◎(4820)(株)EMシステムズ : 5年後、中学受験費用月1万円を約5%配当で家計サポート

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:5年後の「中学受験の壁」に備える、医療ITの高配当株

こんにちは、みずきです。

早いもので、娘がこの春、小学校に入学します。小学校入学って、親にとっては「小1の壁」と呼ばれるように、時間的な制約が増える大きな変化ですよね。

でも、もっと大きな壁が、その先に待ち構えているんです。そう、私たち夫婦がぼんやり考えている「中学受験」です。

中学受験の準備が本格化するのは大体小学4年生や5年生から。今から5年後、娘が11歳になる頃には、塾代などで家計に大きな負担がかかり始めます。今回は、この5年後の教育費の課題を、高配当株の力で先回りして解決できないか、という視点で銘柄を検討してみました。

今回注目したのは、調剤薬局向けのシステムを手掛ける(株)EMシステムズ(4845)です。利回りが約5%と高水準で、我が家の「中学受験準備費用」という中期的な目標達成のために、家計の守備固めにぴったりの銘柄だと考えています。

シナリオ設定:我が家の人生設計における家計課題

我が家の現在の家計設計における課題と、それを乗り越えるための具体的な目標設定を共有しますね。

我が家の現在地と中期目標(5年後)

娘は現在6歳で、来月には小学生になります。今は学童保育や体操教室などの出費が増え始めたところです。

本当に資金が必要になるのは、中学受験の塾代が本格化する小学5年生(5年後、2031年頃)だと想定しています。大手塾の費用を考えると、月々の教育費が跳ね上がりますよね。貯蓄だけで賄うのは当然ですが、毎月のキャッシュフローを配当金で補完できると、家計全体の自由度が大きく向上します。

そこで設定した目標はこちらです。

目標:5年後(小学5年生時)の教育費として、毎月10,000円の配当金を得る。

月1万円あれば、季節講習や教材費の一部、あるいは通信教育の費用などを配当金だけでまかなうことができます。この配当をジュニアNISA口座で運用できれば、税金がかからずにまるっと受け取れるので、実質的な効果はさらに大きくなります。

目標配当額の逆算計算

では、この「月1万円」を実現するために、EMシステムズにいくら投資すれば良いか逆算してみましょう。

(※データは2026年1月23日時点の会社予想に基づいています)

項目 数値
目標年間配当額 10,000円 × 12ヶ月 = 120,000円
(4845)EMシステムズ 予想配当利回り 4.99%
必要投資額(税引前) 120,000円 ÷ 0.0499 ≈ 2,404,809円

ざっくりと約240万円の投資が必要ということが分かりました。

この金額を5年間で少しずつ積み立てていくか、すでに確保している教育資金の一部を運用に回すかの判断が必要になります。我が家の場合、ジュニアNISA枠(非課税)と特定口座を組み合わせながら、この目標額に近づけていくイメージですね。

(4845)EMシステムズの分析:安定したヘルスケアITの魅力

EMシステムズは、調剤薬局向けに特化したシステム開発・販売を主力事業としています。薬局でのレセプト(診療報酬明細書)作成や、電子薬歴管理システムなどが柱です。高齢化が進む日本において、調剤薬局はなくてはならないインフラであり、そのシステムは安定的な需要が見込めます。

主要指標(2026年1月23日時点)

指標 数値 みずき視点の評価
株価(始値) 781円 最低購入代金は約7.8万円と手が出しやすい価格帯
配当利回り(会社予想) 4.99% 高配当。目標配当額実現に貢献
PER(会社予想) 20.10倍 IT系としては高すぎず、適度な水準
PBR(実績) 2.69倍 市場からの一定の評価を得ている
ROE(実績) 11.83% 資本効率が良く、収益力が高い
自己資本比率(実績) 64.8% 財務安定性が非常に高い。不況耐性あり
1株配当(予想) 39.00円

この企業の最大の魅力は、なんといっても「安定性」です。自己資本比率が64.8%と非常に高く、有利子負債も減少傾向にあるとデータで示されています。IT系の企業でありながら、財務が盤石なのは、子育て世代の長期投資家にとっては大きな安心材料ですよね。

医療IT業界の動向と将来性

医療・ヘルスケア分野のIT化は、今後も国策として推進されるのは確実だと思います。電子処方箋の普及や、マイナンバーカードを利用した医療情報連携など、システムは常に更新が必要です。

海外でも、電子カルテやインテリジェントヘルスケアテクノロジーの重要性は増しています。例えば、アメリカのヘルスケアIT企業が25年のリーダーシップを祝うといったニュース(EnSoftek CELEBTRATES 25 Years of Leadership in Electronic Health Records and Intelligent Healthcare Technologyの言及を含む記事参照)があったように、デジタル化のトレンドは世界共通です。

EMシステムズが扱う調剤薬局向けシステムは、診療報酬制度の変更に合わせた継続的なメンテナンス需要があるため、収益の安定性が高いストック型のビジネスモデルなんですよ。

EMシステムズと他候補銘柄の比較検討

中学受験の費用という「絶対に必要になるお金」を用意するにあたり、配当利回りだけでなく、その配当が続くかどうか(持続性)が最も重要です。我が家では、教育費目的で安定株を選ぶ際に、財務の強さを特に重視しています。以前検討した(5869)早稲田学習研究会も財務の盤石さが魅力でしたね。

EMシステムズの予想配当利回り4.99%は非常に魅力的ですが、その安定性を判断するために、似た目的で検討できる銘柄と比較します。(ここでは、みずきが過去に検討した銘柄の特性を抽象化して比較します。)

比較軸 (4845)EMシステムズ 候補B(高利回りITサービス業) 候補C(安定配当:リース業など)
利回り 4.99% 5.5%程度 4.5%程度
配当性向(目安) 約80〜90%超
(予想EPSと配当額がほぼ同等)
50%〜60% 50%前後
財務(自己資本比率) 64.8% (◎高安定) 40%程度 (○安定) 30%程度 (△普通)
増配トレンド 業績連動性が強い(増配期待は低い) 増配志向あり 緩やかな増配
家計目標への貢献 約240万円投資で月1万円達成 約218万円投資で月1万円達成 約266万円投資で月1万円達成

この比較で見ると、EMシステムズの配当性向が、予想EPS(38.90円)と予想配当(39.00円)から判断して100%に近い水準、あるいは一時的に上回っている点(※)は、正直少しドキッとします。(※この数字は、予想通りに着地すれば、純利益のほとんどを配当に回すことを意味します。)

しかし、この高い配当性向というリスクを、「自己資本比率64.8%」という鉄壁な財務でカバーしているのがEMシステムズの面白いところです。一時的に業績が落ち込んでも、過去の蓄積で配当を維持しやすい体制にあると評価できます。

つまり、EMシステムズは「安定したインフラ系ビジネスの収益と、圧倒的な高財務を背景に、高い配当利回りを維持しようとしている銘柄」だと私は捉えました。我が家のように「数年後の特定の支出(中学受験費)に充てたい」という目標がある場合、この高い利回りを非課税で享受できるメリットは大きいですね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

EMシステムズが我が家の5年後の教育費の課題に対して、どの程度マッチしているか、3つの視点で評価します。

A. 配当の持続性・成長性

評価:○(まあ大丈夫)

配当性向の高さは懸念材料ですが、インフラ的な事業の性質と、圧倒的な自己資本比率がそれを補ってくれます。増配はあまり期待せず、「この利回りが維持されること」を目標に据えるべき銘柄だと考えます。配当の持続性については、今のところ信頼できるレベルだと思います。

B. 人生設計との適合性

評価:◎(ぴったり)

目標とする5年後の教育費確保というゴールに対して、約5%という高い利回りは非常に有効です。240万円という必要投資額も、今から5年間で計画的に確保できる現実的な範囲です。医療ITという、子どもにも将来説明しやすい事業であることも、長期保有の安心感につながります。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:○(まあ大丈夫)

我が家はつみたてNISAやiDeCoでコア資産は構築済みなので、この個別株はキャッシュフロー強化のためのサテライト的な位置づけです。財務基盤が強いため、高配当株の中でも比較的安心して保有でき、配当利回りのブレが少ない点も、子育て中の私たちにとっては重要ですね。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大限に

我が家がEMシステムズを検討する上で最も重視したいのは、ジュニアNISAの活用です。

目標は5年後の教育費(中学受験準備)です。この資金を娘の名義のジュニアNISA口座で運用すれば、得られた配当金(1株39.00円)が非課税になります。

  • もし特定口座で配当金を受け取ると、約20%が源泉徴収されてしまいます。(税引後利回り約4.0%)
  • ジュニアNISAなら、税金がかからず、満額(利回り4.99%)を受け取れます。

月1万円の配当目標(年間12万円)に対して、非課税は非常に大きいです。税金で2.4万円が引かれるか引かれないかは、家計にとっては大違いですよね。

また、もし私たち親の名義の特定口座で購入する場合でも、国内株なので配当控除の適用も可能です。配当所得を総合課税で申告することで、税負担を軽減できる可能性があります。ご自身の所得状況によって、どちらが有利か計算してみるのがおすすめです。

みずきの総合評価と結論

EMシステムズ(4845)は、5年後の教育費という明確な目標に対し、高い利回りと盤石な財務で応えてくれる、家計の守備固めに優れた銘柄だと思います。

高配当銘柄の中には、配当性向が低く、将来の増配が期待できる銘柄もありますが、EMシステムズは現時点の利回りが高いので、「今すぐ必要なキャッシュフローを確保したい」というニーズに最適です。

したがって、この銘柄はポートフォリオの中でも「インフラ系高配当枠」として、特にジュニアNISA口座での運用候補として組み入れることを検討したいです。

子育て中の投資は、短期の値動きよりも、数年後の人生イベントに必要なキャッシュフローを逆算して作ることが本当に大事ですね!

皆様も、ご自身の人生設計と照らし合わせて、EMシステムズのような安定性の高い高配当株が役立つかどうか、考えてみてくださいね。

それでは、また!

我が家の教育費対策の過去記事はこちら

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