△(8897)MIRARTHホールディングス : 1年半後、月5千円の習い事費を5.43%高利回りでサポート

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回り5.43%、MIRARTHホールディングスは「攻め」の高配当株

こんにちは、みずきです。年の瀬も押し迫ってきましたが、皆さん、家計管理とお金の計画は進んでいますか?私は最近、夫と娘(5歳、年長)の来年以降の教育費についてシミュレーションしていて、「やはり高配当株でキャッシュフローを補強したいね」という話になりました。

今回注目したのは、不動産セクターのMIRARTHホールディングス(3183)です。現在の株価(約392円)で計算すると、なんと配当利回りが5.43%と非常に魅力的。PBR(株価純資産倍率)も0.66倍と割安感があります。

でも、不動産株って景気の波を受けやすいし、財務の安定性も気になるところ。この高利回りは、私たち子育て世代の家計の助けになってくれるのでしょうか?「リスク込みで検討する価値があるのか」を、我が家の人生設計に当てはめて検証したいと思います。

1. シナリオ設定:我が家の「小1の壁」対策と目標配当額

我が家の現在地は、娘が年長で、来年の春には小学校に入学するタイミングです。小学校に入ると、学童保育や習い事など、「小1の壁」で突発的な出費が増えることが予想されます。

特に、娘が習いたいと言っているプログラミング教室や英語教室の費用を捻出するため、私たちは1年半後の2028年春までに、配当金で月5,000円を確保したいという目標を立てました。これは年間で60,000円に相当します。

  • 我が家の現在地: 娘5歳(年長)、第二子検討中、長期運用前提。
  • ○年後の家計課題: 2028年春(1年半後)の小学校入学に伴う習い事代(月5,000円)。
  • その課題を解決するために必要な年間配当額: 60,000円

もし、この6万円を配当で賄えれば、毎月の給与から習い事代を出す必要がなくなり、家計に大きな精神的・経済的な余裕が生まれます。

2. 目標配当額の逆算計算:110万円で月5,000円の壁を越える

では、MIRARTHホールディングスの現在の高利回り5.43%を前提として、目標の年間60,000円の配当を得るために、いくら投資が必要か逆算してみましょう。

目標年間配当額 60,000円 ÷ 配当利回り 5.43% = 約1,104,972円

つまり、約110万円を投資できれば、理論上は年間60,000円の配当(税引前)を得ることができます。最低購入代金が38,700円(100株)と少額で済むので、少しずつ買い増ししやすいのは大きなメリットですね。

もしこれが利回り3.0%の銘柄だと、200万円の投資が必要になります。約110万円で済むというのは、高配当株を探している私たちにとっては非常に魅力的です。

3. 複数銘柄の比較紹介:MIRARTHは「高リスク・高リターン」の選択肢か

高配当で目標達成のハードルが低いMIRARTHですが、この銘柄を「我が家の習い事代の柱」に据えて良いのか、他の選択肢と比べて検討します。

比較対象として考えるべき高配当株の選択肢

銘柄 MIRARTH (3183) 銘柄B(例:総合商社大手) 銘柄C(例:安定ディフェンシブ株)
業界/ビジネス概要 不動産(戸建・マンション分譲、不動産管理) 多角化経営、資源・非資源 食品、インフラ系
配当利回り(予想) 5.43% 4.0%程度 3.5%程度
必要投資額(年間6万円配当) 約110万円 約150万円 約171万円
配当性向(会社予想) 約35.7% 40%程度 50%程度
自己資本比率(実績) 22.3%(要注意) 40%以上 50%以上
安定性 収益性悪化・不安定(景気敏感) 安定(多角化分散) 非常に安定(景気非敏感)

MIRARTHホールディングスの詳細な評価

MIRARTHホールディングスは、主に一戸建てやマンション分譲を手掛ける不動産企業です。不動産業界は、金利動向や景気の波に業績が大きく左右されるのが特徴です。最近のデータを見ても、収益性は「悪化しています」とあり、EPS(1株あたり利益)の振れも大きい傾向にあります。つまり、業績の変動が激しい景気敏感株だということです。

◎ 魅力的なポイント

  • 圧倒的な高利回り(5.43%): 目標の月5,000円を110万円で達成できるのは、資金効率が良い証拠です。
  • 低PBR(0.66倍): 会社が持つ純資産に比べて株価が割安であると判断されており、将来的には株価上昇の期待も持てます。(ただし、PBRが低いのは財務の脆弱さや市場からの成長期待の低さの裏返しであることも多いので注意が必要です。)
  • 配当性向が比較的低い(約35.7%): 利益に対して配当金の割合がまだ低いため、すぐに減配しなければ、利益が一時的に下がっても配当を維持できる余力があると考えられます。

△ 懸念すべきリスク

  • 財務安定性の懸念: 自己資本比率が22.3%と、一般的に望ましいとされる30%を下回っています。不動産業は負債が大きいビジネスモデルですが、この数字は不況期に耐えられるかどうかの判断材料として、少し心許ないです。
  • 収益性の不安定さ: 「純利益率は前年同期比で低下し、直近もマイナス」「営業利益率は前年同期比で下がり」とあり、業績が悪化傾向にあります。不動産市況が悪化した場合、配当の継続が難しくなるリスクがあります。

業界動向との関連性

ここで、不動産セクターの状況について少し触れておきたいと思います。海外でも不動産市場は注目されています。例えば、アメリカでも不動産関連の専門サービス企業が事業拡大を進めています(例:ARH Real Estate Group LLC Expands Fiduciary-Focused Probate and Trust Real Estate Advisory Services Across California)。グローバルに見ても、不動産管理やアドバイザリーサービスは重要性が増していますが、MIRARTHの主戦場である国内の分譲事業は、日本の金利動向と人口動態の影響を強く受けます。

現在2026年ですが、金利の正常化や土地価格の高騰が続けば、販売価格は上がり、消費者の購買意欲に影響を与えます。もし景気後退局面に入れば、MIRARTHのような企業は業績が厳しくなり、5.43%という高配当が維持できなくなる可能性を常に視野に入れておく必要があります。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

高配当は魅力的ですが、私たちの目標は「1年半後に安定した習い事代」です。安定性が低い銘柄に依存するのは、ちょっと怖いですよね。3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)

配当性向は適度ですが、財務の安定性と収益性の不安定さが大きな懸念点です。不動産市場が好調なうちは問題ありませんが、不況期に入った場合に減配される可能性を否定できません。「配当性向が低いから大丈夫」と安易に判断せず、景気変動の耐性を重視すべきだと思います。

評価:△(やや懸念あり)

B. 人生設計との適合性:○(悪くはないが単独は危険)

110万円という比較的小さな投資額で目標の月5,000円に到達できるのは、子育て世代にとっては大きな魅力です。しかし、小学校入学という「絶対に費用が必要な時期」に減配されると困ります。この銘柄をポートフォリオの「コア(安定収益源)」にするのは避け、「サテライト(高利回り期待枠)」として割り切るなら、悪くない選択肢だと思います。

評価:○(悪くない)

C. 我が家のリスク許容度との整合性:△(やや緊張感ある)

我が家は第二子を検討中で、もし私が育休に入れば、家計全体でリスク許容度は下がります。育休中に「この銘柄が減配になるかもしれない」とドキドキするのは避けたいです。また、現在の我が家の投資ポートフォリオは、つみたてNISAでS&P500などのインデックスに大きく依存しており、個別株は安定高配当銘柄(例:東陽テクニカキヤノン)で固めています。

MIRARTHのような景気敏感な高利回り株は、全体のバランスを取るためにも、投資比率を低く抑える必要があります。

評価:△(やや緊張感ある)

5. みずきの総合評価+判断:ポートフォリオの10%枠として

3つの評価軸を踏まえると、MIRARTHホールディングスは「高配当ではあるが、安定性に欠ける」銘柄です。

しかし、私たちのように「あと1年半で、確実に月5,000円を捻出したい」という明確な目標がある場合、約110万円の投資で目標をクリアできるのは魅力的すぎます。だからといって、この銘柄に全額を投じるのは危険です。

個人的な結論としては、「ポートフォリオのコア銘柄にはしないが、高利回り枠として少額(全資産の10%未満)を組み込む」のがベストだと考えます。

具体的には、目標の110万円全額をMIRARTHに投じるのではなく、堅実な銘柄と分散させます。例えば、配当利回り4.0%の銘柄(安定商社株など)に70万円、MIRARTHに40万円を投じることで、目標額を達成しつつ、リスクを分散させる戦略ですね。

6. 制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを最大化

MIRARTHホールディングスのように配当利回りが高い銘柄は、税制優遇制度と組み合わせることで効果が劇的に高まります。

我が家の場合、この銘柄は娘のジュニアNISA口座で保有することを検討したいです。

もし110万円を投資して年間60,000円の配当を得た場合、通常は約20%(12,000円)が税金で引かれてしまい、手取りは約48,000円になります。しかし、ジュニアNISA口座で保有していれば、この配当金60,000円が丸ごと非課税になります。

娘が18歳になるまでの長期保有を見越せば、高配当を非課税で再投資できるメリットは計り知れません。18年間、年間6万円の配当が非課税で受け取れたら、それだけで100万円以上の配当金が非課税で受け取れる計算になります。これは、将来の大学資金や、娘自身の資産形成の基礎を作る上で、大きな後押しになります。

ただし、ジュニアNISAは途中売却がしづらい制度なので、投資する際は「株価が下がっても長期で持つ」という覚悟が必要です。高利回り銘柄は株価変動リスクも高いので、娘の未来に「リスクも背負わせる」ことになりますが、その分、配当非課税の恩恵も大きいわけです。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直、今の私にとって、MIRARTHホールディングスは「ドキドキする銘柄」です。

高配当を追い求める私たち夫婦にとって、5%を超える利回りは魅力的ですが、その裏側にある景気敏感性、そして自己資本比率の低さは、不安要素です。もし2027年頃に景気後退が鮮明になった場合、不動産株は真っ先に売られ、減配も現実味を帯びてきます。

もし減配になってしまうと、「月5,000円の習い事代」という目標が崩れ、せっかく立てた人生設計のプランを練り直さなければならなくなります。

だからこそ、この銘柄は、「もしゼロになっても家計が傾かない範囲」での投資にとどめるべきだと強く感じています。当面は、100株ずつ、少しずつ買い増しを試してみて、業績の推移や配当方針のメッセージを注視しながら、最終的な投資額を判断していきたいですね。

投資は焦らず、私たちの人生設計に合わせた形で進めていきましょう。


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