◎(8986)大和証券リビング投資法人 : 5.00%配当で小1の壁の習い事費月5千円を補う教育費の防衛資産

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに:小1の壁と増える教育費。我が家の現実的なライフプラン

みなさん、こんにちは。子育てママ投資家のみずきです。2026年も折り返し地点に入りましたね。毎日、仕事に家事に育児にと、本当に目が回るような忙しさのなかで過ごしています。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

我が家の一人娘は、今年の4月に小学校に入学しました。保育園の頃とはガラリと生活リズムが変わり、いわゆる「小1の壁」を肌で感じている毎日です。何より驚いたのが、放課後の過ごし方とそれにかかる費用の変化。保育園時代は延長保育を含めても比較的定額で預かってもらえましたが、小学生になると学童保育の利用料や、周りのお友達に影響されて始めた「新しい習い事(英語とスイミング)」の費用が、想像以上に家計を圧迫し始めているんですよね。

具体的には、学童の延長料金や新しい習い事の月謝を合わせると、毎月約5,000円(年間60,000円)ほどの追加出費が発生しています。「月5,000円くらいなら貯金から出せばいいじゃない」と思われるかもしれませんが、これが何年も続くとなると話は別です。小学校生活、そしてその後に控える中学校、高校、大学と、教育費はここから右肩上がりに増えていくのが目に見えています。だからこそ、増えた「固定費」は、我が家の不労所得である「配当金(分配金)」でしっかりと相殺し、家計の負担を実質ゼロにしたいと考えました。

そこで今回注目したのが、私たちの日常生活を支える「住まい」と「ヘルスケア」に投資するJ-REIT(不動産投資信託)、大和証券リビング投資法人(8986)です。安定的な住居系リートをポートフォリオに組み込むことで、我が家の人生設計にどのような安心感をもたらしてくれるのか、リアルな計算とともにお話ししていきますね。

1. 我が家の人生設計シナリオ:小1の習い事費「月5,000円」をどう生み出すか

我が家のライフプランを考える上で、最も大切にしているのは「必要な時期に必要なだけのキャッシュフローを用意しておくこと」です。現在の我が家の状況と、これからのタイムスケジュールを整理してみました。

娘は現在、小学1年生。ここから6年間は、小学校という比較的安定した時期を過ごします。しかし、この時期に「教育費の準備が本格化」します。高校や大学でのまとまった学費は、つみたてNISA(現・新NISAのつみたて投資枠)などでコツコツと世界株インデックスに投資して、10年〜15年のスパンで複利運用しています。これは将来のための「大きなお金」です。

一方で、今まさに発生している「月5,000円の習い事代」のような「日々のお金」は、世界株の投資信託を取り崩して支払うわけにはいきませんよね。市場が暴落している時期に取り崩すのは避けたいですし、何より毎月の家計簿から現金が出ていくストレスは、私たちの精神衛生上よくありません。

そこで、「日々の固定費の増加は、高配当株やJ-REITの配当金(分配金)で補う」という役割分担が重要になってきます。現在、小学1年生の娘が小学校を卒業するまでの6年間、この月5,000円(年間60,000円)を安定して生み出し続けてくれる仕組みを、今このタイミングで作っておきたいのです。

2. 目標配当額の逆算計算:大和証券リビング投資法人でいくら投資が必要?

それでは、具体的にどれくらいの投資額が必要になるのか、逆算して計算してみましょう。

大和証券リビング投資法人(8986)の最新データ(2026年6月16日時点)をベースにシミュレーションしてみます。

項目 数値・条件
目標年間分配金額 60,000円(月5,000円 × 12ヶ月)
大和証券リビング投資法人 分配金利回り 5.00%(2026/06/16時点)
必要投資金額(非課税) 60,000円 ÷ 5.00% = 1,200,000円
現在の投資口価格(株価相当) 98,400円
必要な口数 12口(投資額:1,180,800円)

新NISAの成長投資枠を使って非課税で保有することを前提とすると、約118万円の投資で、毎月5,000円(年間60,000円)の分配金をほぼ確実に得られる計算になります。現在の投資口価格が1口98,400円と、10万円を切る水準なのも、私たち主婦にとっては嬉しいポイントです。一度に118万円を投資するのは勇気がいりますが、毎月1口(約10万円)ずつ、1年かけて積立購入していけば、無理なく「習い事費の自動支払いシステム」が完成しますよね。

3. 住居・ヘルスケア系J-REITの比較検討:大和証券リビング投資法人の立ち位置

「月5,000円」の分配金を得るための選択肢は、大和証券リビング投資法人だけではありません。我が家が納得して投資先を選ぶために、同じように住居(レジデンス)を中心に投資し、高い利回りを提供している他のJ-REITとも比較してみました。

今回比較に挙げたのは、以下の3つの銘柄です。

  • スターツプロシード投資法人(8979):地域密着型の賃貸住宅に強みを持つリート。
  • エスコンジャパンリート投資法人(2971):商業施設や暮らしに密着した底地に投資するリート。
  • Oneリート投資法人(3290):オフィスを中心としつつも安定的な配当を目指すリート。
銘柄名(証券コード) 投資口価格(2026/06/16時点) 予想分配金利回り 主な投資対象 スポンサー・特徴
大和証券リビング投資法人(8986) 98,400円 5.00% 賃貸住宅、ヘルスケア施設(高齢者向け住宅等) 大和証券グループ。ヘルスケア分野の成長性が魅力。
スターツプロシード投資法人(8979) 140,000円前後 約5.86% 賃貸住宅(シングル・ファミリー向け) スターツグループ。地域密着で安定性が極めて高い。
エスコンジャパンリート投資法人(2971) 110,000円前後 約6.17% 暮らし密着型の商業施設、底地など 日本エスコン(中部電力グループ)。地域密着で高利回り。
Oneリート投資法人(3290) 240,000円前後 約5.79% ミドルサイズオフィスなど みずほ信託銀行系。オフィス再編期に強み。

こうして比較してみると、利回りだけで選ぶならエスコンジャパンリート投資法人やスターツプロシード投資法人が非常に魅力的に見えますよね。しかし、私が今回「大和証券リビング投資法人」に惹かれたのは、利回りだけではない「ポートフォリオのディフェンシブ性と、社会的な意義」にあります。

大和証券リビング投資法人は、保有資産の約6割〜7割が賃貸住宅(シングル向け・ファミリー向け)ですが、残りの約3割は「有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」といったヘルスケア施設なんです。日本はこれから超高齢社会を本格的に迎えます。子どもを持つ親として、また自分たちの将来を考える世代として、医療や介護のインフラを支える不動産への投資は、非常に社会的ニーズが高く、景気に左右されにくいと感じるんですよね。

景気が悪くなったからといって、高齢者の方が急に老人ホームを退去したり、シングルやファミリー層が賃貸マンションを解約して路上生活を始めたりすることは考えにくいです。オフィスの縮小リスクがあるオフィス系リートや、観光需要に左右されるホテル系リート(例えば人気の星野リゾート・リート投資法人(3287)など)と比較しても、大和証券リビングのような「生活の土台」に投資するリートは、教育費のように「絶対に減らしたくない固定費」を支えるのに最も適していると言えます。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

私ならではの視点で、大和証券リビング投資法人を3つの軸から厳しく、かつ愛情を込めて評価してみました。

A. 配当(分配金)の持続性・成長性:評価【○】

大和証券リビング投資法人の最大の強みは、なんといっても「大和証券グループ」という強固なスポンサー力です。資金調達コストが低く抑えられ、優良な物件を優先的に取得できるパイプを持っています。分配金利回りは5.00%と、他の高利回りリートに比べてやや控えめに見えるかもしれませんが、それは物件の質が高く、不況時のリスクが低いことの裏返しでもあります。

分配金推移も非常に安定しており、大きな減配リスクは低いと判断しています。ただし、ヘルスケア施設は運営事業者(オペレーター)の経営状態に左右される側面があるため、オペレーターの多様化が進んでいるかなど、定期的なファクトチェックは必要ですね。総合して、10年単位で安定した分配金を期待できる水準だと思います。

B. 人生設計との適合性:評価【◎】

我が家の「小学1年生の娘の習い事費を支える」という目的に対して、これほど頼もしい存在はありません。1口約10万円という少額から投資できるため、子育て世帯でも家計に無理のないペースで買い進められます。例えば、毎月のパート代や残業代、あるいはボーナスの一部を使って「今月は1口買い増そう!」というように、ゲーム感覚で「月々の家計のゆとり」を積み上げていくことができます。娘が小学校を卒業するまでの6年間、毎月淡々と分配金を運んできてくれるパートナーとして、相性は抜群です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価【◎】

現在、私は会社員として働きながら子育てをしていますが、将来的に体調や家族の都合で働き方をセーブする可能性もゼロではありません。そうなったときに、毎月確実にキャッシュが入ってくる仕組みは、精神的なお守りになります。大和証券リビングが対象としている「住まい」と「ヘルスケア」は、人間が生活する上で不可欠なインフラです。株式市場全体が一時的に暴落するような局面でも、家賃収入がベースになっているJ-REITは分配金の減少が緩やかである傾向が強いため、リスク許容度がそれほど高くない子育て世帯でも安心してホールドし続けられます。

5. 制度活用との組み合わせ:新NISA「成長投資枠」が最強の武器になる理由

みずきブログのこだわりは、ただ銘柄を紹介するだけでなく、「どうやって制度を使い倒すか」にあります。大和証券リビング投資法人に投資するなら、絶対に忘れてはならないポイントが2つあります。

① 新NISAの「成長投資枠」を最優先で使うこと

通常の株式投資やJ-REITでは、受け取る分配金に対して約20.315%の税金が課されます。つまり、120万円を投資して年間60,000円の分配金をもらっても、課税口座(特定口座)のままだと、手元に残るのは約48,000円に減ってしまうのです。これでは月5,000円の習い事代をカバーできません!

しかし、新NISAの「成長投資枠」を使えば、この20.315%の税金が永久に非課税になります。60,000円の分配金が、そのまま丸ごと60,000円として我が家の家計に入ってくるわけです。この税効率の差は、長期で積立を続ける子育て世帯にとって、計り知れないメリットになります。

② J-REITは「配当控除」の対象外であるという罠

ここで少し、金融リテラシーの高いお話を。通常の国内株式であれば、確定申告で「総合課税」を選択することで、所得税や住民税から税額が差し引かれる「配当控除」という制度が使えます(これについては過去の記事でもよく触れていますよね)。しかし、J-REITの分配金は「配当控除」の対象外なんです。これは、J-REITが「配当(分配金)を出す前に、企業としての法人税を実質的に免除されている」という仕組みをとっているため、二重課税にならないよう配当控除の適用が認められていないからです。

つまり、課税口座でJ-REITを持って確定申告を工夫しても、税負担を軽くする魔法は使えません。だからこそ、J-REITを保有するなら、最初から非課税である「新NISAの成長投資枠」で持つのが正解なんです。特定口座での保有は避け、新NISA枠をフルに活用しましょうね。

6. 投資の本質と戦略:市場のノイズに惑わされない「規律ある投資」

最近のニュースを見ていても、投資の世界は日々新しいテクノロジーやAI、金利の先行きに関する噂で溢れかえっています。投資初心者の方のなかには、「今、不動産リートを買うのは時期が悪いのでは?」「金利が上がったらリートはダメになるのでは?」と不安になる方も多いかもしれません。

そんななか、私が最近読んでとても共感したのが、海外の投資プロフェッショナルであるブライアン・フェルディナンド氏(EverForwardのポートフォリオマネージャー)のインタビュー記事です。

Brian Ferdinand Highlights the Importance of Strategic Thinking in Today’s Investment Landscape – markets.businessinsider.com

この記事のなかで、フェルディナンド氏は「テクノロジーが進化し、情報へのアクセスが瞬時に行える時代だからこそ、投資家は明確な目標を定め、規律ある長期的な戦略に従うことが重要である」と強調しています。また、AIなどの高度な分析ツールを歓迎しつつも、それに過度に依存するのではなく、「人間の経験や広い視野、そして長期的な視点で情報を解釈する力」が最後に成功を分けると述べています。

この記事を読んで、私は「まさに、我が家の家計管理や高配当投資と同じだな」と思ったんですよね。周りの市場がどんなにハイテク株や短期の流行り銘柄で盛り上がっていても、私たちの目標は「娘の習い事代をコツコツと安全に確保し、笑顔の絶えない家庭を守ること」です。目先の金利の動きや市場のノイズに一喜一憂して、せっかく立てた「人生設計のシナリオ」を放り出してしまうのが一番もったいない。

大和証券リビングのような地に足のついた実物不動産ビジネスに、自分たちの手の届く範囲で投資し、規律正しく持ち続けること。それこそが、私たちができる最善の「戦略的思考」なのだと改めて感じました。

7. 完璧な銘柄はない。我が家が懸念するデメリットと向き合い方

さて、みずきブログの信条は「いいことばかり書かない、リアルな迷いも共有する」ことです。大和証券リビング投資法人がどんなに素晴らしく見えても、完璧な投資先など存在しません。私が懸念しているのは、以下の2点です。

① 日本の金利上昇による影響

J-REITは、銀行から多額の資金を借り入れて不動産を購入しています。日本でも金利が徐々に上昇しつつある今、今後の借入金利の上昇は、将来の分配金を押し下げる(コストが増える)要因になり得ます。ただし、大和証券リビング投資法人は借入金の固定比率を高めており、急激な影響が出にくいように工夫されています。とはいえ、金利動向には引き続きアンテナを張っておく必要がありますね。

② 1口あたりの価格変動リスク

2026年6月現在、投資口価格は98,400円と年初来安値(96,600円)に近い水準にあります。安く買えるチャンスとも言えますが、ここからさらに下落する可能性もゼロではありません。元本保証ではないため、「いつか使うかもしれない貯金」を全額突っ込むのは絶対にNGです。あくまでも「余剰資金」で、数年にわたって買い進める時間分散の姿勢を忘れないようにしたいですね。

まとめ:我が家の総合判断とこれからのアクション

今回は、小1の壁で発生した「月5,000円」の教育費を補うために、大和証券リビング投資法人(8986)を検討しました。最後に、我が家の人生設計における位置づけをまとめておきます。

  • 位置づけ:新NISA成長投資枠での「我が家の家計サポート・サテライト枠」
  • 投資計画:一度に買わず、数回に分けて少しずつ買い増し、最終的に12口(投資額約120万円)を目指す。
  • 期待する効果:年間60,000円の非課税分配金を受け取り、娘の習い事費(英語やスイミング)の支払いに充てることで、家計の貯蓄ペースを一切落とさずに小学校時代を乗り切る。

投資は、お金持ちになるためのゲームではなく、自分たちの「人生の自由度を高めるための手段」です。100点の銘柄を求めて迷い続けるよりも、今の自分たちの生活段階に合った、ちょうどいい選択肢を選んで一歩を踏み出すこと。それが、私らしいマイペースな資産形成の秘訣だと思っています。

みなさんもぜひ、ご自身のライフプランや「今、いくらのキャッシュフローが必要か」という逆算思考から、自分にぴったりの銘柄を探してみてくださいね。少しでも、忙しい子育て世代のみなさんの参考になれば嬉しいです。一緒に無理なく、笑顔で資産形成を続けていきましょう!

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