はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2020年生まれの娘を育てながら、フルタイムで働くママ投資家です。最近、娘が「将来はケーキ屋さんになりたい!」と言い始めました。親としては、どんな夢でも応援してあげたいけれど、そのためにはやっぱり「家計の土台」をしっかりさせておく必要があるな、と痛感する毎日です。
今回は、2026年4月に控える「小1の壁」を見据えて、我が家の家計に月5,000円の潤いを与えてくれるかもしれない銘柄、(株)自重堂(3597)について考えてみました。地味な作業服の会社ですが、実は驚くほどの「貯め込み体質」で、子育て世帯の守り神になる可能性を秘めているんです。私の人生設計と照らし合わせながら、その魅力を紐解いていきますね。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を考えるとき、私はいつも「何のために、いつ、いくら必要なのか」という出口から考えるようにしています。今の我が家の現在地と、これから直面する課題を整理してみました。
我が家の現在地と2026年の課題
娘は現在、保育園に通っています。延長保育のおかげでなんとかフルタイムで働けていますが、2026年4月に小学校へ入学すると、いわゆる「小1の壁」がやってきます。学童のお迎え時間が保育園より早まったり、長期休暇中のお弁当作りや学童費用が発生したりと、時間的にも金銭的にも負担が増えることが予想されます。
特に、今の私の働き方だと残業がしにくくなる可能性が高く、毎月の手取り給与が少し減るかもしれません。その「減る分」や「増える教育費」を補うために、「月5,000円の配当収入」を2026年までに確立したいと考えています。
目標配当額:年間60,000円
月5,000円の余裕があれば、娘の新しい習い事(ピアノやスイミングなど)の月謝に充てることができます。あるいは、私の仕事が忙しい日に「今日はデリバリーを頼もう!」と割り切るための心の余裕にもなります。この「月5,000円」を、労働ではなく、株からの配当で生み出すのが私の目標です。
2. 目標配当額の逆算計算
目標とする月5,000円(年間60,000円)の配当を得るために、どれくらいの投資資金が必要かを計算してみましょう。
| 目標年間配当額 | 想定配当利回り | 必要な投資額 |
|---|---|---|
| 60,000円 | 3.0% | 2,000,000円 |
| 60,000円 | 4.0% | 1,500,000円 |
| 60,000円 | 5.0% | 1,200,000円 |
今回のターゲットである自重堂は、配当利回りが約4.96%(2026年6月予想1株500円)と非常に高いです。つまり、約120万円ほど投資すれば、それだけで目標の年間6万円の配当がほぼ達成できる計算になります。もちろん、1銘柄に120万円を集中させるのはリスクがあるため、他の銘柄とのバランスが鍵になりますね。
3. 複数銘柄の比較紹介
「小1の壁」を支える月5,000円を作るために、自重堂を含めた3つの候補を比較してみました。それぞれに役割が違います。
銘柄A:(株)自重堂 (3597)
作業服や安全靴の大手です。ユニフォーム業界では非常に高いシェアを持っています。
株価:10,100円(最低購入代金:1,010,000円)
配当利回り:4.96%
特徴:自己資本比率が90%を超えており、キャッシュが超豊富。地味ですが、建設現場や医療現場に不可欠な服を作っているため、景気に左右されにくい強みがあります。
銘柄B:ニチリン (5184)
自動車用ホースの老舗です。
株価:約4,000円前後
配当利回り:約4.6%
特徴:ここも財務が非常に強固です。以前から私が注目している「家計の守備的サイドバック」的存在。自重堂よりも購入単価が低いので、買い増ししやすいのがメリットです。
内部リンク:◎(5184)ニチリン : 4.65%配当と鉄壁の財務で2026年小1の壁月5千円を支える家計の守備的サイドバック
銘柄C:(株)チヨダ (8185)
「東京靴流通センター」などを展開する靴の小売です。
株価:約1,000円前後
配当利回り:約4.0%
特徴:配当だけでなく、株主優待で靴が安く買えるのが魅力。子どもの靴はすぐにサイズアウトするので、実用性は抜群です。
内部リンク:◎(8185)(株)チヨダ : 4%配当と靴優待で2026年小1の壁を支える家計の味方
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
自重堂について、子育てママ投資家の視点から3つの軸で評価しました。
A. 配当の持続性・成長性:評価 ○
直近の営業利益率は少し低下気味で、収益性には課題があります。でも、それを補って余りあるのが「圧倒的な財務のゆとり」です。自己資本比率90.9%というのは、借金がほぼなく、会社の中に現金がたっぷりある状態。たとえ一時的に業績が悪化しても、配当を維持できる体力が十分にあります。成長性は乏しいかもしれませんが、「減配されにくい」という点では、子育て世帯の長期保有に向いていますね。
B. 人生設計との適合性:評価 ◎
2026年に年間6万円の配当が欲しい私にとって、1株500円という大きな配当は非常に魅力的です。100株持つだけで、目標の8割以上がクリアできてしまいます。購入単価が約100万円と高いのがネックですが、その分「管理する銘柄数を増やしたくない、忙しいママ」にとっては、これ一つで大きな柱ができるのでタイパ(タイムパフォーマンス)が良いと言えます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 △
正直に言うと、1銘柄に100万円以上を投じるのは、今の我が家の現預金バランスからすると少し勇気がいります。もし株価が大きく下がったときのダメージが大きいですから。ただ、PBR(株価純資産倍率)が0.77倍と、解散価値を割り込んでいる「割安」な状態なので、下値は限定的かなとも考えています。夫と相談して、ボーナスの一部を充てるならアリかな、という距離感です。
5. みずきの総合評価+判断
自重堂は、我が家にとって「家計の金庫番」になってくれる銘柄だと評価しました。
華やかなIT銘柄やAI関連銘柄のような「一攫千金」はありませんが、地面をしっかり踏みしめて働く人たちを支えるビジネスは、母として娘に語る際にも「とても大切なお仕事なんだよ」と説明しやすいです。
最近、AI半導体の勢いで台湾や韓国の時価総額が欧州を上回ったというニュース(参照:AI半導体で勢力図一変、台湾・韓国株が時価総額で欧州諸国を上回る – Bloomberg)を見ましたが、世界がどれだけハイテク化しても、工事現場や病院で働く人の「作業服」がなくなることはありません。流行に左右されない安定感こそが、子育て中の私たちが求める「安心」ではないでしょうか。
6. 制度活用との組み合わせ
ここが「みずきブログ」の大事なポイント。自重堂のような高配当株を保有するなら、税金のこともセットで考えましょう。
配当控除を活用した節税戦略
自重堂の配当金は、普通に受け取ると約20%の税金が引かれます。でも、もし私のような共働き家庭で、確定申告を「総合課税」で行えば、「配当控除」という仕組みを使って、引かれた税金の一部を取り戻せる可能性があります。特に所得税率が低い段階にある人にとっては、実質的な利回りをさらに高める裏ワザになりますね。100万円投資して5万円の配当なら、数千円から1万円近く手取りが変わることもあるので、バカにできません。
ジュニアNISA(旧制度)の出口と特定口座
娘のジュニアNISA口座で持っていた資産が将来的に特定口座に移る際、このような「守りの高配当株」に一部をシフトしておくのも一つの手です。教育費が必要になる時期に向けて、資産を増やすフェーズから「配当を受け取って家計を助けるフェーズ」に移行する準備として、自重堂は面白い選択肢だと思います。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
もちろん、迷っている部分もあります。最大の懸念は「流動性の低さ」です。
出来高が300株(04/24)と非常に少ないんです。これは「売りたいときに希望の価格で売れない」可能性があるということ。私たちのような長期投資家にとっては、毎日売買するわけではないので大きな問題ではありませんが、急に現金が必要になったときには少し困るかもしれません。
また、ROE(自己資本利益率)が2.95%と低いのも気になります。会社がお金を貯め込みすぎていて、効率的に稼げていない証拠でもあります。「もっと株主還元してよ!」とか「もっと投資して成長してよ!」と言いたくなる投資家の気持ちもわかります。でも、裏を返せば「それだけ守りが硬い」ということ。私はこの地味な安定感を、今の人生ステージでは優先したいと思っています。
完璧な銘柄なんてありません。でも、我が家の「2026年、月5,000円」という目標に対して、自重堂が持つ圧倒的なキャッシュと高い配当は、とても心強い味方に見えます。皆さんの家計管理や人生設計では、この100万円というハードルをどう考えますか? また一緒に悩んでいきましょうね。


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