本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:2026年「小1の壁」を配当金で乗り越えるシナリオ
こんにちは、みずきです。毎日、仕事と育児に追われていると、あっという間に月日が流れていきますね。我が家の長女は2020年1月生まれ。カレンダーをめくってみると、彼女が小学校に入学するのは2026年4月なんです。
子育て世帯の間でよく話題にのぼる「小1の壁」。保育園よりもお迎えの時間が早くなったり、長期休暇中の学童費用がかさんだりと、家計にとっても働き方にとっても大きな転換期になります。私自身、その時期に今のフルタイム勤務を続けられるのか、あるいは少しセーブして娘との時間を作るべきか、正直なところ今からソワソワしています。
そこで私が立てた人生設計のシナリオは、「2026年4月までに、家計に月5,000円(年間60,000円)の自由な現金流を作っておくこと」です。この5,000円があれば、娘の新しい習い事の月謝に充てられますし、私が時短勤務を選んでお給料が減ったとしても、心のゆとりを保てると考えたからです。
今回は、その「月5,000円のゆとり」を実現するための有力候補として、明豊ファシリティワークス(1717)という銘柄を、我が家の人生設計に照らし合わせて分析してみました。
目標配当額からの逆算シミュレーション
「月5,000円」という具体的な目標が決まれば、必要な投資額も見えてきます。明豊ファシリティワークスの現在の指標をもとに、どれくらいの投資が必要か計算してみましょう。
| 項目 | 内容・数値 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 60,000円 |
| 明豊ファシリティワークスの予想配当利回り | 4.81% |
| 必要投資額(概算) | 1,247,401円 |
| 現在の株価(目安) | 914円 |
| 必要な株数 | 1,400株 |
約125万円の投資で、目標の「月5,000円」の配当が得られる計算ですね。一気に1,400株買うのは勇気がいりますが、2026年4月までにはまだ2年弱あります(執筆時点2024年5月)。今のうちからコツコツと積み上げていくことで、娘の入学式を迎える頃には「家計の味方」になってくれる、そんなイメージが湧いてきます。
明豊ファシリティワークスってどんな会社?
投資をする上で、その会社がどんな風に社会に貢献しているのかを知ることは、私にとってすごく大事なポイントです。子どもに「この会社はね、こういうことをしてパパやママを助けてくれているんだよ」と胸を張って言いたいからです。
明豊ファシリティワークスは、建設業界の中でも「CM(コンストラクション・マネジメント)」という独自の立ち位置にいる会社です。日本の建設業界は、発注者にとってコストやプロセスが不透明になりがちな面があるのですが、この会社は「発注者の味方」として、建築費の適正化や品質管理をサポートしています。
最近のニュースでも、その堅実な成長ぶりが伺えます。
明豊ファシリティワークス[1717]:2026年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結) 2026年5月12日(適時開示)
こちらのニュースによると、2026年3月期の業績も順調な推移を見せています。特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した建設プロジェクトの管理支援が伸びており、人手不足が深刻な建設業界において、同社のサービスはますます必要とされているようです。収益性が改善傾向にあり、ROE(自己資本利益率)も16.1%と非常に高い水準を維持しているのは、経営効率が非常に良い証拠ですね。
同じ目標を狙える他銘柄との比較
「月5,000円」を達成するために、他の高配当銘柄とも比較してみましょう。我が家のポートフォリオに、どのピースが一番しっくりくるかを確認するためです。
| 銘柄名(コード) | 利回り | 特徴 | 100株保有の貢献度 |
|---|---|---|---|
| 明豊ファシリティ(1717) | 4.81% | 高ROE・無借金経営・DX支援 | 年4,400円 |
| 三信電気(8150) | 5.57% | 半導体商社・高配当・業績連動 | 年11,500円(※配当方針による) |
| 愛三工業(7283) | 4.60% | トヨタ系・安定感・自動車部品 | 年7,000円 |
| リョーサン菱洋HD(167A) | 5.14% | 経営統合・半導体・高還元 | 年16,000円 |
利回りだけで見れば、三信電気やリョーサン菱洋HDも魅力的です。しかし、明豊ファシリティワークスの最大の特徴は「自己資本比率71%」という鉄壁の財務基盤と、在庫を持たないビジネスモデルによる高い収益性です。製造業のように景気によって利益が激しく上下しにくい「知恵」を売るビジネスなので、子育て中の我が家が求める「安定した配当」にはぴったりだと感じています。
関連する過去の記事はこちらからご覧いただけます:
◎(8150)三信電気 : 5.57%配当で2026年小1の壁月5千円を支える家計の即戦力
◎(167A)リョーサン菱洋ホールディングス : 5.14%配当で2026年小1の壁月5千円を支える家計の戦力
みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、明豊ファシリティワークスが我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸で評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:◎
配当性向は55%程度と、無理のない範囲でしっかりと株主還元を行っています。何より、過去数年間のEPS(1株当たり利益)が緩やかに右肩上がりなのが心強いです。利益が増えれば、配当も増える。今の4.81%という利回りは、10年後にはもっと高い「自分たちの買値に対する利回り」になっている可能性を感じさせてくれますね。
B. 人生設計との適合性:◎
100株約9万円から投資できるのは、家計のやりくりの中で買い増ししやすくて助かります。2026年の小学校入学に向けて、毎月の余剰金で少しずつ「月5,000円」というゴールに近づける、階段のような使い方ができます。もし2人目の子どもが生まれて育休に入ったとしても、この銘柄が稼いでくれる配当金は、私たちの「休業損害」を少しだけカバーしてくれるはずです。
C. リスク許容度との整合性:○
時価総額が116億円と、それほど大きな会社ではないため、株価の変動(ボラティリティ)は大型株に比べると大きくなるかもしれません。でも、財務がこれだけ盤石なら、倒産などの致命的なリスクは極めて低いと考えています。株価が一時的に下がっても、「配当という果実を摘み取るための木を育てている」という感覚でいれば、仕事や育児に忙しい私でも落ち着いて持っていられます。
制度活用との組み合わせで効果を最大化
ここが「みずきブログ」のこだわりポイントです。ただ銘柄を選ぶだけでなく、「どの箱(制度)」で持つかが運命を分けます。
まず検討したいのが「ジュニアNISA(現行制度終了後の継続管理)」や「配当控除」の活用です。私は上場企業の会社員として働いているので、ある程度の所得があります。もし特定口座で配当を受け取ると、20.315%の税金が引かれてしまいますね。せっかくの5,000円も、手取りでは約4,000円になってしまいます。
そこで活用したいのが、「確定申告による配当控除」です。私の年収水準であれば、総合課税を選択して配当控除を受けることで、源泉徴収された税金の一部が戻ってくる可能性があります。「小1の壁」で時短勤務になり、もし所得が下がるようなことがあれば、さらにこの還付効果は大きくなります。家計管理において、この「税制の合わせ技」は、1%の利回りアップ以上に強力な武器になるんです。
また、iDeCoや新NISAのつみたて投資枠では、全世界株式(オール・カントリー)やS&P500といったインデックス投資で「将来の大きな資産」を作っています。その一方で、この明豊のような個別高配当株は、「今と近い将来(2026年)の現金流」を作る役割として、明確に使い分けています。
失敗・迷い・懸念も素直に告白します
もちろん、完璧な銘柄だと思っているわけではありません。懸念しているのは、やはり「建設投資の冷え込み」です。日本全体の人口が減り、大きなビルや施設が建たなくなれば、CMというビジネスも影響を受けるはずです。
でも、私はこう考えています。これからは「新しく建てる」よりも「今あるものをどう賢く直すか、効率化するか」というニーズが強まるはずだと。明豊がDXに力を入れているのは、まさにその時代の変化を捉えているからではないでしょうか。
それと、私自身の失敗談。以前、利回りだけで選んで大失敗したことがあります。業績が悪化しているのに無理して配当を出していた企業を買ってしまい、結局「減配+株価暴落」のダブルパンチを受けました。あの時の「家計を助けるはずが、貯金を減らしてしまった」という申し訳なさは、今でも忘れられません。だからこそ、今の私は利回りだけでなく、「営業利益率」と「自己資本比率」を、まるでお惣菜の裏面の原材料チェックをするように、厳しく見るようになりました。
まとめ:我が家の決断
明豊ファシリティワークスは、派手な銘柄ではありません。でも、2026年に娘がランドセルを背負って登校する姿を想像したとき、その傍らで静かに家計を支えてくれる「縁の下の力持ち」になってくれる、そんな信頼感があります。
今の私の計画では、まず新NISAの成長投資枠を活用しながら、少しずつこの銘柄を積み立てていこうと思っています。125万円という金額は大きな壁に見えますが、2年かけて一歩ずつ進めば、決して不可能な数字ではありません。投資はゴールから逆算すれば、今やるべきことが驚くほどシンプルになりますね。
皆さんも、お子さんの入学やご自身のキャリアの節目など、「○年後の自分たちにいくら必要か」から逆算して、銘柄を選んでみてはいかがでしょうか。それがきっと、一番納得感のある投資になるはずです。
それでは、明日も仕事に育児に、無理せず頑張りましょうね!


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