△(9251)(株)AB&Company : 5.00%配当で小1の壁月8千円を支えるも収益性懸念

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高配当5.00%!(株)AB&Companyは「小1の壁」の守備固めになるか

こんにちは、みずきです。2026年1月も終わりですね。娘(2020年1月生まれ)の小学校入学(小1の壁)まで、いよいよあと2ヶ月となりました。あっという間だなぁ。

この「小1の壁」問題、学童費用や習い事代など、結構まとまった支出が増えることが確実で、我が家も戦々恐々としています。特に、急な病気や長期休みの際の出費は、予備費として配当金で賄いたいと考えています。

今日見ていく銘柄は、(株)AB&Company(7047)です。理美容業界向けの専門商社さんですね。直近の配当利回りがなんと5.00%と非常に魅力的ですが、データを見ると少し収益性の悪化が見られるため、このハイリターンが我が家の「人生設計」にどう組み込めるかを、冷静に検討していきたいと思います。

我が家の人生設計シナリオ:2026年「小1の壁」に必要な配当収入

我が家の現在の最大の家計課題は、2026年4月に発生する「小1の壁」です。私は可能な限り仕事を続けたいと思っていますが、学童の費用や、学童終了後の送迎・習い事の補助が必要になります。

そこで設定した目標は、配当金で年間10万円を確保し、これを教育予備費(学童費用の追加分や夏季講習など)に充てることです。

○年後の家計課題と必要な配当額

項目 詳細
我が家の現在地(2026年1月) 長女はもうすぐ小学校入学。夫婦共働きで、つみたてNISAとiDeCoは満額拠出済み。
具体的な課題発生時期 2026年4月以降(小1の壁)。特に夏休みなど長期休暇の出費増加。
目標年間配当額 100,000円(月平均約8,333円の家計サポート)

目標配当額の逆算計算

この目標年間配当額100,000円を、今回検討する(株)AB&Companyの予想配当利回り5.00%で達成するには、どれくらいの投資元本が必要になるでしょうか。

指標 数値
目標年間配当額(税引前) 100,000円
(株)AB&Companyの予想利回り 5.00%
必要投資元本(逆算) 100,000円 ÷ 0.05 = 2,000,000円

つまり、200万円をこの銘柄に投資できれば、我が家の「小1の壁」の家計課題を配当で支えることができるという計算になります。現在の株価(1,211円)から見て、約1650株程度の保有が必要ですね。

高配当株としての(株)AB&Company(7047)の分析

(株)AB&Companyは、主に美容室向けの商材販売やコンサルティング、業界向けのDXサービスなどを展開している企業です。理美容業界は比較的景気に左右されにくく、安定した需要があるのが魅力ですね。美容師さんの独立支援なども行っており、業界全体のインフラを支える役割を担っています。

基本情報と財務状況

項目 データ(2026/01/27時点) みずきの注目ポイント
株価(前日終値) 1,211円
予想配当利回り 5.00% 非常に魅力的。高配当の基準を満たしている。
1株配当(会社予想) 60.00円(2026/10) 明確な配当予想がある。
最低購入代金 120,000円(100株) 少額から始められるのは嬉しいですね。
PER(会社予想) 11.62倍 割安感がある水準。
PBR(実績) 1.90倍 解散価値の約1.9倍。成長期待も込めた評価。
自己資本比率 33.2% 30%を超えており、安定性の目安はクリア。
収益性評価 悪化(純利益率、ROE/ROA低下) ここが最大の懸念点。業績の勢いは弱い。
安定性評価 やや低下(有利子負債増加気味) 自己資本比率は良いが、負債増加は少し気になる。

配当の持続性に関する懸念

AB&Companyは高利回りが魅力ですが、データを見ると「収益性が悪化しています」とあり、純利益率やROEが低下傾向にあるようです。また、安定性の評価でも有利子負債が増加気味という指摘があります。

高配当株投資では、利回りの高さだけでなく、その配当が今後も維持・成長できるかが最も重要です。業績の勢いが弱まっている中で、配当水準(60円)を維持できるかどうかは、しっかりと業績をチェックしていく必要がありますね。

複数銘柄の比較紹介:高利回りの現実的な選択肢

我が家の目標である「年間10万円の配当」を実現するために、AB&Companyの他、過去に検討した銘柄と比較して、リスクとリターンのバランスを見てみましょう。今回は、同じく家計の守備固めとして検討した高配当銘柄と比較します。

銘柄 (株)AB&Company (7047) 比較対象A(例:鉄鋼業)(5410)合同製鐵 比較対象B(例:リース業)(9761)東海リース
事業概要 理美容室向け商材販売・DX 建設資材向け鉄鋼製品製造 建設・産業用機械のリース
予想配当利回り 5.00% 4.43% 4.57%
必要投資元本(年間10万円配当目標) 約200万円 約226万円 約218万円
直近の収益性 悪化傾向 比較的安定 比較的安定
自己資本比率 33.2% 60%超(高財務) 40%台(良好)
PBR 1.90倍 0.8倍(PBR割れ) 0.7倍(PBR割れ)

この比較から分かるのは、AB&Companyは利回りが高い分、必要投資額が200万円と最も少なくて済むことです。ただ、財務安定性や収益性の勢いという点では、他の高配当の選択肢(合同製鐵や東海リースなど)の方が盤石に見えるという現実があります。

私たちは、小1の壁という「絶対に費用が発生する時期」に向けて準備しているため、利回りが高いことよりも、「減配しないこと」が何より重要になります。AB&Companyの5.00%という数字は魅力的ですが、収益性悪化のデータをどう評価するかが鍵ですね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

AB&Companyが我が家の「小1の壁」対策として適しているか、3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性

評価:△(やや懸念あり)

利回り5.00%は素晴らしいですが、収益性が悪化している点が気になります。理美容業界は安定しているとはいえ、競争環境は厳しく、有利子負債の増加傾向も見られます。もし配当性向がすでに高水準であれば、業績悪化がダイレクトに減配に繋がるリスクがあります。長期的な増配期待よりも、現行配当の維持力について、しばらく注視したいところです。

B. 人生設計との適合性

評価:○(悪くない)

目標とする年間10万円を、200万円の投資で実現できるのは非常に現実的です。長女が小学生になる時期(2026年4月)はすぐそこなので、高利回りですぐにキャッシュフローを確保できる点は大きなメリットです。小1の壁を乗り越えるための短期的なキャッシュイン源として評価できます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性

評価:△(やや緊張感ある)

我が家はまだ子育て中であり、家計の余裕はそこまで大きくありません。コア資産(つみたてNISAでS&P500や全世界株を積立中)を崩すわけにはいかないため、個別株は比較的安定性を重視しています。AB&Companyは高利回りな分、収益性の不安要素を抱えているため、ポートフォリオの核とするには少しリスクが高いと感じます。保有するとしても、全資産の数パーセントに抑えるなど、リスク管理が重要になりそうです。

みずきの総合評価と判断

AB&Companyは、5.00%という高い利回りにより、目標配当額(年間10万円)を実現するための必要投資額が200万円と、非常にコンパクトに済む点が魅力的です。

しかし、高配当の裏側には、収益性の悪化と有利子負債の増加というデータ上の懸念が見られます。これは、今後数年のうちに減配リスクが高まる可能性を示唆しています。

私たちが配当金を必要とする時期は、まさにこれから数年間(小1〜小4の壁)です。この重要な時期に配当が減らされてしまうと、家計計画が狂ってしまいます。そのため、現時点では、「利回りが多少低くても、財務が盤石で配当の持続性が高い銘柄」を優先すべきだと判断します。

AB&Companyに投資する場合、この高配当が維持されることを前提とした「攻め」のポートフォリオの一部として検討し、全体のリスク許容度を超えないよう注意深く見ていく必要があるでしょう。

制度活用との組み合わせ:配当控除とジュニアNISAの視点

配当控除をどう考えるか

AB&Companyのような国内個別株の配当金は、特定口座で受け取ると源泉徴収20.315%が引かれてしまいますが、確定申告で「総合課税」を選び「配当控除」を適用することで、税負担を軽減できる可能性があります。

ただし、配当所得が給与所得などと合算されて課税されるため、総合的な所得水準によっては、かえって税金が高くなる(社会保険料が増える)可能性もあります。特に我が家のように共働きで、そこそこの所得がある場合は、特定口座で源泉徴収に留めるか、もしくは税制優遇制度を活用して非課税で受け取る方が、圧倒的に効率的です。

ジュニアNISAを活用するなら?

もし、これから子どものために非課税でこの銘柄を保有するなら、旧制度のジュニアNISA枠を活用するのが最適でした。ジュニアNISA口座内で得た配当金は非課税なので、5.00%の利回りをそのまま教育予備費として受け取れます。

残念ながらジュニアNISAは2023年末で新規投資が終了しましたが、私たちはすでに長女名義でジュニアNISAの口座を開設しています。もし、この銘柄を保有するならば、配当の安定性を確認した上で、すでに保有しているコア資産(全世界株など)とのバランスを見て、配当金の再投資先として検討したいですね。

新しいNISA制度では成長投資枠を利用できますが、我が家ではまずつみたてNISA枠と成長投資枠のインデックス投資を優先しています。個別株の高配当投資は、あくまでキャッシュフロー改善のためのサテライト(補完)的な役割として位置づけています。

つみたてNISA・iDeCoとの役割分担

つみたてNISAやiDeCoでは、米国株や全世界株のインデックスファンドに積立投資を行っており、これは「老後のための資産形成」という長期的な役割を担っています。

AB&Companyのような国内高配当株は、「直近数年間の家計のキャッシュフローを改善する」という役割です。役割分担が明確であれば、全体的なリスク管理もしやすくなりますね。この高利回りは非常に魅力的ですが、我が家の現在のリスク許容度と照らし合わせると、少し様子見かな、というのが私の正直な結論です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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