○(7148)FPG : 2年後育休家計月1万円を6.53%高利回りでサポート、ジュニアNISAで教育資金

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:高利回り6.53%!育休中の家計を支えるFPG(8789)の魅力とリスク

皆さん、こんにちは。みずきです。

最近、高配当株を探している中で、非常に魅力的な利回りを持つ銘柄を見つけました。(株)FPG(8789)です。なんと予想配当利回りは**6.53%**(2026年12月30日時点)。これは、今、私がメインで見ている高配当株の中でもトップクラスの数字です。

ただ、利回りが高い銘柄には必ず「落とし穴」がないか確認が必要です。特にFPGは、航空機やコンテナなどのリースファンドの組成販売がメインのビジネスで、景気や税制に左右されやすいという特徴があります。

今回は、このFPGが、我が家の「2年後の育休中の家計サポート」という具体的な人生設計の目標に、果たして適合するのかどうか、徹底的に分析してみたいと思います。高利回りを狙いたいけど、安定性も譲れない!という、子育て世代の方の参考になれば嬉しいです。

1. シナリオ設定:2年後の「育休中の家計課題」を解決したい

まず、いつものように、我が家の人生設計シナリオから入りますね。

我が家は今、娘(5歳・年長)がいて、夫と二人でそろそろ第二子を検討している段階です。もし順調にいけば、**2年後の2028年頃**には第二子を出産し、私が約1年半の育児休業に入る予定を組んでいます。

育休に入ると、手当が出るとはいえ、私の収入は大幅にダウンします。家計の現金の流れが滞るのが一番の懸念です。

○年後の家計課題と目標額

家計の試算の結果、育休中も生活レベルを維持し、娘の小学校入学準備や習い事(ピアノ代など)を継続するためには、最低でも月々**1万円**の「配当金によるサポート」が欲しいという結論になりました。

* 我が家の現在地:娘5歳、第二子検討中。投資はNISA枠を活用し、年間100万円ペースで投資資金を積み立て中。
* 2年後の家計課題:第二子育休による収入減。
* その課題を解決するために必要な配当額:**年間120,000円(月1万円)**

この年間12万円の配当を、減配リスクの少ない銘柄で確保することが、今の私たちの最重要ミッションです。

2. 目標配当額の逆算計算:FPGで実現するには?

それでは、FPGの驚異的な配当利回り(予想6.53%)を使って、目標額の年間12万円を逆算してみましょう。

$$
\text{必要投資額} = \frac{\text{目標年間配当額}}{\text{配当利回り}}
$$

**目標年間配当額:120,000円**

**FPGの予想配当利回り:6.53%**

$$
120,000円 \div 0.0653 \fallingdotseq 1,837,672円
$$

つまり、FPGの株価がこの水準(1,935円)で推移し、配当水準が維持されると仮定すれば、**約184万円**を投資することで、2年後の育休中の家計に月1万円の安定収入をもたらすことができる計算になります。

FPGの最低購入代金(100株)は約19.2万円なので、10単元(1,000株)を購入すれば約193.5万円の投資となり、目標額(年間12万円)は達成できそうです。

我が家の積立ペースを考えると、2年後の育休開始までに184万円を個別株に充てることは十分可能な水準です。問題は、この高利回りを持つFPGが、私たちの人生設計を長期にわたって支える安定性を持っているか、という点ですね。

3. 複数銘柄の比較紹介:高利回りでも譲れない安定性

FPGは非常に魅力的ですが、高配当投資においては「卵を一つのカゴに盛るな」の原則が重要です。同じく育休中の家計サポートを目標とした高配当株として、過去に検討した銘柄と比較し、FPGの立ち位置を確認しましょう。

| 銘柄 | ビジネス概要 | 予想利回り | 配当性向(目安) | 収益/安定性 | ポートフォリオ上の役割 |
| :— | :— | :— | :— | :— | :— |
| **FPG (8789)** | リースファンド組成 (景気敏感) | **6.53%** | 約50% (健全) | 高ROEだが収益不安定 | 高利回り・コアサテライト |
| 銘柄A(例:黒田グループ) | 専門商社・製造 (安定性高) | 6.50% | 約40% (堅実) | 財務堅固、成長期待 | 安定・コア |
| 銘柄B(例:はごろもフーズ) | 食品製造 (ディフェンシブ) | 2.50% | 約35% (超堅実) | 景気耐性◎、増配緩やか | 安定・ディフェンシブ |

※銘柄A(黒田グループ)や銘柄B(はごろもフーズ)は、過去に我が家で検討した銘柄を参考にしています。

FPGは、利回りこそトップですが、その事業内容から来る「不安定性」をどう評価するかが鍵になります。

FPG(8789)の詳しいファクトチェック

FPGは、主に**航空機やコンテナ、船舶などの高額資産を対象としたリースファンドを組成し、富裕層や法人へ販売**することで収益を上げています。顧客側にとっては、このファンドへの投資が税務上のメリット(損金算入)を生むため、節税ニーズと相まって需要が伸びてきました。

* **株価(終値)**:1,935円 (12/30)
* **最低投資金額**:192,000円
* **予想配当利回り**:6.53%
* **1株配当(会社予想 2026/09期)**:125.40円
* **配当性向**:約50% (EPS 250.80円に対して。非常に健全な水準!)
* **財務安定性**:自己資本比率 45.0%(改善傾向)
* **収益性**:ROE 32.93% (非常に高い)。ただし、最近は収益率が「やや悪化」傾向にある点に注意が必要。

配当性向が50%というのは、企業が稼いだ利益の半分を株主還元に回しているという意味で、無理のない水準です。高い利回りにもかかわらず配当性向が低いのは、それだけEPS(一株当たり利益)が大きく伸びていることを示しています。

しかし、収益性に関する指標では、「純利益率と営業利益率は前年同期比で低下し、直近も下向きの勢いです」というコメントがあり、この点が不安要素として残ります。ファンド組成事業は景気が良い時ほど勢いが出ますが、景気が後退すると高額なリース商品の需要が落ち込む可能性があるからです。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の「2年後の育休家計サポート」というシナリオに対して、FPGはどのように役立ちそうか、3つの軸で評価します。

A. 配当の持続性・成長性:△(景気敏感なのが懸念)

配当性向が50%という数字だけを見れば、文句なしの**◎**です。これだけ利益が出ていれば、配当を維持する体力は十分にあると言えます。

しかし、FPGの事業は、主に節税ニーズに依存しています。企業の業績が悪化したり、景気が低迷したりすると、節税を目的とした高額なファンドへの投資意欲が急激に減退する可能性があります。

過去を遡ると、コロナ禍のような未曾有の危機では航空機リース市場が打撃を受け、業績も大きく影響を受けました。配当性向は健全でも、景気後退が長期化すれば、利益(EPS)自体が減少し、結果として減配に追い込まれるリスクは、ディフェンシブ銘柄に比べて高いと言わざるを得ません。

*評価:△*(配当性向は素晴らしいが、景気動向に左右されやすいビジネス構造に懸念あり)

B. 人生設計との適合性:◎(投資効率は抜群)

適合性は非常に高いです。

目標とする年間12万円の配当を、わずか184万円程度の投資で達成できるのは、高利回り銘柄ならではのメリットです。他の多くの銘柄でこの目標を達成するには、利回り3%程度だと400万円もの投資が必要になります。

育休開始の2年後までにこの投資額を準備できる見込みが高く、目標到達までの道のりが明確です。高配当のおかげで、私たちの計画に**時間的な余裕**と**確実性**をもたらしてくれます。

*評価:◎*(目標額実現に必要な投資額が非常に現実的で効率が良い)

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(分散が前提)

今の我が家は、娘の幼稚園代や習い事代で毎月キャッシュアウトが多く、また2年後には育休という「守り」の期間に入ります。本来ならば、多少利回りが低くても、減配リスクが極めて低いディフェンシブな銘柄を選ぶべきです。

FPGの株価は、年初来高値2,905円(25年1月)から現在1,935円と、大きく調整しています。これは、市場が景気の先行きや収益の不安定さを織り込み始めている証拠かもしれません。

育休中の家計を支える「生活防衛資金」としての配当を期待するなら、FPGのような景気敏感株に全額を投じるのは、心理的に不安が大きすぎます。

*評価:○*(高利回りは魅力的だが、育休中という時期を鑑みると、他の安定株との**分散投資が絶対条件**)

5. みずきの総合評価+判断:景気敏感だからこそ「ジュニアNISA」で効率を最大化

3つの軸でFPGを評価した結果、結論としては「**育休中の家計を支えるポートフォリオの半分程度**」に組み込むのが最適だと考えました。

FPGは、配当性向50%、自己資本比率45.0%と財務基盤は整っていますが、収益の不安定さという構造的なリスクを無視することはできません。

そこで、もし184万円を投資するとしたら、

* 安定の柱:90万円(銘柄Bや、他のディフェンシブな高配当株)
* 成長/高利回り期待枠:90万円(FPG)

といった形で、ポートフォリオを構築する戦略がいいかな、と個人的には考えています。このハイブリッド戦略なら、仮にFPGが一時的に減配しても、安定株が支えてくれるため、育休中の精神的な負担を軽減できると思うんです。

制度活用との組み合わせ:ジュニアNISAで非課税メリットを享受

FPGのような高配当株は、**ジュニアNISA**との相性が抜群に良いと考えています。

FPGから年間12万円の配当金を受け取ると、通常は約20%が課税され、手取りは9.6万円になってしまいます。しかし、ジュニアNISAで娘の名義で保有すれば、**配当金は完全に非課税**で受け取れます。

仮に18年間(娘が18歳になるまで)配当が維持されれば、非課税で受け取れる金額は

$$
120,000円 \times 18年間 = 2,160,000円
$$

となり、本来支払うはずだった税金(約43万円)がまるまる浮くことになります。

この非課税で得た配当金は、娘が18歳になった際に、大学の入学金や仕送り、留学費用など、大きな教育資金として活用できますよね。高利回り株こそ、非課税制度の恩恵を最大限に受けるべきだと思います。

以前検討したように、高配当株で子ども名義の教育費を準備する戦略は、我が家の重要テーマです。例えば、堅実な財務を持つ銘柄と分散する戦略は「ディーエムエス:2年後育休家計月5千円、6.84%高利回りと財務堅固さの適合性」の記事でも議論しました。

6. 景気敏感なFPGを取り巻く環境:「2026年の市場動向」をどう見るか

景気敏感株であるFPGを検討する際、2026年時点の市場環境を考慮するのは必須です。

—「トランプ関税」に大揺れの1年も、「高市トレード」で5万円大台乗せ達成— 2026年がスタートした。昨年は、再びトランプ米政権が誕生し、“関税の大嵐”に見舞われた。(株探編集長厳選「2025年トップ特集」より

このニュースからもわかる通り、世界経済は政治的な要因(特に米国)によって不安定になりがちです。FPGのリースファンド事業は、グローバルな貿易や物流、航空需要に密接に関係しています。関税の変動や地政学リスクは、すぐにコンテナや航空機の稼働率に影響を与え、それがファンド組成の需要減退につながる可能性があります。

もし景気が悪化し、FPGの収益が「やや悪化」から本格的な悪化トレンドに入れば、株価はさらに調整するでしょうし、配当維持も難しくなりかねません。

私たちは、景気が過熱している時期に高利回りを享受し、不況期に株価が下がっても配当を継続してくれる銘柄を求めています。FPGは高利回りを提供してくれる一方で、この「不況に耐えうるか」という点において、常にチェックが必要な銘柄だと認識しておくべきです。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

正直なところ、FPGの6.53%という利回りは、高配当投資家としては「すごく魅力的!」と感じてしまいます。利回りが高いと、必要な投資額が少なく済み、目標達成までの時間が短縮されるわけですから、子育て中で時間がない私たちにとっては大きなアドバンテージです。

でも、夫とも話して迷っているのは、**「育休に入る時期と景気後退が重なるリスク」**です。

もし2年後に育休に入り、家計が一番タイトな時期にFPGが減配を発表したら…。その時のショックは、配当金が減ることによる実質的なダメージだけでなく、精神的なプレッシャーが大きいです。

だからこそ、FPGをポートフォリオに組み込む際は、

1. 必ず分散投資すること(ディフェンシブ株や債券ETFなどで守りを固める)。
2. この配当は「おまけ」と考えること。家計のコアな支出(住宅ローンや食費)は、FPGの配当に頼りすぎないこと。

この二点を徹底し、「高いリターンを狙うための、少し緊張感のある枠」として付き合っていくべきだと考えています。もし、まだ投資経験が浅く、不安が大きいなら、利回りが多少低くても、過去の減配実績が少ないディフェンシブな銘柄(例:生活必需品、通信インフラなど)から始めるのが賢明かもしれませんね。

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