◎(231A)Cross Eホールディングス : 利回り4.8%と月5,000円で小1の体験費を支援

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行っていただきますようお願いいたします。

こんにちは!「みずきの家計簿+株」を運営している、子育てママ投資家のみずきです。1985年生まれで、普段は上場企業で営業や企画の仕事をしながら、家族との時間を大切に過ごしています。

2020年1月生まれの我が家の娘は、2026年4月にいよいよ小学校へ入学しました。保育園時代とは生活リズムもガラリと変わり、日々の成長に驚かされる毎日です。同時に、小学生になると「あれもやってみたい!」「お友達と一緒にキャンプに行きたい!」といった本人の興味や好奇心がグングン広がってきますよね。

子どもの意欲にはできる限り応えてあげたいけれど、毎月の家計から突発的な習い事代や体験学習費を捻出するのはなかなか大変です。そこで我が家では、「家計の給与収入だけに頼らず、株式の配当金で子どもの成長イベントや教育費を支える」という逆算の人生設計を取り入れています。

今回は、九州・西日本を地盤に上下水道や環境プラント、電気・空調設備などの社会インフラを支えるCross Eホールディングス(231A)を取り上げます。我が家の家計にどうフィットするのか、他のインフラ・建設設備関連銘柄と比較しながら、リアルな目線でじっくり掘り下げてみたいと思います。

我が家の人生設計シナリオ:小学校生活で増える「体験・学びの費用」を配当でまかなう

我が家が今直面している人生設計のテーマは、「小学校入学後の体験学習や習い事費用の安定確保」です。子どもが成長するにつれて、学童保育の費用だけでなく、季節ごとの体験イベント、科学館のワークショップ、水泳や英語といった習い事の月謝など、毎月コンスタントにかかるお金が増えていきます。

「毎月の家計費を切り詰めてなんとか工面する」というやり方だと、親としても精神的に余裕がなくなってしまいがちです。だからこそ我が家では、「月5,000円(年間6万円)」の配当キャッシュフローを確実に生み出す仕組みをポートフォリオの中に組み込むことを目標にしています。

月5,000円の配当金があれば、毎月の習い事の月謝を1つカバーできたり、夏休みや冬休みの特別な体験イベントの費用として計画的に積み立てたりすることができます。給与口座とは別の「配当専用口座」から教育費が自動的に生み出される安心感は、子育て世帯にとって大きな心のゆとりになりますね。

目標配当額からの逆算計算:年間6万円(月5,000円)を作るための必要投資額

「年間6万円の配当金を得る」という目標が決まれば、あとは想定される配当利回りから必要な元本を逆算するだけです。銘柄ありきで投資するのではなく、目標から逆算して必要な投資額を把握することが大切だと思います。

配当利回りの水準ごとに、必要な投資元本を計算してみました。

想定配当利回り 目標年間配当額 必要な投資元本(目安) 毎月の配当換算額
3.5% 60,000円 約171.4万円 5,000円
4.0% 60,000円 約150.0万円 5,000円
4.5% 60,000円 約133.3万円 5,000円
5.0% 60,000円 約120.0万円 5,000円

配当利回りが4.5%〜5.0%程度ある銘柄を選べば、約120万円〜133万円ほどの投資資金で、目標とする「月5,000円」の教育サポート配当を作ることができます。これなら、夫婦のボーナスやつみたて投資の余剰資金を計画的に配分していくことで、十分現実的に達成できる金額感ですね。

インフラ・設備工事セクターで比較検討する候補銘柄たち

今回注目しているCross Eホールディングスのような設備工事・プラントエンジニアリング企業は、社会インフラの老朽化対策や更新需要という手堅い事業基盤を持っています。同じように「社会に不可欠なインフラ・工事を担い、高めの配当を出している銘柄」として、我が家が比較検討している候補を並べてみました。

候補1:Cross Eホールディングス(231A)

九州・西日本を中心に、上下水道設備、水処理プラント、電気設備、空調衛生設備の施工・保守管理を手がける総合エンジニアリング持株会社です。生活に欠かせない「水」や「空気」「電気」のインフラ工事を幅広く網羅しており、官公庁案件や地元の民間工場向け更新工事などで安定した需要を持っています。

直近の株価水準はおよそ1,000円〜1,200円前後で推移しており、100株の最低投資金額は約10万〜12万円程度と、子育て家庭でも比較的手が届きやすい価格帯です。配当利回りは4%台半ば〜後半の水準で推移しており、配当性向も30%〜40%台と無理のない水準に設定されています。インフラ更新需要を背景に、堅実な業績と安定配当を目指す方針が魅力です。

候補2:工藤建設(1764)

首都圏地盤の建設会社で、住宅や土木建築に加えて介護事業という安定したストックビジネスを併せ持っているのが特徴です。過去の記事でも工藤建設の介護ストック収益と配当計画について詳しく分析しましたが、利回り約4.5%前後と手堅い財務基盤が魅力的な選択肢です。

候補3:佐田建設(1826)

群馬県を地盤とする老舗ゼネコンで、公共土木や建築工事に強みを持っています。過去の記事の佐田建設の利回り5.5%超と教育費補完計画でも取り上げた通り、地方のインフラ整備需要に支えられた高い配当利回りが特徴の銘柄です。

また、インフラや製造業全体の長期的な設備投資サイクルを理解する上では、素材や重工業の大手企業の動向も参考になります。例えば、鉄鋼大手であるJFEホールディングスの過去10年間の株価推移(日経電子版)などを見ると、景気循環によって業績や株価の波が大きいことがよく分かります。重厚長大セクターの中でも、どの分野が「安定した更新需要」を持っていて、どの分野が「景気敏感」なのかを見極める視点が欠かせませんね。

各銘柄の詳細比較テーブル

各銘柄の主な指標と特徴を一覧表に整理しました。

銘柄名(コード) 事業の柱 予想配当利回り 配当性向の目安 配当方針・特徴 最低投資金額の目安
Cross Eホールディングス(231A) 水処理・空調・電気インフラ工事 約4.5%〜4.8% 30%〜40%程度 安定配当+業績連動、インフラ更新需要 約11万円
工藤建設(1764) 建設・土木+介護施設運営 約4.4%〜4.6% 30%前後 介護の安定ストック収益が下支え 約15万円
佐田建設(1826) 地方公共土木・建築ゼネコン 約5.2%〜5.5% 40%〜50%程度 高利回り重視、地方インフラ改修 約7万円

みずきの「人生設計マッチ度」3軸評価

我が家の「小学生の体験学習・習い事費用のサポート」というシナリオに照らし合わせて、3つの軸でCross Eホールディングスを評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性:評価【○(まあ大丈夫)】

上下水道や水処理プラント、電気・空調設備は、人間が生活する上で止めることができないインフラです。日本全国で公共インフラの老朽化が進む中、更新工事やメンテナンスの需要は今後10年スパンで見ても非常に手堅い分野だと考えています。

配当性向も極端な高水準ではなく、事業成長のための投資と株主還元のバランスが取れている印象です。ただし、大型公共工事の受注タイミングや資材価格の高騰によって単年度の利益がブレる可能性があるため、満点の◎ではなく「○」という手堅い評価にしました。

B. 人生設計との適合性:評価【◎(ぴったり)】

配当利回りが4%台半ばから後半あり、1単元(100株)あたり約11万円前後で投資できるため、我が家の家計にとっては非常に買いやすいサイズ感です。余剰資金ができるたびにコツコツ買い増していき、年間6万円(月5,000円)の配当プールを作るパーツとして非常に適しています。

小学生のうちはもちろん、将来子どもが中学生や高校生になって本格的な教育費がかかる時期まで、長く配当を受け取り続けられる時間軸の長さも我が家のライフプランに合致しています。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価【○(まあ大丈夫)】

社会インフラを支える事業構造のため、業績が突然ゼロになるような破綻リスクは極めて低いと感じています。子どもに「この会社は、みんなが使う水道やきれいな空気、電気の設備を作っているんだよ」と胸を張って説明できる点も、母親投資家として安心材料の一つです。

一方で、地方市場上場や比較的新しい上場企業特有の「株式の流動性の低さ」や「株価の値動きの荒さ」には注意が必要です。我が家ではポートフォリオの主軸(コア)ではなく、インカムを高めるための「優良サテライト枠」として位置づけるのが適切だと判断しています。

制度活用との組み合わせ:新NISAと配当控除の賢い使い分け

子育て世帯の資産形成で最も大切なのは、「利用できる税制優遇制度をとことん活用すること」です。我が家では以下のような組み合わせで税効率を最大化しています。

1. 新NISA(成長投資枠)の活用

配当金にかかる約20.315%の税金を非課税にできる新NISAの成長投資枠は、高配当株投資の最強の味方です。例えば年間6万円の配当金を得る場合、特定口座だと約1.2万円が税金として引かれてしまいますが、NISA口座なら満額の6万円をそのまま子どもの体験費に充てることができます。この差は10年、15年と積み重なると非常に大きくなりますね。

2. 特定口座での保有と「配当控除」の選択肢

もしNISA枠をオルカンなどのインデックス投信の積立で使い切っている場合は、特定口座(源泉徴収あり)で購入し、確定申告で「総合課税+配当控除」を利用するのも有効な手です。課税総所得金額が一定以下(目安として年収600万〜900万円以下程度)の給与所得者の場合、配当控除を活用することで実質的な税負担を抑えられるケースがあります。我が家でも毎年、所得全体のバランスを見ながら確定申告のシミュレーションを行っています。

3. iDeCoやつみたて投資とのバランス

我が家では、老後資金や長期的な資産形成のコアとして、iDeCoやつみたてNISAで全世界株式(オールカントリー)を毎月自動積立しています。今回のCross Eホールディングスのような個別高配当株は、「今まさに進行中の子育て費用のキャッシュフローを補うツール」として明確に役割を分けています。

失敗・迷い・懸念も素直に共有:みずきのリアルな葛藤

どんなに魅力的に見える銘柄でも、リスクや弱点は必ず存在します。私が個人的に気になっているポイントも包み隠さず共有しておきますね。

1. 建設・設備業界の人手不足と資材高騰リスク

日本全国で職人不足や人件費の上昇が続いています。また、配管や空調機器などの資材価格が高騰した場合、工事の採算が悪化して一時的に利益が圧迫されるリスクがあります。発注元への価格転嫁がスムーズに進んでいるかどうかは、四半期決算ごとにしっかりチェックしていきたいポイントです。

2. 流動性と値動きのクセ

大型株に比べると日々の取引量がそれほど多くないため、市場全体の地合いが悪化した際などに、株価が一時的に大きく振れることがあります。「短期で売買して値上がり益を狙う」のではなく、「配当利回りが納得できる水準でコツコツ買い、数年〜10年のスパンで保有し続ける」というスタンスを崩さないことが大切だと感じています。

みずきの総合評価と我が家の結論

総合的に考えて、Cross Eホールディングスは「小学生の体験学習・習い事費用のサポート役として、少額からポートフォリオに組み入れたい優良なインフラ配当株」だと位置づけています。

我が家の戦略としては、以下のようなステップで進めたいと考えています。

まずは新NISAの成長投資枠を活用し、100株〜200株(約11万〜22万円)を目安に打診買いを行います。その後、決算発表での受注残高や利益率の推移を確認しながら、株価が調整したタイミングで少しずつ買い増しを進めていきます。

1つの銘柄に依存しすぎないよう、先ほど比較した工藤建設や佐田建設などの他地域の設備・インフラ銘柄と組み合わせながら、合計で年間6万円(月5,000円)の「子どもの学び応援配当」を無理のないペースで完成させていくつもりです。

子育て中は毎日が慌ただしく、お金の悩みも尽きないものですが、「人生設計から逆算して、今の自分たちにできる範囲で仕組みを作っていく」ことで、少しずつ未来への不安を安心に変えていけるはずです。今回の記事が、同じように子育てと家計管理に奮闘する皆さんの参考になれば嬉しいです!

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