△(7414)小野建 : 2026年小1の壁月7,500円を4.92%配当で人生設計支援

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。


はじめに:小1の壁に備える鉄骨商社の魅力(小野建 7414)

こんにちは、「みずきの家計簿+株」のみずきです。

今、長女がちょうど6歳になり、いよいよ今年の4月から小学校に入学です。本当にあっという間ですよね。子育て中のママさんたち共通の課題、それが「小1の壁」です。学童や習い事など、急に支出が増えるこの時期に備えて、我が家では高配当株からのインカムゲインを充てる計画を立てています。

今回は、配当利回り4.92%(予想)、そして何よりPBRが0.36倍と超割安に放置されている鉄鋼建材の専門商社、小野建(7414)について、我が家の人生設計にどう組み込むかを考えてみました。

建設セクターは景気の波を受けやすいですが、PBR1倍割れ改善の期待も大きく、配当方針がしっかりしていれば、家計の守備固めとして優秀な働きをしてくれる可能性があります。早速ですが、我が家の具体的な目標から逆算して見ていきましょう。

我が家の人生設計シナリオ:小1の壁対策で年間9万円の配当を確保したい

長女(2020年1月生まれ)が小学校に入学する2026年4月以降、特に家計の負担となるのが「習い事費用」と「学童費用」です。

今はまだ幼稚園なので、習い事をしても月々5,000円程度ですが、小学校に入ると途端に選択肢が増えますし、学童を利用するとなるとさらに費用がかさみます。夫と相談し、まずはこの「小1の壁」で増加する費用の一部を、月々7,500円(年間90,000円)の配当で賄うことを目標に設定しました。

この年間9万円の配当金は、税金を引かれた手取りで約7.2万円。これは我が家にとって、スイミングと英語の習い事のどちらか、または学童費用の一部をカバーできる額です。このように、配当金が具体的な生活の安心感につながるのが、高配当投資の醍醐味だと思っています。

また、我が家はつみたてNISAとiDeCoで全世界株式やS&P500といったインデックス投資をコア資産としていますが、教育費のような短期~中期の目標に備える資金は、個別株の配当で賄うことで、より現金の流れを把握しやすくしています。

目標配当額の逆算計算:小野建で月7,500円を実現するには

小野建の会社予想配当利回り(2026年2月2日時点)は4.92%です。この利回りを前提に、目標とする年間90,000円の配当(税引前)を得るために必要な投資元本を逆算してみます。

(計算式)必要投資額 = 目標年間配当額 ÷ 予想配当利回り

項目 数値
目標年間配当額(税引前) 90,000円
予想配当利回り(小野建) 4.92%
必要投資元本 約1,829,268円
現在の株価目安(約) 1,403円
必要株数(目安) 約1,304株(100株単位なので1,300株)

小野建は単元株数100株なので、約130万円を投資すると、この目標に近づくことができます。最低購入代金は約14万円(100株)からなので、もちろん無理なく少しずつ積み立てることも可能です。

小野建(7414)の基本分析と業界動向

企業の概要と注目すべき指標

小野建は、鉄鋼建材を専門に扱う商社で、主に建設や土木の分野で必要な鋼材の販売、加工、工事請負を手掛けています。建設市場の景況感に業績が左右される傾向がありますが、景気循環株として知られています。

特に注目すべきは、以下の指標です。

指標名 数値 (2026/02/02) みずきの注目ポイント
株価 1,403円(最低購入代金140,300円) 100株から少額投資が可能
予想配当利回り 4.92% 高配当水準
PBR(実績) 0.36倍 超割安。PBR1倍割れ改善への期待大
PER(予想) 11.67倍 平均的〜やや割安
自己資本比率 47.8% 商社としては比較的安定した水準
収益性・安定性 収益性悪化傾向、EPS振れ幅大 景気変動の影響を受けやすく、配当の安定性に懸念材料あり

PBR0.36倍は、会社の解散価値に対して株価が非常に低いことを示しており、市場からの評価が低い状態です。しかし、これは裏を返せば、今後PBR改善の動きや、株主還元策が強化される可能性を秘めている、ということになりますね。

業界動向と外部ニュースの関連性

小野建の業績は、国内の建設・不動産市況と密接に関わっています。今後の建設需要がどうなるかという予測は非常に重要です。

少し建設業界のニュースを見てみると、東名高速道路の相良牧之原IC至近に商業・ホテル・住居・物流の複合施設が開発されるという報道がありました。(東名・相良牧之原IC至近に商業・ホテル・住居・物流の複合施設 – Impress Watch)

このような複合施設の開発は、物流倉庫や商業施設、マンションなどの建設需要を創出します。鉄骨や建材を提供する小野建にとって、具体的な需要に繋がるポジティブなニュースだと捉えられますね。大型のインフラや再開発プロジェクトが継続的に進む限り、彼らのビジネスの基盤は続くと思われます。

ただし、建設コストの高騰や人手不足といった構造的な課題、そして何よりも景気後退局面に入った場合の需要減には注意が必要です。

【比較】高配当・低PBR銘柄の選択肢

目標の年間配当90,000円を実現するために、小野建が本当に我が家の人生設計に合うのか、類似の特性を持つ他銘柄(仮想)と比較検討してみましょう。今回は同じく景気敏感な鉄鋼・商社セクターで比較します。

銘柄名 配当利回り(予想) 必要投資額(年間9万円目標) PBR 配当性向(目安)
A. 小野建(7414) 4.92% 約183万円 0.36倍 約40%(EPS120.20円、配当69円より概算)
B. 鉄鋼大手X社(仮想) 4.0% 225万円 0.5倍 約35%
C. 非鉄金属商社Y社(仮想) 5.5% 164万円 0.8倍 約75%

小野建の最大の強みは、利回りの高さと、PBRの低さ(株価の割安感)が両立している点です。

さらに、会社予想のEPS(一株利益)120.20円に対して、配当が69.00円であるため、配当性向は57%程度と見積もられます。配当性向が50%〜60%台というのは、一般的に増配余地もありつつ、多少の業績悪化なら減配せずに維持できる目安なので、一見すると安定しているように見えます。

しかし、データを見ると「収益性は不安定」「EPSの振れが大きく安定度は高くない」とあります。これは、景気が悪化した際にEPSが大きく下がり、結果的に配当性向が跳ね上がって減配リスクが高まる、という景気敏感株特有の構造を持っているということですね。

もし家計の安定性を最優先するなら、利回りは少し下がっても配当性向が低く財務が鉄壁な銘柄Bを検討するか、あるいは、以前検討した東京鐵鋼(5445)のような、より財務が盤石な銘柄を組み込むべきでしょう。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

この小野建を、我が家の「小1の壁」対策のポートフォリオに組み込むかどうか、3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

配当性向は現時点では適度(57%程度)ですが、景気後退期に入ると収益が急激に悪化し、この配当水準を維持できなくなるリスクがあります。鉄鋼市場はサイクルの影響を受けやすいため、「10年単位で増配し続ける」というよりは、「景気の波に合わせて配当も変動する」と覚悟すべき銘柄だと考えます。PBRが0.36倍と非常に低いため、株主還元策の強化で一時的に配当が増える期待はありますが、持続性の観点からは安定株には及びません。

B. 人生設計との適合性:○(悪くない)

「小1の壁」対策として、年間9万円の目標を4.92%の高利回りで実現できるため、必要投資額が183万円で済み、現実的な金額です。娘が小学校に入学するこのタイミング(2026年4月)でキャッシュフローを生み出す目的には適しています。

ただし、目標達成後に育休に入るなど収入が不安定になる場合は、この銘柄の配当金に頼りすぎるのは危険です。我が家では、この銘柄を「コア」ではなく「サテライト(景気回復期に利益を乗せる部分)」として扱うのが適切でしょう。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

我が家は、夫も私も収入が安定しており、コア資産はインデックスで堅実に固めているため、個別株では多少リスクを取って高配当・低PBR銘柄を狙う戦略を取っています。しかし、小野建のように業績の振れ幅が大きい銘柄は、全体のポートフォリオの数パーセントに抑え、景気後退の兆候があれば速やかに対応できるようにしておく必要があります。

もし、これから第二子出産を控えて育休に入る予定があるなど、収入源に不安がある場合は、鉄鋼商社のような景気敏感株よりも、ディフェンシブな生活必需品セクターや、安定分配型のREIT(不動産投資信託)を選ぶべきだと思います。例えば、サムティ・レジデンシャル投資法人(3459)のような居住系REITは、景気変動の影響を受けにくく、家計の守りとして非常に心強いです。

制度活用との組み合わせ戦略

高配当株投資では、税制優遇制度の活用が欠かせません。配当金は通常20.315%課税されますが、制度を組み合わせることで効率が劇的に改善します。

1. ジュニアNISAで非課税化

長女は現在6歳で、まだジュニアNISA口座を持っています。もし、この小野建をジュニアNISA口座内で購入すれば、配当金69円/株に対して通常かかる約14円の税金が一切かからなくなります。

年間9万円の配当が目標なら、約18,000円が節税できる計算です。非課税で受け取った配当金は、娘の教育費口座へそのまま移して使うことができます。子どもの口座で高配当株を育て、教育費として非課税で引き出す、というのは本当に理想的な形ですよね。

2. 配当控除の活用

もし特定口座で購入する場合でも、国内株の配当金は「総合課税」を選択し、配当控除を活用することで、所得税や住民税を減額できる可能性があります。特に私たちの世代のように、夫婦合算で所得税率がそこまで高くない家庭では、配当控除を利用するメリットは大きいと思います。

ただし、総合課税を選択すると、年間の配当所得の金額によっては扶養控除の対象外になるなどの注意点があります。我が家の場合は、配当所得がまだそこまで大きくないので、制度のメリットを享受できるかを毎年シミュレーションしています。

総合評価と結論:景気回復期の「守り」兼「攻め」として

小野建(7414)は、配当利回り4.92%とPBR0.36倍という指標の魅力は非常に高いですが、その分、収益構造が景気変動に左右されるというリスクも内包しています。

我が家の「小1の壁/年間9万円目標」達成のためには、約183万円の投資が必要ですが、この金額を一気に投入するよりは、まず100万円程度をジュニアNISAを活用して購入し、残りは業績が安定しているディフェンシブ銘柄(例えば、カノークス(8076)のような同業種でも安定性が高い銘柄)と組み合わせて保有するのが、現在の我が家のリスク許容度と一番合っていると考えました。

鉄鋼セクターは、今はまだPBR1倍割れ改善の圧力が強い時期です。会社側が株価を意識して自社株買いや増配に踏み切る可能性も高いと期待できます。この「割安放置」状態にある銘柄を、今のうちに拾って配当金を受け取りながら、市場の評価が適正になるのを待つ、という戦略は有効だと思います。

景気回復期にはしっかり利益を出し、家計を支えてもらい、不況期に入りそうになったら、一度利益確定を視野に入れる。そのような機動的な運用が必要な銘柄だと認識しておくことが、長期的な人生設計においては重要ですね。

投資は焦らず、ご自身の家計や人生設計に合わせた形で進めていきましょう!

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