注意事項
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。数値などのデータは執筆時点(2025年2月20日)の情報を基にしていますが、市場環境の変化により変動する可能性があります。
はじめに:2026年「小1の壁」を前に、家計の「自習室」を整える
こんにちは、みずきです。関東郊外で働きながら、2020年生まれの娘を育てているママ投資家です。最近の悩みは、来年2026年4月に控えた娘の小学校入学、いわゆる「小1の壁」です。
保育園の延長保育がなくなることで、お迎えの時間が早まり、私の働き方を変えざるを得ないかもしれません。時短勤務に戻れば、当然お給料も減ってしまいます。そんな「将来の不透明さ」を解消するために、私が実践しているのが、人生設計から逆算する高配当株投資です。
今回は、企業の経営層を支援するビジネスを展開する(株)セルム(7367)を題材に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。ただ「利回りが高いから」ではなく、私たちの生活にどう貢献してくれるのか、ママ目線で深掘りしていきますね。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と小1の壁
まず、我が家がなぜ今、新しい銘柄を検討しているのか、その背景にある「人生のタイムライン」をお話しします。
我が家の現在地と課題
娘は現在5歳。2026年4月にはピカピカの1年生になります。これまで保育園にお任せしていた時間が減り、放課後の学童保育や習い事の費用が新たに発生します。さらに、私の仕事もフルタイムから少し調整が必要になるかもしれません。
○年後の家計課題
「3年後(2028年)」を一つの区切りとしています。娘が3年生になり、生活のリズムが安定してくる頃ですが、中学受験を考えるなら通塾費用が跳ね上がる時期でもあります。この「小学校低学年の3年間」で、家計に月5,000円、年間6万円の「自動的な収入」を作っておくことが今の目標です。
課題を解決するために必要な配当額
目標年間配当額:60,000円
月々5,000円あれば、学童の月謝の一部や、娘がやりたがっているピアノの月謝の足しにできます。これをお給料から出すのではなく、株主として受け取る「配当金」で賄いたいと考えています。
2. 目標配当額の逆算計算
今回注目した(株)セルムのデータを使って、この目標を達成するためにいくらの投資が必要か計算してみます。
| 項目 | 内容(2025/02/20時点) |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円 |
| (株)セルムの配当利回り(予想) | 4.35% |
| 必要な投資総額 | 約1,379,310円 |
| 最低購入代金(100株) | 34,600円 |
| 必要株数 | 約4,000株 |
140万円弱の投資で、毎月の習い事代が「一生タダ」になると考えると、検討する価値はありますよね。もちろん、一気に買うのは勇気がいるので、数年かけて買い増していくイメージです。セルムは1株あたりの単価が300円台と低めなので、家計の余剰資金でコツコツ買いやすいのも魅力です。
3. 複数銘柄の比較紹介
セルムだけでなく、同じ「月5,000円」を目指すための候補と比較してみましょう。我が家に合う「リスクとリターンのバランス」を見極めます。
| 銘柄名(証券コード) | 株価 / 利回り | 配当方針・特徴 | 財務・収益性(ROE) |
|---|---|---|---|
| (株)セルム (7367) | 346円 / 4.35% | 業績連動しつつ安定配当。人材開発支援。 | ROE 19.27%(非常に高い) |
| (株)クレオ (9698) | 1,164円 / 4.30% | システム開発。安定した顧客基盤。 | 自己資本比率 70%超の安定感 |
| ブリッジインターG (7039) | 株価変動あり / 5.03% | 法人営業支援。配当意識が高い。 | 成長性と高利回りの両立 |
以前紹介したブリッジインターナショナルなどの記事も参考にしてみてくださいね。
◎(7039)ブリッジインターG : 小1の壁月1万円、5.03%配当で家計のゆとりを支える
セルムの最大の特徴は、「稼ぐ力の効率」を示すROEが19%超と非常に高い点です。少ない自己資本でしっかり利益を出せている証拠で、企画職として働く私から見ても「効率的な経営だな」と感心してしまいます。ただ、BtoBのコンサルティングが主軸なので、景気が悪くなって企業の教育予算が削られると、業績に影響が出やすい点は注意が必要です。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
では、セルムを我が家の基準で厳しくチェックしていきます。
A. 配当の持続性・成長性:評価 ○(まあ大丈夫)
配当利回り4%超えは立派です。予想EPS(1株あたりの利益)が29.33円に対し、配当は15円。配当性向は約51%です。一般的に、成長企業であれば50%程度は健全な範囲内だと思います。利益の半分を株主に還元し、残りをさらなる成長(人材への投資など)に回すというバランスは、長期保有を考えるママ投資家として安心感があります。
B. 人生設計との適合性:評価 ◎(ぴったり)
何より、「少額から買える」という点が、今の我が家にフィットしています。娘の学用品を揃えたり、何かと出費がかさむ時期でも、3万円台なら「今月は外食を1回控えて100株買おう」という判断ができます。3年後の小3までに目標株数を集める、というタイムスケジュールが現実的に描きやすいです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 △(やや緊張感ある)
セルムは時価総額が約80億円と、いわゆる「小型株」です。大型株に比べて株価の動きが激しくなることもあるので、資産のすべてをここに入れるのは禁物ですね。あくまで「ポートフォリオのアクセント」として、配当を上乗せする役割が良さそうです。
5. インデックス投資と個別株のバランスについて
最近、こんなニュースが話題になっていました。
「オルカン」の利回りは何パーセント?純資産10兆円を突破した「オルカン」がベンチマークを上回り続けているのはナゼ? | LIMO
投資の王道である「全世界株式(オルカン)」は、確かに手堅く、純資産も増え続けていて素晴らしい仕組みです。私もつみたてNISAではオルカンをメインにしています。でも、オルカンは「将来の資産」を大きく育てるのには向いていますが、「今月の家計を助ける現金」を直接生み出してくれるわけではありません。
だからこそ、私はセルムのような個別高配当株を組み合わせたいのです。オルカンで20年後の老後に備えつつ、セルムの配当で「来月の娘のピアノ代」を支払う。この「未来の安心」と「今のゆとり」の二階建てこそが、忙しい子育て世代に必要なのではないでしょうか。
6. 制度活用との組み合わせ
みずき流の差別化ポイント、税制優遇制度の活用術です。
ジュニアNISAの残枠と特定口座の使い分け
ジュニアNISAの新規買い付けは終わってしまいましたが、すでに保有している分は非課税で運用を続けています。セルムのような高配当株を特定口座で買う場合、私は「配当控除」を意識します。確定申告をすることで、配当にかかる税金の一部が還付される仕組みです。手間はかかりますが、その数百円、数千円が「子どもへの絵本一冊分」になると考えれば、ママは頑張れます!
iDeCoとの住み分け
iDeCoでは所得税の節税を狙い、出口戦略(60歳以降)を重視しています。一方で、セルムの配当は「今、使うお金」として位置づけています。iDeCoは一度入れると出せませんが、個別株の配当は自由度が高いのがメリット。この「流動性の確保」が、急な出費が多い子育て期には精神安定剤になります。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
「完璧な銘柄」はありません。私がセルムについて迷っているのは、やはり景気敏感性です。リーマンショックのような大きな不況が来れば、企業の研修予算は真っ先に削減されます。その時、この配当が維持されるのか?という不安はあります。
また、出来高(取引量)がそれほど多くないので、売りたい時に希望の価格で売れないリスクもあります。ですので、「短期で稼ごう」と思わず、「配当をもらい続けながら、気長に会社を応援する」というスタンスが崩れそうな時は、購入を見送るべきかもしれません。
まとめ:みずきの総合評価
「小1の壁」という荒波を乗り越えるための、家計のサブエンジン。
それが、我が家におけるセルムの評価です。高いROEに裏打ちされた経営効率は魅力ですし、配当利回り4%超は家計の強い味方になります。
まずは娘が小学校に入学するまでの1年間で、少しずつ保有を増やし、配当金の通知が届く喜びを家族で共有したいなと思います。子どもが大きくなった時、「このお金はね、ママがあなたのためにコツコツ応援した会社からもらったんだよ」と話せる日が来るのが楽しみです。
投資は100点満点を目指さなくていいんです。それぞれの家庭の事情に合った「自分たちなりの合格点」を目指して、明日も家計管理と育児、頑張りましょうね!


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