はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
こんにちは、みずきです。2026年の春、ついに娘が小学校に入学しました。いわゆる「小1の壁」に直面している真っ最中です。これまでは保育園の延長保育でなんとかやりくりしてきましたが、学童保育の利用料や、本人がやりたがっているピアノの月謝など、地味に家計の固定費が膨らんできました。
「子どもの成長は嬉しいけれど、家計のゆとりも死守したい」。これが今の私の切実な願いです。そこで、2026年度の家計課題として「月5,000円(年間60,000円)の配当収入を積み増す」ことを目標にしています。この5,000円があれば、習い事の月謝を丸ごとカバーできるからです。
今回は、この「月5,000円」を確保するための候補として、油圧機器の老舗である油研工業(6393)を検討してみたいと思います。超割安な指標と、5%近い高い配当利回りが魅力的な銘柄ですが、果たして「子育て世帯の家計」という視点で見た時にどうなのか、深掘りしていきますね。
2. 目標配当額の逆算計算
目標とする「月5,000円」を配当だけで生み出すには、どれくらいの投資が必要か計算してみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引前) | 60,000円 |
| 油研工業の予想配当利回り | 4.99% |
| 必要な投資総額 | 1,202,404円 |
| 必要株数(100株単位) | 400株(約120万円) |
油研工業の最低購入代金は約30万円(3,010円×100株)ですので、4単位保有すれば、ほぼ目標の年間6万円に届く計算です。120万円という金額は、我が家がこれまで「つみたてNISA」や貯蓄でコツコツ積み上げてきた資産の一部を「高配当シフト」させることで、現実的に検討できる範囲内だと考えています。
3. 複数銘柄の比較紹介
油研工業を検討するにあたり、同じ「高配当」という軸で、性格の違う銘柄と比較してみます。特に最近ニュースで話題になった成長株も交えて、我が家のポートフォリオのバランスを考えたいと思います。
ここで注目したいのが、先日「26年2月期は2ケタ増収増益、過去最高を更新」というニュースが飛び込んできた、株式会社No.1(3562)です。
参考ニュース:No.1—26年2月期は2ケタ増収増益、売上高及び営業利益・経常利益は過去最高を更新 | マネーポストWEB
このニュースによると、No.1社は情報セキュリティやオフィスDXで勢いがあり、成長性が非常に高いです。以前、私のブログでも紹介しましたね。
内部リンク:◎(3562)株式会社No.1 : 4.92%配当の利回りブースターで2026年小1の壁月5千円を支える家計に設計
| 銘柄名(証券コード) | 株価(目安) | 配当利回り | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 油研工業(6393) | 3,010円 | 4.99% | 油圧機器の老舗。PBR0.47倍と超割安な「資産株」タイプ。 |
| 株式会社No.1(3562) | 1,000円前後 | 4.92% | オフィスDX支援。成長力があり、増配の期待も高い「成長・配当」タイプ。 |
| キャリアデザインセンター(2410) | 2,000円前後 | 5.08% | 人材関連。ROEが高く、家計の「ブースター」として優秀なタイプ。 |
内部リンク:◎(2410)キャリアデザインセンター : 5.08%配当と高ROEで2026年小1の壁月5千円を支える家計のブースター
油研工業は、No.1のような派手な成長性は今のところ見られませんが、BPS(1株当たり純資産)が6,344円もあるのに、株価が3,010円という、驚くほどの「解散価値割れ」状態です。子育て世帯としては、この「資産の裏付け」がある安心感をどう評価するかが鍵になりますね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、油研工業(6393)を3つの軸で厳しく評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性
評価:○(まあ大丈夫)
配当性向は会社予想ベースで約65%(150円 ÷ 229.15円)。私の基準である「60%以下」よりは少し高めですが、自己資本比率が51.5%と安定しており、何より現金などの資産が豊富です。今の東証の「PBR1倍割れ改善」の流れを考えると、減配するリスクよりも、むしろ配当を維持して株価を上げようとする力学が働くと期待しています。
B. 人生設計との適合性
評価:△(やや懸念あり)
最低投資額が約30万円というのは、子育て中で急な出費(入学準備、歯の矯正など)が重なる時期には少し重たいなと感じます。ただ、一度買ってしまえば利回り5%。娘が小学校を卒業するまでの6年間持ち続ければ、投資額の3割近くが配当で戻ってくる計算です。この「時間の味方」をどう捉えるかですね。
C. 我が家のリスク許容度との整合性
評価:○(安心して持てる)
派手さはありませんが、油圧機器という産業の「縁の下の力持ち」的なビジネスは、景気の波はあっても完全になくなることはありません。PBRが0.47倍ということは、これ以上株価が大きく下がるリスクも限定的だと考えています。仕事に家事に忙しい私にとって、「放っておいても安心な銘柄」というのは大きなプラスポイントです。
5. みずきの総合評価+判断
油研工業は、我が家の人生設計において「家計の守り固め枠」として優秀だという結論に至りました。成長株であるNo.1(3562)が「攻め」なら、油研工業は「守り」です。娘の習い事費用という、途絶えさせてはいけない支出を支えるには、こうした資産背景のしっかりした銘柄をポートフォリオに組み込むのが理にかなっていると感じます。
具体的な戦略としては、120万円分をこの1銘柄に突っ込むのではなく、油研工業を100〜200株保有し、残りをNo.1のような成長性の高い銘柄に分散させることで、「安定した5,000円」と「将来の増配期待」を両取りするスタイルが、今の私にはしっくりきます。
6. 制度活用との組み合わせ
ここが「みずきブログ」のこだわりポイントです。油研工業のような高配当株をどこで買うべきか、税制面から考えます。
特定口座での「配当控除」活用:
我が家の場合、私自身の給与所得があるため、あえて特定口座で保有し、確定申告で「総合課税」を選択して「配当控除」を受けるという選択肢があります。これにより、配当にかかる税金を実質的に抑えることができます。ただし、所得金額によっては社会保険料に影響することもあるので、ここは慎重に見極める必要がありますね。
新NISA(成長投資枠):
もし余力があれば、新NISAの成長投資枠で買うのが一番シンプルで強力です。年間6万円の配当が、丸ごと非課税で手元に残るのは、子育て家計にとって大きな魅力です。娘のジュニアNISA口座(現・未成年口座)で管理して、将来の教育資金に充てるという見せ方も、子どもへのマネー教育として良いかもしれません。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
もちろん、気になる点もあります。一番の懸念は「出来高の少なさ」です。1日の出来高が1,400株程度(4月17日時点)というのは、非常に流動性が低いです。これは、いざ現金が必要になって売りたいと思った時に、希望の価格で売れないリスクがあることを意味します。
また、ROEが5.42%と、効率よく稼ぐ力はまだ改善の余地があります。会社側が「もっと稼ぐぞ!」という姿勢を強く示してくれないと、株価そのものの大幅な上昇は期待しにくいかもしれません。私は「配当狙い」なので株価は横ばいでも構わないのですが、資産が目減りするのはやっぱり悲しいですからね。
「完璧な銘柄なんてない」。そう割り切って、自分たちの人生のステージに合わせた「納得感のある投資」を、これからも続けていきたいと思います。皆さんのご家庭では、どんな「小1の壁」対策をしていますか?一緒に頑張りましょうね!


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