本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:東京鐵鋼(5445)の4.86%配当は、小1の壁を乗り越える守備固めになるか?
こんにちは、みずきです。「小1の壁」まであと少し、というこの時期は、本当に家計の見直しが必須ですよね。我が家(2026年1月現在)も、長女が今年の4月に小学校に入学する準備でバタバタしています。
学童保育の費用や、新しい習い事の月謝を考えると、「あと少し、毎月安定した収入が欲しい」というのが正直な気持ちです。この「あと少し」を埋めてくれる安定した高配当銘柄を探す中で、電炉メーカーである東京鐵鋼(5445)をチェックしてみました。
4.86%という高い予想配当利回りでありながら、自己資本比率が73.5%と鉄壁な財務体質、さらにPBRも0.86倍と割安感があるんです。でも、鉄鋼業界は景気循環に左右されるセクターなので、本当に長期で頼れるのかどうか、我が家の人生設計に合うかをじっくり分析していきますね。
我が家の人生設計シナリオ:2026年「小1の壁」への備え
投資は「何のために」が一番大事ですよね。我が家の目標はシンプルです。
我が家の現在地と家計課題
- 長女(6歳):2026年4月に小学校入学予定。
- 夫と私(みずき、41歳):共働きですが、私の仕事はフレックス中心で時間の制約があります。
- 現在の課題:小学校入学後、習い事(英語、スイミングなど)を増やしたいと考えており、学童費用と合わせて月々1.5万円程度の追加費用が発生しそうです。
配当金で解決したい課題と目標額
この追加費用のうち、約半分を配当金で賄うことで、家計に余裕を持たせたいと考えています。目標は「毎月8,000円」の配当収入(税引前)です。
この月8,000円は、年間にすると96,000円です。この配当金が、私たち夫婦の「投資収入」として家計に入ってくることで、急な出費や将来の教育費積立を減らすことなく、長女の習い事を実現できます。
目標配当額の逆算計算:東京鐵鋼で実現するには?
年間96,000円の配当を実現するために、東京鐵鋼(5445)にどれくらいの投資が必要かを逆算してみましょう。
東京鐵鋼の現在の予想配当利回り(会社予想)は4.86%です。そして、1株配当は300.00円が予定されています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 96,000円 |
| 東京鐵鋼 予想配当利回り | 4.86% |
| 必要投資額(概算) | 96,000円 ÷ 0.0486 ≈ 1,975,308円 |
約198万円の投資が必要になりますね。最低購入代金(100株)は、株価を約6,170円として617,000円です。
- 300株保有の場合:約185万円投資 → 年間配当 90,000円
- 400株保有の場合:約247万円投資 → 年間配当 120,000円
我が家は、まず300株(約185万円)を目標として投資を検討すれば、目標額の96,000円にかなり近づけることがわかります。
東京鐵鋼(5445)の基礎分析:鉄壁の財務と配当の安定性
なぜこの銘柄を「小1の壁」を支える候補として検討しているのか、その理由を見ていきます。
企業の簡単な紹介と指標
東京鐵鋼は、主に電炉(電気炉)で鉄スクラップを原料に、建築や土木に使われる鉄筋などを製造している企業です。資源価格の変動に左右されやすい高炉メーカーと比べて、スクラップ調達力とコスト管理が重要になります。
| 主要指標 (2026/01/30時点) | 値 |
|---|---|
| 株価 / 最低購入代金 (100株) | 約6,170円 / 617,000円 |
| 予想配当利回り | 4.86% |
| PBR / PER | 0.86倍 / 6.28倍 |
| EPS(会社予想) | 982.99円 (2026/03) |
| 自己資本比率 | 73.5% |
| 配当性向(予想) | 約30.5% |
配当の持続性:驚異的な低配当性向
この銘柄の最大の魅力は、高い利回り(4.86%)にもかかわらず、配当性向が約30.5%と非常に低い点です。
配当性向というのは、「稼いだ利益のうち、どれだけを配当に回しているか」を示す指標です。一般的に60%以下であれば無理のない水準とされますが、30%というのは、利益が多少落ち込んでも現在の配当水準を維持しやすい、つまり「減配リスクが低い」ことを示唆しています。
さらに、自己資本比率73.5%は「鉄壁の財務」と言って良いでしょう。不況期に建設需要が落ち込んでも、この強靭な体質ならすぐに倒れる心配はありません。この安定性が、長期の人生設計を考える子育て世代には非常に心強いポイントだと思います。
業界リスク:景気循環とニュースの示唆
鉄鋼業界は、建設や自動車など景気の影響を受けやすいセクターです。
ここで、同業他社である東京製鐵(5423)に関するニュースを見てみましょう。
このニュース(2026年1月29日付)では、東京製鐵が9ヶ月決算で売上と純利益を落とし、通期業績予想も下方修正したことが報じられています。これは東京鐵鋼(5445)とは別の会社ですが、同じ電炉メーカーとして、建設需要や市況の短期的な冷え込みを示唆している可能性があります。
つまり、短期的な業績は振れやすいけれど、長期的に見れば、東京鐵鋼の「低PBR(0.86倍)と高財務(自己資本比率73.5%)」は魅力的です。PBR1倍割れの是正を求められている今、安定した配当を出しつつ、資本効率を改善する努力が続けば、株価の上昇余地もあると期待できます。短期的な業績の波を乗り越えるだけの体力があるのは、この低配当性向と高財務のおかげでしょう。
複数銘柄の比較:家計の守りを固める選択肢
我が家の「小1の壁・月8,000円」目標に対して、東京鐵鋼(5445)が本当に最適なのか、過去に分析した安定高配当の製造業・建設関連銘柄と比較してみます。
| 銘柄 (コード) | 業種 | 予想利回り | 配当性向(予想) | 自己資本比率 | 最低購入代金(概算) |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京鐵鋼 (5445) | 鉄鋼(電炉) | 4.86% | 約30.5% | 73.5% | 617,000円 |
| 合同製鐵 (5410) | 鉄鋼(電炉) | 4.43% | 約40% | 63.6% | 313,000円 |
| ナカボーテック (1909) | 建設(特殊工事) | 4.44% | 約32% | 78.8% | 403,000円 |
※合同製鐵(5410)については、以前の記事でPBR改善期待とともに分析しています。◎(5410)合同製鐵 : 2026年小1の壁・月1万円を4.43%配当とPBR改善期待で家計を支える
比較してみると、東京鐵鋼(5445)は、利回りが最も高い上に、配当性向が最も低く、自己資本比率もナカボーテックに次いで高いという「超優等生」であることが分かります。最低購入代金は他の2銘柄より高めですが、その分、配当の安定性においてはトップクラスだと言えそうです。
合同製鐵も優秀ですが、東京鐵鋼の方が利益に対する配当の無理のなさが際立っていますね。ナカボーテックも非常に魅力的な高財務銘柄ですが、鉄鋼セクターの景気耐性という面で分散を考えるのもありだと思います。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
この東京鐵鋼(5445)が、我が家の人生設計にどれだけ適合しているか、3つの軸で評価します。
A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)
- 評価理由:配当性向が約30.5%と非常に低く、EPS(1株あたり利益)982.99円に対して、配当金300円は全く無理がありません。また、自己資本比率73.5%という鉄壁の財務基盤があれば、景気循環で一時的に利益が落ち込んでも、安易な減配に踏み切る可能性は極めて低いと判断できます。長期保有による配当再投資戦略において、最も重要な「安定性」を強く持っていると思います。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
- 評価理由:目標である「2026年4月以降の小1の壁・月8,000円」を、約185万円(300株)という現実的な投資額でほぼ達成できます。長女が高校を卒業する2038年頃まで、安定して家計の守備固めをしてくれるコア銘柄として最適だと感じます。PBR割れ(0.86倍)であるため、株価下落リスクよりも、資本効率改善による株価回復の期待も持てるのが嬉しいですね。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)
- 評価理由:私たちは共働きですが、将来的に第二子の育休取得も視野に入れています。育休期間中は収入が減少するため、配当による現金流入の安定性が不可欠です。東京鐵鋼の「低配当性向&高財務」という組み合わせは、私が最も重視する「減配しにくい安定性」を担保してくれます。この銘柄はポートフォリオの「守りのコア」として安心して保有できると考えます。
総合評価:我が家は「鉄壁の守り」として検討します
東京鐵鋼(5445)は、鉄鋼セクターという景気変動リスクがあるにもかかわらず、そのリスクを圧倒的な財務安定性と無理のない配当政策でカバーしている、非常に優秀な高配当株だと思います。
特に子育て中の私たちにとって、重要なのは「増配の華々しさ」よりも「減配されない確実性」です。小1の壁という人生の大きなイベントに向けて、必要な現金流を確実に作り出すツールとして、東京鐵鋼は非常に高い評価になりますね。
投資方針としては、まず目標額に近い300株程度を購入し、その配当金は再投資せずに家計の現金として活用する予定です。そして、株価が大きく下落する局面があれば、積立感覚でさらに買い増し、年間配当を12万円(月1万円)まで引き上げることを視野に入れています。
税制優遇制度の活用:ジュニアNISAと配当控除
投資効率を最大限に高めるため、我が家では税制優遇制度の活用をセットで考えます。
制度活用①:ジュニアNISAでの非課税化
現在、ジュニアNISAは新規投資ができなくなりましたが、長女名義の既存口座で保有している場合は、18歳までは配当金が非課税になります。
もし、将来的に新NISAの成長投資枠や、長女が成人した後のNISA枠でこの銘柄を保有できれば、配当利回り4.86%に対して、通常20.315%かかる税金がゼロになります。
税引後利回りが約3.87%のところ、非課税なら4.86%が丸々手元に残ります。家計の守備固めとして、まずは私の成長投資枠で保有し、長女の大学進学費用の土台として考えるのも良いですね。
制度活用②:配当控除と税効率
もし特定口座や一般口座で保有する場合、国内株式の配当金は「総合課税」または「申告分離課税」を選択できます。私たちは総合課税を選んで配当控除を適用することで、所得税と住民税を一部取り戻せる可能性があります。
ただし、総合課税は所得が増えるため、配偶者控除や国民健康保険料への影響が出ないか、他の所得との兼ね合いで毎年シミュレーションすることが必須です。ここは少し複雑ですが、制度を理解すれば、賢く手取りを増やすチャンスになりますよ。
みずきの迷いと結論
東京鐵鋼は素晴らしい銘柄ですが、懸念点もあります。それは、やはり「景気循環」です。
鉄鋼価格は、建設需要や世界経済の動向に大きく左右されます。もし本格的な世界不況が来て、建設需要が大幅に落ち込めば、いくら配当性向が低いとはいえ、業績悪化が続けば特別配当の削減や減配の可能性はゼロではありません。
ただ、私がこの銘柄に魅力を感じるのは、そのリスクを「自己資本比率73.5%」という圧倒的な体力で吸収しようとしている点です。ポートフォリオ全体で見たとき、景気に強いハイテク株やディフェンシブな生活必需品と組み合わせることで、鉄鋼セクターのリスクを相殺できると考えています。
我が家は、この鉄壁の財務を持つ東京鐵鋼を、2026年4月からの「小1の壁」を支えるための主力配当銘柄として、積極的に投資を検討するつもりです。
他の高財務銘柄の分析も参考にしてくださいね。例えば、高い財務安定性で月1万円の家計サポートを検討したナカボーテック(1909)など、安定性を重視する子育て世帯には参考になるはずです。
一緒に、無理なく家計を守りながら資産を育てていきましょう!


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