はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。あくまで私、みずきが「我が家の人生設計」に照らし合わせて検討したプロセスを共有するものです。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
こんにちは、みずきです。最近、娘がランドセルのカタログを眺めるようになり、時の流れの早さに驚いています。娘が小学校に入学するのは2026年4月。いわゆる「小1の壁」がもう目の前に迫っているんですよね。
我が家の現在地を整理すると、娘が2020年生まれ。2026年春からは放課後児童クラブ(学童)の利用料が発生したり、これまで保育園でカバーされていた夕食の準備を早めるために働き方を見直したりと、家計に変化が出る時期です。さらに、将来的には第二子のことも考えたい時期。
そこで立てたシナリオが「2026年4月から、家計に月5,000円の配当金という『心の余裕』をプラスする」というものです。仕事のセーブで給与が少し減っても、配当金が学童の費用や習い事の月謝を補填してくれれば、気持ちよく子どもと向き合えるのではないかと考えています。
今回注目したのは、住宅金融の裏方として家計を支える日本モーゲージサービス(7192)です。私たちの暮らしに欠かせない「住まい」に関わる企業が、我が家の「教育費」を支えてくれるのか、じっくり検証してみました。
2. 目標配当額の逆算計算
「月5,000円の余裕」を作るためには、年間で60,000円の配当金が必要です。これを、日本モーゲージサービスの現在の利回りから逆算して、どれくらいの投資が必要か計算してみます。
| 目標年間配当額 | 予想配当利回り(4.57%)の場合 |
|---|---|
| 60,000円 | 約 1,312,910円 |
現在の株価(655円前後)で考えると、約2,000株(20単元)を保有すれば目標達成です。投資金額としては約131万円。一気に投資するのは勇気がいりますが、2026年4月までの約2年間で、ボーナスや家計の余剰金をコツコツ積み立てていけば、現実的な数字だと感じています。特に、100株単位(約6.6万円)で買えるため、家計の状況に合わせて少しずつ買い足せるのが魅力ですね。
3. 複数銘柄の比較紹介
同じ「月5,000円の配当」を目指す上で、日本モーゲージサービス(MSJ)と、毛色の違う他の銘柄を比較してみました。どの「守り方」が我が家に合うかを判断するためです。
| 項目 | 日本モーゲージサービス(7192) | ジャックス(8584) | AOKIホールディングス(8214) |
|---|---|---|---|
| 主なビジネス | 住宅ローン、住宅保証 | 信販、オートローン | 紳士服、快活CLUB |
| 株価(04/17目安) | 656円 | 5,100円前後 | 1,200円前後 |
| 配当利回り | 4.57% | 4.87% | 4.92% |
| 配当方針 | 安定配当・株主還元重視 | 累進的配当を掲げる | 安定配当+優待 |
| 収益性(ROE) | 11.65%(高い) | 約10% | 約7% |
| 最低投資金額 | 約6.6万円 | 約51万円 | 約12万円 |
ここで比較対象に出したジャックス(8584)は、以前の記事でも触れた通り非常に安定感のある銘柄です。詳細は以下の記事で詳しく分析していますが、あちらは1単元が約50万円と少し高め。
◎(8584)ジャックス : 4.87%配当で2026年小1の壁月5千円を支える家計の安定電源
対して日本モーゲージサービスは、6万円台から投資できるため、家計管理の「微調整」がしやすいのがママ投資家としては嬉しいポイントです。また、AOKIホールディングス(8214)も高い利回りを誇りますが、ビジネスモデルが全く異なるため、セクター分散の観点からも日本モーゲージサービスは検討に値します。
◎(8214)AOKIホールディングス : 4.92%配当で2026年小1の壁月5千円を支える「頼れる大黒柱」に設計
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
日本モーゲージサービスについて、3つの軸で評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:【○】
配当利回り4.57%は非常に魅力的です。注目すべきはROEが11.65%と、効率的に利益を出せている点。自己資本比率も39.7%と安定しています。住宅ローン(フラット35)の貸付だけでなく、住宅の保証や点検など、住宅を買った後の「ストック型ビジネス」も展開しているため、景気に左右されにくい収益基盤があるのが強みです。ただ、金利動向に左右されるビジネスである点は、長期保有において注視が必要な懸念事項ですね。
B. 人生設計との適合性:【◎】
2026年の小学校入学までに目標額を積み上げる際、この「少額から買える」という特性が我が家にはぴったりです。ボーナスでドカンと買うのではなく、毎月の節約で浮いた3,000円、5,000円をコツコツ株に変えていく感覚。また、住宅という生活に密接したビジネスは、子どもにも「お家を建てる人を助けている会社だよ」と説明しやすい点も気に入っています。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:【○】
時価総額が約96億円と小さめなので、株価の変動(ボラティリティ)はそれなりにあります。ですが、PER 8.77倍、PBR 1.04倍と、指標面では決して割高感はありません。むしろ「知る人ぞ知る安定高配当株」といった位置づけで、ポートフォリオの「守備的な脇役」として、じっくり持つのに適していると感じます。
5. みずきの総合評価+判断
日本モーゲージサービスに対する私の評価は「2026年の小1の壁を支える、頼もしい伏兵」です。
外部ニュースでも紹介されている通り、同社は「中古住宅購入+リフォーム」という、今の日本でニーズが高まっている分野に強みを持っています。
参照リンク:日本モーゲージサービス株式会社 MSJフラット35(保証型)を検証レビュー! | マイベスト
この記事によると、団信の保障内容が手厚く、全疾病特約など幅広いリスクに備えられる点が評価されています。これは、私のような「家族の安心」を最優先する層にとって、非常に説得力のあるビジネスモデルです。自分たちが住宅ローンを検討する際の安心感を、投資家としても享受できるのは、一貫性があって納得感が高いですよね。
我が家では、メインのインデックス投資(つみたてNISA)で世界経済の成長を取り込みつつ、この日本モーゲージサービスのような個別株を「2026年からの現金流(キャッシュフロー)」として活用していきたいと考えています。
6. 制度活用との組み合わせ
ここで大事なのが、「どこで買うか」という税金の視点です。私は以下の3段階で考えています。
まず、ジュニアNISA(現:旧制度・非課税保有継続)や、2024年からの新NISA(成長投資枠)の活用です。4.57%という高い配当金をそのまま受け取るか、それとも約20%の税金を取られるかは、10年、20年スパンで見ると大きな差になります。年間6万円の配当なら、税金がかかると約4.8万円になってしまいますが、非課税枠なら丸々6万円。この1.2万円の差は、子どものドリル数冊分、あるいは家族でのちょっと贅沢な外食1回分に相当しますよね。
また、私はiDeCoでも金融セクターを一部含んだ運用をしていますが、個別株で日本モーゲージサービスを持つことで、「住宅」というより具体的なテーマに投資を絞り、ポートフォリオにメリハリをつけています。配当控除の仕組みも理解していますが、まずはNISA枠の使い切りを最優先にするのが、私たち子育て世代には最もシンプルで効率的だと思います。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
もちろん、いいことばかりではありません。私の懸念は「日本の金利上昇」です。住宅ローンを扱う会社にとって、金利の変動は大きなリスク要因。金利が上がればフラット35の需要がどう変わるか、住宅市場が冷え込まないか、ここは常にニュースをチェックしておく必要があります。
また、過去には株主優待の廃止・変更などで株価が揺れた時期もありました。投資をする以上、配当が維持される保証はありません。だからこそ、「この銘柄一本に絞らない」ことが鉄則です。あくまで、月5,000円という目標の一部を担ってもらう、リレーの走者の一人のような感覚で付き合っていくのが、ストレスなく投資を続けるコツかなと思っています。
2026年、娘が元気に「いってきます!」と学校へ向かう時、私の口座にこの会社からの配当金が届いている。そんな未来を想像しながら、一歩ずつ家計を整えていきたいですね。皆さんの人生設計には、どんな銘柄がフィットしそうですか?


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