※本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:小1の夏、早くも「3年後の未来」を考えてソワソワしています
こんにちは、みずきです!関東の郊外で、夫と6歳の娘(2020年1月生まれ)と一緒に暮らしている、30代後半のワーママ投資家です。普段は上場企業で営業や企画の仕事をしながら、家計管理と「未来への仕込み」としての株式投資を楽しんでいます。
娘は今年の4月に小学校に入学したばかり。毎日、大きすぎるランドセルを背負って元気に登校する姿を見送るたびに、胸がじーんと熱くなります。でも、親である私の頭の中は、早くも「3年後」のことで少しソワソワしているんです。
というのも、子どもが小学校4年生になる10歳前後は、世間でよく「小4の壁」と言われますよね。放課後の学童保育が終了したり、本格的な塾通いや専門的な習い事が始まったりして、家計にかかる教育費の負担が一気に跳ね上がる時期です。我が家でも、3年後の2029年春に向けて、少しずつ「教育費を自動で稼ぎ出してくれるキャッシュフローの仕組み」を作っておきたいなと考えています。
今回は、そんな我が家の人生設計から逆算して、どのような配当戦略を立てているのか、そして今注目している堅実なBtoB企業「レイズネクスト(株)(1937)」を交えて、具体的なプランをご紹介しますね。
我が家の人生設計:3年後の「小4の壁」を乗り越えるための逆算シート
まずは、我が家の現在の立ち位置と、3年後に直面する家計の課題を整理してみました。頭の中でモヤモヤ考えているよりも、こうやって数字に落とし込むと、今やるべきことがスッキリ見えてくるのでおすすめです!
- 我が家の現在地:夫と私(共働き)、長女(2026年7月現在、小学1年生・6歳)
- 3年後(2029年4月)の課題:長女が小学4年生になり、進学塾や英語などの習い事費用が月額でアップする見込み。
- 家計に必要な追加資金:毎月の教育費として、現状よりプラス15,000円(年間18万円)の支出増を想定。
- 配当金での目標カバー額:この追加費用のうち、月5,000円(年間60,000円)を保有株からの配当金で補う。
残りの1万円は毎月の給与から捻出するとして、まずは「絶対に削れない習い事代の一部(月5,000円)」を、完全に自動化された配当金でカバーするのが目標です。これがあるだけで、家計の心理的なゆとりが全然違ってきますよね。
目標配当額から逆算!いくらの投資が必要?
では、「3年後に年間60,000円の配当金を得る」ためには、どのくらいの資金をどこに投資すればいいのでしょうか。具体的な計算プロセスを一緒に見ていきましょう。
今回は、我が家が検討している「配当利回り約4.85%」の銘柄(レイズネクストを想定)をベースに逆算してみます。
【逆算シミュレーション】
- 目標年間配当額(税引前):60,000円
- 想定配当利回り:4.85%
- 必要な投資総額:60,000円 ÷ 0.0485 = 約1,237,000円
3年間で約124万円をこの水準の高配当株に振り向けることができれば、目標とする「月5,000円の教育費サポート枠」が完成する計算になります。年間でいうと約41万円、毎月約3.4万円ずつをコツコツと高配当株口座(新NISAの成長投資枠など)に積み立てていけば、無理なく達成できる現実的な数字ですね!
同じ目標を支える!堅実な3つの「インフラ・保全系」銘柄を比較
「月5,000円の配当」という目標を達成するためには、1つの銘柄に全額を集中投資するのではなく、似たような性質を持ついくつかの堅実な企業に分散させたいなと思っています。そこで、同じ「社会や産業の土台(インフラ・保全)を支える高配当企業」というテーマで、我が家が注目している3つの銘柄を比較してみました。
| 項目 | レイズネクスト(1937) | 明豊ファシリティ(1713) | フジマック(5965) |
|---|---|---|---|
| 株価(最低投資金額) | 2,343円(約23.4万円) | 960円(約9.6万円) | 850円(約8.5万円) | 配当利回り(会社予想) | 4.85% | 4.96% | 5.17% |
| 1株配当(会社予想) | 117.00円 | 47.60円 | 44.00円 |
| 自己資本比率 | 75.5% | 68.2% | 61.5% |
| 配当方針・特徴 | プラント保全の最大手。配当維持や増配への意識が高く、抜群の財務健全性。 | 建設マネジメントのパイオニア。無借金経営で配当性向も安定。 | 業務用厨房機器の総合メーカー。病院や学校、外食の厨房を支える。 |
※上記データは、2026年7月6日時点の情報に基づいています。株価や配当利回りは市場の動きによって日々変動しますので、最新の情報をチェックしてくださいね。
それぞれの銘柄について、我が家の目線からもう少し詳しく特徴を整理してみます。
1. レイズネクスト(1937):プラント保全の絶対王者。この安心感は別格!
レイズネクストは、石油、化学、鉄鋼などの巨大な「プラント(工場)」のメンテナンス(維持・修繕)を手がける国内トップシェアの企業です。昭和電工やENEOSなど、日本の大動脈となる産業インフラを守り続けている会社なんですね。
実は、工場というものは新しく建てる時よりも、建てた後に「安全に動かし続けるためのメンテナンス」に莫大なお金がかかります。そして、それは不景気になったからといって「じゃあ、今年は工場の点検をゼロにします!」とは絶対に言えない分野なんです。事故が起きたら一大事ですからね。つまり、非常にディフェンシブでストックビジネスに近いという強みがあります。
財務の面を見ても、自己資本比率が75.5%と、建設・プラント業界の中では驚異的な高水準!「会社が倒産するリスク」が極めて低く、これだけ現金や自己資本を蓄えているからこそ、会社予想として配当利回り4.85%(1株117円)という株主還元を安定して出せるパワーがあるのだと思います。
2. 明豊ファシリティワークス(1713):建設を透明にする、知的な頭脳派インフラ
こちらの銘柄は、以前ブログでも詳しく書いたお気に入りの会社です。詳しくはこちらの記事でも熱く語っているのですが、建設工事の「発注者の味方」になって、予算や工程を適正に管理する「CM(コンストラクション・マネジメント)」という、少しユニークなビジネスを展開しています。
自分たちでハンマーを持って工事をするわけではなく、中立的な立場でアドバイスをする「知恵のビジネス」なので、莫大な設備投資や原材料高騰の影響を直接受けにくいというスマートな特徴があります。こちらも無借金経営で、自己資本比率は60%台後半とピカイチ。利回りも4.96%と非常に高く、レイズネクストと並んでポートフォリオの安定感をグッと高めてくれる存在だと感じています。
3. フジマック(5965):美味しい食事を陰で支える、厨房の守護神
フジマックは、商業施設やホテルのレストラン、病院、学校給食の「厨房」をつくる業務用厨房機器のパイオニアです。私たちが普段利用しているファミリーレストランや、娘が学校で食べる美味しい給食も、フジマックの厨房機器が活躍しているかもしれません。身近な食のインフラを支えているビジネスなので、子どもにも「あのレストランのキッチンを作っている会社だよ」と説明しやすいのが素敵ですよね。
詳しい分析はこちらの記事にまとめていますが、配当利回りはなんと5%を超えており、業績の推移も安定的。こちらの財務も非常に手堅く、配当を狙うサテライト枠として非常に優秀なポテンシャルを持っています。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
さて、今回ご紹介した3銘柄の中でも、特に「レイズネクスト(1937)」について、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているかを、みずき独自の3つの軸で評価してみました!
A. 配当の持続性・成長性:評価【◎】
「この配当は、10年単位で続き、増えるか?」という視点です。レイズネクストのビジネスは、一度契約したプラントとの間で定期的なメンテナンスが何十年も続くストック型です。日本のプラントは老朽化が進んでいるため、保全のニーズは今後むしろ高まる一方。経営層も株主還元に非常に前向きで、この圧倒的なキャッシュ(自己資本比率75.5%)があれば、多少の景気後退期が来ても、配当を維持または増配してくれるだけの体力が十分にあります。10年後の娘の高校進学時まで安心してホールドできる、極めて信頼性の高い「◎」評価です。
B. 人生設計との適合性:評価【○】
「我が家の人生設計シナリオで、この銘柄は役に立つか?」という点です。3年後の「小4の壁」に向けて、安定した月5,000円の配当を作るという目的にはピッタリです。最低投資金額が約24万円と、少しだけハードルが高く感じるかもしれませんが、1株ずつコツコツ買える「単元未満株(ミニ株)」を活用したり、ボーナスの一部を充てたりすれば、3年間で十分に目標株数に到達できます。ただ、株主優待がないため「家族みんなで優待を楽しむ」というイベント感がない点だけを差し引いて「○」としました。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価【◎】
「今の我が家は、この銘柄にどれくらいリスクを負えるか?」という点です。私たち共働き世帯にとって、一番避けたいのは「投資している企業が不況で倒産する」こと、あるいは「配当金が半分に減らされて、家計の計算が狂ってしまう」ことです。その点、レイズネクストは業界トップの安定感があり、有利子負債をほとんど持たない実質無借金経営。株価の一時的な値下がりがあったとしても、事業そのものが揺らぐ心配は極めて少ないため、夜も枕を高くして眠れる安心感があります。まさに「◎」ですね。
最先端テクノロジーの裏にも、プラント保全あり!最新ニュースから見えること
ここで少し、最近目にしたニュースをご紹介します。少し前に、先端半導体メーカーの「キオクシア」が株式分割やアメリカでの上場を準備しており、時価総額が急拡大しているというニュースが世間を賑わせました。
(参考:時価総額1年半で50倍以上…キオクシア、株式分割や米上場を準備 トヨタ抜き首位に – 産経ニュース)
半導体やAI関連のニュースを見ると、ついつい「きらびやかなハイテク株」に目が奪われてしまいますよね。でも、投資家として一歩引いて考えてみると、こうした最先端の半導体工場や化学工場が、毎日トラブルなく、安全に稼働し続けるために、裏で汗を流してメンテナンスしているプロフェッショナルたちが必ずいるわけです。
それこそが、今回ご紹介したレイズネクストのような「プラント保全」の仕事。どんなに華やかなAIブームが来ようとも、リアルな工場が日本に存在する限り、彼らの技術と点検作業が不要になることはありません。
「誰もが知っている華やかな主役企業」を追いかけるのも夢がありますが、我が家のようにお堅い教育資金を準備したい身としては、その主役を陰で支え、景気に左右されずに手数料を稼ぎ続ける「黒子(くろこ)のような実力派企業」に投資する方が、はるかに合理的で安心できるな、としみじみ感じています。
みずき流!税制優遇制度をフル活用したポートフォリオ戦略
私のみずきブログで一番お伝えしたいのが、「制度(新NISA、配当控除、つみたて投資など)を使い倒して、実質の税率を下げる」ということです。どれだけ優秀な高配当株を選んでも、利益に対して一律約20%の税金が引かれてしまっては、複利の効果も、家計への貢献度も薄れてしまいますからね。
我が家では、今回のような高配当個別株を以下のように制度と組み合わせて運用しています。
1. 「つみたて投資枠」で世界分散 × 「成長投資枠」で日本の個別高配当株
我が家の資産形成のコア(中核)は、新NISAの「つみたて投資枠」を使って、全世界株式(オルカン)や全米株式のインデックスファンドを毎月コツコツ積み立てることです。これは、20年後の私たちの老後資金や、子どもが大学進学する際の大黒柱となる資産になります。
一方で、今回ご紹介したレイズネクストや明豊ファシリティワークスのような日本の高配当株は、「成長投資枠」を使って保有します。インデックス投資は「将来の資産を最大化する」のには最適ですが、今現在の毎月の家計にキャッシュを運んできてはくれません。そこで、成長投資枠を「今と3年後の生活を豊かにするための、配当金製造マシン」として活用するわけです。この二刀流が、時間と心の両方に余裕をくれる最強の組み合わせだと信じています。
2. 新NISA口座なら、配当金は完全に「非課税」
高配当株を新NISA口座で保有する最大のメリットは、何といっても配当金が非課税になる(通常約20%かかる税金がゼロになる)ことです。
例えば、レイズネクストを課税口座で持って年間60,000円の配当をもらっても、手元に残るのは約48,000円に減ってしまいます。しかし、新NISA口座であれば、丸々60,000円が家計のお財布に入ります。この12,000円の差は、子育て世代にとって非常に大きいですよね!美味しい家族ディナーが1回追加できるレベルの差です。
3. もし特定口座で買うなら「配当控除」という裏ワザも視野に
もし新NISAの投資枠をすでに使い切ってしまっている場合や、特定の戦略で課税口座(特定口座)で高配当株を保有する場合は、確定申告で「総合課税」を選択して「配当控除」を申請する仕組みを覚えておくと便利です。
多くの会社員ママのように、課税所得が900万円以下(所得税率が20%以下)であれば、源泉徴収されている税金の一部が還付され、実質的な税負担を大きく下げることができます。少し複雑な手続きに見えますが、スマホからマイナポータルを使ってポチポチするだけで簡単に確定申告できる時代ですので、時間を見つけてチャレンジする価値は十分にありますよ!
完璧な銘柄はない。みずきが感じる「リアルな迷いと弱点」
ここまでレイズネクストの魅力をたっぷり語ってきましたが、もちろん「100点満点でリスクゼロの完璧な株」なんてこの世に存在しません。投資家として、この銘柄のちょっと気になるポイントや、私自身の迷いも包み隠さずお伝えしますね。
- 人手不足と「2024年問題」の影:
プラント保全やメンテナンスの現場は、高度な技術を持つ職人さんの手によって支えられています。日本全体で進む少子高齢化と人手不足、さらには建設・物流業界の残業規制強化(2024年問題など)の影響は、レイズネクストにとっても無視できない課題です。人件費の上昇が利益を圧迫しないか、現場のデジタル化や効率化がどこまで進むかは、今後も注意深く見守る必要があります。 - 株価の上昇余地はマイルド:
財務が強固で安定している反面、急激に売上が2倍、3倍になるような爆発的な成長は期待しにくいビジネスです。キオクシアのようなハイテク成長株が1年で何十パーセントも上昇するのを見てしまうと、「うちの高配当株、全然動かないな…」と隣の芝生が青く見えてしまう瞬間があるかもしれません。でも、そこは「私たちの目的は、値上がり益(キャピタルゲイン)ではなく、毎月確実に届く教育費(インカムゲイン)なんだ」と、ブレずに自分に言い聞かせることが大切ですね。 - 業界の景気サイクルによるブレ:
顧客である石油・化学会社が、歴史的な大不況に陥った場合、一時的に「メンテナンスの時期を、法律の許す範囲で後ろ倒しにしよう」という動きが起きることがあります。これにより、短期的に業績が落ち込み、一時的な減配や株価の下落が起きる可能性はゼロではありません。だからこそ、1社だけに集中せず、明豊ファシリティワークスやフジマックといった別セクターのインフラ企業にも分散して、リスクを薄めておくことが肝心だと思います。
まとめ:焦らず、自分たちの「人生のタイムライン」に寄り添う投資を
今回の記事を通じて、我が家がなぜ「レイズネクスト」のような一見地味なインフラ保全企業に注目し、3年後の未来を見据えて高配当株を仕込もうとしているのか、その思考のプロセスをお届けしました。
誰かの「この銘柄で資産が10倍になった!」というSNSの投稿を見ると、焦ってハイリスクな取引に手を出したくなることもあるかもしれません。実際、私も昔はそういう情報を見て心がざわついた経験がたくさんあります(笑)。
でも、私たちが本当に守りたいのは、日々の穏やかな暮らしと、子どもの選択肢を広げてあげるための教育資金です。それなら、派手さはなくても、日本の大動脈を陰で支えながら、毎年4.85%もの配当を届けてくれる堅実な企業をパートナーに選ぶ方が、私たちの人生設計には心地よくフィットするのだと思います。
「小1の今だからこそ、小4の壁を笑顔で乗り越えるための準備ができる。」
みなさんも、ご自身の家族の年齢や、何年後にいくらのお金が必要になるかという「人生のタイムライン」をぜひ一度ノートに書き出してみてください。必要な配当額が逆算できれば、自ずと自分に合った100点(いや、自分たちだけの80点!)の銘柄が優しく見えてくるはずです。一緒に、少しずつ進んでいきましょうね!


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