はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
こんにちは、みずきです。2月に入り、少しずつ春の気配を感じる日も増えてきましたね。我が家では、2020年生まれの娘がいよいよ2026年4月に小学校入学を控えています。いわゆる「小1の壁」が目の前に迫ってきて、仕事と育児の両立、そして何より「教育費と生活費のバランス」を改めて見直しているところです。
今日は、そんな我が家の人生設計において、家計を支えるパートナーになり得るムトー精工(6727)という銘柄について、投資家ママの視点で深掘りしてみたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
投資を考えるとき、私はいつも「何のために、いつまでに、いくら必要なのか」という逆算から始めます。銘柄ありきではなく、人生の課題を解決するための投資、というスタンスですね。
我が家の現在地と課題
現在、娘は保育園の年長さんクラスです。2026年4月からは小学校。これまでは保育園の延長保育でなんとか回してきましたが、小学校に上がると「放課後の居場所」としての学童保育代や、新しい習い事の費用がかさんできます。また、私の仕事も時短勤務からフルタイムに戻すか検討中ですが、無理をして体調を崩しては元も子もありません。
今回のシナリオ:小1の壁を「月5,000円」の配当で乗り越える
小学校入学後の生活で、月5,000円でも「勝手に入ってくるお金」があれば、習い事を一つ増やしたり、仕事が忙しい時の外食代に充てたりと、精神的なゆとりが生まれます。この「月5,000円(年間60,000円)」を配当金で作り出すことが、今回の人生設計上の目標です。
2. 目標配当額の逆算計算
目標とする「月5,000円」の配当を実現するために、ムトー精工にいくら投資すればいいのかを計算してみます。2026年2月10日時点のデータ(会社予想)を参考にします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額 | 60,000円(月5,000円 × 12ヶ月) |
| ムトー精工の予想配当利回り | 4.23% |
| 1株あたりの予想配当金 | 101円 |
| 必要投資額(概算) | 約1,418,440円(60,000円 ÷ 4.23%) |
| 必要株数 | 約600株(6単元) |
| 現在の最低購入金額(100株) | 239,000円 |
今の株価水準だと、約142万円ほど投資すれば、税引き前で年間6万円の配当が得られる計算です。一気に142万円を投じるのは勇気がいりますが、例えば「今から1年かけて、少しずつ買い増していく」という戦略なら、現実味が出てきますね。
3. 複数銘柄の比較紹介
「月5,000円の配当」という同じ目標を達成するために、ムトー精工以外の選択肢も見てみましょう。自分の性格や家計の状況に合った銘柄を選ぶのが、長く持ち続けるコツです。
| 銘柄名 | 配当利回り | 特徴 | 我が家への適合性 |
|---|---|---|---|
| ムトー精工(6727) | 4.23% | プラスチック成形、金型。自動車やデジタル家電向けが主力。PBR 0.88倍と割安。 | 収益改善傾向にあり、高利回りが魅力。 |
| TOA(6809) | 4.68% | 音響・映像機器。防災行政無線など公共性が高い。 | 利回りは高いが、公共事業予算に左右される面も。 |
| アイティフォー(4743) | 4.69% | システム開発。キャッシュレス決済などに強み。 | 成長性も期待できるが、IT業界の競争は激しい。 |
ムトー精工は、製造業としての堅実さがありつつ、最近の収益性が改善傾向にある点が注目ポイントです。特にROE(自己資本利益率)が8.31%と、日本企業として及第点の水準にあるのは、効率よく稼いでいる証拠ですね。一方で、自動車関連などの景気動向に左右されやすいという側面もあります。
ここで気になるニュースを見つけました。電子部品大手の村田製作所の業績予想に関する記事です。
この記事によると、村田製作所は収益見通しを引き上げており、電子部品業界全体に明るい兆しが見えています。ムトー精工のような成形・金型メーカーにとって、主要な納入先である電子部品や車載部品の需要が回復することは、中長期的な配当の安定性に大きく貢献すると私は考えています。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ムトー精工が、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸で厳しく評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:評価 ○(まあ大丈夫)
EPS(1株あたりの利益)予想が250.96円に対し、配当予想が101円。配当性向は約40.2%です。一般的に30〜50%程度は健全な範囲と言われているので、無理な配当はしていないと判断できます。ただ、景気敏感な製造業なので、不況時に利益が落ち込んだ際の減配リスクは頭の隅に置いておく必要がありますね。
B. 人生設計との適合性:評価 ◎(ぴったり)
2026年の「小1の壁」に向けて、4%を超える高い利回りは非常に強力な武器になります。最低購入金額が約24万円と、個人投資家でも手が届きやすい価格帯なのも嬉しいところ。少しずつ買い足して、娘が小学校に入るまでに目標の株数を揃える、というタイムスケジュールが描きやすいです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価 ○(まあ大丈夫)
自己資本比率が59.2%と高く、財務の健全性は申し分ありません。もし第2子を授かって育休に入ることになっても、これだけ財務がしっかりしていれば、多少の業績変動ではビクともしない安心感があります。ただ、製造業特有の株価変動の大きさはあるので、一喜一憂しない覚悟は必要ですね。
5. みずきの総合評価+判断
結論として、ムトー精工は「我が家の2026年小1の壁対策」のサブ・エースとして、非常に有力な候補だと思っています。
メインの資産は、新NISAのつみたて枠で全世界株やS&P500をコツコツ買っていますが、それだけでは「毎月のキャッシュフロー(お小遣い)」は生まれません。ムトー精工のような高配当な個別株を組み合わせることで、将来の大きな資産形成と、今の生活のゆとりを両立させたい、というのが私の作戦です。
今のところ、株価もPBR 0.88倍と解散価値を下回る「割安」な水準。会社側も株主還元に意欲的になっている雰囲気を感じますし、長期でじっくり保有して、娘の成長を支える配当金を積み上げていきたいと考えています。
6. 制度活用との組み合わせ
ここで、私ならではの「制度活用」の視点を一つ。
配当控除の活用
もしムトー精工を特定口座で保有する場合、確定申告で「総合課税」を選択すれば、所得金額によっては配当控除を受けることができます。所得税率が低い子育て世帯(特に時短勤務中など)の場合、源泉徴収された20.315%の税金の一部が戻ってくる可能性があるんです。これは新NISAの非課税とは別の、個別株投資の隠れたメリットですね。
もちろん、新NISAの成長投資枠で買えば、最初から非課税で受け取れるので一番楽ちんです。枠が余っているならNISA、枠を使い切っているなら特定口座で配当控除を狙う、という二段構えが賢い選択だと思います。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ここまで良い面ばかり書いてきましたが、もちろん不安もあります。ムトー精工は時価総額が180億円規模と、決して大きな会社ではありません。そのため、出来高(取引量)が少なく、売りたい時に思い通りの価格で売れない「流動性リスク」があります。
また、原材料費の高騰や為替の急激な変動など、製造業ならではの外部要因にも弱いです。「4.23%の利回りに目がくらんで、株価自体が大きく下がってしまったら……」という不安は、何度投資を経験しても消えないものですね。だからこそ、一つの銘柄に全財産を投じるのではなく、他のセクターの銘柄と組み合わせて分散投資をすることが、心の平安を保つために一番大切だと感じています。
完璧な銘柄なんてありませんが、今の我が家の人生設計にどれくらい「役立ってくれるか」。その一点で、私はこの銘柄と向き合っていきたいと思います。皆さんの人生設計には、どんな銘柄がフィットしそうですか?


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