はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
皆さん、こんにちは。子育てママの個人投資家、みずきです。2020年1月生まれの娘も、気づけばもうすぐ幼稚園の年長さん。子育てのスピード感には、毎日驚かされるばかりですね。最近の我が家での一番の関心事は、やはり「2026年問題」、つまり娘の小学校入学に伴う「小1の壁」への対策です。
会社員として働いていると、小学校に入ってからの放課後の過ごし方や、夏休みの対応など、今まで以上に家計と時間にシビアにならざるを得ない場面が増えそうです。そこで私は、今のうちから「配当金という第2の給料」を整え、将来の自分たちを少しでも楽にしてあげたいと考えています。
今回は、高い収益性と配当利回りが魅力的な(株)HANATOUR JAPAN(6561)を軸に、我が家の人生設計においてこの銘柄がどんな役割を果たしてくれるのか、具体的にシミュレーションしてみたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を考える時、私はまず「銘柄」ではなく「いつ、いくら必要なのか」という人生のタイムラインから考えるようにしています。我が家の現在の状況と、これからの課題を整理してみました。
我が家の現在地と数年後の課題
現在、娘は4歳。2026年4月には小学校に入学します。私が勤めている会社は比較的柔軟ですが、それでも低学年のうちは帰宅時間が早まったり、急な行事が入ったりすることが予想されます。今のうちに家計に「月5,000円」程度のゆとりを持たせておくことで、急な習い事の追加や、ちょっとした外食で息抜きをする心の余裕を作りたいと考えています。
解決したい家計課題:月5,000円の「教育・潤い費」
小学校に入ると、学童の費用や新しい習い事の月謝など、意外と固定費が増えるんですよね。月5,000円、年間で60,000円の配当収入があれば、それらを家計の持ち出しなしで賄える計算になります。この「月5,000円」を、2026年の入学までにしっかり安定した形で作り上げることが今の目標です。
2. 目標配当額の逆算計算
「年間60,000円」の配当金を得るためには、具体的にいくらの投資が必要でしょうか。今回注目しているHANATOUR JAPANの指標を使って計算してみます。
| 項目 | 内容・計算式 |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円(月5,000円 × 12ヶ月) |
| 候補銘柄の配当利回り(予想) | 4.77% |
| 必要投資額(概算) | 60,000円 ÷ 4.77% = 約1,257,861円 |
| 必要株数(株価860円の場合) | 約1,462株(約15単元) |
約126万円の投資で、毎月5,000円の自由な現金が生まれる計算です。一気に126万円を投資するのは勇気がいりますが、例えば新NISAの成長投資枠を活用して、2年ほどかけて積み上げていくなら、子育て世帯でも現実的な数字だと感じています。
3. 複数銘柄の比較紹介
HANATOUR JAPANは非常に高利回りですが、インバウンド(訪日外国人旅行)事業という性質上、景気や地政学リスクの影響を受けやすい面もあります。そこで、同じ「月5,000円」を目指すための選択肢として、毛色の違う銘柄と比較してみます。
銘柄A:(株)HANATOUR JAPAN(6561)
訪日韓国人観光客をメインとした、インバウンド特化型の旅行会社です。現在はホテル運営やバス事業なども手広く展開しています。
- 直近株価:860円(2026/02/18)
- 配当利回り:4.77%
- 配当性向:約37%(EPS113.5円に対し42円)
- 特徴:ROEが34.79%と極めて高く、資本を効率的に使って稼ぐ力が強いです。
銘柄B:(株)キャリアデザインセンター(2410)
「type」などの転職サイトを運営する、人材サービス企業です。
- 配当利回り:約5.19%(執筆時点付近)
- 特徴:HANATOUR同様、5%近い高利回りが魅力です。労働力不足という日本の構造的な課題に応えるビジネスなので、中長期的な需要が見込めます。
- 過去記事:2026年小1の壁、月1万円の配当を5.19%利回りで家計防衛と人生設計
銘柄C:(株)アイティフォー(4743)
地方銀行や小売業向けのシステム開発を行っている企業です。
- 配当利回り:約4.69%
- 特徴:ビジネスがストック型に近く、非常に安定しています。派手さはありませんが、家計のベースラインを支えるにはぴったりの堅実さがあります。
- 過去記事:2026年「小1の壁」月1万円、4.69%配当で人生設計を支える
4. 最新ニュースからの業界分析
HANATOUR JAPANが属する旅行・宿泊業界の現状について、興味深いニュースがありました。2026年に開催される展示会「HCJ2026」に関するプレスリリースです。
ニュース引用元:展示会「HCJ2026」 エレクター初日レポート動画公開 ― ホテル・レストラン現場の“今”と課題解決策をリアルに伝える
この記事では、ホテルやレストランの現場が抱える「人手不足」や「業務効率化」という深刻な課題が浮き彫りになっています。インバウンド需要が回復し、観光客が押し寄せる一方で、受け入れ側のキャパシティが限界に近いというわけです。
HANATOUR JAPANも自社でホテルやバスを運営していますが、こうした「業界全体の課題」をITやDXでどう乗り越えていくかが、今後の収益維持の鍵になりそうです。同社はインバウンドの「手配」だけでなく、インフラ(ホテル・交通)を自前で持っている強みがありますが、裏返せば固定費や人件費のリスクも負っているということ。今回のニュースを見て、改めて「ただ客が増えればいい」のではなく、「効率よく稼げているか」に注目する必要があると感じました。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、HANATOUR JAPANを我が家の人生設計に当てはめた時の評価です。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
会社予想のEPS(1株利益)が113.5円に対し、配当は42円。配当性向は約37%ですので、無理をして配当を出しているわけではありません。ROE34%超という驚異的な収益力は魅力的ですが、旅行業は世界情勢やパンデミックの影響をダイレクトに受けるため、10年単位で「絶対に減配しない」と言い切るには少し勇気がいります。安定成長というよりは、「稼げる時にしっかり稼ぎ、それを還元してくれる」タイプだと見ています。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
2026年4月の「小1の壁」に向けて、今から仕込むには非常に良い利回りです。100株単位が約8.8万円というのも、毎月の給料から少しずつ買い足していくには「ちょうどいいサイズ感」ですよね。娘が小学校を卒業するまでの6年間、この利回りを享受できれば、教育費の大きな支えになります。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感あり)
私は現在フルタイムで働いていますが、第二子を授かったり、育休に入ったりすると、一時的にリスク許容度が下がります。インバウンド銘柄は株価の動きも激しくなりがちなので、我が家のポートフォリオの「コア(主力)」にするのではなく、「サテライト(攻めの枠)」として、全体の10%程度に留めておくのが安心かなと思っています。
6. みずきの総合評価+判断
| 評価軸 | 判定 |
|---|---|
| 配当利回り(4.77%) | ◎ 非常に魅力的 |
| 財務・収益性 | ◎ 高ROE・自己資本比率40% |
| 家計への貢献(月5,000円) | ○ 約126万円で実現可能 |
| 景気耐性 | △ インバウンド依存に注意 |
総合的に見て、「成長の果実を配当でしっかり受け取りたい」という今の我が家には、とても魅力的な銘柄です。特に、2026年という明確な目標時期がある中で、この高利回りは資金効率を劇的に高めてくれます。
7. 制度活用との組み合わせ
ここが「みずきブログ」のこだわりポイントです。この銘柄を、どの口座で持つべきでしょうか。
新NISA(成長投資枠)の活用
4.77%という高配当は、課税口座だと約20%が税金で引かれてしまいます。せっかくの配当が3.8%程度まで目減りしてしまうのはもったいない!まずは新NISAの成長投資枠を優先して使い、非課税で丸ごと配当を受け取るのが大前提です。
配当控除の検討
もしNISA枠を使い切ってしまい、特定口座で保有する場合は、確定申告での「配当控除」を検討します。我が家の場合、私の年収と夫の年収を比較して、どちらの所得で申告するのが税効率が良いか、毎年大綱をチェックしながら判断しています。手間はかかりますが、この「数%の差」が10年後の教育資金に大きく響いてくるんですよね。
ジュニアNISA(旧制度)からの移行
娘名義の旧ジュニアNISAで保有している資産も、今後は非課税期間が終了した後の取り扱いを考えなければなりません。HANATOUR JAPANのような高成長・高配当銘柄は、子供の将来のための「攻めの資産」として組み入れるのも面白いかもしれませんね。ただし、子供名義の資産は「いざという時に親の判断で売りにくい」という心理的な壁もあるので、そこは夫婦でしっかり話し合っています。
8. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
ここまでポジティブな話をしましたが、正直に言うと迷っている部分もあります。それは「インバウンドブームがいつまで続くか」です。特にHANATOUR JAPANは韓国市場への依存度が高いため、日韓関係や為替の動向一つで業績がガラリと変わるリスクがあります。
過去に「今はインバウンドだ!」と勢いで買った銘柄が、予期せぬ出来事で塩漬けになった失敗も経験しています。だからこそ、今回は「これ1本に頼る」のではなく、先ほど比較した人材系やシステム開発系などの「内需・安定銘柄」と組み合わせて、バランスを取ることが、子育てママ投資家としての正解かな、と考えています。
投資は100点満点の正解を探すゲームではなく、自分たちの人生のステージに合わせて「納得できる70〜80点」を選び続けることだと思います。今回のHANATOUR JAPANは、リスクを理解した上でなら、2026年の小学校入学を彩る「力強い味方」になってくれる、そんな期待を抱かせてくれる銘柄でした。
皆さんのご家庭では、数年後の大きな変化に向けて、どんな準備をされていますか?投資を通じて、少しでも未来が明るく見えてくると嬉しいですよね。一緒に頑張りましょう!


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