本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
我が家の人生設計:3年後の「小3の壁+育休」を乗り越える
こんにちは、みずきです。最近、娘が年長になってから、習い事や通信教育の費用について夫婦で話し合う機会が増えました。今のところ、幼稚園代はかかっていますが、小学校に入ると、今度は本格的な塾やスポーツなど、金額の変動が激しくなりますよね。
我が家が目指しているのは、今から3年後、娘が小学校3年生になる頃の家計安定です。小3になると、学習内容が難しくなり、中学受験を視野に入れるなら、塾の選択肢も増えてきます。さらに、ちょうどその頃に第二子の育休に入る可能性も出てきました。
そうなると、「教育費増」と「収入減(育休)」のダブルパンチが予想されます。これを乗り切るための「防御壁」として、月々5,000円の配当収入を確保したいと考えています。
- 我が家の現在地:娘5歳(年長)、第二子検討中
- 3年後の家計課題:小学校高学年進級に伴う教育費増と、育休による収入減
- その課題を解決するために必要な配当額:月5,000円(年間60,000円)
今回は、この「月5,000円」という目標に対して、高利回りで非常に高い財務安定性を持つイマジニア(4644)という銘柄がどう役立つのか、逆算して考えてみたいと思います。
目標配当額の逆算計算:イマジニアで月5,000円を実現するには?
私たちが目標とする年間60,000円の配当金を得るために、イマジニアの株をいくら買えばいいのか計算してみましょう。
イマジニアの現在の会社予想配当利回りは、なんと5.47%です。高配当の基準とされる4%を大きく超えていますね。(2026年1月16日時点)
計算式はこうです。
年間目標配当額(60,000円) ÷ 配当利回り(5.47%) = 必要投資額
必要投資額:60,000円 ÷ 0.0547 ≒ 1,096,892円
約110万円を投資できれば、3年後には年間60,000円、つまり月5,000円の配当収入を得られる計算になります。現在の株価が1,095円前後なので、100株(約11万円)を約10単元(1,000株)積み立てる必要があります。
イマジニアは100株単位で約11万円から投資できるので、我が家の毎月の積立ペースから見ても、3年で110万円を準備するのは現実的なラインです。
イマジニア(4644)の評価:高利回り5.47%と「鉄壁の財務」
イマジニアは、主にデジタルコンテンツ事業を展開している会社で、「メダロット」や「リラックマ農園」といった有名キャラクターを活用したモバイルゲームやコンテンツを開発・提供しています。
この銘柄が、子育て世帯の私たちにとって魅力的なポイントは、以下の2点に尽きます。
① 非常に高い配当利回り(5.47%)
1株配当(会社予想)は60.00円。この利回りは、現時点での家計サポート能力としては抜群です。特に育休中のように、家計のキャッシュフローが減る時期に、これだけ高い利回りが入ってくるのは精神的な安定剤になります。
② 鉄壁すぎる自己資本比率(89.5%)
これがイマジニアを「高配当の中でも特別な存在」にしている理由です。一般的に、自己資本比率が30%を超えていれば安全と言われますが、イマジニアは驚異の89.5%。PBRも0.89倍と、資産面から見ても割安感があります。
これはつまり、会社に借金がほとんどなく、内部留保が非常に厚いということ。景気が多少悪くなっても、この財務力がある限り、すぐに倒産したり、極端な経営危機に陥る可能性は低いと考えられます。
懸念点:収益性の不安定さ
ただし、鉄壁の財務を持つ一方で、収益性はやや不安定な傾向があります。情報によると、純利益率、営業利益率ともに前年同期比で悪化しており、直近のEPS(1株あたり利益)の動きも弱いとのこと。
デジタルコンテンツ事業は、ヒット作が出れば一気に利益が跳ね上がりますが、不振が続くと収益が不安定になりやすい特性があります。そのため、配当性向がどれくらいに設定されているのか(利益に対してどれくらい配当に回しているか)を注意深く見る必要があります。
もし配当性向が高すぎると、今回の予想配当(60円)は維持が難しくなり、せっかくの「月5,000円」の計画が崩れてしまうリスクがあります。
イマジニアをどうポートフォリオに組み込むか:防御力特化の銘柄
このイマジニアの特性を考えると、「高利回りだけど、収益のブレが大きい」ということが分かります。我が家では、この銘柄を以下のように位置づけるのがいいかなと考えています。
A. ポートフォリオにおける位置づけ:防御力特化の「中核高配当」
私たちは長期の資産形成で、つみたてNISAで全世界株やS&P500といったインデックスファンドを積み立てています。これは「成長」と「分散」を担うコア資産ですよね。
個別株は、主に「家計を直接サポートする配当収入」を目的にしています。その中でも、イマジニアは、「収益はブレるかもしれないが、財務が鉄壁なので会社自体の倒産リスクが極めて低く、減配しても体力がある」という点で、ディフェンシブな役割を期待できます。
もし、同じように高配当を狙うなら、例えば事業が安定しているJ-REIT(例:積水ハウス・リート)や、配当性向が低く堅実な製造業の銘柄(例:エーワン精密)と比較検討が必要です。
イマジニアは、J-REITや安定業種の銘柄に比べて、ヒット作が出たときに株価上昇や増配の期待が持てる分、収益不安定性というリスクを取っている、という認識が大事ですね。
B. 投資額の判断
目標の約110万円をこの銘柄に集中投下するのは、収益の不安定さを考えると少し怖いかもしれません。もしポートフォリオ全体で高配当株が300万円あるとしたら、イマジニアは100万円程度に抑え、残りの200万円は事業安定性が高い銘柄(例:リートやインフラ系)で固めるなど、バランスを考える必要があります。
みずきの「人生設計マッチ度」評価
イマジニアについて、我が家の人生設計の3つの軸で評価してみます。
A. 配当の持続性・成長性:△(やや懸念あり)
財務が鉄壁であるため、急激な経営破綻による配当ゼロのリスクは極めて低いです。これは素晴らしい点。
しかし、収益性が不安定であるため、業績連動型の配当方針を取っている場合、来期以降に減配される可能性は否定できません。特にデジタルコンテンツ業界は浮き沈みが激しいので、高配当を維持するための利益が出続けられるかという視点では「やや懸念あり」と判断しました。
B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)
今回の目標は「3年後の小3の壁+育休中の家計サポート」です。5.47%という高い利回りは、目標の月5,000円(約110万円投資)を実現しやすいです。これは、少額でも高いリターンを期待したい子育て世帯にぴったり。
また、後述しますが、財務が鉄壁なので、景気後退や業績不振のニュースが出ても「すぐに会社が危なくなるわけではない」という安心感は、育児で忙しい私たちにとって非常に重要です。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(まあ大丈夫)
もし、私たちの貯蓄が少なく、この110万円が「生活防衛資金に近いお金」だったら、収益不安定性の高いイマジニアに投資するのはリスクが高すぎます。
ですが、私たちにはコア資産としてのインデックスファンドがあり、これはあくまで「家計の潤滑油」としての配当を期待する枠です。そのため、高い自己資本比率という「防御」を評価し、多少の株価や収益のブレは許容できる範囲だと考えます。
制度活用プラン:ジュニアNISAで「非課税の教育資金」に
イマジニアのように高配当の銘柄を検討する際、私は必ずジュニアNISAの活用を考えます。これが個人投資家の最大の武器だからです。
イマジニアの予想配当は60円です。もし1,000株(約110万円)を保有すると、年間60,000円の配当金が入ってきますよね。通常、この配当金には約20%の税金がかかるので、手取りは48,000円程度になります。
でも、もし娘の名義でジュニアNISA口座を使ってこの株を購入すれば、配当金60,000円がまるまる非課税で受け取れます。税金で引かれるはずだった12,000円が、そのまま教育費として残る計算です。
我が家の目標は「小3の壁での月5,000円サポート」でしたが、非課税のおかげで、実際には月6,000円のサポートが可能になるわけです。
この「月6,000円」は、例えば娘の英語教室やピアノ教室の月謝分に相当します。非課税の威力を最大限に生かせるのが高配当株であり、特にイマジニアのような財務が盤石な銘柄は、ジュニアNISAで「長期保有による配当金の非課税積み上げ」を狙うのに適していると考えられます。
コンテンツビジネスの将来性:AI進化という懸念と期待
イマジニアのビジネスであるデジタルコンテンツ業界は、今、技術革新の波にさらされています。特にAI技術の進化は、コンテンツ制作のあり方を大きく変えようとしています。
例えば、AI関連のニュースを見てみると、巨大テック企業Metaが大規模なAIパワーネットワーク構築に乗り出しているという報道がありました。
(参照:Meta launches Meta Compute to build massive AI power network – prismedia.ai)
これは、AIを活用したクリエイティブ制作やデータ処理能力が、今後、業界標準になっていくことを示唆しています。
イマジニアのようなコンテンツ企業にとって、これは二つの意味を持ちます。
- 懸念点:AIによる効率化が進む中で、競争優位性を持たない企業は淘汰されるリスクがある。ヒット作の企画力やIP(知的財産)の力が、より重要になる。
- 期待点:AIを活用してコンテンツ制作コストを劇的に下げたり、新しいキャラクターやゲームを高速で生み出すことができれば、収益が大きく改善する可能性がある。
イマジニアは現在、PBRが1倍を割っている(0.89倍)状態です。これは、市場が「企業の持つ資産価値ほど、将来性に期待していない」ことを示していると私は解釈しています。しかし、この高財務力とIPを活用し、AIなどの新技術を取り入れて収益力を回復できれば、株価は大きく見直される可能性があります。
私たちは、この「鉄壁の財務」が、コンテンツ産業の変革期を乗り切るための防御壁になってくれる、と期待して投資を検討するわけですね。
みずきの総合判断と結論
イマジニア(4644)は、高配当(5.47%)と、自己資本比率89.5%という異例の財務安定性を兼ね備えた、非常にユニークな銘柄だと感じました。
我が家の「3年後の月5,000円家計サポート」というシナリオに対しては、適合性は非常に高いです。約110万円の投資で目標を達成でき、かつ非課税のジュニアNISAを活用することで、育児休業中の家計を確実に支える「防御力」を提供してくれます。
懸念は、コンテンツビジネス特有の収益のブレです。もし、短期的な業績悪化によって減配されるリスクをどうしても避けたいなら、配当性向がより低く、事業安定性の高い銘柄(例:エヌアイシ・オートテックやJ-REITなど)を優先すべきでしょう。
ただ、私は、「高い利回り」と「圧倒的な財務の安定性」の組み合わせに魅力を感じています。配当性向の推移を注視しつつ、もし業績不振のニュースが出たとしても、「この会社は自己資本比率が89.5%もある。すぐに手放す必要はない」と精神的な余裕をもって長期保有に耐えられるのが、イマジニアの最大の強みだと思います。
私としては、この銘柄を「ジュニアNISA枠での非課税教育資金形成」の柱として、目標の110万円に向けて少しずつ積み立てていくのがベストかな、と今は考えています。配当性向が高止まりするリスクを考慮し、全体の高配当ポートフォリオの中では、**比率を30%程度に抑える分散戦略**が、子育て中の私たちにとって安心できる選択肢ですね。


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