◎(1870)矢作建設工業 : 5.30%配当で4年後の小5の教育費を支える計画

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

こんにちは!子育てママ投資家の「みずき」です。我が家は1985年生まれの私と夫、そして2020年1月生まれの娘の3人家族です。関東郊外で暮らしながら、普段は上場企業で営業や企画のお仕事をしています。

2020年生まれの娘も今年2026年の4月に無事に小学校へ入学し、元気に通学しています。ランドセルを背負って登校する姿を見るたびに成長を実感する毎日ですが、親として次に頭をよぎるのは「今後の教育費と習い事費のステップアップ」です。

小学校に入学すると、低学年のうちは習い事も1つか2つで収まりますが、高学年に向かうにつれてスイミングや英語だけでなく、専門的な学習塾や体験学習などの費用が増えていきますよね。我が家では「子どもがやりたいと思った挑戦を、お金を理由に諦めさせたくない」という思いが強くあります。

そこで今回は、東海エリアを基盤に強固な経営を続ける高配当銘柄矢作建設工業(1870)を取り上げ、4年後の小学校高学年に向けた教育費準備にどう役立てられるか、我が家の人生設計と照らし合わせながらじっくり検証してみました!

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

まずは、今回銘柄を検討する前提となる我が家の人生設計シナリオをお話ししますね。

我が家の現在地と数年後の家計課題

我が家の娘は現在6歳(小学1年生)です。今はまだ習い事も月1万円程度で収まっていますが、あと4年経って小学5年生になる2030年頃には、進学塾に通い始めたり、専門的な習い事を増やしたりする可能性が高くなります。

一般的に、小学5年生から6年生にかけては、毎月の塾代や夏季講習代、教材費などで毎月15,000円〜20,000円ほど教育費が増加すると言われています。この時期の家計の負担感を和らげるために、今から「自動的に現金を生み出してくれる配当金の柱」を作っておきたいと考えているんです。

課題解決に必要な目標配当額

我が家が設定した目標は、「4年後に月額10,000円(年間12万円)の配当金手取りを得ること」です。

毎月1万円でも不労所得として入ってくれば、塾の月謝の一部や季節講習代の積み立てにダイレクトに充てることができます。給料からの持ち出しを減らすことで、家計の心理的ハードルをぐっと下げられるというわけですね。

2. 目標配当額の逆算計算

では、「年間12万円(手取り)」の配当金を獲得するために、どれくらいの投資資金が必要になるのか逆算してみましょう。

税金(約20.315%)を考慮すると、手取りで年間12万円を得るためには、税引き前で年間約150,000円の配当金が必要になります。

項目 設定・計算数値
目標手取り年間配当額 120,000円(月10,000円)
税引き前必要年間配当額 150,000円(税率20.315%計算)
想定配当利回り(矢作建設工業) 5.30%(会社予想)
単独で達成する場合の必要投資額 約2,830,188円(150,000円 ÷ 5.30%)
単独での必要株数 約1,500株(約2,862,000円)

矢作建設工業の予想配当利回りは5.30%(1株配当予想100円、株価1,908円換算)と非常に魅力的です。ただ、我が家のリスク管理として、単一の個別銘柄に300万円近くを集中投資するのは危険だと考えています。

現実的な戦略としては、矢作建設工業を100株〜300株(投資額:約19万円〜57万円)保有し、他の高配当銘柄と組み合わせながら、全体で月1万円の配当ポートフォリオを作っていくのが我が家にとって最適なアプローチだと考えています。

3. 複数銘柄の比較紹介

目標配当額を達成するために、同じ建設セクターで配当利回りが高く、財務が安定している他銘柄と比較してみましょう。我が家では単に利回りが高いだけでなく、「業績の安定感」や「財務の健全性」を重視しています。

銘柄名(証券コード) 株価 / 最低投資額 予想配当利回り 指標(ROE / 自己資本比率) みずきの評価ポイント
矢作建設工業(1870) 1,908円 / 約190,800円 5.30% ROE: 11.69%
自己資本比率: 51.5%
高利回りと高いROE(11.69%)が魅力。名鉄グループとのパイプも強み。
奥村組(1833) 約3,800円 / 約380,000円 約5.29% ROE: 約7.5%
自己資本比率: 約60%
関西基盤の老舗ゼネコン。還元姿勢が非常に積極的で財務も鉄壁。
日本国土開発(1887) 約500円 / 約50,000円 約4.86% ROE: 約5.0%
自己資本比率: 約48%
土木に強み。少額から投資可能でポートフォリオの微調整に便利。

比較対象として挙げた銘柄の詳細は、過去に書いたブログ記事でも詳しく分析しています。

例えば、過去に分析した奥村組(1833)の配当計画記事では、強固な自己資本比率と株主還元姿勢の高さを評価しました。また、少額で投資しやすい日本国土開発(1887)の分析記事も参考にしながら、セクター内のバランスを取るようにしています。

ここで1つ最新のマーケットニュースに目を向けると、日本企業の業績向上と還元意識の変化を感じます。例えば丸紅が発表した4-6月期決算速報では、最終利益が前年同期比21%増益となり、自社株買いなど手厚い株主還元が話題となりました。

こうした商社をはじめとする日本を代表する大企業の業績好調は、民間設備投資やインフラ再構築への意欲を後押しします。矢作建設工業のような地域密着かつ技術力のあるゼネコンにとっても、建設需要の底堅さは追い風になると捉えています。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

矢作建設工業(1870)について、我が家の人生設計に合うかどうかを3つの軸でしっかり評価してみました!

A. 配当の持続性・成長性:評価「○」

矢作建設工業の1株あたり予想配当は100.00円、予想EPS(1株利益)は189.90円です。配当性向を計算すると約52.6%となります。無理のない範囲でしっかり還元してくれている印象ですね。

収益性を示すROEは11.69%と、一般的に望ましいとされる8〜10%を上回っており、非常に効率的な経営が行われています。自己資本比率も51.5%と50%を超えており、財務面での安定感も申し分ありません。フリーキャッシュフローや利益率も改善傾向にあり、配当の持続性は高いと判断しています。

B. 人生設計との適合性:評価「◎」

最低購入代金が約19万円(100株単位)と、子育て世帯にとっても購入しやすい価格帯です。利回り5.30%という高水準なキャッシュフローは、4年後の小学5年生進級時に向けた教育費準備として非常に魅力的なスピード感を提供してくれます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○」

建設業界全般に言えることですが、資材価格の高騰や人手不足による人件費の上昇リスクは常に存在します。しかし、矢作建設工業は名古屋鉄道(名鉄)グループとの強いパイプを持っており、鉄道関連の独自技術や地域での強固な基盤があります。景気耐性を備えた事業ポートフォリオを持っているため、我が家のリスク許容度の範囲内でお付き合いできる銘柄だと考えています。

5. みずきの総合評価+判断

我が家の人生設計における結論として、矢作建設工業(1870)は「4年後の小5進級期に向けた教育費補強ポートフォリオの主力サテライト枠として、100株〜200株の組み入れを前向きに検討したい銘柄」という判断になりました!

我が家の買い方としては、一度に大量に買うのではなく、まずはNISAの成長投資枠を活用して100株(約19万円)を購入し、年間10,000円(税引き前)の配当の土台を作ります。その後、株価の押し目があれば買い増しを検討するという、焦らない分散買いスタイルで進めたいと思います。

6. 制度活用との組み合わせ

みずきブログで一番伝えたいのが、この「制度活用との組み合わせ」です!

NISA成長投資枠の活用で税率ゼロへ

配当利回り5.30%という高配当銘柄の魅力を最大限に活かすなら、間違いなくNISA(成長投資枠)の利用がおすすめです。通常の特定口座では20.315%の税金が引かれてしまいますが、NISA口座であれば配当金がまるまる非課税で受け取れます。

100株(190,800円分)をNISAで保有した場合、年間10,000円の配当金がそのまま手元に残ります。税金で約2,000円引かれないというのは、子育て世帯の家計にとって大きな違いですよね。

iDeCoやつみたてNISAとの役割分担

我が家では、iDeCoやNISAのつみたて投資枠を使って、全世界株式(オール・カントリー)やS&P500といったインデックスファンドに毎月積立を行っています。これらは「20年後の老後資金や子どもの大学進学費用」に向けた長期資産です。

一方で、今回のような個別高配当株は「数年後の小学校高学年〜中学生期の習い事・塾代という近い将来の現金流補強」という明確な役割を持たせています。遠い将来の備え(インデックス)と、数年後の家計を助ける備え(高配当株)をしっかり分けて運用することが、モチベーション維持のコツだと感じています。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

投資に「完璧な銘柄」は存在しないので、私が感じている迷いや懸念点も素直にお話ししておきますね。

一番の懸念は、やはり「建設業界特有のコスト高リスク」です。資材価格の高騰や2024年問題に代表される労働時間の規制強化により、一時的に利益率が圧迫される局面は今後も出てくるかもしれません。

また、信用倍率が16.04倍とやや買残が膨らんでいる点も、短期的には株価の上値を重くする要素になり得ます。だからこそ、「配当金狙いだから株価の短期的なブレには一喜一憂しない」という強い気持ちを持ち、家計の余剰資金の範囲内で無理なく投資することが大切だと自分に言い聞かせています。

子育てや家計管理は長期戦です。100点満点の投資法を探すのではなく、「今の我が家の人生設計に合った最適な選択肢」を、無理のないペースで重ねていきたいですね。皆さんの家計管理や資産形成のヒントになれば嬉しいです!

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