◎(1826)佐田建設 : 5.54%配当で3年後の小4の壁の習い事費を月5,000円補う計画

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

皆さん、こんにちは!「みずきの家計簿+株」を運営している、30代子育てママ投資家のみずきです。上場企業で営業や企画の仕事をしながら、家計管理と株式投資を行っています。

2020年1月生まれの娘も、今年2026年4月に無事小学校へ入学しました。保育園時代とはガラリと生活リズムが変わり、教科書や体操着の準備、学童の費用、そして新しい習い事の送迎など、毎日があっという間に過ぎ去っていきますね。

子どもが小学校に入ると、想像していた以上に「ジワジワとお金がかかる」という現実を実感しています。特に気になるのが、あと3年後にやってくる「小4の壁」です。高学年になると習い事の月謝が上がったり、進学塾や本格的な体験学習の費用が必要になったりと、教育費が一段階ステップアップするんですよね。

そこで今回は、我が家の人生設計に基づき、3年後の「小4の壁」に向けた教育費や習い事の足しになる「月5,000円の配当収入」を作る計画についてお話ししたいと思います。注目した銘柄の一つが、高配当な建設株である佐田建設(1826)です。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

まずは、我が家が今回の銘柄検討に至った背景と人生設計のシナリオを具体的にお伝えしますね。

我が家の現在地ですが、夫と私、そして6歳(小学1年生)の娘の3人暮らしです。2021年からつみたてNISAやiDeCoを活用して堅実にインデックス資産を積み上げてきましたが、子育ての渦中にいる今、強く感じているのは「将来の資産も大事だけれど、今の家計を助けてくれる現金の流れ(インカムゲイン)も欲しい」ということです。

3年後の2029年、娘は小学4年生になります。小4になると放課後児童クラブ(学童)の預かり枠が狭まるケースもあり、民間学童の利用や、プログラミングや英語といった専門的な習い事を増やすご家庭が増えてきます。我が家でも、娘のやりたいことを制限せずに応援してあげたいと考えています。

そのための課題として、3年後までに「毎月5,000円(年間60,000円)」の配当金を家計にプラスで生み出す仕組みを作ることにしました。この月5,000円があれば、新しく始める習い事の月謝の一部や、夏休みの体験学習費用の積立にそのまま充てることができるからです。

2. 目標配当額の逆算計算

「月5,000円」という具体的な目標が決まったら、次はそこから必要な投資額を逆算してみましょう。

目標となる年間配当額は、5,000円 × 12ヶ月 = 60,000円(税引前)です。

今回注目している佐田建設(1826)の予想配当利回りは、株価1,084円時点で5.54%(1株あたり年間60円予想)という非常に魅力的な水準にあります。

この利回りで年間60,000円の配当を得るために必要な投資金額を計算すると以下のようになります。

必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.54% = 約1,083,032円

佐田建設の単元株(100株)は約108,400円で購入できるため、ちょうど1,000株(10単元)を保有すれば、年間60,000円の配当金が得られる計算になりますね。

一度に100万円以上を投資するのが難しい場合でも、最低購入代金が約10.8万円と手頃なので、「今月100株、ボーナスで200株……」というように、3年後の小4進級に向けて少しずつ買い足していけるハードルの低さも、子育て世代の家計管理にとって嬉しいポイントです。

3. 複数銘柄の比較紹介

目標配当額を達成するための選択肢はひとつではありません。我が家では、同じ目標を実現するために、同じ建設・インフラ関連の他の高配当銘柄と比較検討を行っています。

ここでは、佐田建設を含む建設セクターの注目4銘柄をピックアップして比較してみましょう。

銘柄名(証券コード) 株価(参考) 最低購入代金 予想配当利回り PBR / ROE 特徴・位置づけ
佐田建設(1826) 1,084円 108,400円 5.54% 1.20倍 / 7.17% 群馬基盤の総合建設。利回り5.5%超と直近業績の急改善が魅力。
矢作建設工業(1870) 1,500円前後 150,000円前後 約5.30% 約0.85倍 / 約9.0% 名古屋地盤。耐震技術に強みがあり財務基盤も安定。
飛島ホールディングス(256A) 1,300円前後 130,000円前後 約5.32% 約0.60倍 / 約6.5% 土木に強み。再編を経て株主還元意識を高めている。
奥村組(1833) 4,300円前後 430,000円前後 約5.29% 約0.80倍 / 約7.5% 中堅ゼネコン。免震技術に優れ安定した還元姿勢。

過去の記事でも分析したように、たとえば名古屋地盤で強固な財務を持つ矢作建設工業の分析記事や、ホールディングス化によって経営効率化を進める飛島ホールディングスの分析記事、そして堅実な事業展開が特徴の奥村組の分析記事など、建設セクターには魅力的な高配当株が揃っています。

佐田建設(1826)の詳細データと足元の業績

佐田建設は群馬県を拠点とする総合建設会社で、県内の公共工事や民間建築で非常に高い実績を持っています。子どもに「私たちが歩く道路や、利用する学校や施設を建ててくれている会社なんだよ」と説明しやすい、地域密着型のインフラビジネスを展開しています。

直近のニュースでも注目の発表がありました。Yahoo!ファイナンス(フィスコ)に掲載された【決算速報】佐田建—27年3月期1Qは増益、経常利益は181.9%増によると、2027年3月期第1四半期の決算において、売上高が83億2,000万円、経常利益が前年同期比181.9%増の4億2,000万円と劇的な業績改善を達成しています。

主な指標データは以下の通りです。

・株価:1,084円(最低購入代金:108,400円)
・予想配当利回り:5.54%(1株配当予想:60.00円)
・PER(会社予想):14.35倍
・PBR(実績):1.20倍
・ROE(実績):7.17%
・自己資本比率:44.8%
・収益性:営業利益率・純利益率ともに改善傾向
・成長性:売上高は右肩上がり、EPSも増加傾向

建設業界全般に資材高騰や人件費上昇の悩みが続いていますが、同社は工事の採算性向上に取り組み、収益力を着実に高めていることが数字から読み取れますね。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ここで、佐田建設(1826)が我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸で評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

予想EPS75.55円に対して予想配当60円となっており、配当性向は約79%とやや高めです。一見すると余裕が少ないようにも見えますが、会社側が株主還元に非常に積極的である姿勢の表れでもあります。また、直近1Qの経常利益が前年同期比181.9%増と収益性が向上しているため、今期の業績が順調に推移すれば利益面の裏付けもより強固になるでしょう。自己資本比率も44.8%と建設業として標準以上の健全性を保っています。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

最低購入代金が約10万8千円と非常に手頃である点が、子育て世代の家計管理にとって大きな強みです。3年後の小4進級時に向けて、家計の余剰資金から小分けにして買い進めることができます。利回り5.54%という高水準なため、投資金額に対する配当金のインパクトが大きく、「月5,000円の教育費補填」という我が家の目標を効率的に達成できる点が魅力的です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

建設業は景気動向や公共投資の波を受けるビジネスです。有利子負債がやや増加基調にある点や資材価格の影響など、個別の事業リスクは存在します。そのため、我が家ではポートフォリオの全財産を投資するのではなく、インデックス投資をコア(軸)とした上で、インカムゲインを補強する「サテライト枠」として組み入れるのがリスク許容度的にも妥当だと考えています。

5. みずきの総合評価+判断

以上の分析を踏まえた我が家の結論として、佐田建設(1826)は「3年後の小4の壁に向けた習い事・教育費を支える、魅力的なサテライト高配当枠」として評価しています。

利回り5.5%超という高いインカムゲインは、日々の家計に直接的な潤いを与えてくれます。特に、1株単位や1単元(約10.8万円)からコツコツと積み立てていけるサイズ感は、子育てで急な出費が重なりやすい我が家にとって非常に扱いやすい存在です。

単一の銘柄に集中させるのではなく、先ほど比較した矢作建設工業や飛島ホールディングスなどと組み合わせたり、他セクターの高配当株と組み合わせたりすることで、リスクを分散しながら「月5,000円の現金流」を作っていきたいですね。

6. 制度活用との組み合わせ

子育て世代が株式投資を行う上で絶対に外せないのが「制度の活用」による税効率の最大化です。我が家でも以下のような制度連携を意識しています。

新NISA(成長投資枠)の活用

通常、株式の配当金には20.315%の税金がかかります。例えば年間60,000円の配当金が得られる場合、課税口座(特定口座)だと約12,000円が税金として引かれ、手元に残るのは約48,000円になってしまいます。

しかし、新NISAの成長投資枠で購入しておけば、この税金が非課税になります!まるまる60,000円が手元に残るため、まさに年間で12,000円分(月1,000円分)の習い事費用が浮く計算になりますね。高配当株こそ、NISAの非課税メリットを最大限に活かしたいところです。

つみたて投資枠・iDeCoとの役割分担

我が家では、教育資金の「将来の大きな固まり(大学費用など)」は、新NISAのつみたて投資枠やiDeCoを通じた全世界株式(オルカン)やS&P500などのインデックスファンドで長期運用しています。一方で、今回の佐田建設のような個別高配当株は、「数年後の小学生期の月謝や体験学習費」という直近の現金ニーズを補うためのサテライト枠として位置づけています。

配当控除という選択肢

もしNISA枠をすでに使い切っている場合や特定口座で購入する場合でも、総合課税を選択して「配当控除」を活用する方法があります。働き方や世帯年収によっては、配当にかかる税率を実質的に抑えることができるため、年末調整や確定申告の時期には必ず税率シミュレーションを行うようにしています。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

投資に「絶対の正解」や「完璧な銘柄」はありません。佐田建設を検討する上でも、いくつかの懸念や迷いはあります。

ひとつは、建設業界全体の課題である「人手不足」と「資材価格の高騰」です。受注が増えても、現場のコストが膨らむと利益率が圧迫される懸念があります。また、現在の予想配当性向が約79%と高めであるため、将来的に業績が落ち込んだ際に減配リスクがゼロではない点も頭に入れておかなければなりません。

私自身、過去に配当利回りだけで選んでしまって減配に泣いた失敗談もあります(汗)。だからこそ、「高配当だからと1銘柄に突っ込まない」「直近の四半期決算で利益率や進捗率をしっかりチェックする」というルールを徹底しています。

完璧な判断を目指すのではなく、「リスクを理解した上で、自分たちの人生設計に合う範囲で取り入れる」という姿勢が、子育て中のメンタル的にも一番ラクで長続きする投資方法だと感じています。

子どもが育っていくスピードは本当にあっという間ですが、お金の準備も人生設計から逆算して、できる範囲で楽しみながら進めていきたいですね。皆さんのご家庭では、数年後の教育費に向けてどんな工夫をされていますか?

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