はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2020年生まれの娘を育てるママ投資家として、日々、家計管理と資産形成に励んでいます。仕事に育児に、毎日があっという間ですよね。そんな中で私が大切にしているのは、「何のために投資をするのか」という目的から逆算して銘柄を選ぶことです。
今回は、ジュエリー販売を展開するベリテ(9904)を、我が家の人生設計に照らし合わせて考えてみました。高配当が魅力的な銘柄ですが、子育て世代のリアルな視点で見ると、どのような役割を期待できるのでしょうか。一緒に紐解いていきましょう。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を検討するとき、私はまず「いつ、いくら必要なのか」を考えます。今の我が家にとって最大のイベントは、娘の小学校入学です。2020年1月生まれの娘は、2026年4月に小学校へ入学します。実はこの時期、「小1の壁」と呼ばれる共働きの難所がやってきます。
学童の費用や、新しい習い事、さらには時短勤務への切り替えによる収入減の可能性など、家計には月々5,000円から1万円程度の「新しいゆとり」が欲しい時期なんです。そこで今回は、「2026年の小学校入学までに、月5,000円(年間60,000円)の配当収入を作る」というシナリオで検討します。
2. 目標配当額の逆算計算
月5,000円の配当を実現するために、ベリテの指標を使って計算してみます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円 |
| ベリテの配当利回り(予想) | 5.25% |
| 必要な投資総額(税引前) | 約1,142,857円 |
| 最低購入金額(100株) | 40,000円 |
ベリテ単体で目標を達成しようとすると、約115万円の投資が必要です。現在の株価が400円前後と少額から買えるため、コツコツと買い増していくには向いている金額感ですね。ただ、1つの銘柄に100万円以上を集中させるのは、子育て世代のリスク管理としては少し慎重になりたいところです。
3. 複数銘柄の比較紹介
「月5,000円」を達成するために、同じジュエリー・小売セクターや高配当銘柄と比較してみます。今回は、過去に検討した銘柄も含めて並べてみました。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 特徴・人生設計上の役割 |
|---|---|---|---|
| ベリテ(9904) | 400円 | 5.25% | 圧倒的な高利回り。家計の「即戦力」として配当を最大化する枠。 |
| エステールHD(7872) | 584円 | 4.62% | 同じジュエリー業態。優待もあり、自分へのご褒美という楽しみもプラス。 |
| ナガセ(9733) | 2,083円 | 5.28% | 教育事業。娘の将来の教育環境を見据えた「情報収集」兼「高配当」枠。 |
ここで気になるニュースをご紹介します。株探の「10万円以下で買える、増収増益&低PER 27社 【スタンダード】編 <割安株特集>」(https://s.kabutan.jp/news/n202604120040)では、少額から投資できる銘柄への関心の高さが報じられています。ベリテもまさに4万円から投資できる銘柄。手数料無料化が進む中で、私たちママ投資家にとっても、少額ずつポートフォリオに組み込めるのは大きなメリットですね。
以前の記事でも触れたエステールホールディングス(7872)は、ジュエリー関連という共通点がありますが、優待の魅力も捨てがたいものです。
◎(7872)エステールホールディングス:4.62%配当と優待で2026年小1の壁を補う「家計のスパイス」
4. ベリテの詳しい分析データ
人生設計を支える柱として、ベリテの詳細な数字を見てみましょう。2026年3月期の予想値をベースにしています。
| 指標名 | 数値 |
|---|---|
| 1株配当(会社予想) | 20.98円 |
| EPS(1株当たり利益) | 19.42円 |
| 配当性向 | 約108%(※要注意) |
| ROE(実績) | 12.78% |
| 自己資本比率 | 59.1% |
財務の安定性については、自己資本比率が約60%近くあり、健全と言えます。ROEも10%を超えており、効率的に利益を出せていることがわかります。一方で、私が少し気になったのは配当性向です。予想EPS(利益)を配当が上回っている状態なので、これが長年続くのは難しいかもしれません。「今すぐの配当は嬉しいけれど、10年後も同じ額がもらえるか」という点では、少し注意深く見守る必要がありますね。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、私の独自の3軸評価です。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
利回り5.25%は非常に魅力的ですが、配当性向が100%を超えている点が気になります。利益以上の配当を出している状態なので、今後の増益が追いつかないと減配のリスクも否定できません。長期でずっと持ち続ける「家計の土台」というよりは、現在の高還元を享受する「期間集中型」の検討が必要かもしれません。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
2026年の小学校入学までという、あと数年の期間にフォーカスするなら、この高配当は非常に助かります。4万円という少額から投資できるので、「今月はちょっと余裕があるから100株だけ買い増そう」といった柔軟な対応がしやすいのは、家計管理をしている身として助かります。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
財務が安定しているので、会社が急にどうこうなるという不安は少ないです。我が家では、iDeCoや新NISAのつみたて枠で「世界経済の成長」をしっかり確保しているので、個別株ではこれくらいエッジの効いた高配当銘柄を少し混ぜるのも、家計のスパイスとしてアリだと考えています。
6. みずきの総合評価+判断
ベリテは、我が家の人生設計において「2026年からの数年間を重点的に支える、家計のブースター役」として評価しました。メインの資産にするのではなく、ポートフォリオの1割程度を目安に、配当を「今の生活のゆとり」に変える役割です。
具体的には、配当控除の活用を検討します。我が家の場合、総合課税で確定申告をすることで、配当金にかかる税金の一部を取り戻せる可能性があります。こういった税制の工夫を組み合わせることで、実質の利回りをさらに高め、娘の習い事代に充てていきたいですね。
また、ジュニアNISA制度は終了しましたが、未成年口座で非課税期間を活かして保有している分があれば、それを維持しつつ、新NISAの成長投資枠で少しずつ拾っていくのも一つの手かもしれません。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、利益を上回る配当を出している銘柄は、投資家として「いつ減配されるか」というドキドキ感が常にあります。以前、別の高利回り銘柄で減配を経験したときは、やっぱりショックでした。だからこそ、ベリテだけに頼るのではなく、他の安定した銘柄と組み合わせることが不可欠です。
「完璧な銘柄」なんてありません。でも、「今の我が家には、将来の大きな成長よりも、今この瞬間の5,000円が必要」という時期があるのも事実。そのニーズにベリテは応えてくれる可能性があると思っています。皆さんも、ご自身の人生のタイムラインに、その銘柄がどうフィットするか、一度立ち止まって考えてみてくださいね。
投資は、家族の笑顔を増やすための手段。これからも、等身大の目線で銘柄と向き合っていきたいと思います。


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