本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:子育てママみずきが考える「我が家の人生設計」
みなさん、こんにちは!子育てママ投資家のみずきです。2020年1月生まれの娘が今年2026年4月に無事に小学校に入学し、毎日黄色いワッペンをつけて元気に登校しています。ランドセルを背負う後ろ姿を見るたびに、「成長したなぁ」と胸が熱くなる今日この頃です。
でも、親の感慨深さと同時にやってくるのが「これからの教育費と暮らしのお金」という現実的な課題ですよね。我が家では、将来の第二子誕生の可能性も視野に入れつつ、子どもの成長に合わせて「いつ、どれくらいのお金が必要になるか」を逆算して資産運用を組み立てています。
今回、我が家が向き合った人生設計のシナリオは「2年後、娘が小学3年生になるタイミングでの習い事ステップアップと、育休等にも備えた『月7,000円(年間約8.4万円)』の家計サポートを作る」という計画です。
我が家の現在地と2年後の家計課題
現在の我が家の状況と、2年後に見込まれる課題を整理してみました。
我が家の現在地(2026年8月時点)
・私(みずき):1985年生まれ、上場企業勤務(営業・企画職)
・娘:2020年1月生まれ(小学1年生)
・住まい:関東郊外
・投資スタイル:つみたてNISAやiDeCoでコア資産を構築しつつ、特定口座や新NISA成長投資枠で高配当株を運用中
小学1年生の今は、学校生活に慣れることが最優先ですが、2年後の小学3年生(2028年春)になると、周りでも本格的な英語教室やプログラミング、スポーツの専門スクールなどに通い始める子が増えてきます。娘の「やりたい!」を応援してあげたいですし、もしその時期前後に我が家に第二子が誕生して私が育休に入るとしたら、一時的に手取り収入が減る時期とも重なります。
そこで、娘が小学3年生になる2年後までに、「毎月7,000円(年間84,000円)」の配当金収入を自動的に生み出せる仕組みを作っておきたいと考えました。この配当金があれば、家計を痛めずに娘の新しい習い事費用を丸ごとカバーできるからです。
目標配当額の逆算計算:月7,000円を作るための必要投資額
「月7,000円」の配当収入を得るために、具体的にいくらの投資資金が必要になるのかを逆算してみましょう。
目標とする年間配当額(手取り)は以下の通りです。
年間目標配当額(手取り):84,000円(月7,000円)
税引き後の手取りで84,000円を得る場合、特定口座(税率約20.315%)とNISA(非課税)で必要な額が少し変わってきます。今回注目するウイルプラスホールディングス(3538)の予想配当利回りは4.91%(1株あたり年間配当予想46.00円、株価940円換算)という非常に魅力的な水準です。
| 運用口座 | 目標年間配当(手取り) | 必要となる額面配当金 | 予想配当利回り | 必要な投資元本 |
|---|---|---|---|---|
| NISA口座(非課税) | 84,000円 | 84,000円 | 4.91% | 約1,710,800円(約1,820株) |
| 特定口座(約20%課税) | 84,000円 | 105,415円 | 4.91% | 約2,147,000円(約2,292株) |
ウイルプラスホールディングスは、最低購入代金が約93,700円(100株単位)と10万円以下で買えるのがママ目線として嬉しいポイントですね。我が家のように「毎月の余剰資金から少しずつ買い足す」というスタイルでも手が届きやすい金額です。
いきなり200万円以上を一括投資するのはリスクが高いので、我が家では2年後の2028年春に向けて、毎月3万円〜5万円程度のペースで段階的に買い進めるアプローチを検討しています。
複数銘柄の比較紹介:車関連・高配当株の選択肢
我が家の目標である「月7,000円の配当」を実現するためには、1つの銘柄に絞るのではなく、複数の選択肢を比較してリスクを分散することが大切です。今回は、ウイルプラスホールディングスと同じ自動車関連や高配当で知られる銘柄と比較してみましょう。
1. ウイルプラスホールディングス(3538)
輸入車(ジープ、MINI、ボルボ、ポルシェ、フィアットなど)の正規ディーラーを展開する企業です。最近では、注目の電気自動車ブランドであるBYDの販売店展開も積極的に進めています。例えば、福岡にあるBYD AUTO 福岡西の店舗情報のように、話題の軽EV「RACCO」のデビューフェアや周年イベントを開催するなど、時代の変化に合わせた積極的な集客を行っている様子が伺えます。
・株価:940円(直近終値ベース)
・最低購入代金:約93,700円(100株)
・予想配当利回り:4.91%
・1株配当(会社予想):46.00円
・PER(会社予想):7.59倍
・PBR(実績):0.75倍
・ROE(実績):14.01%
・自己資本比率:29.0%
・特徴:高価格帯の輸入車や話題のEVを扱い、高いROEを誇ります。PBR0.75倍と割安感がありますが、自己資本比率が29.0%とやや低めなのがポイントです。
2. VTホールディングス(7593)
日産やホンダ、海外ブランドのディーラーを日英豪で展開している自動車販売大手です。自動車ディーラーとしての安定感があり、配当利回りも高水準を維持しています。
・予想配当利回り:約4.94%
・特徴:M&Aを活用して規模を拡大しており、連続増配や安定配当に対する意識が非常に高い企業です。過去に我が家の人生設計でも検討したことがあります。
詳しい分析については、こちらのVTホールディングスの配当計画記事で詳しく書いています。
3. タチエス(7239)
自動車用シートの大手独立系メーカーです。完成車ディーラーではありませんが、自動車産業の中で強固な財務基盤と高い還元姿勢を持っています。
・予想配当利回り:約5.08%
・特徴:自己資本比率が高く、株主還元(配当+自社株買い)に積極的な姿勢を見せています。
こちらも我が家の家計防衛サテライト候補として注目したことがあり、詳細はタチエスの強固な財務と配当計画記事を参考にしてください。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
ここからは、ウイルプラスホールディングス(3538)が「我が家の人生設計」にどれくらいフィットするか、3つの軸で評価していきます。
A. 配当の持続性・成長性:評価「◯(まあ大丈夫)」
ROE(自己資本利益率)は14.01%と非常に高く、効率よく利益を出している点は好印象です。しかし、直近の業績データを見ると、売上高は増加基調にあるものの利益率が前年同期比で悪化しており、EPS(1株当たり利益)の振れ幅が大きい傾向があります。
また、店舗展開や在庫仕入れに伴う有利子負債が増加傾向にあり、自己資本比率が29.0%と30%を下回っている点は、長期で配当を持ち続ける上での注視ポイントです。輸入車販売は景気動向や富裕層の消費マインドに左右されやすいため、配当の「絶対的な堅牢さ」という面では◯(まあ大丈夫)という判断にしました。
B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」
我が家の人生設計との相性は非常に良いと感じています。最大の魅力は、1株あたり900円台(100株で約9.4万円)という手軽さで、利回り4.91%という高配当を享受できる点です。
2年後の小学3年生までに月7,000円の配当を作る際、一度に大きな資金を用意できなくても、「今月は100株(約9.4万円)」といった形で家計の貯蓄ペースに合わせて無理なく買い増しができます。少額から配当の雪だるまを作っていける柔軟性は、子育て世帯の家計管理にジャストフィットします。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「◯(まあ大丈夫)」
東証スタンダード市場銘柄であり、自動車の仕入れコストや為替リスクの影響を受けるビジネスモデルです。我が家では、資産の土台(コア)は「つみたてNISA」での全世界株式インデックスファンドで固めています。
そのため、ウイルプラスホールディングスのような個別高配当株は、資産全体の10〜15%程度に抑える「サテライト枠」として位置づけます。リスクをコア資産でしっかり受け止めつつ、サテライト枠で高い利回りを狙うという配置であれば、我が家のリスク許容度の中でも安心して保有できると判断しました。
みずきの総合評価+判断
総合的な判断として、我が家ではウイルプラスホールディングスを「2年後の習い事費・育休期を支えるサテライト枠の主力候補」として評価しました。
自己資本比率が29%台であることや、高価格帯商品の販売という業績の波は考慮する必要がありますが、単一のブランドに依存せず、ジープやMINI、ボルボ、そしてBYDといった多様な輸入車ブランドを取り扱うビジネスモデルは強みです。また、新車販売だけでなく、利益率の高い整備・メンテナンス事業(アフターサービス)や中古車販売も手掛けているため、ストック的な収益基盤も一定数存在します。
1銘柄に集中投資するのではなく、先ほど比較したVTホールディングスなどの安定系ディーラー株や製造業の高配当株と組み合わせて「自動車・販売セクター枠」としてポートフォリオを作るのが、我が家にとって最もバランスが良い戦略だと考えています。
制度活用との組み合わせ:NISAと配当控除の使い分け
子育て世代の資産形成において、一番の武器になるのが制度の活用です。みずきブログとして絶対に外せないポイントをご紹介します。
1. 新NISA「成長投資枠」での運用
ウイルプラスホールディングスのような4.91%という高利回り銘柄は、新NISAの「成長投資枠」で購入するのが最も効果的です。特定口座では約20%取られてしまう税金が完全非課税になるため、年間84,000円の配当金が丸々手元残ります。2年後の習い事費にダイレクトに活用できるため、優先的にNISA枠を使いたいところです。
2. 特定口座+「配当控除」の確定申告スキーム
もしNISA枠を他の成長株や投信で使い切っている場合は、特定口座で購入して「総合課税」で確定申告をし、配当控除を活用するのも賢い方法です。課税所得が一定以下(目安として695万円以下)のご家庭であれば、総合課税で申告することで所得税・住民税を合わせた税率が下がり、源泉徴収された20.315%の一部が還付される可能性があります。
3. インデックス投資(コア)との分散補完
我が家ではiDeCoやつみたて投資枠で「S&P500」や「全世界株式(オルカン)」を毎月積み立てています。これらのインデックスファンドは将来の教育費(高校・大学)や老後資金という「10〜20年後のためのお金」です。
一方で、ウイルプラスホールディングスのような個別高配当株は「2年後の習い事費」という「今〜近い将来のためのお金」を生み出します。将来の資産形成と今の生活のゆとりを両立させるために、制度を分けて二刀流で運用するのが我が家の基本方針です。
失敗・迷い・懸念も素直に述べる:ママ投資家のリアルな悩み
ここまで良い面を中心にお話ししてきましたが、投資に「完璧な銘柄」はありません。我が家が購入を検討する中で感じている迷いや懸念点も正直にお話ししますね。
一番の懸念は、「高価格帯商品の販売に伴う景気感応度の高さ」です。輸入車は嗜好性が高いため、景気が後退したり、物価高で家計が圧迫されたりすると、買い控えが起きやすいジャンルです。収益性が悪化すると、現在46円と予想されている配当が維持できず、減配されるリスクもゼロではありません。
また、決算データでも指摘されている通り、自己資本比率の低下と有利子負債の増加は注意深く見守る必要があります。整備事業などの安定収益があるとはいえ、財務の安全性がさらに低下した場合は、追加購入をストップするなどの柔軟な撤退ルールを決めておく必要があると感じています。
「利回り4.9%台は魅力的だけど、これだけに頼るのは危険だな」というのが、私の素直な感想です。だからこそ、1つの銘柄に過度に期待せず、リスクを理解した上で小さく買って分散する姿勢を大切にしたいと思っています。
まとめ:人生設計に合わせた自分たちの選択を
娘が小学校に入学し、2年後の小学3年生、そしてその先の高学年へと進む中で、必要となる教育費の質や金額はどんどん変化していきます。
ウイルプラスホールディングス(3538)は、「約9.4万円から買える手軽さ」と「利回り4.91%という高い還元力」で、我が家の『2年後の月7,000円配当づくり』において、非常に使い勝手の良いピースになってくれそうです。
みなさんのご家庭でも、「○年後に子どもが〇〇になるから、月○円の余裕が欲しいな」という具体的な人生設計のシナリオから逆算して、ぴったりの銘柄や制度の活用方法を探してみてくださいね。
完璧な投資判断を目指す必要はありません。我が家も失敗や迷いを繰り返しながら、自分たちの身の丈に合った資産運用を続けていきたいと思います。この記事が、毎日忙しく子育てと家計管理を頑張るママ・パパの参考になれば嬉しいです!


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