◎(9761)東海リース : 低PBR・4.57%配当で、小1の壁・育休家計を月1万円サポート

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:PBR0.53倍。4.57%配当が家計の安定化に役立つか?

こんにちは、みずきです。

2026年に入り、上の子がとうとう小学生になりました。嬉しい反面、さっそく「小1の壁」にぶつかっていますね…。学童や習い事、長期休暇の過ごし方など、出費も時間も今まで以上に管理が必要になってきました。

今回は、この「小1の壁」で増えた家計の支出をカバーしつつ、将来の第二子育休期間にも備えることを目標に、高配当銘柄を検討したいと思います。

注目したのは東海リース(株)(9761)です。建設・産業向けのリース会社で、地味かもしれませんが、配当利回り4.57%と高く、さらにPBRが0.53倍という、東証が改善を求めている水準を大きく下回っています。このPBR改善期待と安定した配当が、我が家の「守りのポートフォリオ」にどう貢献してくれるか、具体的に見ていきますね。

我が家の人生設計シナリオ:「小1の壁」と「将来の育休」に備える

まず、東海リースを検討する背景となる、我が家の具体的な家計シナリオを設定します。

我が家の現在地と家計課題(2026年)

  • 上の子(娘):6歳。小学校入学。
  • 現在の家計状況:つみたてNISA、iDeCo、ジュニアNISAは満額活用中。個別株の配当金を、現金流として家計に組み込む段階に入りました。
  • 家計の課題:「小1の壁」による学童費用や習い事の増加で、月1万円の追加支出が発生中。また、1年半後の第二子育休計画に向けて、その間の収入減を補うための備えも必要です。

その課題を解決するために必要な配当額

緊急性の高い「小1の壁」対策と、将来の育休中の家計サポートの両方を考慮し、まずは年間12万円(月1万円)の安定的な配当収入を目指します。これは、月々の習い事代や学童費用の多くを賄えるイメージですね。

目標配当額の逆算計算

目標の年間配当額120,000円を実現するために、東海リースにいくら投資すればよいのかを逆算してみましょう。現在の利回り4.57%を基準とします。

項目 数値
目標年間配当額(税引前) 120,000円
東海リース 配当利回り(予想) 4.57%
必要投資額 約2,625,820円

約263万円の投資が必要です。現在の株価(2,625円程度)で考えると、約10単元(1,000株)を保有すれば、この目標を達成できる計算になります。最低購入代金は約26万円なので、まとまった資金を一度に入れるか、時間をかけて積み上げるかの判断が重要ですね。

東海リース(株)の企業概要と評価ポイント

東海リースは、建設現場やイベントなどに使用される仮設ハウスや建設機械などのリース・レンタルを主力とする企業です。景気の波に左右されやすい建設セクターにいるため、安定性をどう評価するかがポイントになります。

詳細データと配当の安定性

項目 東海リース(株)(9761)データ(2026年1月時点) みずきの評価ポイント
株価 / 最低投資金額 約2,625円 / 262,500円(100株) 単元株投資しやすい価格帯
配当利回り(会社予想) 4.57% 高水準。目標達成に有効
1株配当(予想) 120.00円
PBR(実績) 0.53倍 超割安。資本効率改善の余地大
自己資本比率(実績) 46.1% 安定性◎。一般的に望ましい水準
PER(会社予想) 10.56倍 適正水準。
配当性向 約48.3% (EPS 248.49円から逆算) 適度な水準。増配余力あり

注目すべきは、自己資本比率46.1%という財務の安定性と、配当性向が約48%とまだ余裕がある点です。リース業は初期投資がかさむビジネスモデルですが、この財務の厚さなら、不況期でもすぐに減配に追い込まれる可能性は低いと判断できます。我が家の目標である「安定的な月1万円」の土台としては、期待できる水準だと思います。

外部ニュースの視点:産業の再編とリース需要

リース業は、顧客である建設業や製造業の動向に強く影響されます。外部ニュースとして、製造業におけるM&Aの動向に関する記事がありました。

Daetwyler Group adds Cheshire Anilox Technology to manufacturing operations – Consultancy.uk (2026/01/23)

これは海外のニュースですが、製造業の世界で企業買収や再編が進んでいるという流れは、日本国内の産業にも波及しますよね。企業が事業を効率化したり、新しい技術を取り入れたりする際、機械や設備を「所有」から「リース・レンタル」へ切り替える動きは加速する傾向があります。

特に、建設業界や製造業界で人手不足が進む中、リースを活用した高効率な設備導入はますます重要になるはず。東海リースは、単にモノを貸すだけでなく、顧客の設備投資戦略に合わせて柔軟に対応できるかが、今後の成長の鍵になりそうですね。

目標達成のための複数銘柄比較

東海リースと同じように、「4%台後半の高配当で、小1の壁や育休の家計サポート」を目標にできる銘柄は他にもあります。ここでは、以前検討した高財務の安定銘柄と比較してみます。

銘柄名(コード) 事業概要 利回り(予想) PBR 配当性向(目安) みずきの評価
東海リース(9761) 建設・産業向けリース、仮設ハウス 4.57% 0.53倍 約48% PBR改善期待あり。財務は安定。景気耐性は確認が必要。
ダイキョーニシカワ(4246) 自動車向け樹脂部品、軽量化技術 4.51% 0.70倍 約39% 自動車業界という点が懸念だが、配当性向が低く安定感あり。
ヨータイ(5353) 製鉄用耐火物。高炉向け。 4.82% 0.75倍 約32% 財務は非常に堅い。景気循環型だが、配当性向が低く守り強い。

比較すると、東海リースは利回り水準は同等ですが、PBRが群を抜いて低いことがわかります。もし、東証からの要請で資本効率改善のIRが今後出てくれば、株価上昇の期待値も持てますね。一方、ダイキョーニシカワやヨータイは配当性向がさらに低く、守りの堅さでは一歩リードしている印象です。

月1万円の配当(年間12万円)を目指すなら、これらの銘柄を単独で約260万円買うか、複数の銘柄に分散して購入する戦略が考えられます。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の「小1の壁対策と育休への備え」というシナリオに対して、東海リースがどの程度役立つかを3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)

配当性向が48%程度で、無理をしている水準ではありません。自己資本比率も46.1%と高く、財務基盤は安定しているため、配当の持続性は「○」と評価できます。ただし、リース業は景気変動を受けやすい側面があるため、大型の建設プロジェクトが減速する局面では業績が悪化し、増配どころか維持も難しくなるリスクはあります。成長性については、PBRが低い分、資本効率改善による株価の伸びに期待したいところです。

B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)

必要投資額約263万円で、目標の月1万円(小1の壁対策)を達成できる利回りです。この配当を生活費の赤字補填ではなく、教育費の足しとして使える点が我が家のシナリオに「◎ぴったり」です。特に、将来の育休期間は、給与が減ってもこの配当金があれば家計のストレスが軽減されます。まさに、我が家の「未来の現金流」としての役割を果たしてくれそうです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)

東海リースは、PBRが0.53倍と極めて割安ですが、業績は安定傾向にあります。我が家は現在、つみたてNISAで米国株や全世界株のインデックス投資をコアに据えているので、個別株は「景気後退時でも配当を出し続ける体力があるか」を重視しています。東海リースは自己資本比率が高く、PBRが割れていることで下値不安も限定的だと考えられるため、リスク許容度内だと判断できます。ただし、景気変動型であるため、ポートフォリオ全体のリスクを上げすぎないように注意が必要です。

制度活用との組み合わせ戦略

私たち子育て世代の投資家にとって、税制優遇制度の活用は絶対に見逃せないポイントです。

ジュニアNISAの活用

もし、この東海リース株を子どもの名義(ジュニアNISA口座)で購入できれば、受け取る配当金(年間12万円)が非課税になります。2023年で制度は終了しましたが、みずき家ではすでにジュニアNISA口座を開設しており、現在の運用益を再投資する形で、非課税枠内のポートフォリオを強化しています。

東海リースは高配当なので、子どもが大学進学する頃まで非課税で再投資を続ければ、複利効果が最大化されます。親の収入減を補う目的であれば親のNISAや特定口座が適していますが、子どもの将来の教育費(大学費用など)の原資とするなら、ジュニアNISAでの保有は非常に魅力的です。

配当控除の仕組みと税効率

もし特定口座で購入する場合でも、東海リースは国内株なので配当控除の対象になります(総合課税を選択した場合)。

総合課税を選ぶと、配当金が給与所得などと合算されて税率が決まりますが、一定の金額までは、配当金にかかる税金の一部が戻ってくる仕組みです。わが家は夫婦共働きでまだ所得が高めの水準にいるので、現時点ではNISA枠を優先し、特定口座での購入は税効率を慎重に計算してから判断するようにしています。

みずきの総合評価+判断:PBR改善期待の「守りの低PBR銘柄」

東海リースは、4%台後半の高利回りでありながら、PBR0.53倍、自己資本比率46.1%、配当性向48%台という、非常に魅力的なスペックを持っています。低PBRでありながら財務が安定しているため、「守り」の役割を期待しながら、株価の上昇(PBR改善)も期待できる、二面性を持った銘柄だと思います。

我が家の目標である「小1の壁と育休への備え」を月1万円の配当で実現するには、約260万円の投資が必要ですが、これは我が家のポートフォリオの現金部分の一部を振り向けることで、実現可能な範囲です。

最終的な判断としては、以下の戦略で組み込むのが良いと考えました。

【みずきの結論】

「月1万円の配当目標のうち、半分の5千円分(約130万円)を東海リースに充てる。残りの半分は、以前検討したヨータイ(5353)のような、より配当性向が低く景気耐性の高い銘柄で固め、リスク分散を図る。」

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

完璧な銘柄ではないので、懸念点もあります。

最大の懸念は、やはりリース業というビジネスモデルが景気動向に大きく左右されることです。特に建設投資が冷え込んだ場合、リース需要が落ち込み、一時的に業績が悪化するリスクはあります。今のところ景気は回復基調にあると思いますが、長期保有を前提とする以上、不況期が来た時に「本当にこの配当性向を維持できるのか?」は、常にチェックし続ける必要がありますね。

でも、PBRが低いというのは、会社側が株主還元や資本効率改善に力を入れれば、すぐにでも評価される可能性を秘めているということ。その動きを期待しつつ、長期で家計の守備固めとして保有していくのが、今の私たち家族にとって最適な選択肢だと考えています。

投資は焦らず、私たちの人生のタイムラインに合わせて、必要な場所に必要な分だけ現金流を生み出してくれる銘柄を選んでいきたいですね。

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