本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
我が家の人生設計:2年後の「育休+小1の壁」に備える
こんにちは、みずきです。早いもので、娘(5歳・年長)が小学生になるまで、あと1年ちょっととなりました。小学校入学と同時にやってくる「小1の壁」に加え、実は我が家、2年後に第二子の出産と育休を計画しているんです。
この「小1の壁+育休」のダブルパンチ期間は、家計にとっては大きな試練ですよね。収入が一時的に減る上に、学童や習い事など、支出が増える時期と重なります。
だからこそ、今のうちから「配当金の柱」を立てて、この時期を乗り切るための安心材料にしておきたいと考えています。
目標配当額の逆算:月7,000円の家計サポート
我が家が2年後に欲しい配当金の目標は、月々7,000円です。これは、習い事の月謝や、育休中の生活費の補填に使いたいと考えています。
年間目標配当額は、7,000円 × 12ヶ月 = 84,000円です。
今回注目する「エヌアイシ・オートテック(株)」は、会社予想で配当利回りが5.20%と非常に魅力的です(2026年1月時点)。この利回りを前提に、目標配当額を達成するために必要な投資額を逆算してみましょう。
$$
\text{必要投資額} = \text{年間配当目標額} \div \text{配当利回り} \\
\text{必要投資額} = 84,000円 \div 0.052 \approx \text{1,615,384円}
$$
約162万円を投資すれば、理論上、2年後の家計を毎月7,000円サポートしてくれる計算になりますね。この金額は、我が家の貯蓄ペースから考えると、無理なく2年以内に準備できる現実的なラインです。単元株数(100株)で見ると、現在の株価(786円前後)から約20単元(2,000株)の保有が目標となります。
エヌアイシ・オートテック(5743)の魅力と事業の安定性
今回、この目標達成のために検討候補に挙げたのが、エヌアイシ・オートテック(5743)です。あまり馴染みがない方もいるかもしれませんが、製造業の現場を支える、地味だけど強い「JIMI企業」の一つだと私は見ています。
地味だけど強い!FAを支えるアルミフレーム
エヌアイシ・オートテックは、主にFA(ファクトリーオートメーション)関連で使われるアルミフレームやそれを使った装置・機器を製造・販売している会社です。工場や研究施設における生産ラインやクリーンルームの枠組み、装置のベースなど、さまざまな場所で同社の製品が使われています。
- 株価(2026年1月14日終値):786円
- 最低購入代金:78,900円(100株)
- 配当利回り(予想):5.20%
- PBR(実績):1.28倍
- 自己資本比率(実績):46.5%
この銘柄が、子育て家計の配当の柱として魅力的な理由は二つあります。
1. 圧倒的な財務の安定性
何と言っても、自己資本比率が46.5%と高い水準にあることです。一般的に30%を超えていれば安心と言われる中で、この数字は非常に優秀。有利子負債も概ね横ばい圏であり、急な不況や大きな設備投資が必要になったとしても、会社が傾きにくい、非常に安定した財務基盤を持っていると評価できます。
これは、私たち個人投資家、特に「配当が急に途絶えるのは困る」という子育て世代にとって、最高の防御壁になってくれますね。
2. 業績の回復トレンド
収益性を見ると、直近で純利益率がマイナスからプラスへ回復し、営業利益率も持ち直している状況です。FA関連企業は景気動向に左右されやすい側面がありますが、安定した財務基盤があるため、業績の振れを吸収しやすい体力があるのが強みです。
また、EPS(1株あたり利益)も前年同期のマイナスからプラスに転じており、回復の兆しが見えています。この安定性が、高い配当利回り(5.20%)を維持するための土台になっていると見ています。
FA市場の将来性:AI・ロボティクスと家計の連携
エヌアイシ・オートテックの事業は、まさに今の日本の成長テーマである「自動化(FA)」と直結しています。人手不足が深刻化する中、工場や物流現場でのロボット導入は加速する一方です。
先日、日本経済新聞のニュースでも、ロボティクス関連ETFに日本株が多く組み込まれているという記事を読みました。(ロボティクスETF、3割が日本株のワケ AI時代も主役のダイフク)
これは、日本のFA技術が世界的に評価されている証拠ですよね。
エヌアイシ・オートテックが提供するアルミフレームは、まさにそのロボットや自動化装置を構成するための「骨格」となる部品です。高性能なAIやロボットが開発されても、それを支える強固で柔軟な構造体が不可欠。つまり、AIやロボティクス市場が成長すれば、同社の基幹部品への需要も連動して高まると期待できます。
私たち子育て世代が、子どもの未来のために投資するなら、日本の将来の競争力に貢献する分野に投資したい、という思いも満たしてくれる銘柄だと感じています。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
我が家の「2年後の育休+小1の壁で月7,000円配当」というシナリオに対して、エヌアイシ・オートテックはどれくらい適合しているでしょうか?3つの軸で評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)
この会社の一番の強みは、「鉄壁の財務体質」です。自己資本比率46.5%というのは、不況耐性が高いことを示しており、仮に業績が一時的に落ち込んでも、配当を維持しやすい体力があります。これが、私たちのように「必要な時期に確実な配当が欲しい」と考える家計にとって、非常に大きな安心材料になります。
ただし、一点注意したいのは、提供データには配当性向(利益に対する配当金の割合)が記載されていないことです。高配当利回りでも、もし配当性向が100%を超えている場合、それは無理をしているサインなので、必ず開示情報で確認すべき点です。しかし、直近でEPSが回復傾向にあることから、無理な配当水準ではない可能性が高いと見ています。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
目標額(月7,000円)を実現するための投資額が約162万円と現実的であり、現在の貯蓄ペースから考えて2年後の目標達成が十分可能です。
さらに、同社は景気敏感なFA市場にいるにも関わらず、財務が安定しているため、「2年後の育休時期に景気が悪化して減配されるかも」というリスクを、比較的低く抑えられるのが魅力です。この銘柄は、短期的な売却益を狙うのではなく、「2年後の家計の保険」として、どっしり構えて保有するのにぴったりだと思います。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
我が家は、つみたてNISAやiDeCoで全世界株やS&P500といったインデックス投資を「コア資産」としています。個別株は、高配当を狙って「サテライト(家計サポート枠)」として運用しています。
エヌアイシ・オートテックは、その高い安定性から、この「家計サポート枠」の中核を担ってくれる存在です。最低投資金額も約7.9万円と手が出しやすく、分散投資しやすいのも良いですね。我が家のリスク許容度は、「育休に入っても家計が破綻しないこと」が最優先なので、この財務安定性は非常に心強いです。
比較検討の選択肢として、同じように「2年後、育休と小1の壁」に備えるために、過去に検討した銘柄もありますね。例えば、高財務で知られる製造業の◎(6156)エーワン精密や、成長期待も持てる◎(8595)ジャフコ グループなどです。これらの銘柄と比べても、NICオートテックの利回り5.20%と財務安定性のバランスは際立っていると感じています。
制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大限に
高配当株投資の最大の醍醐味は、配当金を非課税で受け取れることです。我が家は現在、娘(5歳)名義のジュニアNISA口座を活用しています。
もし、エヌアイシ・オートテックをジュニアNISA口座で保有した場合、配当金(年間84,000円目標)にかかる約20%の税金(16,800円)が一切かかりません。これが、制度活用の最大のメリットです。
月7,000円の配当が、丸ごと手取りで入ってくるわけですから、これは本当に大きい。
この配当金を再投資するのではなく、教育費や習い事費として活用することで、家計の現金流を増やすことができます。娘が18歳になるまで、この配当金が非課税で積み上がっていくのは、将来の大学資金準備の大きな助けになります。
また、私たち親の口座で投資する場合でも、配当控除の適用を受けることで、総合課税を選択すれば税金が一部戻ってくる可能性があります。もちろん、これは他の所得状況や住民税の兼ね合いで複雑になりますが、高配当株投資では必ず検討したい制度ですね。
みずきの総合評価と判断
エヌアイシ・オートテックは、現在の我が家の人生設計シナリオ、特に「2年後の育休+小1の壁」という短期的な家計の防御を固めるという目的において、非常にマッチ度の高い銘柄だと評価します。
利回り5.20%は魅力的であり、何よりも自己資本比率の高さが、私たち子育て世代が求める「安心感」を提供してくれます。景気敏感なFAセクターでありながら、この財務の堅さがあるからこそ、安心して「守りの高配当株」として組み込めます。
懸念点と分散投資の必要性
もちろん、完璧な銘柄はありません。
1. 景気敏感性:
FA市場の需要は、製造業の設備投資意欲に直結します。もし世界的な景気後退局面に入れば、売上は一時的に急落する可能性があります。配当維持の体力はあるとしても、株価は変動しやすくなるでしょう。
2. 配当性向の確認:
先述の通り、配当性向が不明なため、41円という配当水準が利益に対して過大ではないかを注視し続ける必要があります。
だからこそ、このNICオートテックに全額を投じるのではなく、ポートフォリオの一部として組み込むのが理想的です。
我が家では、「育休中の家計サポート」という役割を担わせるため、この銘柄を最優先でジュニアNISAの枠に入れ、残りの予算を不動産賃貸収入で安定性の高いJ-REIT(例:◎(3488)セントラル・リート投資法人など)と組み合わせて、リスク分散を図るのが最も堅実な方法だと考えています。
まずは、最低投資金額(約7.9万円)で様子を見ながら、2年後の目標に向けてコツコツと買い増しを進めていきたいですね。高配当株投資は、将来の安心を買う行為。私たちの子育て人生設計を支える、頼もしい一本になってくれることを期待しています。


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