注意事項
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。また、記載されている情報は執筆時点のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
はじめに
こんにちは、みずきです。最近、娘の成長を感じるたびに、嬉しい反面「そろそろ小学校入学後の生活をリアルに考えなきゃ」と、ちょっとした焦りも感じています。2020年生まれの娘が小学校に上がるのは2026年4月。巷でよく聞く「小1の壁」が、いよいよ我が家にとっても他人事ではなくなってきました。
仕事と育児の両立はもちろんですが、家計管理の面でも変化が必要です。学童の費用や習い事の月謝、さらには私の残業代が減る可能性を考えると、今のうちから「自動的に入ってくる現金」を育てておきたい。そんな思いで、今回はシライ電子工業(6658)という銘柄を、我が家の人生設計にどう組み込めるか検討してみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
我が家の最大の直近課題は、先ほども触れた「2026年4月の小1の壁」です。現在は保育園にフルタイムで預けていますが、小学校に入ると下校時間が早まり、私の働き方を少しセーブする必要が出てくるかもしれません。もし残業が月10時間減ったら、手取り額はそれなりにダウンしてしまいます。
そこで立てた目標がこちらです。
- 目標:2026年4月までに、家計に月5,000円(年間60,000円)の配当収入をプラスする。
- 用途:小学校の学童費用や、新しい習い事(ピアノや英語など)の月謝に充てる。
- 目的:収入減を補いつつ、子どもの「やりたい」を我慢させない心のゆとりを持つ。
この月5,000円という数字、小さく見えるかもしれませんが、配当金でこれを作るにはそれなりの「準備」が必要です。今の貯蓄ペースと、どの銘柄に預けるのが効率的かを逆算して考えていきます。
2. 目標配当額の逆算計算
月5,000円、年間で60,000円の配当金(税引後)を受け取るためには、どれくらいの投資が必要でしょうか。税金を考慮して、額面で約75,000円の配当を目指す前提でシミュレーションしてみます。
| 目標年間配当(額面) | 想定配当利回り | 必要な投資額 |
|---|---|---|
| 75,000円 | 3.0% | 250万円 |
| 75,000円 | 4.0% | 187.5万円 |
| 75,000円 | 5.0% | 150万円 |
今回検討するシライ電子工業の予想配当利回りは5.05%。この利回りであれば、約150万円の投資で目標の「月5,000円」に手が届く計算になります。教育資金を貯めながらの150万円捻出は簡単ではありませんが、2026年までの期間を考えれば、新NISAの成長投資枠なども活用して現実的に目指せる範囲かな、と感じています。
3. 複数銘柄の比較紹介
シライ電子工業だけでなく、同じように「2026年の小1の壁」を支えてくれそうな高配当銘柄と比較してみましょう。我が家の候補に挙がっている銘柄を並べてみました。
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | ROE(実績) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| シライ電子工業(6658) | 693円 | 5.05% | 23.36% | プリント配線板大手。収益性が極めて高い。 |
| エーワン精密(6156) | 約2,300円 | 5.21% | 5.6% | 超高精度な部品加工。財務が非常に健全。 |
| ナガセ(9733) | 約1,900円 | 5.28% | 18.1% | 東進ハイスクール運営。教育需要に強い。 |
比較してみると、シライ電子工業のROE(自己資本利益率)23.36%という数字が際立っています。これは、「自分たちの持っているお金を使って、どれだけ効率よく利益を出しているか」を示す指標ですが、日本企業の平均が8〜10%程度と言われる中で、20%超えは驚異的です。効率よく稼いで、それをしっかり配当(1株35円予想)として還元しようとする姿勢が見えますね。
ここで、最近の市場ニュースにも目を向けてみましょう。電通グループ(4324)が旧村上ファンド系の保有思惑で急騰したというニュースがありました。
電通G-急騰 旧村上系が同社株を保有か 同社株主構成の一覧を材料視(トレーダーズ・ウェブ)
この記事にある通り、最近の日本市場では「株主還元をしっかり行っているか」「資本を効率的に使っているか」という点が非常に厳しく、かつポジティブにチェックされています。シライ電子工業のような高ROE企業は、こうした「資本効率の改善」という大きな波に既に乗っていると言えるかもしれません。
シライ電子工業の銘柄データ
- 最低投資金額:69,300円(100株単位)
- PBR(実績):1.00倍(割安感あり)
- 配当方針:収益状況に応じた安定的な配当維持を目指す。
- 売上・利益:収益性は改善傾向にあり、営業利益率も安定。
以前紹介した◎(6156)エーワン精密と比べると、シライ電子工業はより製造業としての「攻め」の姿勢を感じる銘柄です。一方で、時価総額が100億円程度と小規模なので、株価の変動には少し注意が必要かなと思っています。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、シライ電子工業が我が家の2026年プランにどれくらいフィットするか、3つの軸で評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)
ROEが非常に高く、稼ぐ力は十分。配当利回り5%超えは魅力的ですが、業績の振れが全くないわけではありません。プリント配線板は自動車向けなどが主力なので、景気の波は受けやすいと言えます。ただし、有利子負債が減少傾向で自己資本比率も51%まで上昇しているため、少々の不況で配当がゼロになるリスクは低いと見ています。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
10万円以下で購入できるという点が、子育て世帯には本当にありがたいです!「今月は少し家計に余裕があるから100株買い足そう」といった、小回りの利いた投資ができます。2026年までにコツコツ積み上げて、月5,000円の配当を作るという計画に非常にマッチしています。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
時価総額が小さいため、株価が上がるときも下がるときもダイナミックです。でも、私は20年後の資産形成も見据えているので、目先の株価の動きに一喜一憂せず、「配当金さえしっかり入ってくればOK」と割り切れる範囲です。現在の家計状況なら、ポートフォリオの10%程度までなら安心して持てると判断しました。
5. みずきの総合評価+判断
シライ電子工業は、我が家にとって「2026年の家計を支える、頼もしい高収益エンジン」としての役割を期待できる銘柄だと感じました。高ROEで効率よく稼ぎ、それを高い利回りで還元してくれる姿勢は、教育費の増加に備えたい子育て世代にとって強い味方になります。
一度にたくさん買うのではなく、新NISAの枠を使いながら、他の安定銘柄(リートやインフラ系など)と組み合わせて保有するのが、精神衛生上も良さそうですね。私の場合、もし株価が下がっても「高利回りで買えるチャンス!」と捉えて、少しずつ枚数を増やしていければと考えています。
6. 制度活用との組み合わせ
みずき流の差別化ポイント、税制優遇制度の活用についても触れておきます。
新NISA(成長投資枠)の活用
シライ電子工業のような高配当銘柄は、絶対に新NISAの成長投資枠で持ちたいところ。5.05%の配当から本来引かれるはずの約20%の税金がゼロになるメリットは絶大です。年間60,000円の配当が、税金がかからなければそのまま手元に残ります。この「税金分」だけで、子どものドリルを数冊買えてしまいますよね。
iDeCoとの棲み分け
我が家ではiDeCoで世界株(インデックス)を運用しています。iDeCoは「老後の資金」として60歳まで引き出せませんが、シライ電子工業の配当金は「今の生活費」として使えます。この「遠くの備え(iDeCo)」と「近くの現金流(個別株配当)」のバランスが、子育て中の心の安定に繋がります。
配当控除の視点
もしNISA枠を使い切ってしまった場合でも、シライ電子工業は国内企業なので、総合課税を選べば「配当控除」を受けることができます。年収によっては税金が還付されることもあるので、確定申告の時期にはしっかりチェックしておきたいポイントです。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
正直に言うと、電子部品業界は技術革新が早くて、「10年後もこの製品が主流かな?」という不安はゼロではありません。また、年初来安値に近い水準(684円に対して現在693円)にいるのは、市場が何か先行きの不透明感を懸念しているのかもしれません。
でも、完璧な銘柄なんて存在しませんよね。今の高い収益性と財務の改善傾向を信じて、まずは少額からお付き合いを始めてみる。「失敗したらその時に考えよう」くらいの余裕を持って向き合うのが、長く投資を続けるコツかなと思っています。
皆さんのご家庭でも、「2026年、2030年に家計がどうなっているか」を想像しながら、ぴったりの銘柄を探してみてくださいね。それでは、また!


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