○(3489)フェイスネットワーク : 5.65%配当で3年後の小4の壁の習い事費を支えるサテライト枠

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小学1年生の壁を越えつつ、3年後の未来を見据えるママの独り言

こんにちは、みずきです。関東郊外で夫と、2020年1月生まれの6歳になる娘と3人で暮らしている、30代後半の働くママです。娘がこの春、無事に小学校に入学して、毎日のランドセル姿に成長を感じる今日この頃。保育園時代とは違う「小1の壁」にバタバタしながらも、なんとか親子で新しいリズムを掴み始めています。

でも、子育て世代の悩みって、一つの壁を越えたら次の壁が見えてくるものなんですよね。最近、ママ友との会話でよく話題に上るのが、3年後にやってくる「小4の壁」のこと。学童保育の預かり時間が短くなったり、そもそも定員オーバーで入れなくなったり。それを機に、民間の本格的な習い事や、進学塾への通塾を検討し始めるご家庭が一気に増える時期です。

「そのとき、家計の負担はどうなるんだろう?」

そんな不安をただ漠然と抱えるのではなく、今のうちから「配当金」という頼もしい相棒を育てて、未来の家計をサポートできるように準備しておきたい。それが、私流の「人生設計から逆算する投資術」です。今回は、都心のプレミアムな1棟マンション開発で成長を続ける株式会社フェイスネットワークという銘柄に注目しながら、我が家の家計にどう貢献してくれるかをリアルに考えてみました。

我が家の人生設計シナリオ:3年後の「小4の壁」と月5,000円の習い事費

まずは、我が家がなぜ今、このタイミングで高配当株を検討しているのか、その背景にあるライフプランをお話ししますね。投資において最も大切なのは、「どの銘柄を買うか」ではなく、「何のために、いつまでに、いくら必要なのか」という人生設計のシナリオだからです。

我が家の現在地と、3年後に想定される家計課題を整理してみました。

  • 我が家の現在地:娘は現在小学1年生(6歳)。夫婦共働きで、つみたてNISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用しながら、20年後の教育資金や老後資金のベースを作っています。
  • 3年後の家計課題(2029年4月):娘が小学4年生になります。放課後の過ごし方が変わるため、民間の英語教室やプログラミング教室、あるいは進学塾など、月々の教育費・習い事費が確実にアップすることが見込まれます。
  • 課題解決に必要な配当額:増える習い事費のすべてを給与から賄うのは、少し家計の心理的負担が大きいもの。そこで、「月額5,000円(年間60,000円)」のキャッシュフローを配当金で生み出し、それを習い事費の補填に充てたいと考えています。

月5,000円と聞くと地味に思えるかもしれませんが、年間で6万円です。これが毎年自動的に口座に振り込まれる仕組みがあれば、「ちょっと月謝が高めの習い事だけど、本人がやりたいなら行かせてあげよう」と、笑顔で背中を押してあげられますよね。お金は、子どもの選択肢と自由度を広げるための素敵なツールなんです。

目標配当額の逆算:月5,000円を実現するためのロードマップ

「3年後に月5,000円(年間60,000円)の配当金を得る」という目標が決まったら、次はそれを実現するために「いくらの元手が必要か」を逆算していきます。

今回注目しているフェイスネットワークの配当利回りは、会社予想ベースで5.65%(2026年7月17日時点、株価790.8円、1株配当45円想定)という、非常に魅力的な高水準です。この数字を使って、必要な投資額を計算してみましょう。

まずは、非課税口座(新NISAの成長投資枠など)を活用して、税金がかからない前提でのシンプルな計算です。

必要年間配当額:60,000円 ÷ 配当利回り:5.65% = 必要投資額:約1,061,946円

つまり、約106万円分の株式を保有していれば、非課税で年間6万円の配当が得られる計算になります。フェイスネットワークの最低購入金額は100株単位で約79,700円ですから、約13単元(1,300株)を保有するイメージですね。

もし、課税口座(特定口座)で運用し、約20.315%の税金が引かれる場合はどうでしょうか。手取りで60,000円を残すためには、税引き前で約75,300円の配当金が必要になります。

必要年間配当額(税引き前):75,300円 ÷ 配当利回り:5.65% = 必要投資額:約1,332,743円

税金がかかる場合は、約133万円の投資が必要になります。この「約106万円〜133万円」という具体的な数字が見えると、「毎月3万円ずつ高配当株を買い増していけば、3年後には余裕で届くな」とか、「ボーナスから一部を振り分ければ、2年で達成できるな」というように、家計管理の現実的なアクションプランに落とし込むことができますよね。これこそが、私の大好きな「逆算のマネープラン」です。

不動産開発・高配当セクター3銘柄の比較検討

高配当な魅力を持つ不動産セクターですが、世の中にはたくさんの素晴らしい企業があります。同じ「3年後の小4の壁に向けた月5,000円の確保」という目標を達成するために、フェイスネットワークのほかにも候補となる、特徴の異なる3つの銘柄を比較して、我が家にどれが合うかを検討してみましょう。

ここでは、過去にブログでご紹介した、異なる魅力を持つ銘柄たちを並べて比較してみます。

項目 フェイスネットワーク(3489) ビーロット(3452) インテリックス(463A)
主なビジネス 都心(城南・城西エリア)を中心とした1棟RCマンションのデザイン・開発・販売。ターゲットが富裕層。 不動産投資開発事業、不動産コンサルティング、不動産マネジメント。全国展開。 中古マンションの再生(リノベーション)分譲、アセットシェアリング事業。
直近株価(目安) 790.8円 1,000円〜1,500円前後 600円〜800円前後
最低投資金額 約79,700円 約10万円〜15万円(時期による) 約7万円〜8万円(時期による)
予想配当利回り 5.65% 約5.5%〜5.8%水準 約5.0%〜5.3%水準
特徴・強み 一気通貫体制、高いROE(実績32.38%)、城南エリアという圧倒的に強い不動産需要。 再生不動産やホテルなど多岐にわたるポートフォリオ。機動的な開発力。 省エネリノベーションなど、これからの時代にマッチしたエコなビジネスモデル。
詳細リンク ビーロットの個別記事はこちら インテリックスの個別記事はこちら

このように並べてみると、同じ不動産セクターでも、ビジネスの主戦場や対象としている顧客層、物件のタイプが全く異なることがわかりますね。

例えば、過去にご紹介した株式会社ビーロットは、商業ビルやホテル、オフィスなど多様なアセットを全国で手がけ、柔軟な機動力を持っています。また、インテリックスは中古マンションを買い取って魅力的に再生する、エコでサステナブルな「リノベーション」に特化しています。

それに対して、今回注目するフェイスネットワークの最大の特徴は、東京都心の「城南・城西エリア(世田谷区、目黒区、渋谷区など)」に徹底的に特化した、新築の1棟RCマンション開発である点です。このエリアは、日本の不動産の中でも、最も人口流入が強く、地価が下がりにくい超・一等地。富裕層の相続税対策や資産運用ニーズが非常に強いため、景気の波に対して比較的強い耐性を持っていると考えられます。

さらに指標を見てみると、驚くべきはROE(自己資本利益率)が実績で32.38%という極めて高い水準にあることです。資本をいかに効率よく使って利益を上げているかを示すこの指標が30%を超えているのは、同業界の中でも抜群の稼ぐ力を持っている証拠。自己資本比率も35.8%とおおむね30%のラインを上回っており、有利子負債のコントロールも直近で減少に転じるなど、バランスシートの引き締めも行われています。

ちょっと海外のニュースにも目を向けてみると……

話は少し逸れますが、私は日々、国内外の多様なビジネスニュースをチェックするようにしています。最近、気になる海外テックニュースで「FII stock holds support after Foxconn revenue update(フォックスコン・インダストリアル・インターネットの売上発表後に株価がサポート水準を維持)」という記事を目にしました。気になる方は、こちらの原文も覗いてみてくださいね。

FII stock holds support after Foxconn revenue update – ad-hoc-news.de

この記事では、台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)傘下で、電子機器受託製造や産業用インターネットを担う「FII(Foxconn Industrial Internet)」について報じられています。内容は、「企業の価値を読み解く際、単一の華やかな製品のヘッドライン(見出し)に惑わされるのではなく、報告された『前年同期比の比較(Year-on-Year)』や『事業の裏側にある営業の詳細な数字』の組み合わせを読み解くことこそが大切である」というものです。

この考え方って、日本の個別株、それこそ今回のフェイスネットワークのような不動産開発企業を分析するときにも、全く同じことが言えるなと感動したんです。不動産開発は「今、大きなビルが建った」「おしゃれなマンションが完成した」という表面的なニュースに目を奪われがちですが、本質は「一過性ではない営業利益率の推移」「着実な売上高の拡大(前年同期比での成長)」といった、地道な数字の積み重ねにあります。フェイスネットワークの収益性は現在、営業利益率と純利益率が前年同期比で上向き、EPS(1株当たり純利益)も改善傾向にあります。表面のブームではなく、こうして足元のファンダメンタルズがしっかりしているかどうかを見極める目が、私たち個人投資家には必要なんだなと改めて実感しました。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

それでは、我が家の人生設計シナリオ「3年後に月5,000円の習い事費を確保する」という目的に照らし合わせて、フェイスネットワーク(3489)を3つの軸で厳しく、でも愛を持って評価してみたいと思います!

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

配当利回り5.65%という数字は非常に魅力的ですが、「本当にこの高配当が10年単位で続くの?」という点は、ママ投資家として最も気になるところです。企業の稼ぐ力を示すEPS(会社予想128.20円)に対して、1株配当予想は45円。ここから計算される配当性向は約35.1%となります。高配当株の中には、配当性向が70%や80%を超え、無理をして配当を出している企業もありますが、フェイスネットワークの35%前後というのは非常に健全で、余裕を残した水準です。これなら、業績が少しブレたとしても、すぐに減配に追い込まれるリスクは低いと判断できます。ただ、不動産業界は良くも悪くも景気の波や金利の動向に左右される「景気敏感セクター」です。そのため、景気悪化時の減配リスクがゼロではない点を考慮し、評価は「○」としました。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

我が家の目標である「3年後に向けた習い事費の準備」というタイムラインに、非常にマッチしていると感じます。最低購入金額が約79,700円と、10万円以下からスタートできる機動性の高さが素晴らしいですね。「今月はちょっと家計に余裕があるから100株買い増そう」「ボーナスが出たからまとめて300株買おう」といった、働くママのリアルな家計の懐事情に合わせて、少しずつ買い足していきやすいのが魅力です。3年かけてコツコツ保有残高を増やし、小4の壁にぶつかるタイミングで目標の1,300株(約106万円分)に到達させる計画が、とても現実的に描けます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

現在、我が家のポートフォリオの核(コア)は、世界株や全米株のインデックス投資(つみたてNISA、iDeCo)でしっかりと固めています。こちらは20年後の老後資金や、娘の大学進学といった、絶対に減らしたくない「守りのお金」です。一方で、今回のフェイスネットワークのような個別高配当株は、日々の暮らしに潤いを与えるキャッシュフローを作るための「サテライト(攻め・楽しみの枠)」として位置づけています。ポートフォリオ全体のごく一部(10%〜15%程度)にとどめる前提であれば、この高い利回りと一時的な株価変動リスクは、我が家のリスク許容度の範囲内に十分に収まります。

制度活用との組み合わせ:みずき流・賢い税金対策

ここで、私ならではの「制度活用」のアイデアをシェアさせてくださいね。せっかく高い配当金をもらっても、約20%の税金が引かれてしまうのはもったいない! 個人投資家の最大の武器は、国が用意してくれている税制優遇制度を賢く使い倒すことです。

具体的には、以下のような活用法を考えています。

1. 新NISAの「成長投資枠」をフル活用する

フェイスネットワークのような個別株は、新NISAの成長投資枠で購入するのが基本です。これなら、5.65%という驚異的な高配当を、税金ゼロでそのまま丸ごと受け取ることができます。先ほどの計算通り、税金がかからなければ、目標達成に必要な元手は約133万円から約106万円へと、約27万円も少なくて済むことになります。この差は家計にとって非常に大きいです!

2. ジュニアNISA(既存分の保全)や子どもの口座での受け取り

制度としては新規投資が終了したジュニアNISAですが、すでに保有している分の非課税管理は続いていますよね。また、子ども名義の課税口座を活用して、配当金を将来の子どものための「お小遣い教育」や「専用の貯蓄」として見せる化するのも面白いなと思っています。子ども自身に「このマンションを建てる会社を応援しているから、お小遣いが入ってくるんだよ」と説明できたら、素晴らしい金融教育の機会になりますよね。

3. 特定口座で保有する場合の「配当控除」の活用

もし将来的にNISA枠を使い切って特定口座(課税)で保有することになった場合でも、諦める必要はありません。我が家のように夫婦共働きで、課税所得があまり高くないゾーン(例えば課税所得が900万円以下)であれば、確定申告で「総合課税」を選択して配当控除を適用することで、源泉徴収された約20%の税金の一部、または大部分を取り戻すことができます。こうした税制の仕組みをあらかじめ知っておくだけで、投資に対する安心感が格段にアップします。

あえて語る、フェイスネットワークの弱点・懸念点

完璧な銘柄なんて、この世には存在しません。良い面ばかりを見て投資をすると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。私がフェイスネットワークを検討する上で、頭の片隅に置いている懸念点もしっかり共有しますね。

まずは、「日本の金利上昇リスク」です。不動産開発企業は、土地を仕入れてマンションを建てるために、銀行から大きな資金を借ります。現在、日本もゼロ金利解除など金利が上昇する局面にあります。借入金の金利負担が増えれば、企業の利益を圧迫する要因になり得ます。ただし、同社は有利子負債を減少させるなどの財務健全化を進めており、自己資本比率も35.8%を維持しているため、過度な心配は不要かもしれませんが、注視し続ける必要があります。

もう一つは、「流動性(出来高)の低さ」です。指標データを見ると、1日の出来高が69,200株、売買代金が約5,500万円(2026年7月17日時点)と、決して市場での取引が活発なマンモス企業ではありません。流動性が低い株は、何か悪いニュースが出たときに売りたくても売りづらくなったり、株価が急激に乱高下したりする特性があります。日々の株価の動きに一喜一憂してしまうタイプの方にとっては、少し心臓に悪い銘柄かもしれません。

「株価が下がって悲しい!」とならないためには、やはり「私は3年後の配当金(キャッシュフロー)を目的に買っているんだ」と、目的を明確にして、株価の推移はあえて見守るくらいの、のんびりしたスタンスが大切だと思います。

みずきの総合評価:我が家はこう判断する!

長々と分析してきましたが、最終的なみずきの結論です。

「フェイスネットワーク(3489)は、我が家の『小4の壁』を支えるサテライト枠として、コツコツ買い増す価値のある【85点】の銘柄!」

100点満点と言い切らないのは、先ほど挙げた不動産業界全体の金利リスクや景気敏感な性質があるからです。でも、それを補って余りある「5.65%」という高い利回り、そして東京の超・一等地である城南エリア特化というビジネスモデルの強さは、非常に魅力的です。

我が家では、以下のようなハイブリッド戦略でいこうと考えています。

  • 基本の教育資金(大学用など)は、全世界株インデックス投資で毎月淡々と「つみたて」を継続する。
  • それとは別枠で、3年後の「月々の習い事費アップ」に対応するため、このフェイスネットワークを、NISAの成長投資枠を使って、株価が下がって割安になったタイミングを見計らいながら、100株ずつスポットで購入していく。
  • もし株価が一時的に下がっても、東京都心の不動産需要の強さと、高いROEを信頼して、配当金をしっかり受け取りながらホールドする。

「一気に100万円分を買う!」と思うと緊張してしまいますが、「まずは1単元(約8万円)買ってみて、配当金が実際に振り込まれる嬉しさを体験してみようかな」と思えるサイズ感なのも、子育て家庭にとって嬉しいポイントですよね。

みなさんのご家庭でも、それぞれの人生設計(数年後にどんなライフイベントがあるか?)から逆算して、ぴったりの高配当株を探してみてはいかがでしょうか。この記事が、少しでもみなさんの家計管理や投資のヒントになれば嬉しいです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう! みずきでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました