしていますが、3年後、つまり4年生(9歳)になる頃には、本人の興味も広がって「もっと専門的な塾に通いたい」「新しい習い事を始めたい」と言い出す可能性が高いなと思っています。

また、学童を卒所した後の放課後の居場所として、民間の預かりサービスや高機能な習い事を組み合わせるとなると、家計への負担は確実に増えるはずです。我が家でのシミュレーションでは、3年後の家計課題として「月5,000円(年間60,000円)」の追加の教育・習い事費用の確保が必要になると見込んでいます。

この月5,000円という金額、毎月の給料から捻出するのも不可能ではありませんが、もし「放ったらかしでも毎月5,000円が入ってくる仕組み」が配当金で作れていたら、心理的なゆとりが全く違いますよね。子どもの選択肢を、お金を理由に狭めたくない。そのために、今から3年間かけて、配当金という「家計の第2のキャッシュフロー」を育てていくロードマップを描いています。

目標配当額の逆算計算:5%超の高配当株で実現する投資ロードマップ

では、具体的に「3年後に月5,000円(年間60,000円)」の配当金を手に入れるためには、どれくらいの投資資金が必要なのでしょうか。今回注目している日本プラスト(7313)の現在の指標(2026年7月17日時点)をもとに、具体的な数字を逆算してみたいと思います。

日本プラストの現在の主な指標データは以下の通りです。

指標名 数値・データ
株価(2026/07/17終値) 472円
最低購入代金(100株) 47,200円(※指標上は46,400円表記あり)
配当利回り(会社予想) 5.39%
1株配当(会社予想) 25.00円
PER(会社予想) 5.47倍
PBR(実績) 0.23倍
自己資本比率 43.9%

この、配当利回り5.39%(会社予想)という高い利回りをベースにして、目標である「年間60,000円」の配当金を得るための必要投資額を計算してみますね。

必要年間配当額:60,000円

必要株数の計算:60,000円 ÷ 25円(1株配当) = 2,400株

必要投資額の計算:2,400株 × 472円(株価) = 1,132,800円(約113万2,800円)

税制優遇制度(新NISAの成長投資枠など)をフル活用して非課税で受け取ることを前提とすると、約113万円の投資資金を日本プラストに振り向けることで、目標の「月5,000円の配当金」が達成できる計算になります。100株ずつの購入であれば、1回あたり約4.7万円。これを3年間(36ヶ月)で分割して買い進めるとすると、「毎月約66株(約3.1万円分)をコツコツ買い増していく」という具体的なペースが見えてきます。

ただ、ここで私の中に一つの疑問と慎重論が浮かびます。「いくら高配当とはいえ、自動車部品メーカー1社だけに113万円も集中投資して大丈夫なのかな?」ということです。子育て世帯の家計防衛において、特定の個別銘柄に依存しすぎるのはちょっと怖いですよね。景気の波をまともに受けてしまうセクターだからこそ、複数の類似銘柄と比較しながら、最適なポートフォリオのバランスを模索する必要があります。

複数銘柄の比較紹介:同じ目標を達成するための選択肢を並べてみる

そこで、同じ「3年後の小4の壁」に向けて、自動車部品やゴム製品といった製造業セクターの中から、同じように魅力的な高配当を提供している類似銘柄を並べて比較してみましょう。今回は、我が家のサテライト枠として検討候補に上がっている3つの銘柄を比較してみました。

銘柄名(コード) 株価目安 予想配当利回り PBR 特徴・みずきの視点
日本プラスト (7313) 約472円 5.39% 0.23倍 内装樹脂部品やエアバッグを展開。PBRが0.23倍と超割安で、資本効率改善に期待。最低購入額が約4.7万円と手軽。
西川ゴム工業 (5161) 約1,900円 5.88% 約0.4倍 自動車用防水ゴム(ウェザーストリップ)の国内首位級。技術力が高く、利回りも非常に魅力的ですが、単元あたりの必要資金が約19万円とやや高め。
プレス工業 (7246) 約650円 5.35% 約0.5倍 いすゞ向けなど商用車用のフレーム・アクスルが主軸。安定した需要があり、配当バランスも良好。投資額は約6.5万円。

他の銘柄の詳しい分析については、こちらの過去記事でも紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

○(5161)西川ゴム工業 : 5.88%配当で3年後の小4の壁に向けた習い事費を支えるサテライト枠

◎(7246)プレス工業 : 5.35%配当で3年後の小4の壁に向けた習い事費を支えるサテライト枠

こうして並べてみると、各社それぞれに強みとリスクがあることが分かります。例えば、西川ゴム工業は利回り5.88%と最も高いですが、株価が約1,900円なので、100株買うのに約19万円が必要です。これだと「今月は家計がちょっとピンチだから、少額だけ買い増そう」といった柔軟な調整が少し難しいんですよね。

その点、日本プラストは1株あたり500円以下で購入でき、最低投資額が4万円台後半なので、忙しい子育て期でも家計の負担にならない範囲で、単元(100株)購入のハードルが非常に低いのがメリットです。さらに驚くべきはPBR(株価純資産倍率)0.23倍という数字です。会社が解散した時の価値よりも、株価が圧倒的に安く放置されている状態(1倍割れ)を意味しています。

最近、東京証券取引所は「PBR1倍割れの企業に対して、資本効率を高めて株価や株主還元を改善するよう」に強く促しています。今、日本市場全体で、これまで割安で放置されていた企業が「自社株買い」や「増配」に踏み切る動きが活発になっていますよね。実際に、こちらのニュースでも多くの企業が株主還元に乗り出している様子が分かります。

今週の【自社株買い】銘柄 (7月13日~17日 発表分)(株探ニュース) – Yahoo!ファイナンス

日本プラストのように、極めてPBRが低く財務の安定性(自己資本比率43.9%)が確保されている企業は、今後「株主還元を強化せざるを得ない」状況に追い風が吹いているとも言えます。もし今後、この低PBRを是正するためにさらなる増配や自社株買いを発表してくれたら、私たちの配当キャッシュフローはさらに強化され、株価自体の値上がり益も期待できるかもしれません。こうした「変化への期待」が持てるのも、日本プラストをサテライト枠の候補として検討している大きな理由です。

みずきの「人生設計マッチ度」評価:3つの軸で厳しくチェック!

いくら数字やニュースが魅力的でも、我が家の人生設計に合っていなければ投資する意味はありません。いつものように、3つの軸で我が家とのマッチ度を厳しく評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価「◯(まあ大丈夫)」

配当性向(利益のうちどれだけを配当に回しているか)を計算してみると、1株配当25.00円に対して、会社予想EPS(1株当たり純利益)が84.75円なので、配当性向は約29.5%です。一般的に安全基準とされる60%以下を大幅に下回っており、無理のない範囲で配当を出していることが分かります。

業績面では、純利益率が前年同期比で改善傾向にあり、自己資本比率も43.9%と、製造業として及第点とされる30%をクリアしています。ただ、自動車業界全体の動向(EVシフトや原材料費の乱高下)に影響されやすいという景気敏感株特有のリスクは依然として残ります。売上高は横ばいから小幅減少の動きを見せており、成長性はやや鈍化している点には注意が必要です。そのため、「将来、右肩上がりで配当が何倍にも増えていく」というよりは、「今の高い配当をしっかり維持しながら、少しずつ安定化してくれる」ことを期待する銘柄だと思います。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

3年後の「小4の壁」に向けて、毎月3万円〜4万円程度の余裕資金から少しずつ買い進めていくという我が家の時間軸に、日本プラストの「低単価(100株約4.7万円)」は本当にぴったりです。一気に100万円以上を投資するのは勇気が要りますが、家計の貯蓄ペースに合わせて「今月は100株、ボーナスの月は300株」といった具合に、機動的に買い足していけるのは、予算管理が難しい子育て家計にとって大きな安心材料になります。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「◯(まあ大丈夫・サテライト枠)」

我が家は現在、つみたてNISAを活用して世界株インデックス(オルカンやS&P500)に資産の大部分を置いています(これが我が家の「コア資産」です)。そのため、こうした景気の影響を受けやすい個別株は、あくまでポートフォリオの1割〜2割程度に抑える「サテライト(お楽しみ・ブースト)枠」として位置づけています。もし不景気で一時的に株価が下がったり、減配リスクが生じたりしたとしても、コア資産がしっかり育っていれば家計全体が揺らぐことはありません。この適度な距離感を保てるのであれば、十分に安心して持てる銘柄だと判断しています。

みずきの総合評価+判断:我が家が描く「ハイブリッド分散戦略」

日本プラストは、単体で持っても5%超という高い利回りと極めて割安な水準(PBR0.23倍)が非常に魅力的ですが、やはり「自動車部品セクターへの1点集中」は避けたい、というのがママ投資家としての率直な本音です。そこで我が家では、以下のような「自動車・ゴムセクターのハイブリッド分散戦略」を検討しています。

目標である年間60,000円(月5,000円)の配当を得るために、日本プラストだけに頼るのではなく、比較対象に挙げた西川ゴム工業やプレス工業、さらには他の高配当セクター(インフラや商社など)の個別株も少しずつ組み合わせる方法です。

  • 日本プラスト(7313):1,000株(投資額:約47.2万円 / 年間配当:25,000円)
  • プレス工業(7246):300株(投資額:約19.5万円 / 年間配当:約10,000円前後)
  • 西川ゴム工業(5161):100株(投資額:約19.0万円 / 年間配当:約11,000円前後)
  • その他、別セクターの高配当株:約30万円分(年間配当:約14,000円)

このようにポートフォリオを分散させることで、トータルの投資額は約115万円とほぼ同額に維持しながらも、万が一特定の1社に予期せぬ不祥事や業績悪化、大幅な減配が起きた場合でも、他の銘柄がカバーしてくれるため、家計に与えるダメージを最小限に抑えることができます。これが、私たちが目指す「持続可能な、ガチガチすぎない、でも安心できる投資」のあり方です。

制度活用との組み合わせ:NISA・配当控除をフル活用して「実質利回り」を最大化する

個別株投資をする上で、絶対に無視できないのが「税金」のお話ですよね。通常、配当金には約20.315%の税金がかかります。つまり、せっかく年間60,000円の配当をもらっても、普通に口座に置いているだけだと約12,000円も引かれて、手元には48,000円程度しか残らないんです。月5,000円のはずが、月4,000円になってしまうのは、子育て家計にとっては大きな痛手ですよね。

ここで大活躍するのが、新NISAの「成長投資枠」です。この非課税枠の中で日本プラストなどの個別株を購入すれば、配当金は1円も引かれることなく、まるまる手元に入ってきます。我が家では、まずはこの「成長投資枠」を使ってコツコツと高配当株を買い集める予定です。

もし、将来的に夫婦の成長投資枠が埋まってしまったり、特定口座(課税口座)で保有せざるを得なくなったりした場合でも、日本には「配当控除」という素晴らしい仕組みがあります。これは、課税口座で受け取った国内株の配当金について、確定申告(総合課税を選択)をすることで、所得税や住民税の一部が還付・控除される制度です。特に、我が家のように共働きでどちらかの所得が一定以下の場合や、専業主婦(主夫)の方など、課税される税率が低い世帯にとっては、実質的な手取り額を増やす強力な武器になります。

一方で、iDeCo(個人型確定拠出年金)は主に老後資金の形成を目的としており、原則60歳まで資金がロックされてしまうため、今回の「3年後の教育費」のように使い道が決まっている資金の準備には適していません。このように、「10年〜20年後の老後や教育費のベースはiDeCoや新NISAのつみたて投資枠でオルカンを回し、3年後〜5年後の直近のキャッシュフローは成長投資枠で個別高配当株を狙う」という、制度の使い分け(ハイブリッド運用)こそが、一番賢くて効率的なアプローチだと思います。

失敗談と懸念点:完璧な銘柄はないからこそ、迷いやリスクも共有します

ここで少し、私の過去の失敗談をお話しさせてください。投資を始めたばかりの2021年頃、「とにかく利回りが高ければいい!」と、業績や配当性向をよく見ずに、配当利回り6%超の景気敏感株(自動車関連)に飛びついたことがありました。当時は「これで毎月の生活が楽になる!」とウキウキしていたのですが、その後、世界的なサプライチェーンの混乱による自動車の減産が直撃し、業績が悪化。一気に減配されて株価も急落し、悲しい思いを経験しました。

この失敗から学んだのは、「高配当株の裏には、それなりのリスクが隠れている」ということです。日本プラストのPBR0.23倍という数字は、裏を返せば「市場から今後の成長性をそれほど期待されていない」という評価の現れでもあります。自動車の内装樹脂部品やエアバッグは、今後電気自動車(EV)が普及していく中でも必要な部品ではありますが、競争は激化していますし、親会社や主要取引先(日産自動車グループなど)の業績に引っ張られやすいという宿命もあります。

ですから、日本プラストの「5.39%」という高い利回りにだけ目を奪われるのではなく、「あくまで業績が底堅い今のうちに、その果実をサテライト枠として少しだけいただく」という冷めた視点も持っておくことが大切です。「この銘柄が将来倒産しても、我が家の生活や子どもの進路には一切影響がない」と言い切れる範囲でのみ投資を行う。このマイルールを徹底することが、結果的に長く投資を続けられる秘訣なんだと思います。

まとめ:一歩ずつ、できる範囲で我が家の「未来の安心」を創る

長女が小学校に入学した2026年7月現在、まだ3年後の未来は少し遠いように感じられます。しかし、子育ての毎日は本当に一瞬で過ぎ去っていきます。だからこそ、今から「配当金が家計を支えてくれる仕組み」の種を蒔いておく価値があると思うのです。

今回ご紹介した日本プラスト(7313)は、少額から投資を始められて、圧倒的な割安感と高い配当利回りを持つ、まさに「子育て家計のサテライト枠」にふさわしい特徴を持った銘柄です。これを機に、ご自身の家庭のライフプランや、数年後に必要になるお金について、パートナーの方と話し合ってみるのも素敵ですね。完璧な投資はありませんが、自分たちに合った歩幅で、少しずつ未来の家計を楽にしていきましょう!

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