◎(1799)北陸電気工事 : 利回り4.9%と月1万円の配当で3年後の小4の壁を支える計画

銘柄紹介

0. 注意事項

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

みなさん、こんにちは!子育てママ投資家のみずきです。2026年8月現在、わが家の娘は6歳になり、この春からピカピカの小学校1年生になりました。毎日大きなランドセルを背負って通学する姿を見て、成長の早さに感慨深い思いがいっぱいです。

ですが、親として頭を悩ませるのが「これから先にかかってくる教育費と体験学習費」の現実です。小学校に入学して少し生活のリズムが整ってきたからこそ、次にやってくる3年後、つまり娘が小学4年生(2029年4月〜)になる時期の「家計の壁」が気になり始めています。

高学年に差し掛かると、習い事の専門性が上がって月謝が増えたり、塾の費用が必要になったり、あるいは夏休みや冬休みのキャンプ・体験学習の費用がかさんだりしますよね。共働きを続けてはいるものの、急な教育費の増加で毎月の家計管理がギリギリになるのは避けたいところです。

そこでわが家では、「3年後の小4進級時期までに、教育費や体験学習費の足しになる月10,000円(年間12万円)の配当収入の基盤を作る」という人生設計シナリオを立てました。

毎月1万円の不労所得が口座に入ってくる仕組みがあれば、娘が「これに挑戦したい!」「この習い事を始めたい!」と言ったときに、家計の負担を心配せずに笑顔で背中を押してあげられると思うんです。

2. 目標配当額の逆算計算

「3年後に年間12万円(税引後)の配当金を得る」という明確な目標が決まったら、次はそれを実現するためにいくらの投資資金が必要かを逆算してみます。

株式投資の配当金には通常約20.315%の税金がかかるため、手取りで年間120,000円を得るには、税引前で約150,000円の年間配当金が必要になります。

今回注目している第一建設工業(1885)の会社予想データをもとに試算してみましょう。

第一建設工業の現在の指標データは以下の通りです。

株価:3,245円(安値近辺の購入代金換算)
予想1株配当:160.00円
予想配当利回り:約4.93%
最低購入代金:324,500円(100株単位)

目標配当額から必要株数を逆算してみます。

目標年間配当額(税引前):150,000円
必要株数 = 150,000円 ÷ 160円(1株配当) = 937.5株

単元株(100株単位)で購入する場合、900株〜1,000株が目安となります。仮に1,000株を保有する場合の必要投資額は次のようになります。

必要投資額 = 3,245円 × 1,000株 = 3,245,000円(約324.5万円)

「324万円を一気に投資する」となると、子育て世代の我が家にはハードルが高いですよね。ですが、100株単位(約32.5万円)であれば、毎月のボーナスやコツコツ貯めた余剰資金から段階的に買い増していくことができます。

100株保有するだけでも、年間16,000円(税引前、手取り約12,750円)の配当金がもらえます。これだけでも年間の絵本代や、ちょっとしたお出かけの費用をカバーできますよね。3年間かけて少しずつポートフォリオに組み込んでいく戦略がわが家には合っていると感じています。

3. 複数銘柄の比較紹介

同じ目標配当金を達成するためには、1つの銘柄に集中投資するのではなく、似たような役割を持つ複数の銘柄と比較してリスクを分散することが大切です。今回は、堅実なインフラ・建設セクターの中で、高配当かつ財務が良好な銘柄と比較してみました。

比較にあたっては、適時開示情報や決算ニュースもチェックしています。例えば、最新の好悪材料を開示情報で確認できる【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月7日発表分)(株探ニュース) – Yahoo!ファイナンスなどの情報を日頃から追っておくと、各企業の業績の変化や増配のアクションにいち早く気づくことができます。

以下に、我が家の候補にあがった3つの建設・インフラ系高配当銘柄をまとめました。

項目 第一建設工業(1885) 矢作建設工業(1870) 飛島ホールディングス(256A)
株価(目安) 3,245円 約1,500円前段 約1,400円前段
最低購入代金 約32.5万円 約15.0万円 約14.0万円
予想配当利回り 4.93% 約5.30% 約5.32%
自己資本比率 86.5% 約50%前後 約40%前後
PBR(実績) 0.79倍 約0.8倍前後 約0.6倍前後
特徴・強み JR東日本向け鉄道工事が主力。超堅実財務 名鉄沿線の線路・地域密着案件に強み 防災・減災工事やインフラ補強に強み

以前ブログでご紹介した矢作建設工業(1870)の配当計画記事や、飛島ホールディングス(256A)の配当計画記事でも触れましたが、建設セクターは利回りが高めで魅力的な企業が多いです。

その中でも第一建設工業(1885)の最大の特徴は、なんといっても86.5%という驚異的な自己資本比率の高さにあります。実質的な無借金経営に近く、企業の安全性においては頭一つ抜けている印象です。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

わが家の人生設計(3年後の小4進級に合わせた配当金作り)に第一建設工業がどれくらいマッチしているか、3つの軸でしっかり評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価【◎】

第一建設工業の今期予想EPSは242.92円に対して、予想配当は160.00円です。配当性向は約65.8%となります。

一般的には配当性向30%〜50%が標準的とされますが、第一建設工業の場合はBPS(1株あたり純資産)が4,106.54円もあり、蓄えてきた内部留保が非常に潤沢です。自己資本比率も86.5%と鉄壁レベル。

主力のビジネスがJR東日本をはじめとする鉄道の維持補修や線路工事という「社会インフラの維持管理」であるため、景気の波に左右されにくく、安定した受注が見込めます。10年単位で見たときにも配当が急激にカットされるリスクは極めて低いと判断しました。

B. 人生設計との適合性:評価【○】

配当利回りが4.93%と高水準なため、投資資金に対するキャッシュフロー還元率は文句なしです。

ただ、100株あたりの最低購入代金が約32.5万円と、子育て家計が毎月買うには少し大きめの単位です。1株単位で購入できる単元未満株(S株など)を活用するか、ボーナス時期に100株ずつ買い増していくような計画が必要になります。その点だけ工夫が必要なので評価は「○」としました。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価【◎】

子育て世代にとって一番怖いのは「保有している企業が倒産するリスク」や「配当金が大幅に減額されて計画が狂うリスク」です。

第一建設工業はROE(実績)7.14%、PBR(実績)0.79倍と株価は解散価値を下回る水準で放置されていますが、収益性は改善傾向にあります。財務の盤石さを考えれば、万が一リーマンショック級の景気後退が来たとしても耐え抜ける体力を持っています。リスク許容度をあまり高く取れない我が家にとって、安心して長期間保有できる銘柄だと感じます。

5. みずきの総合評価+判断

我が家の人生設計における第一建設工業(1885)の総合評価は、「サテライト枠の主力として、財務の安心感を買いながら高配当を受け取る堅実銘柄」です!

現在地としての我が家のポートフォリオは、つみたてNISAやiDeCoによる全世界株式・全米株式インデックスファンドが「コア(核)」となっています。これは20年後の老後資金や子どもの大学進学資金に向けた長期積立です。

一方で、3年〜5年後の「小学校高学年〜中学生期の習い事・体験学習費」といった近い将来の現金を補うのが、この第一建設工業のような個別高配当株の役割(サテライト)です。

利回り4.93%という高配当を得つつ、鉄道インフラという安定した事業基盤を持つ企業を組み合わせることで、家計の現金流を確実に強化できると考えます。一度にまとめ買いをするのではなく、株価の下落局面などを捉えて少しずつ買い足していきたいと考えています。

6. 制度活用との組み合わせ

みずきブログとして絶対に外せないのが「制度活用の視点」です。高配当株投資では、配当金にかかる税金をどう抑えるかが資産形成のスピードを大きく左右します。

新NISA(成長投資枠)での活用

新NISAの成長投資枠を活用して第一建設工業を購入すれば、年間16,000円(100株保有時)の配当金が丸々非課税で手に入ります!通常なら約3,250円が税金として引かれてしまいますが、これが手元に残るのは大きいですよね。子どもの習い事の教材費や、1回分の外食代が浮く計算になります。

特定口座で購入した場合の「配当控除」の活用

もし新NISAの枠を他の成長株や投信で使い切っている場合でも、特定口座で購入して確定申告時に「総合課税」を選択すれば、配当控除を受けることができます。

我が家のように働いていて課税所得が一定の範囲内であれば、配当控除を利用することで所得税や住民税の税率を抑え、実質的な税負担を15%以下に下げることが可能です。子育て世代は税制を賢く活用することが最大の節約であり増収策になります。

iDeCo・インデックス投資との補完関係

iDeCoや我が家のつみたてNISAでは、主に全世界株インデックスに投資しているため、日本のローカルな建設・インフラ企業への投資比率は極めて小さくなります。第一建設工業を個別で保有することは、我が家全体の資産において「日本のインフラ維持・補修」という確実な国内需要を補完する素晴らしい分散効果を発揮してくれます。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

ここまで良い面を中心に書いてきましたが、投資に完璧な選択肢はありません。我が家が購入を検討する上での懸念点や迷いも正直にお話ししますね。

第一の懸念は「建設業界全体の人手不足と資材高騰リスク」です。どんなに受注が豊富にあっても、現場で働く職人さんが足りなかったり、資材コストが上がりすぎて利益が圧迫されたりすると、業績が伸び悩む可能性があります。

第二の懸念は「取引の流動性(出来高)」です。直近の出来高が17,100株程度と比較的少なめなので、買いたいときや売りたいときに希望の価格で注文が通りにくい場面があります。一気に大きな金額を動かすのには向いていません。

また、JR東日本向けの売上依存度が大きいため、鉄道会社の設備投資方針の変更などの影響を受けやすいという面もあります。

ですが、こうした弱みを理解した上で、「全財産を注ぎ込むのではなく、ポートフォリオの数パーセントとして保有する」「下がったときにコツコツ拾う」というスタンスを守れば、我が家の人生設計を力強くサポートしてくれる頼もしい存在になってくれるはずです。

子育てと仕事に追われる毎日ですが、お金にも賢く働いてもらって、3年後の娘の成長と笑顔を楽しみに見守っていきたいと思います!みなさんのご家庭では、数年後の教育費に向けてどんな備えをされていますか?この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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