○(8897)MIRARTHホールディングス : 5.71%配当で3年後の小4の壁を支えるサテライト枠

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

みなさん、こんにちは!子育てママ投資気のみずきです。仕事に家事に育育にと忙しい毎日ですが、みなさんはいかがお過ごしですか?我が家の長女は2020年1月生まれで、早いもので今年(2026年)の春に小学校へ入学しました。ピカピカのランドセルを背負って元気に通う姿を見るたび、子どもの成長の早さに驚かされる毎日です。

でも、親として同時に頭をよぎるのが「これからの教育費」のことですよね。小学校に入学したばかりの今はまだ固定費も落ち着いていますが、あと3年して小学4年生になる頃にはいわゆる「小4の壁」とともに、塾通いや習い事の本格化で教育費が一気に跳ね上がる時期を迎えます。

そこで我が家では、つみたてNISAやiDeCoでの長期積立を軸としつつ、毎月の家計の現金を直接サポートしてくれる「高配当株投資」を組み合わせた人生設計を進めています。今回は、東証プライム市場に上場している不動産・エネルギー関連企業「MIRARTHホールディングス(8897)」を取り上げます。配当利回りが約5.71%と非常に魅力的な水準にあるこの銘柄が、我が家の人生設計においてどんな役割を果たしてくれるのか、リアルな家計目線で検証してみました!

シナリオ設定:「我が家の人生設計」と3年後の課題

まずは銘柄の話に入る前に、なぜ我が家が今この時期に配当金の補強を考えているのか、我が家の「人生設計シナリオ」からお話しさせてくださいね。

我が家の現在地と、将来に向けたタイムラインは以下のようになっています。

我が家の現在地(2026年時点):

・長女:6歳(小学1年生)
・家計状況:インデックス投資を中心に毎月積み立て中。日常の生活費は安定しているものの、今後の教育費増加に備えたい。

3年後(2029年4月)の家計課題:

長女が小学4年生に進級します。この時期は「小4の壁」と呼ばれ、学童保育の利用制限や放課後のお稽古事、進学塾への通塾が本格化するタイミングです。調べたところ、小学4年生からの通塾費用や習い事の追加によって、月あたり5,000円〜10,000円程度の教育費増加が見込まれます。

解決したい課題と目標配当額:

給与収入だけに頼るのではなく、我が家の「現金流(キャッシュフロー)」を増やすことで、この月5,000円(年間60,000円)の教育費アップ分を配当金でカバーしたいと考えています。年間6万円の不労所得があれば、子どもがやりたいと言った習い事を諦めさせずに応援してあげられますよね。

目標配当額の逆算計算

それでは、「3年後までに手取りで月5,000円(年間60,000円)の配当金を得る」ためには、具体的にどれくらいの投資額が必要になるのか、逆算して計算してみましょう。

株式の配当金には通常約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の税金がかかります。手取りで年間60,000円を確保するためには、税引き前の額面配当金として以下が必要になります。

必要な額面年間配当額: 60,000円 ÷ (1 – 0.20315) = 約75,300円

ここで、候補銘柄であるMIRARTHホールディングスの会社予想配当利回り5.71%を当てはめてみます。(株価404円、1株配当予想23.00円で計算)

必要な投資額(計算式): 75,300円 ÷ 5.71% = 約1,318,739円

つまり、MIRARTHホールディングス単体に投資する場合、約132万円分の株式を保有できれば、我が家が目標とする「月5,000円の教育費サポート」が完成する計算になります。

また、MIRARTHホールディングスは最低購入金額が1単元(100株)で約40,300円と非常に手頃です。一気に132万円を投資するのではなく、毎月10,000円〜20,000円ずつ余剰資金でコツコツ買い足していける点も、子育て世帯の家計管理にとって嬉しいポイントですね。

複数銘柄の比較紹介(不動産・建設系高配当株の比較)

ただし、1つの銘柄に集中投資をするのはリスクが高すぎます。我が家では必ず「同じ目標を達成できる他の選択肢」と比較検討することにしています。今回は、不動産や建設セクターで高配当を提供する銘柄として、MIRARTHホールディングスと他2銘柄を一覧表で比較してみました。

項目 MIRARTHホールディングス(8897) ファーストコーポレーション(1430) ビーロット(3452)
主な事業 新築分譲マンション(タカラレーベン)他 分譲マンション建築特化の建設会社 不動産再生・開発事業、収益不動産
株価(目安) 404円 約700円〜800円前後 約600円〜700円前後
最低購入代金 40,300円 約75,000円 約65,000円
予想配当利回り 5.71% 約5.08% 約5.58%
PER(会社予想) 6.85倍 約8.5倍 約7.2倍
PBR(実績) 0.65倍 約0.95倍 約1.1倍
自己資本比率 20.0% 約45.0% 約25.0%

過去に我が家で分析した銘柄については、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。

◎(1430)ファーストコーポレーション : 5.08%配当で4年後の小5の教育費を支える計画
○(3452)(株)ビーロット : 5.58%配当で3年後の小4の壁に向けた月5,000円の習い事費の備え

比較してみると分かるのですが、MIRARTHホールディングスは配当利回りが5.71%と3社の中で最も高く、PBRも0.65倍と解散価値を下回る割安水準にあります。最低購入金額も約4万円と圧倒的に低いため、小回りが利くのが大きな特徴です。一方で、自己資本比率が20.0%とやや低めな点は、リスク管理の面で注意が必要ですね。

MIRARTHホールディングス(8897)のファクトチェックと特徴

ここで、MIRARTHホールディングスの指標やビジネスモデルについて、客観的なファクトをチェックしておきましょう。

【基本指標データ(最新データ)】
・株価:404円(前日比 -1円 / -0.25%)
・年初来高値:437円 / 年初来安値:381円
・時価総額:55,590百万円(約555億円)
・最低購入代金:40,300円(単元株数:100株)
・予想配当利回り:5.71%
・1株配当(会社予想):23.00円
・PER(会社予想):6.85倍
・PBR(実績):0.65倍
・EPS(会社予想):58.83円
・ROE(実績):5.71%
・自己資本比率(実績):20.0%

MIRARTHホールディングスは、首都圏を中心に「レーベン」ブランドの分譲マンションを展開する不動産デベロッパーです。近年ではエネルギー事業(太陽光発電など)やアセットマネジメント事業など、事業の多角化を進めています。

市況データについては、例えば山梨日日新聞デジタルのマーケット速報などの株式情報でも日々更新されていますが、投資家から見ると「高利回りかつ低PER・低PBRの割安銘柄」として認知されています。

しかし、家計を守るママ目線で財務データを深掘りすると、慎重にならざるを得ないポイントがいくつか浮かび上がってきます。

財務・業績の注意点:
1. 収益性の不安定さ: 純利益率や営業利益率に波があり、直近では悪化傾向が見られます。ROEも5.71%と高くはなく、業績の期ごとのブレが大きいです。
2. 財務の健全性: 自己資本比率が20.0%と、不動産業界としてもやや低い水準です(一般的に安全とされる目安は30%以上)。また有利子負債が増加傾向にあり、金利上昇局面では利払い負担が重くなる懸念があります。
3. キャッシュフロー: フリーキャッシュフローがマイナス圏で推移しており、マンション開発のための用地仕入れ等の先行投資がかさんでいる影響が覗えます。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

これらのファクトを踏まえて、我が家の人生設計におけるマッチ度を3つの軸で評価してみました!

A. 配当の持続性・成長性:評価「△(やや懸念あり)」
利回り5.71%(1株23円)は魅力的ですが、自己資本比率20%と業績のブレを考えると、減益局面での減配リスクをゼロとは言えません。配当性向自体はEPS(58.83円)に対して約39.1%(23円 ÷ 58.83円)と適正範囲内ですが、業績が大きく落ち込んだ際の「配当の粘り強さ」にはやや不安が残ります。

B. 人生設計との適合性:評価「○(悪くない)」
最低購入金額が約40,300円と安いため、家計の余剰資金に合わせて小分けに購入できる点は非常に優れています。「3年後の小4進級までに少しずつ買い集めて、月5,000円の配当を作る」というタイムラインには非常にフィットしやすい銘柄です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△(やや緊張感あり)」
我が家はまだ子どもが小さく、長期的な資産形成の途中です。不動産デベロッパー特有の景気敏感さと財務レバレッジの高さを考えると、我が家のメインポートフォリオ(コア枠)に組み入れるのは危険だと判断します。あくまで「サテライト枠(余裕資金の一部)」での保有が限度ですね。

制度活用(NISA・配当控除)との組み合わせ

我が家が株式投資を行う上で最も大切にしているのが「税金面の制度活用」です。MIRARTHホールディングスのような高配当株を買う場合、どのような制度活用が効果的か考えてみましょう。

1. 新NISA(成長投資枠)の活用:
新NISAの成長投資枠で購入すれば、配当金(年間23円/株)にかかる20.315%の税金が完全非課税になります。額面通りの5.71%の利回りをそのまま手取りとして受け取れるため、年間60,000円の手取り配当を得るために必要な投資額が「約105万円」にまで圧縮できます!これは大きなメリットですね。

2. 特定口座+配当控除(総合課税):
もしNISA枠をインデックスファンドなどで使い切っている場合は、特定口座で購入して確定申告時に「総合課税+配当控除」を選択する戦略もあります。課税所得が695万円以下の世帯であれば、配当控除を利用することで実質的な税率を下げることが可能です。自分の世帯年収に応じた課税方式の選択は、子育て世代の節税テクニックとして押さえておきたいポイントですね。

我が家の総合評価と今後の戦略

最後に、我が家におけるMIRARTHホールディングス(8897)への最終判断をまとめたいと思います。

みずきの総合判断:
「4万円というお手頃価格と5.71%の高利回りは超魅力的!ただし、財務面の弱さ(自己資本比率20%)があるため、ポートフォリオの主役ではなく『サテライト枠で100株〜200株程度をアクセントとして保有する』のが我が家の最適解」という結論になりました。

完璧な銘柄なんて存在しないからこそ、「この銘柄の強み(高利回り・少額投資可能)と弱み(財務の不安定さ)」を正しく理解して、自分たちの人生設計に合わせたサイズで付き合っていくことが大切だと感じています。

長女が小学4年生になるまでの残り3年間、あせらず無理のない範囲で、家族の笑顔を増やすための「お金の仕組みづくり」を続けていきたいと思います。みなさんのご家庭では、どんな未来予想図を描いていますか?この記事が、少しでもみなさんの人生設計や資産形成の参考になれば嬉しいです!

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