本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:高利回り5.06%のエクセディ。攻めの高配当株をどう家計に活かすか?
こんにちは、みずきです。最近、長女(6歳)が小学校に入学して、習い事の送迎や費用が増えて、改めて「現金流」の重要性を痛感しています。つみたてNISAで未来の資産を作るのはもちろん大事だけど、今の家計を支えてくれるキャッシュフローも重要ですよね。
今回注目したのは、自動車部品メーカーの(株)エクセディ(7278)です。なんと予想配当利回りが5.06%(2026年1月22日時点)と非常に高い水準で、高配当株投資をしているママとしては見逃せない存在です。ただ、この高配当には少し「攻め」の要素も含まれているので、我が家の人生設計にどう組み込むか、慎重に検討したいと思います。
特に我が家では、数年後の第二子育休と長女の教育費増という「ダブルの壁」に備えるために、この高利回りをジュニアNISAと組み合わせて活用する戦略を考えますね。
我が家の人生設計シナリオ:3年後、育休と「小1の壁」対策で月1万円確保
投資は、まず人生設計ありき。エクセディを検討する理由となった我が家のシナリオは以下の通りです。
我が家の現在地(2026年)
長女が小学校に入学し、学童と習い事を掛け持ちしています。教育費が本格的に増加し始めました。また、私自身、3年後(2029年頃)に第二子出産を計画しており、育休に入る予定です。育休中は収入が減りますが、長女の習い事は続けさせてあげたいと考えています。
3年後の家計課題と目標
育休に入っても、長女の習い事費や生活費の一部として、月々10,000円(年間120,000円)の現金流を配当で賄いたいです。この「月1万円の自由なお金」があると、家計の心理的な安定感が全然違いますよね。
目標配当額の逆算計算
目標の年間配当額120,000円をエクセディの予想利回り5.06%で逆算してみます。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 目標年間配当額 | 120,000円 | |
| エクセディ予想利回り | 5.06% | 2026年1月22日時点 |
| 必要投資額 | 約2,371,541円 | 120,000円 ÷ 5.06% |
| 最低購入金額 | 593,000円(100株) |
約237万円投資できれば、3年後の目標を達成できる計算になります。高利回りのおかげで、必要な投資元本を比較的低く抑えられるのが大きな魅力です。他の銘柄(利回り3%台など)だと300万円以上必要になることが多いので、これは大きな差ですね。
銘柄紹介:(7278)エクセディ の概要
エクセディは、自動車や二輪車向けのクラッチやトルクコンバータなどの駆動系部品で高いシェアを持つグローバル企業です。技術力が高く、国内外の主要な完成車メーカーに供給しています。
エクセディの基本情報と魅力(2026年1月22日時点)
| 項目 | 内容 | みずき目線での評価 |
|---|---|---|
| 株価 / 最低投資金額 | 5,870円 / 593,000円(100株) | 1単元59万円は、個別株としては手の出しやすい範囲 |
| 予想配当利回り | 5.06% | 非常に魅力的。高利回りランキング上位 |
| 1株配当(会社予想) | 300.00円 (2026/03) | |
| PER / PBR | 17.34倍 / 1.18倍 | PERはやや高め。PBRは1倍を少し超えている程度 |
| 自己資本比率 | 59.4% | 高水準で安定性抜群!これが安心材料 |
| 配当方針 | 不明確だが、現状は還元意欲が高い | 配当性向から判断すると、利益還元を強く意識 |
高配当の裏側—配当性向87%の現実
利回り5%超えは大変魅力的なのですが、ここで冷静にならなくてはいけないのが「配当の持続性」です。
予想1株利益(EPS)が341.99円に対して、予想配当金は300円です。これを計算すると、配当性向はなんと約87.7%になります。配当性向とは、稼いだ利益のうち何割を配当に回しているかを示す指標で、一般的に50%以下が健全と言われます。
エクセディの場合、稼いだ利益のほとんどを配当に回している状態です。つまり、業績が少しでも悪化したり、特別な費用が発生したりすると、配当を維持できなくなるリスクが高い、ということを示しています。もしEPSが少しでも300円を下回ると、実質的にタコ足配当になってしまいます。
ただし、救いなのは自己資本比率が59.4%と非常に高いこと。万が一の場合でも、すぐには経営が傾かないだけの体力を持っているのは安心材料ですね。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
高利回りでありながら、高配当性向という諸刃の剣を持つエクセディを、我が家の人生設計に照らして評価します。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
利回りだけ見れば◎ですが、配当性向87%は、長期的な「増配期待」や「配当維持の安定性」という点では不安が残ります。自動車業界はEVシフトという大きな構造変化の真っただ中にあるため、駆動系部品を主とするエクセディも例外ではありません。もちろん会社として電動化に対応する技術開発を進めているとは思いますが、将来の収益安定性には注意が必要です。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
「3年後に月1万円の現金流が必要」という目標に対して、約240万円という比較的現実的な投資額で実現できる点は文句なしに◎です。もし育休中に減配されても、その時の長女の習い事費の一部はまかなえるだろう、という期待値は持てます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)
育休中は家計全体のリスク許容度が下がる時期です。そのため、配当性向が高い銘柄に集中投資するのは避けるべきだと思います。エクセディは、我が家のポートフォリオの中では「安定コア」ではなく、「高利回り・サテライト枠」として、全体の5%程度の比率に抑えて組み込むのが賢明だと判断します。
結論として、高利回りによる即効性(現金流確保)は魅力的ですが、長期間にわたる安定的な増配には過度な期待はせず、数年先の家計課題をスポット的にサポートしてもらう役割として活用するのが良いと考えます。
制度活用戦略:ジュニアNISAで「非課税配当の自動再投資」を
エクセディのような高配当株は、制度をどう使うかが本当に重要になります。
配当金にかかる税金(約20%)を非課税にできる制度は、個人投資家の大きな武器です。特に長女の教育資金作りと、3年後の家計サポートを両立するために、ジュニアNISAの活用を検討します。
長女は現在6歳。ジュニアNISA口座は2023年末で新規買付は終了しましたが、その後の売却制限が解除され、18歳未満でも払い出しが可能になったため、柔軟な使い方ができるようになりました。
【ジュニアNISAでの活用メリット】
- エクセディの高配当(300円/株)が非課税で受け取れる。
- 配当金から税金が引かれないため、そのまま再投資に回すことで複利効果を最大化できる。
- 3年後、もし配当金の一部を家計の足しにしたい場合でも、非課税で引き出すことが可能です。(※ただし、一度引き出すとジュニアNISA口座は廃止になります。この点は夫婦でよく話し合う必要がありますね。)
長女の教育費としては、将来の大学受験費用(例えばTOEFL対策費用や塾代)の一部を、この非課税配当で賄うイメージでいます。今から配当を非課税で積み上げられるのは、長期で効いてくるはずです。
ちなみに、私自身の特定口座で個別株を購入した場合、配当金を受け取る際に「配当控除」を活用することで、総合課税を選べば税金の一部が還付される可能性があります。ただし、サラリーマンの場合、手続きが煩雑になったり、社会保険料の計算に影響が出たりすることもあるので、我が家では「非課税制度優先」で考えています。ジュニアNISAや一般NISA(新NISA)枠をフル活用するのが、一番シンプルで効率的だと思いますよ。
迷いと総合判断:この高配当をポートフォリオのどこに置くか
エクセディは、利回り5%超えという数字で私たちを強く惹きつけますが、配当性向87%という点を見ると、投資家として迷いが生じます。
我が家が目指すのは「子どもの成長に合わせて、着実に家計を支える現金流」です。そのためには、多少利回りが低くても、◎(4246)ダイキョーニシカワさんのような高財務で配当性向が低い「守備固め」銘柄をコアに据えるべきだと考えています。
エクセディは、その高い利回りを活かし、景気が良く業績が好調な「今」のうちに集中的に配当を稼ぎ、それをコア資産やインデックスファンドの積立資金に回す、という役割が良いかもしれません。
みずきの判断
エクセディは、3年後の家計課題解決(月1万円確保)に向けた「期限付きの攻め役」として、ジュニアNISA枠で100株(約59万円)を保有することを検討します。これにより、非課税で高配当を享受しつつ、ポートフォリオ全体のリスクを上げすぎないようにバランスを取ります。
もし将来、EVシフトなどで業績が厳しくなり、減配や無配の可能性が高まった場合は、躊躇なく売却し、より安定した銘柄に資金を移すという出口戦略を明確にしておく必要がある銘柄だと思っています。
高配当株投資は、数字の魅力だけでなく、その裏側にある企業の財務状況や配当方針、そして何より「我が家の人生のいつ、どう役立つか」を具体的にイメージすることが大事なんだな、と改めて感じました。
みなさんのご家庭でも、高利回り株を検討する際は、配当性向を必ずチェックしてみてくださいね!


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