◎(4845)スカラ : 5.06%配当と約3.4万円の少額投資で3年後の小4の壁の習い事費を支える計画

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

みなさん、こんにちは!子育てママ投資家の「みずき」です。関東郊外で夫と、2020年1月生まれの長女の3人で暮らしています。仕事は上場企業の営業・企画職をしていて、日々子育てと仕事の両立に奮闘中です。

早いもので、うちの娘も2026年4月に無事小学校へ入学しました。ランドセルを背負って元気に登校する姿を見るのはとても嬉しい反面、親として頭をよぎるのが「これからの教育費や習い事代のしかけ」なんですよね。

私は2021年からつみたてNISAやiDeCoを中心に資産形成を始めて、現在は高配当株投資も組み合わせて家計の「現金流」を作る取り組みをしています。お金は人生の自由度を高めてくれる大切なツールです。「完璧を目指さず、今の我が家にできる範囲で最適を選ぶ」をモットーに投資に向き合っています。

今回注目したのは、高配当株として気になっているスカラ(4845)という企業です。配当利回りが5%を超えていて、しかも最低購入代金が3万円台と非常に始めやすいのが特徴なんですよね。我が家の人生設計にどう組み込めるのか、リアルな家計目線でじっくり分析してみようと思います!

シナリオ設定:「我が家の人生設計」

まずは、銘柄を選ぶ前に「我が家が今どんな人生設計を描いているか」という背景をお話ししますね。投資において大事なのは「銘柄ありき」ではなく、「我が家の未来にどう役立つか」という逆算の思考だからです。

我が家の現在地と、これから迎える家計の課題を整理してみました。

我が家の現在地と課題

現在、長女は小学1年生になったばかりです。今は学童保育にお世話になりながら過ごしていますが、子育ての大きな節目として意識しているのが「3年後(娘が小学4年生になる時)」です。いわゆる「小4の壁」ですね。

小学4年生になると、学童保育の利用が難しくなる地域も多く、放課後の過ごし方の選択肢を増やす必要があります。また、習い事の月謝が上がったり、本格的な進学塾やプログラミング教室、英語教室などに通い始めるご家庭が一気に増える時期でもあります。

そこで我が家では、「3年後に向けて、習い事や体験学習の費用として月5,000円(年間60,000円)の余裕を配当金で作る」という目標を立てました。

月5,000円の配当金があれば、子どもの「やってみたい!」という習い事の月謝を1つ分、家計の持ち出しなしでサポートできますよね。子どもが小学生から高学年、中学生へと成長していく中で、この「自動的に入ってくる家計のサポート資金」が大きな安心感に繋がると考えています。

目標配当額の逆算計算

目標である「3年後に月5,000円(年間60,000円)」の配当収入を得るために、どれくらいの投資資金が必要になるのかを逆算してみましょう。

今回検討するスカラ(4845)の会社予想配当利回りは5.06%(1株配当17.00円)です。

年間60,000円の配当金を得るための必要投資額は、以下のようになります。

目標配当額:年間60,000円

必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.06% = 約1,185,770円

スカラの場合、直近の株価が336円〜342円前後ですので、100株(1単元)を約33,600円で購入できます。約118万6,000円投資すると、3,500株ほどの保有になりますね。

一気に120万円近くを投資するのはリスクも偏りますし躊躇しますが、スカラは単元株が約3.4万円と非常にコンパクトです。「毎月の家計の余剰資金から、1パック(約3.4万円)ずつ買い足していく」という積み上げ投資がとてもやりやすい金額設定になっています。

複数銘柄の比較紹介

高配当で家計をサポートしてくれる銘柄を探す際、1社だけに集中投資するのはリスクが高いため、同じIT・サービス系で高配当な企業と比較しながら検討するのが我が家のルールです。

今回は、我が家の目標である「小4の壁に向けた教育費補填」の候補となる3銘柄を並べて比較してみました。

銘柄名(コード) 株価(目安) 最低投資金額 予想配当利回り 財務・配当の特徴
スカラ(4845) 336円 約33,600円 5.06% ROE21.48%と高収益。SaaS・DX支援を展開。小額から投資可能。
GMOメディア(6180) 3,600円前後 約360,000円 約5.53% Webメディア運営。高い株主還元姿勢と安定した高利回りが魅力。
PCIホールディングス(3918) 1,000円前後 約100,000円 約4.77% ITインフラ・組込ソフト開発。配当重視の姿勢で安定感あり。

他の銘柄の分析についても以前ブログで詳しく書いていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

以前まとめたGMOメディア(6180)の分析記事でも、IT・Webサービスの配当力について詳しく触れました。

また、ITインフラ系で手堅い運用を目指すならPCIホールディングス(3918)の分析記事も参考になるかと思います。

比較してみると、スカラ(4845)の圧倒的な強みは「最低投資金額の低さ(約3.4万円)」にあります。GMOメディアなどは魅力的ですが1単元に30万円以上必要なため、ちょっとした家計の余剰金で買い足すにはハードルが高いんですよね。その点、スカラは毎月の家計管理の中で細かく買い足しが効くのが大きなメリットです。

ここでスカラの事業や最新のニュースにも触れておきますね。スカラは企業のDX推進やSaaS事業、ITコンサルティングなどを手掛ける企業です。直近では収益性の改善が進んでおり、営業利益率や純利益率が回復傾向にあります。

さらに、事業拡大に向けた積極的な動きも見られます。以下のニュース記事でも報じられているように、M&Aを通じた成長戦略を推進しています。

NEXT STAGE<359A>、住宅会社の紹介・斡旋サービスを提供するクアランタを子会社化(スカラ<4845>、通信キャリアショップ向けシステム開発のテラを子会社化)

スカラは通信キャリアショップ向けシステム開発を手掛けるテラを子会社化するなど、自社の強みであるIT・SaaS技術と相乗効果(シナジー)が見込める領域へ果敢に投資を行っています。単に現状維持を目指すだけでなく、M&Aを活用して収益基盤を強化しようとする経営姿勢は、将来の配当原資を確保する上でも心強いポイントですね。

みずきの「人生設計マッチ度」評価

我が家の人生設計において、スカラ(4845)がどれくらい役立ってくれるかを3つの軸で客観的に評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

会社予想配当利回りは5.06%と非常に魅力的です。直近の業績を見ると、ROE(自己資本利益率)は21.48%と非常に高い水準を誇っており、収益性の改善がはっきりと出ています。純利益率もマイナスからプラスへと回復しており、稼ぐ力自体は高まっています。

一方で、予想EPS(1株当たり利益)23.62円に対して予想配当が17.00円となっており、配当性向は70%を超えています。配当性向の一般的な目安(60%以下)と比べるとやや高めですので、今後の業績変動によっては減配リスクがゼロではない点は頭に入れておく必要があります。ただ、有利子負債は減少傾向にあり、自己資本比率も47.0%と健全な水準を維持しているため、直ちに配当が崩れる心配は少ないと判断しています。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

我が家の「3年後の小4の壁に向けて、月5,000円の配当を作る」という目標に対して、投資のしやすさは抜群です。1単元約3.4万円で買えるため、例えば「今月は家計費が1万円余ったからミニ株や単元株で少し増やす」「ボーナスから10万円分だけスカラに充てる」といったフレキシブルな資金配分が可能です。子育て中で出費が不定期に発生する我が家にとって、この小回りの利きやすさは最高評価です。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

スカラは信用倍率が約52.62倍と高めになっており、株価の値動き(ボラティリティ)が比較的大きくなりやすい傾向があります。我が家は育休中ではなく夫婦共働きで働いているため、多少の株価変動には耐えられるリスク許容度があります。とはいえ、ポートフォリオの大部分をスカラ1社に集中させるのは危険です。我が家のコア資産(インデックス投資)をしっかり固めた上での「サテライト枠(アクセント枠)」として保有する分には、十分安心して持てると考えています。

制度活用との組み合わせ

私のみずきブログで一番大切にしているのが「税制優遇制度を使い倒す」ということです。どんなに良い高配当株でも、税金で20.315%引かれてしまうと効率が落ちてしまいますからね。

スカラに投資する場合の制度活用のポイントを3つご紹介します。

1. つみたて投資枠・iDeCoとの役割分担

我が家では、毎月の資産形成の根幹(コア)として「つみたてNISA」と「iDeCo」で全世界株式(オルカン)やS&P500などのインデックスファンドをコツコツ積立運用しています。これは20年〜30年後の老後資金や教育費のベースになるものです。

この土台があるからこそ、特定口座や成長投資枠を使って、スカラのような個別高配当株に投資することができます。インデックスで「将来の資産」を増やしつつ、スカラからの配当金で「今〜数年後の現金流」を補強するという、役割分担がとてもうまくいきます。

2. ジュニアNISA(旧制度保有分)や新NISA成長投資枠の活用

すでに新規買い付けは終了していますが、過去にジュニアNISA口座で買い付けた資産をお持ちの方は、非課税で配当金を受け取ることができます。また、新NISAの「成長投資枠」を活用してスカラを購入すれば、5.06%という高い配当金を永久非課税でまるまる受け取ることができます。

例えば、NISA成長投資枠でスカラを約118万円分保有できれば、年間60,000円の配当金がそのまま手取りになります。課税口座だと約12,000円も税金で引かれてしまうので、非課税の恩恵は子育て家計にとって本当に大きいです!

3. 課税口座での配当控除の検討

もしNISA枠を使い切っていて特定口座でスカラを購入する場合でも、日本の「配当控除」という制度を頭に入れておくと役立ちます。課税所得が一定以下の家庭(例えば育休中や時短勤務で年収が下がった年など)では、確定申告で総合課税を選択することで、配当金にかかる税金の一部を取り戻せる可能性があります。こうした知識を持っておくだけで、家計の税効率は劇的に変わりますよ。

失敗・迷い・懸念も素直に述べる

ここまでスカラの魅力をお話ししてきましたが、完璧な銘柄なんて存在しません。投資家として素直に気になっている懸念点や迷いもお話ししておきますね。

私自身、投資を始めたばかりの2021年頃、「とにかく配当利回りが高いから!」という理由だけで銘柄を選び、その直後に減配されて株価も急落、ショックを受けたという苦い失敗談があります……(汗)。

スカラに関しても、配当利回り5.06%は非常に魅力的ですが、配当性向が70%を超えている点はやはり注意深く見守る必要があります。ITサービス業は変化が早い業界ですから、買収した子会社とのシナジーがうまく出なかったり、業績が一時的に落ち込んだりした時に「減配」という選択肢が取られる可能性は否定できません。

また、先ほど触れたように信用倍率が高いため、短期的には株価が下落して「含み損」を抱える期間があるかもしれません。子育て中で時間に追われていると、株価の乱高下を毎日チェックするのは精神的にもストレスになりますよね。

だからこそ、「我が家はスカラに全集中するのではなく、ポートフォリオの数%程度のサテライト枠として少しずつ買う」という姿勢を崩さないことが大切だなと感じています。

みずきの総合評価+判断

最後に、我が家の人生設計におけるスカラ(4845)の総合評価をまとめます!

我が家の総合判断:サテライト枠として買い増し検討「アリ」!

スカラは、1単元(100株)が約3.4万円という手軽さで、5%超の配当利回りを得られる非常にユニークで使い勝手の良い銘柄です。

我が家の「3年後の小4の壁に向けた月5,000円の習い事費づくり」という目標に対して、月々の家計のやりくりから少しずつ買い足していける柔軟性は大きな魅力です。ROE21.48%という高収益性やM&Aによる事業拡大への積極性も評価できます。

もちろん配当性向の高さや株価の動きやすさといった注意点はありますが、インデックス投資という固い土台を作った上で、家計の余剰金の範囲で少しずつ育てていくにはぴったりの選択肢だと思います。

投資の正解はご家庭の数だけ違います。皆さんもご自身の「人生設計のタイムライン」や「家計のリスク許容度」に合わせて、ぴったりの銘柄選びを楽しんでみてくださいね。この記事が、少しでも子育て世代の資産形成の参考になれば嬉しいです!

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