○(4705)クリップコーポレーション : 2026年小1の壁月5千円、約5.04%配当が家計防衛と人生設計を支える

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

こんにちは、みずきです。2月も半ばを過ぎ、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね。娘が2026年の4月に小学校入学を控えているので、最近は「小1の壁」対策として、家計のシミュレーションばかりしています。働き方が変わったり、放課後の居場所を確保したりと、目に見えない出費が増える時期。そんな不安を「配当金」という名の心の安定剤でカバーしたい、というのが私の今のテーマです。

今日は、教育関連の事業を展開している(株)クリップコーポレーション(4705)を軸に、私たちの人生設計において「高い配当利回り」をどう受け止めるべきか、じっくり考えてみたいと思います。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

投資をするとき、私はまず「何のためにお金が必要か」を明確にするようにしています。今回想定しているのは、娘が小学校に上がる2026年4月以降の教育・習い事費の補填です。

我が家の現在地と課題

現在、娘は5歳。保育園の年長さんになる準備をしています。今は共働きでなんとか回っていますが、小学校に上がると「放課後をどう過ごすか」が大きな課題です。民間の学童や新しい習い事を検討すると、これまでの保育料以上に月々の固定費が膨らむ可能性があります。

○年後の家計課題

具体的には、小学校入学後の3年後までに、「月5,000円」の自由なキャッシュフローを作っておきたいと考えています。これは、月謝1つ分を配当金で賄う、というイメージです。たかが5,000円、されど5,000円。これが自動的に入ってくる仕組みがあるだけで、親としての精神的な余裕が全然違うんですよね。

課題解決に必要な配当額

目標は年間60,000円(月5,000円×12ヶ月)の配当収入です。これを実現するために、どのような投資が必要か、数字で見ていきましょう。

2. 目標配当額の逆算計算

今回注目するクリップコーポレーションの配当利回りは、約5.04%(2026/02/16時点)と非常に高い水準です。この利回りを使って、月5,000円を実現するための投資額を計算してみます。

目標年間配当(税引前) 想定配当利回り 必要投資額
60,000円 5.04% 約1,190,476円

約120万円の投資で、月5,000円の習い事代が「一生タダ」になる計算です。もちろん、配当が維持されればの話ですが、このように数字で見ると、目標がぐっと具体的になりますよね。120万円という金額は、毎月の貯金やボーナス、つみたてNISA以外の余剰資金をコツコツ積み上げれば、3年後の入学までに準備できる現実的なラインだと感じています。

3. 複数銘柄の比較紹介

クリップコーポレーションは魅力的な高利回りですが、教育セクターや安定配当を狙える他の銘柄とも比較してみましょう。同じ「月5,000円(年6万円)」を目指すための選択肢です。

銘柄名(コード) 株価(2/16) 配当利回り 配当方針・特徴
クリップコーポレーション(4705) 892円 5.04% 高還元・財務健全(自己資本比率87%超)
山田コンサルティング(4792) 2,360円 4.45% 安定成長・コンサル事業のストック性
アイティフォー(4743) 1,365円 4.69% 連続増配傾向・IT×地方銀行の強固な基盤

(1) クリップコーポレーション(4705)

進学塾「ステップアップ」やサッカースクールなどのスポーツ教室を展開している企業です。
直近株価:892円
最低投資金額:89,200円
配当推移:1株あたり45円予想。
収益性:現在、営業利益がマイナス圏にあり、収益性は「悪化」と判断されています。ただし、自己資本比率が87.6%と極めて高く、現金を豊富に持っているため、すぐに倒産するようなリスクは低いと考えられます。
魅力:株主優待として図書カード(1,000円〜)があるのも、子育て世帯には嬉しいポイントですね。

詳しくは、こちらの過去記事でも教育費と配当の関係について触れています。
◎(4743)アイティフォー : 2026年「小1の壁」月1万円、4.69%配当で人生設計を支える

(2) 山田コンサルティンググループ(4792)

経営コンサルや相続対策に強い企業です。利回りは4%中盤とクリップより低いですが、収益の安定性が高いのが特徴です。
人生設計上の位置:「絶対になくしたくない教育資金」の置き場として、クリップよりも安定感があるかもしれません。
詳しくは、◎(4792)山田コンサルティンググループ : 4.45%配当で2026年小1の壁月1万円をご覧ください。

(3) アイティフォー(4743)

キャッシュレス決済や地方銀行向けシステムを展開。増配に積極的で、長期で持つほど「月5,000円」が「月6,000円」に育つ期待が持てます。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

クリップコーポレーションについて、3つの軸で厳しく評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価△

利回り5%超えは素晴らしいですが、ROEがマイナス、つまり「稼ぐ力」が一時的に落ち込んでいるのが気になります。配当性向も実質的に利益を上回って出している状態で、いわゆる「タコ足配当」に近い側面があります。今の豊富な手元資金があるうちは維持できそうですが、10年、20年続くかと言われると、業績の回復が絶対条件です。

B. 人生設計との適合性:評価○

「小1の壁」という、あと数年で訪れる特定の時期にスポットを当てるなら、この高利回りは短期的なブーストとして役立ちます。最低投資金額が9万円弱と低いので、ジュニアNISAの残り枠や、特定口座での端株買いなど、少額から調整しやすいのは子育てママには助かりますね。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価○

我が家の場合、メインの資産は投資信託(全世界・米国株)で固めています。クリップコーポレーションのような「財務は鉄壁だけど収益が苦戦中」という銘柄は、ポートフォリオの5%以内の「サテライト(お楽しみ・高利回り枠)」としてなら、リスクを許容できると考えています。

5. みずきの総合評価+判断

クリップコーポレーションは、「今の家計に即効性のあるスパイス」のような銘柄だと思います。
メインディッシュ(積立投資)だけでは補いきれない、直近の「習い事代」という現金を、企業の貯金(内部留保)から分けてもらう、という感覚ですね。
ただし、業績が上向かない限り、株価の大きな上昇は見込めません。「教育費をこれ一本で!」と意気込むのではなく、他の安定銘柄や増配銘柄と組み合わせて、平均利回りを4%台に保ちつつリスクを分散するのが、我が家らしい「60点の投資術」かな、と感じています。

最近、金融業界ではインサイダー取引の疑いで強制調査が入るなどのニュースもありましたね。
みずほ証券社員がインサイダー取引か=証券取引等監視委が本社を強制調査(時事通信)
こうしたニュースを見ると、私たちが大切なお金を預ける先として、企業の「誠実さ」や「コンプライアンス」がいかに重要かを痛感します。クリップコーポレーションのような教育事業を営む会社には、子どもたちの手本となるような、クリーンで力強い成長を期待したいところです。

6. 制度活用との組み合わせ

ここで、みずき流の「制度活用術」を。クリップコーポレーションを検討するなら、以下の制度を意識しています。

ジュニアNISA(旧制度)の活用

すでに新規投資はできませんが、過去に購入した分については、配当金が非課税になります。クリップのような高配当株は、税金20.315%が引かれないメリットが絶大です。年間6万円の配当なら、約1.2万円も手元に残る額が変わります。これは大きいですよね!

配当控除の活用

もし特定口座(課税口座)で購入する場合でも、総合課税を選んで確定申告をすれば、所得税の一部が還付される「配当控除」が使えます。特に、専業主婦期間や育休中で所得が低い時期は、この制度が驚くほど効いてきます。手間はかかりますが、これも「家計を守る」立派な仕事です。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直に言うと、私はこの銘柄を「全力で買い!」とは言えません。なぜなら、自分自身が「もし配当が半分になったら?」と想像すると、少し不安になるからです。
進学塾ビジネスは、少子化の影響を真っ先に受けます。クリップコーポレーションが展開するスポーツ教室などは独自性がありますが、競合も多い。
「高利回りには理由がある」という格言を忘れず、もし購入するとしても、いつでも損切りできる、あるいは「この配当がなくなっても生活は破綻しない」という範囲に留めるのが、私たち子育て世代の守り方だと思います。

完璧な銘柄なんてありません。でも、自分たちの「人生設計」という物差しを持って眺めれば、どの程度のリスクなら笑って受け入れられるかが見えてきます。皆さんの家計にとって、この利回りは「安心」ですか? それとも「不安」ですか? ぜひ一度、逆算して考えてみてくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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