はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
皆さん、こんにちは!子育てママ投資家の「みずき」です。上場企業で営業や企画の仕事をしながら、2020年1月生まれの娘の育児に奮闘している30代ママです。
我が家の娘も早いもので小学校に入学し、新生活に少しずつ慣れてきたところです。保育園時代とは違って、放課後やお休みの日の過ごし方がガラリと変わり、日々の成長を感じて嬉しい反面、親として気になってくるのが「これからの教育費」の現実なんですよね。
子どもの習い事や塾の費用って、学年が上がるにつれて少しずつ、でも確実に増えていきます。特に小学校高学年から中学生にかけての費用増加は、多くの先輩ママからも「想像以上にかかるよ!」と聞かされるポイントです。
そこで我が家では、慌てて家計を切りつめるのではなく、株式からの「配当金」という現金流を活用して、将来の教育費負担を少しでも軽やかにサポートできる仕組み作りを進めています。今回は、少額から投資できて配当利回りも魅力的な「(株)ティア(2485)」を中心に、我が家の人生設計にどう組み込んでいくかをじっくり考えてみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
まずは、銘柄の良し悪しを判断する前に、我が家がどのような人生設計を描いていて、なぜ今この銘柄を検討しているのかという背景(シナリオ)をお話しさせてくださいね。
我が家の現在地と教育費の課題は以下の通りです。
現在、娘は6歳で小学校生活をスタートさせたばかりです。今は習い事も1〜2個程度で、家計への負担もそれほど大きくありません。しかし、あと3年ほど経って娘が9歳〜10歳(小学校高学年)になる頃には、進学塾に通い始めたり、本人がやりたいスポーツや音楽などの本格的な習い事が増えたりすることが予想されます。
教育関連の統計や先輩ママたちの話を聞いても、小学校高学年になると毎月の教育費が今より1万円〜2万円ほど跳ね上がるケースが一般的です。この増額分をすべて毎月の給与だけでカバーしようとすると、家計のやりくりが厳しくなったり、日々の生活にゆとりがなくなったりしてしまいますよね。
そこで我が家が設定した目標が、「3年後までに、月5,000円(年間60,000円)の安定した配当収入を新しく作ること」です。
毎月5,000円の配当があれば、習い事の月謝の足しにしたり、テキスト代や図書カード代として使ったりすることができます。お金は人生の自由度を高めるツールですから、配当金で固定的な教育費の一部をカバーできれば、気持ちのゆとりが全然違ってくると考えています。
2. 目標配当額の逆算計算
「3年後までに年間60,000円の配当金を得る」という目標が決まったら、次は「それを実現するためにいくら投資が必要か」を逆算して具体的な数字を出してみます。
今回注目している(株)ティアの会社予想配当利回りは約4.87%(1株あたり年間23.00円予想)です。株価は直近で472円前後、最低購入代金(1単元=100株)は約4万7,200円と、非常に少額から購入できるのが大きな魅力となっています。
この配当利回りを基準に、目標達成に必要な金額を計算してみましょう。(※NISA等の非課税制度を活用する前提で計算します)
目標年間配当額:60,000円
予想配当利回り:4.87%
必要投資額 = 60,000円 ÷ 0.0487 = 約1,232,032円
株数に換算すると、年間23円の配当で60,000円を得るためには「約2,600株(26単元)」が必要です。金額にして約122.7万円の投資となります。
「えっ、120万円以上も一度に投資できないよ…」と思われた方も安心してください。ティアの素晴らしいところは、1単元が約4.7万円で買える点です。3年間(36ヶ月)かけて、毎月100株(約4.7万円)ずつ買い増していったり、ボーナス時期に少し多めに買い足したりすることで、家計に負担をかけずに段階的に目標へ近づくことができます。
3. 複数銘柄の比較紹介
もちろん、年間60,000円の配当収入を作るための選択肢は1つだけではありません。同じ目標を実現するために、我が家で比較検討している他の高配当銘柄とも並べてみましょう。それぞれの特徴や役割を理解した上で、ポートフォリオのバランスを取ることが大切です。
比較検討する銘柄は以下の3つです。
1. (株)ティア(2485)
東海地区を基盤に、全国へ葬祭会館「ティア」を展開している葬祭事業の大手企業です。人の死に直結する葬祭事業は景気の波を受けにくく、非常にディフェンシブな性質を持っています。株価は約472円と手頃で、配当利回りは4.87%と魅力的です。
2. メイテックグループホールディングス(9744)
製造業向けエンジニア派遣の最大手企業です。高いROEと強力な株主還元姿勢が特徴で、予想配当利回りは5.55%を超えます。過去に「メイテックグループホールディングスの分析記事」でも紹介した通り、我が家の配当収入を引っ張る高火力なコア・サテライト枠として非常に優秀な銘柄です。
3. 三ツ星ベルト(5192)
産業用や自動車用のベルトを手掛ける老舗メーカーです。非常に堅牢な財務基盤(自己資本比率約75%)を誇り、配当利回りも約4.84%と高水準です。「三ツ星ベルトの分析記事」で書いたように、不況が来てもビクともしない家計の防衛壁になってくれる銘柄ですね。
これら3銘柄の主要指標を表にまとめて比較してみます。
| 銘柄名(コード) | 株価 / 最低購入代金 | 予想配当利回り | 自己資本比率 | 我が家での位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| (株)ティア (2485) | 約472円 / 約4.7万円 | 4.87% | 30.9% | 少額積立しやすいディフェンシブ補強枠 |
| メイテックグループHD (9744) | 約3,300円 / 約33万円 | 5.55% | 約70.0% | 高火力な配当牽引枠 |
| 三ツ星ベルト (5192) | 約4,500円 / 約45万円 | 4.84% | 約75.0% | 財務盤石な家計防衛枠 |
株式市場全体の動向を見ていくと、ハイテク株や話題のテーマ株が急変動する局面が多々ありますよね。楽天証券のトウシル記事「AI株暴落、日経平均は「4,416円安」も…実はひそかに「前週末比34.8%」株価上昇している〈非AI銘柄〉の正体」でも分析されているように、相場が大きく荒れる時期には、市場の流行に左右されにくい安定した業績や高配当を提供する「非AI・ディフェンシブ銘柄」の強みが際立ちます。ティアのような葬祭事業は、まさに景気の乱高下に左右されにくいディフェンシブ銘柄の代表格と言えますね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、我が家の人生設計と照らし合わせて、(株)ティアを3つの軸で客観的に評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」
会社予想の1株配当は23.00円、利回りは4.87%と高水準です。収益性を示すROEは10.61%と一般的に望ましいとされる8〜10%を上回っており、直近のフリーキャッシュフローも改善傾向にあります。
少子高齢化が進む日本において葬祭ニーズ自体は底堅いものの、近年は家族葬の増加や単価の低価格化といった市場変化もあります。急激な成長を期待する銘柄というよりは、一定の需要に支えられた「安定配当の維持」を期待する評価となります。
B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」
我が家の人生設計との相性は非常に高いです!最大の理由は「最低購入代金が約4.7万円と安いこと」にあります。
子育て中は、急な病気や季節ごとのイベント、学校の備品購入など、予想外の出費が重なる月もありますよね。そんな時でも、1単元4万〜5万円程度であれば「今月は家計の余剰金で100株だけ買い足そう」という柔軟な調整が効きます。3年後の小4進学に向けて、月々の家計に負担をかけずに少しずつ配当の土台を築いていくプロセスに完璧にフィットしています。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」
安定性指標を見ると、自己資本比率は30.9%と持ち直しの傾向にあり、有利子負債も削減傾向にあります。財務の固さで言えば三ツ星ベルトのような超高財務企業には及びませんが、葬祭事業という業態そのものが景気後退にめっぽう強いため、株価暴落時でも事業撤退や倒産のリスクは比較的低いと考えられます。
メインの資金を集中投入するコア枠としてではなく、家計の現金を補強する「サテライト枠」として保有する分には、十分安心して持てるリスク水準です。
5. みずきの総合評価+判断
以上の分析を踏まえた、我が家の人生設計における結論です!
「(株)ティアは、手頃な価格でコツコツ買い足しやすく、景気変動に強いディフェンシブな高配当株として、3年後の教育費増加に向けたサテライト補強枠に最適!」
具体的な我が家の買い方プランとしては、メイテックグループHDや三ツ星ベルトのような高財務・高還元な銘柄をポートフォリオの軸(コア)に置きつつ、「今月は少し家計に余裕があったな」「臨時収入があったな」というタイミングで、ティアの株式を100株単位でスポット買いしていくスタイルをとります。
一気に120万円分を購入するのではなく、3年間かけて少しずつ株数を積み上げていき、娘が小学校高学年を迎える頃に「月5,000円の配当」を完成させるイメージですね。
6. 制度活用との組み合わせ
みずきブログで一番お伝えしたいのが、この「税制優遇制度との組み合わせ」です。同じ銘柄を買うにしても、どの制度を使うかでお金の手残り額が劇的に変わってきます。
・新NISA(成長投資枠)のフル活用
個別株であるティアを購入する際は、絶対に新NISAの「成長投資枠」を活用したいところです。通常、株式の配当金には20.315%の税金がかかるため、年間60,000円の配当があっても手取りは約47,800円に減ってしまいます。しかしNISA口座であれば、60,000円が丸々そのまま家計に入ってきます!この約12,000円の差は、子どものドリル数冊分や習い事の教材費に直結しますから、絶対に見過ごせません。
・つみたて投資枠やiDeCoとの役割分担
我が家では、新NISAの「つみたて投資枠」や「iDeCo」を使って、全世界株式(オルカン)などのインデックスファンドを毎月定額で積立運用しています。インデックス投資は「15年〜20年後の大学資金や老後資金を作るための長期育成資産」です。一方で、今回のような高配当個別株は「3年後の習い事代など、今〜数年後のキャッシュフローを助ける資産」です。この2つのアプローチを明確に分けることで、将来の備えと今の生活の充実を両立させています。
・特定口座で保有する場合の配当控除
もしNISA枠を使い切ってしまって特定口座で保有する場合でも、会社員ママなら「確定申告で総合課税を選択し、配当控除を受ける」という選択肢があります。課税所得によっては所得税率を抑え、配当にかかる税金の一部を取り戻すことができるので、税制の仕組みをしっかり理解しておくことが節税のポイントになりますね。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
もちろん、どんなに魅力的見える銘柄であっても100点満点の完璧な選択肢はありません。私が考えるティアの懸念点や迷っている部分も素直にお話ししますね。
一番の懸念点は「葬祭業界の単価下落トレンド」です。近年、大規模な葬儀を避けて家族葬や直葬を選ぶご家庭が増えており、1件あたりの葬儀単価が低下する傾向にあります。ティアは会館の新規出店やフランチャイズ(FC)展開を進めることで件数を増やし、売上規模をカバーしようとしていますが、今後も利益率を維持できるかについては注意深く見守る必要があります。
また、自己資本比率が30.9%と、製造業の超優良企業(70%〜80%以上)に比べると控えめな水準である点も考慮すべきポイントです。有利子負債は減ってきているものの、今後の新規出店に伴う借入金と利益のバランスが崩れないか、決算ごとに確認していく必要があります。
投資に「絶対絶対安全」はありません。だからこそ、1つの銘柄に全財産を賭けるのではなく、異なる業界や財務の強固な銘柄へ分散投資を行い、「失敗しても家計全体には響かない仕組み」を作っておくことが大切なんだなとしみじみ感じています。
完璧を目指すのではなく、今の我が家の人生設計に合った最適解を少しずつ探していく。これからも子どもとの時間を大切にしながら、無理のない範囲でコツコツと資産作りに励んでいきたいと思います!


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