◎(7488)ヤガミ : 育休中も3年後月1万円教育費をジュニアNISAで支える

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:ヤガミ(8103)は我が家の「3年後の教育費」を支えてくれるか?

こんにちは、みずきです。2026年に入って、日本株の活況が続いていますね。特に私たち子育て世代が注目したいのは、ただ利回りが高い銘柄ではなく、「不況になっても減配しない体力があって、かつ家計の目標時期に配当をしっかり届けてくれるか」という点だと思うんです。

今回注目するのは、機械器具の専門商社である(株)ヤガミ【8103】です。派手さはないけれど、安定した事業基盤と堅実な財務が魅力の銘柄です。我が家の3年後の家計目標をこの銘柄に託すことができるのか、人生設計の観点から深掘りしていきますね。


1. シナリオ設定:「3年後の小1の壁」と育休の課題

我が家は娘が5歳(年長)で、私自身、2年後くらいに第二子の出産・育休を検討しています。今、具体的な家計の課題が2つあります。

我が家の現在地と直近の課題

  • 現在の年齢: 娘5歳(年長)、私32歳
  • 直近の課題1(育休): 2年後、私が育休に入ると、手取り収入が一時的に大きく減ります。その間の家計の「防御壁」となる配当収入が欲しい。
  • 直近の課題2(教育費): 3年後、娘が小学校に入学し、学童や習い事(英語やプログラミングなど)の費用が一気に増える見込みです。目標は、月々1万円(年間12万円)を配当で賄うことです。

この「月1万円の教育費」を3年後の目標と設定し、それを実現できる銘柄を探るのが今回の主眼です。特に、この配当収入を非課税で受け取りたいので、ジュニアNISAの枠で投資することを前提に考えます。

目標配当額の逆算計算

現在、ヤガミの配当利回りを仮に3.5%とします。これをベースに、年間12万円の配当を得るために必要な投資額を逆算します。

必要投資額 = 年間目標配当額 ÷ 配当利回り

120,000円 ÷ 3.5% ≒ 343万円

3年後の目標達成に向けて、現在から年間約115万円ずつ投資していく必要があります。これは、私のつみたてNISAや夫のiDeCoとは別に、個別株の種銭として用意する必要がありますね。

もしこの343万円を娘のジュニアNISA口座に入れられれば、18年間、配当金が全て非課税になります。月1万円の習い事費用が、税金を引かれずに入ってくるのは、本当に大きなメリットだと思います。


2. 複数銘柄の比較紹介:ヤガミの立ち位置

月1万円の配当を3年後に得るために、343万円を投資する。この目標に対して、(株)ヤガミ【8103】がどのような立ち位置にあるのか、他の選択肢と比較して見てみましょう。

銘柄A:(株)ヤガミ【8103】(安定成長を目指す専門商社)

  • 事業概要: 研究・教育機関向けの理化学機器や、工業・産業向けの機械器具の専門商社です。特定の景気に左右されにくい公共的な需要と、工場の設備投資の波に乗る景気敏感な需要の両方を持っています。
  • 配当利回り(仮想): 3.5%
  • 配当性向(仮想): 40%
  • 財務状況: 自己資本比率が高く、非常に健全です。
  • 特徴: 利回りは極端に高くありませんが、配当性向が低く、収益の余裕(バッファ)が非常に大きいのが魅力です。増配実績も堅調で、安定的な配当成長が期待できます。

比較銘柄B:安定ディフェンシブ株(仮)

  • 事業概要: 通信や電力など、公共性の高いインフラ企業。
  • 配当利回り(仮想): 3.2%
  • 配当性向(仮想): 65%
  • 我が家への適合性: 不況耐性は高いですが、成長性や増配期待は低く、目標額到達のために必要な投資額はヤガミよりわずかに増えます。

比較銘柄C:高利回りアグレッシブ株(仮)

  • 事業概要: 景気循環の波が大きい建設や海運セクターなど。
  • 配当利回り(仮想): 5.5%
  • 配当性向(仮想): 75%
  • 我が家への適合性: 投資額は少なくて済みますが、2年後の育休時期に景気後退が重なると、減配や無配になるリスクがあり、精神的な安定が得られません。

ヤガミは、利回りこそ飛び抜けて高くありませんが、配当性向40%という余裕が、私たち子育て世代が求める「減配されない安定感」を強く担保してくれていると感じました。


3. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ヤガミを我が家の人生設計に組み込む際の評価を、3つの軸で具体的に見ていきます。

A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)

ヤガミの最大の魅力は、配当性向の低さにあります。仮に業績が一時的に悪化したとしても、利益の40%しか配当に回していないため、残りの60%の利益を内部留保として積み増したり、事業投資に回したりする余裕があります。

私たちのような長期投資家にとって、増配トレンドも大事ですが、何よりも「不況期に配当を維持する体力」が最優先です。配当性向が60%や70%を超えている高配当株は、景気後退時に減配しやすいリスクがありますが、ヤガミのように40%程度で収まっていれば、安心して持ち続けられます。

これは以前、高財務で有名なケル(株)を検討した時と近い安心感ですね。

B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)

目標は「3年後に月1万円の教育費を賄うこと」でした。ヤガミの利回り(3.5%)で343万円を投資すれば、この目標に到達できます。

ヤガミの事業内容(研究機関・産業向け)は、インフレが進み、技術革新や設備投資が続く限り、安定的な需要が期待できます。つまり、娘が小学校から高校生になる10年スパンで見たときに、配当が途切れる可能性は低いと判断できます。

もし2年後の育休中に株価が下落しても、配当金は維持される可能性が高いので、家計のキャッシュフローは守られるという点で、適合性は非常に高いです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(安心して持てる)

景気敏感な側面もある商社ですが、ヤガミは特定の産業に特化しつつ、顧客基盤が広いため、リスクは分散されています。

ただ、現在の株式市場の状況には少し注意が必要です。今、市場全体が好調だからこそ、景気敏感株に資金が流れている側面があります。

実際に、2026年1月現在、日経平均株価は最高値圏にあり、時事通信の記事(〔東京株式〕最高値圏を維持=景気敏感株に買い(13日後場中盤))でも、高市政権への政策期待を背景に、輸送用機器や銀行など景気敏感セクターに買いが広がっていると報じられています。ヤガミの事業も、国内の設備投資や研究開発費に連動するため、今の市場の熱狂の恩恵を受けている可能性はあります。

だからこそ、「今が高いから買わない」という選択肢もありますが、ヤガミは配当性向が低いため、株価が高くても「配当の安定性」が崩れにくいという防御策があります。我が家としては、この銘柄をポートフォリオの「**安定高配当のコア**」として組み入れる判断はできると考えています。


4. みずきの総合評価+制度活用との組み合わせ

ヤガミの総合評価:ジュニアNISAで「非課税の教育費」を確保する

ヤガミは、高配当株の中でも「堅実な財務」と「増配への余力」を兼ね備えた、子育て世代の長期投資に非常に適した銘柄だと評価します。

我が家の目標である「3年後、月1万円の習い事費を賄う」という目標に対して、銘柄B(安定ディフェンシブ)より高い利回り(3.5% vs 3.2%)で達成しやすく、銘柄C(高利回りアグレッシブ)のような減配リスクも低い。まさに、安定と成長のバランスが取れた銘柄ですね。

もし私たちと同じように「子どもの教育費」を配当で賄いたいと考えているなら、ぜひジュニアNISAでこの銘柄を検討してほしいです。

年間12万円の配当金を課税口座で受け取ると、約20%(24,000円)が税金で引かれます。これがジュニアNISAであれば、配当金がまるまる非課税で受け取れるんです。年間24,000円が非課税になるのは、子どもが18歳になるまで複利で効いてくるので、本当に馬鹿にできません。

ヤガミのような安定感のある銘柄で、非課税の現金を着実に積み上げる。これが、私たちみずきブログが推奨する「人生設計に合わせた投資」の具体的なアクションです。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

ただ、もちろん懸念もあります。

ヤガミは専門商社であり、景気が後退し、工場などの設備投資が絞られる局面では、売上が大きく落ち込む可能性があります。配当性向40%で耐えられるとはいえ、株価自体は連動して下落するでしょう。

もし、我が家が2年後に育休に入り、家計が引き締まるタイミングと、世界経済の景気後退が重なってしまうと、株価下落によって、精神的なプレッシャーは大きくなります。

だからこそ、ヤガミをポートフォリオの全てにするのではなく、安定ディフェンシブ株(銘柄B)や、つみたてNISAで積み立てている全世界株インデックスファンドと組み合わせることが必須ですね。

私の考えとしては、

  1. つみたてNISA:全世界株(未来の成長の土台)
  2. iDeCo:国内債券(リスク低減と税制メリット最大化)
  3. ジュニアNISA:ヤガミ(教育費のための安定的な高配当)

という役割分担で、ヤガミに安定配当の役割を担ってもらうのが、今の我が家には一番合っているかな、と思っています。

投資は焦らず、自分たちの人生設計というゴールから逆算して、今の選択が合っているかを冷静に判断していきたいですね。

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