◎(7638)NEW ART HD : 育休月5千円、5.42%高利回りで人生設計を支える

銘柄紹介
【ご注意】
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。本記事は2026年現在の情報に基づいて執筆しています。

はじめに:高配当5.42%!贅沢品を扱うNEW ART HDが「育休中の月5,000円」を支えるか

こんにちは、みずきです。娘はもう5歳、そろそろ小学校入学が見えてきて、家計のタイムテーブルも意識し始める時期になりましたね。

そして実は、私たち夫婦は第二子のことも考えているんです。もし来年や再来年に育休に入ることになったら、家計のキャッシュフローはどうなるかな?というシミュレーションを今、真剣にやっています。

育休中って、収入は減るのに、オムツ代やミルク代、上の子の習い事代は減らないんですよね(涙)。だから、投資で得られる配当金を「安定した家計の柱」にしたい。

今回注目したのは、ジュエリーやブライダル事業で知られる同じ高配当系の銘柄とは少し毛色の違う銘柄です。それは、高配当利回り5.42%を誇る(7638) (株)NEW ART HOLDINGSです。

贅沢品を扱う企業で、この高利回り。これは「我が家の人生設計」に組み込んで大丈夫なのか?景気敏感株ならではのメリット・デメリットを、具体的に逆算しながら考えていきたいと思います。

1. シナリオ設定:「2年後の育休家計を月5,000円サポートしたい」

我が家の今の状況と、2年後の課題はこんな感じです。

■我が家の現在地(2026年)

  • 娘(5歳・年長)、夫と私の3人家族。
  • 目標:第二子出産に伴う2年後の育休期間中に、月々5,000円の配当金収入を確保したい。
  • 月5,000円があれば、オムツ代や、上の子のちょっとした習い事の補助に充てられます。
  • 投資資金として約100万円を、これから1年半かけて貯めようと計画しています。

■2年後の家計課題

育休中の手取り収入減(手取りベースで月15万円程度減る見込み)を、この配当金で補填したいと考えています。

育休手当はありがたいですが、支給時期のタイムラグもありますし、毎月安定して入ってくる配当金は精神的な安定剤になります。

■その課題を解決するために必要な配当額

目標は、税引き前で年間60,000円(月5,000円)です。

この年間6万円を、NEW ART HDの配当で実現するには、どれくらいの投資が必要になるでしょうか?

2. 目標配当額の逆算計算:111万円投資で目標達成

(7638) NEW ART HDの現状の指標を確認します。

| 指標 | 2026年12月30日時点データ |
| :— | :— |
| 株価(終値) | 1,479円 |
| 1株配当(予想 2026/03) | 80.00円 |
| 配当利回り(予想) | 5.42% |
| PER(予想) | 12.37倍 |
| PBR(実績) | 2.42倍 |
| ROE(実績) | 21.33% |
| 最低購入代金(100株) | 147,900円 |

この5.42%という高利回りで、目標の年間60,000円(税引前)を達成するために必要な投資額を逆算します。

$$\text{必要投資額} = \frac{\text{目標年間配当額}}{\text{配当利回り}}$$

$$\text{必要投資額} = \frac{60,000円}{0.0542} \approx 1,107,011円$$

**結論:** NEW ART HDの場合、**約111万円**を投資すれば、理論上は2年後の育休中、月5,000円の配当金を得られる計算になります。

約111万円という投資額は、私たち夫婦が1年半で準備できる範囲内だと判断しました。これは、他の低利回り銘柄で月5,000円を目指す場合(数百万〜1,000万円以上)と比べると、非常に現実的なラインです。

もし100株(約14.8万円)だけ買うなら、年間配当は8,000円。これは月666円のサポートにしかならないので、やはり目標達成のためにはまとまった投資が必要ですね。

3. 複数銘柄の比較紹介:高配当株はリスクとリターンのバランスが重要

NEW ART HDのように利回り5%を超える銘柄は魅力的ですが、なぜそんなに利回りが高いのか?という疑問は持っておく必要があります。

高利回り株の選択肢として、NEW ART HD(景気敏感・高ROE)と、他のタイプを比較してみましょう。

| 銘柄のタイプ | 景気敏感度 | 利回り(5%超) | 配当安定性 |
| :— | :— | :— | :— |
| **A. NEW ART HD (7638)** | 高い(ジュエリー、アート) | 5.42% | 業績連動性が高め |
| **B. ディフェンシブ高利回り** | 低い(食品など) | 3.0%〜4.0%台 | 非常に安定している |
| **C. 景気敏感・高リスク** | 極めて高い(一部製造業など) | 5.0%〜6.0%台 | 配当性向が極めて高く、減配懸念あり |

高配当を求める子育て世代にとって、配当が途絶えるリスクは避けたいですよね。

NEW ART HDは、主に「銀座ダイヤモンドシライシ」や「エクセルコダイヤモンド」といったブライダルジュエリー事業が中核です。これは、人々の結婚や消費意欲に大きく左右されます。

しかし、注目したいのは**ROE(自己資本利益率)が21.33%**と非常に高い点です。これは、自己資本を効率よく使って大きな利益を生み出せている証拠。

この高ROEが続く背景には、コア事業であるブライダル市場でのブランド力と、富裕層向けのアート事業の堅調さがあります。

もし、景気回復が強く続けば、**この高配当は維持されやすい**と判断できます。

実際、2026年の景気見通しについては、日本経済新聞が「日経平均株価、経営者20人全員が「最高値更新」 2026年の見通し」と報じています。経営者層がこれだけ強気の見通しを持っているということは、個人消費の回復期待も高まっているということ。

もし景気が上向き続けるなら、ジュエリーやアートなど高価格帯の商品を扱うNEW ART HDには追い風が吹き続けるかもしれません。この「景気回復に乗る」期待を込めるのが、NEW ART HDの投資理由になりそうです。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の「2年後の育休家計サポート」という視点から、NEW ART HDを3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:△(景気と運命共同体)

NEW ART HDの配当は、現在のところ安定していますし、ROEも非常に高いです。しかし、事業の性質上、景気の波には弱いのが正直なところです。

**懸念点:**
1. **配当性向の状況:** 今回、配当性向の正確なデータはありませんが、利回り5.42%、PER 12.37倍、EPS 119.21円というデータから、配当性向は約67%と算出できます。(80円 ÷ 119.21円 ≈ 67.0%)。
2. **景気敏感性:** 配当性向67%は、配当維持のために利益の3分の2近くを支払っている計算になり、マージン(余裕)が少なめです。景気が悪化して利益が30%程度落ち込むと、この配当水準を維持するのは難しくなります。

育休中の収入源として使うなら、**景気後退期には減配リスクがある**ことを前提として、ポートフォリオ全体でバランスを取る必要があります。

B. 人生設計との適合性:◎(投資効率は高い)

目標とする月5,000円の配当を、約111万円という比較的少額で実現できる点は、非常に魅力的です。

特に、私たちのように「育休に入るまでの数年で、配当の種銭を急いで作りたい」という家計にとっては、5.42%という利回りの高さは大きな武器になります。

「ジュエリー」という、娘が大きくなったら興味を持つかもしれないセクターである点も、**子どもに説明しやすいビジネス**という点で高評価です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(育休中は安定性に重きを置きたい)

もし、NEW ART HDをポートフォリオの半分以上を占める「コア銘柄」にするのは、育休が重なる時期だと少しリスクが高いと感じました。

理由は、もし育休中に景気後退が来て減配になった場合、月5,000円のサポートが月2,000円に減ってしまうと、精神的なプレッシャーが大きいからです。

だからこそ、この銘柄は**「高配当ながら、景気回復期待にベットする成長期待枠」**として、ポートフォリオの10%~20%程度に抑えるのが良いかもしれません。残りは、はごろもフーズ極洋のような、生活に必須なディフェンシブ銘柄で固めるのが、私たちらしいリスク管理だと思います。

5. みずきの総合評価+判断:景気敏感高配当をどう活用するか

NEW ART HDは、利回り5.42%と高ROEを両立させており、事業が順調であれば非常に効率的な配当収入源になります。

個人的な判断としては、**「2年後の育休に間に合わせるため、投資効率を優先しつつ、リスクを分散する」**という戦略を取るのが最適だと考えます。

具体的には、目標の111万円を全てNEW ART HDに投じるのではなく、**50万円程度を景気耐性のあるディフェンシブ高配当株**に振り分け、**残りの61万円(約400株)をNEW ART HDに投じる**形です。

この61万円で、NEW ART HDからは年間約33,000円(税引前)の配当が得られます。もし景気が悪化して配当が半減したとしても、年間16,500円(月1,300円程度)は確保でき、ディフェンシブ銘柄からの配当と合わせれば、月5,000円の目標は維持しやすいでしょう。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで効率を極大化!

NEW ART HDのような高配当銘柄は、税制優遇制度と組み合わせることで真価を発揮します。

特に私が推したいのは、**娘(5歳)のジュニアNISA口座**でこれを購入することです。

高配当株は、配当金を受け取るたびに約20%の税金がかかります。しかし、ジュニアNISAで運用すれば、その配当金が**まるまる非課税**になります。

* **111万円投資した場合の年間配当:** 80円 × 700株(約111万円) = 56,000円
* **通常口座の場合:** 56,000円 × 80% ≈ 44,800円(手取り)
* **ジュニアNISAの場合:** 56,000円(手取り)

この差額、年間11,200円は、私たち子育て世代にとって非常に大きいですよね。

娘が18歳になるまで非課税で再投資を続ければ、複利効果も最大化されます。NEW ART HDは、事業内容が安定すれば、子どもの人生設計の基盤となるキャッシュフローを生み出す強力なツールになり得ると考えています。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、**PBRが2.42倍**と高い水準にあるのは気になっています。PBR(株価純資産倍率)は、会社の純資産に対して株価がどれくらい評価されているかを示す指標です。1倍割れだと割安、2.42倍だと「今の資産価値に対して少し割高に評価されている」という見方もできます。

高ROE(21.33%)だからこそ、これだけ高いPBRになっているのですが、今後もし収益性が落ちた場合、株価が大きく下落するリスクはあります。

私たち夫婦の投資の目的は「配当金による家計サポート」なので、株価が多少下がっても配当が維持されていれば問題ありません。

ただ、もし「この銘柄は将来的に娘の大学資金に充てるために売却益を狙う」という目的も持っているなら、このPBR水準は少し注意が必要です。株価変動に耐えられるように、購入時期を分散したり、少額から試したりといった工夫をすべきでしょうね。

いずれにしても、高利回り株は「減配したらどうするか」という出口戦略とセットで考えることが大切だと思います!

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