本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
我が家の「小1の壁」と「育休」を乗り切る!月1万円配当を狙うための具体的な人生設計シナリオ
こんにちは、みずきです。現在32歳、娘は年長(5歳)です。
わが家は今、人生設計上の大きな「山場」を迎えようとしています。それは、娘が小学校に入学する**1年後**と、それに合わせて検討している**第二子出産による育休**が重なるタイミングです。
小学校に入ると、学童や習い事など、今までかからなかった費用が増えます。また、育休中は私の収入がガクッと減ってしまうため、家計全体のキャッシュフローが悪化します。この複合的な家計の壁を、なんとか投資の力で乗り切りたいと考えています。
【我が家のシナリオと目標設定】
- 現在地:娘5歳(年長)。貯蓄は進んでいるものの、個別株の配当収入はまだ家計の柱になっていない。
- 1〜2年後の家計課題:
- 娘の小学校入学に伴う習い事費(月5,000円程度を想定)。
- 私の育休による収入減(月5,000円程度を配当で補填したい)。
- 目標年間配当額:合計で月10,000円(年間120,000円)の現金流を、税制優遇を活用しつつ確保する。
この目標を達成するために、今回は5%を超える高い配当利回りが魅力的な高配当株、(株)NEW ART HOLDINGS(7638)に注目してみました。
目標額達成のための逆算計算:225万円で月1万円を実現する?
まずは、我が家の目標である「年間120,000円(月10,000円)」の配当を得るために、この銘柄にどれくらいの投資が必要か計算してみます。
NEW ART HOLDINGSの最新の会社予想配当利回りは5.33%です。この利回りを使って計算すると…
必要投資額 = 120,000円 ÷ 5.33% ≒ 約2,251,400円
現在の株価が1,495円(2026年1月15日時点)で、最低購入代金が150,100円(100株)ですから、約1,500株(15単元)が必要になります。
約225万円。これを1年後の育休開始までに準備するのは、つみたてNISAやiDeCoと並行して行うには少し大変な金額ですが、我が家の現在の貯蓄ペースであれば、十分に現実的なラインだと思います。
この目標額と必要投資額が明確になると、この銘柄を「コア」にするか「サテライト」にするか、具体的な判断に進めますね。
(7638) NEW ART HOLDINGSってどんな会社?
NEW ART HOLDINGSは、主に「ジュエリー」「ブライダル」「アート」の3つを柱としているユニークな企業グループです。
- ジュエリー事業:「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコダイヤモンド」といったブライダルジュエリーの有名店を運営しています。
- アート事業:絵画や宝飾品の販売、画廊事業。
- その他:フィットネス事業なども展開。
景気に左右されやすい「嗜好品」「ラグジュアリー」の側面が強いビジネスモデルですね。だからこそ、高利回りになっているとも言えます。
【NEW ART HOLDINGSの基本指標(2026年1月15日時点)】
| 項目 | 数値 | みずきの評価ポイント |
|---|---|---|
| 株価 | 1,495円 | 最低購入代金は約15万円から |
| 配当利回り(会社予想) | 5.33% | 5%超えの高水準 |
| 1株配当(会社予想) | 80.00円 | 前期比で増配傾向 |
| PER(会社予想) | 12.59倍 | 日本の平均(約15倍)より割安 |
| PBR(実績) | 2.47倍 | 解散価値(1倍)より高いが、収益性が高い証拠 |
| 自己資本比率(実績) | 36.4% | 30%超で安定性はまずまず |
| ROE(実績) | 21.33% | 非常に高い収益性!効率的な経営ができている |
収益性を示すROE(自己資本利益率)が21.33%と、驚くほど高い水準です。これは、少ない自己資本で大きな利益を生み出せている証拠。高利回りなだけでなく、ビジネス自体がかなり好調なんだな、ということが分かります。
みずきの「人生設計マッチ度」評価:なぜリスクを取って検討するのか
高い配当利回りは魅力的ですが、景気敏感な事業構成なので、我が家の「育休中の家計サポート」という最も大事なライフイベントと組み合わせるには慎重さが必要です。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
NEW ART HOLDINGSは、高配当を継続する方針を打ち出していますが、その「体力」はどうでしょうか。
配当性向の確認:
1株配当80円に対し、1株利益(EPS)は119.21円の予想です。
配当性向は 80円 ÷ 119.21円 ≒ 約67.1%。
配当性向67%は、私が好む50%前後と比較すると、やや高めです。つまり、利益の多くを配当に回しているので、業績が少しでも悪化すると、すぐに配当金を減らさざるを得ないリスクがあります。
特にジュエリーやブライダルは、景気が悪くなると真っ先に購入が控えられやすい商品です。もし育休中に景気後退が重なってしまうと、減配リスクが現実味を帯びてきます。この点は「持続性」を評価する上でマイナスポイントですね。
B. 人生設計(短期家計サポート)との適合性:○(目標額到達はしやすい)
適合性は「悪くない」の「○」評価です。
最大のメリットは、5.33%という利回りのおかげで、目標額(月1万円)に必要な投資額が約225万円で済むことです。利回り3%台の銘柄だと300万円以上必要になるため、短期間で目標達成を目指す我が家にとっては、この利回りの高さは大きな魅力です。
もし1年後に育休に入り、この配当が安定して得られれば、娘の習い事(ピアノとかダンスかな?)の費用を全額、配当金で賄うことができます。これは精神的なゆとりにも繋がります。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(ポートフォリオの比重は低くすべき)
育休中の収入減というリスクに備えるための投資なので、安定性は最優先です。
NEW ART HOLDINGSは収益性が高い反面、事業の景気敏感度が高いです。よって、この銘柄を「家計の柱(コア)」とするのは危険だと判断します。むしろ、安定的なREITやディフェンシブ銘柄をコアに据えて、この銘柄は「配当利回りを引き上げるためのサテライト」として組み込むのが、我が家のリスク許容度に合っていると思います。
もし全財産をこの銘柄に投じて、育休中に減配が発表されたら、私はメンタルが持たないと思うんだよね。
制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで「非課税の習い事費用」を作る
NEW ART HOLDINGSのような高配当銘柄は、ジュニアNISAとの相性が抜群です。
我が家は娘が5歳なので、あと13年間はジュニアNISA口座で非課税運用が可能です。この銘柄を娘名義で持てば、受け取る配当金(年間12万円目標)が**一切課税されません**。
通常の特定口座だと、配当金から約20%が税金として引かれます。年間12万円の配当だと、約24,000円が税金で引かれて手取りは96,000円になってしまいます。
でも、ジュニアNISAなら12万円まるまる非課税!
年間の差額:24,000円
この24,000円は、娘が小学校で使う文房具やちょっとした体験教室の費用になります。これは本当に大きいメリットですよね。特に育休中で1円でも無駄にしたくない時期には、この非課税効果は最大限活用すべきだと考えています。
配当金が家計のサポートになる高配当株を制度内で持つ戦略は、まさに子育て世代の鉄板だと思います。以前紹介した高財務の安定株◎(6156)エーワン精密などと組み合わせて、リスクを分散するのも一つの手ですね。
アート市場への注目と銘柄の将来性
NEW ART HOLDINGSは宝飾品が主軸ですが、アート事業も展開しています。ここで、外部ニュースに目を向けてみると、ラグジュアリー市場やアート市場には、一部で力強い動きが見られます。
例えば、欧州のPEファンド(プライベートエクイティ)が景気後退の懸念がある中でも、**「規模の大きなラグジュアリーファッションブランド」への注目を続けている**というニュース(PE eyes scaled luxury fashion brands despite headwinds…)がありました。
これは、景気が多少悪化しても、超富裕層は消費の手を緩めないという事実に基づいています。NEW ART HOLDINGSの主軸であるブライダルジュエリーは、人生の節目に必要な消費ですが、高価格帯の宝飾品やアートは富裕層の消費に支えられる側面があります。
景気敏感だからこそ、好景気時には高い収益性と高配当を享受できる。そして、富裕層向けの事業を持つことで、不況耐性もゼロではない。これが、この銘柄を検討する大きな理由になりますね。
みずきの総合評価と最終判断
NEW ART HOLDINGSは、利回り5.33%と非常に魅力的で、我が家の1年後の「育休+小1の壁」による月1万円の家計サポート目標を現実的に達成できる銘柄です。
しかし、高配当性向(約67%)と景気敏感性の高い事業構成は、私のような「短期的に安定したキャッシュフローが欲しい」子育てママにとっては、無視できないリスク要因だと感じています。
我が家の結論:
我が家では、目標額225万円をすべてこの銘柄に投じるのは避けたいです。なぜなら、育休中の減配は、家計に直接的なダメージを与えるだけでなく、精神的なストレスが大きすぎるからです。
そこで、この銘柄は「家計の利回り効率を引き上げるためのサテライト枠(分散投資の一部)」として、目標額の半分程度(約110万円、約750株)をジュニアNISA口座で購入し、残りの半分は、以前検討した不動産系のREITなど(分配金が安定しているもの)でカバーするのが最も安心できるプランだと思います。
この戦略であれば、高い利回りによる非課税メリットを享受しつつ、万が一、NEW ART HOLDINGSが減配したとしても、他の安定資産で家計の基本を支えることができます。
完璧な銘柄は存在しません。自分たちの人生設計とリスク許容度に合わせて、この「高利回りだけど景気敏感」な銘柄をどう使いこなすか。それが、個別株投資の醍醐味だと改めて感じますね。


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