◎(9216)(株)ビーウィズ : 5.00%配当と配当性向50%方針で3年後の小4の壁の教育費を支える計画

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

皆さん、こんにちは!子育てママ投資家のみずきです。2026年8月に入り、厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。我が家の娘も今年の4月に無事小学校へ入学し、早いもので4ヶ月が経ちました。学校生活や学童保育にも少しずつ慣れてきて、最近では親の私もほっと一息つける時間が増えてきたところです。

さて、子どもの成長は本当に早いもので、小学校に入学したと思ったらすぐに次の教育費のステージがやってきます。最近、車関連のニュースサイトでレスポンスのニュース記事を見ていると「ビーウィズ」という名前を見かけて「おや?」と思ったのですが、あちらは高級オーディオブランドのビーウィズさんなんですね。今回、我が家が人生設計の中で注目しているのは、東証プライム上場でBPO(業務委託)やコンタクトセンター運営を手がけるビーウィズ株式会社(9216)です。

今回は、我が家の人生設計から逆算して、3年後に訪れる「小4の壁」に向けた教育費の準備と、その中でビーウィズをはじめとする高配当株がどう貢献してくれるのかを具体的に紐解いていきたいと思います。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

まずは、今回銘柄を検討する前提となる「我が家の人生設計シナリオ」についてお話ししますね。投資の目的が曖昧だと、日々の株価変動に振り回されてしまいますが、目的とタイムラインが明確になっていれば落ち着いて資産形成に向き合うことができます。

我が家の現在地

私(みずき)は1985年生まれの41歳で、関東郊外で会社員(営業・企画職)として働いています。夫と、2020年1月生まれの娘(6歳・小学1年生)の3人家族です。夫婦で共働きをしながら、2021年からつみたてNISAやiDeCoを活用して将来に向けた資産形成を進めてきました。

3年後(2029年4月)の家計課題

我が家がいま最も注視しているライフイベントが、3年後、娘が小学4年生に進級する時期です。子育て世代でよく言われる「小4の壁」ですね。公的な学童保育の利用条件が厳しくなったり、子ども自身が学童を嫌がり始めたりする時期でもあります。

放課後の居場所確保はもちろんですが、この時期から周りでも学習塾への通塾や、プログラミング・スポーツなどの専門的な習い事に本格化するご家庭が一気に増えます。我が家でも、小4からは娘の興味に合わせて習い事をステップアップさせたり、進学塾の準備費用を確保したりしたいと考えています。

課題解決に必要な配当額

我が家で試算したところ、小4からの教育費・習い事費用として追加で月7,500円(年間90,000円)の現金流が必要になるという結論になりました。この費用を家計の給与収入だけでやりくりしようとすると、生活費の切り詰めや夫婦の小遣い減額など、どこかに無理が生じてしまいます。そこで、「株式からの配当収入」によって毎月7,500円の教育費を自動的に生み出せる仕組みを作ろうと考えました。

2. 目標配当額の逆算計算

3年後に「月7,500円(年間90,000円)」の手取り配当金を得るためには、今からどれくらいの資金をどの利回りの銘柄に投資すれば良いのか、逆算してシミュレーションしてみましょう。

特定口座で運用する場合、配当金には20.315%の税金がかかります。そのため、手取りで年間90,000円を得るには、税引前で年間約113,000円の配当金が必要になります。(※新NISAの成長投資枠を活用する場合は非課税となるため、税引前の額=手取り額に近づけることができます。)

想定配当利回り(税引前) 必要年間配当額(税引前) 必要な投資総額(特定口座) 新NISA活用時の必要投資額
4.50% 113,000円 約251万円 200万円
4.80% 113,000円 約235万円 187.5万円
5.00% 113,000円 約226万円 180万円

利回りが5.00%であれば、特定口座でも約226万円、新NISAを活用できれば180万円の投資資金で、3年後に毎月7,500円の教育費補填が完成する計算になります。残り3年間で毎年約60万〜75万円ずつ高配当株を買い増していけば達成できる目標ですので、我が家の家計にとっても非常に現実的でモチベーションが湧く数字ですね。

3. 複数銘柄の比較紹介

目標とする「月7,500円(年9万円)」の配当収入を作るにあたり、単一の銘柄だけに集中投資するのはリスクが高すぎます。特に子どもの教育費に関わる資金ですから、安定性と成長性のバランスを見極めながら複数銘柄を比較検討することが欠かせません。

今回は、BPO・人材・各種サービス業界の中から、配当利回り4.8%〜5.6%台を誇る魅力的な4銘柄をピックアップして比較しました。(指標データは2026年8月4日時点の市場数値を基準としています。)

銘柄名(証券コード) 株価 最低投資金額 予想配当利回り 配当性向 配当方針
ビーウィズ(9216) 1,598円 15万9,800円 約5.00% 約50.0% 配当性向50%を目安に安定還元
パソナグループ(2168) 1,560円 15万6,000円 4.84% –%(業績連動) 中長期的なグループ成長と還元
ナレルグループ(9163) 2,510円前後 25万1,000円 4.98% 約50.0% 高い配当性向と成長連動
MS-Japan(6539) 979円 9万7,900円 5.64% 約100%前後 株主還元重視(DOE高水準)

①ビーウィズ(9216)

大手中堅のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業者であり、コールセンター運営やデジタル技術を融合したコンタクトセンターを展開しています。親会社は人材大手のパソナグループです。自社開発のAIクラウド型IP電話システム「Omnia LINK」などの自社ITツールに強みがあり、単なる人海戦術のコールセンターにとどまらない高付加価値化を進めています。

株価1,598円で、100株あたり約16万円から購入可能です。予想配当利回りは約5.00%と非常に魅力的な水準にあります。過去3年の配当も増配傾向にあり、会社側も配当性向50%を目安とした還元方針を掲げています。売上高・営業利益ともに堅調に推移しており、人手不足に悩む企業からのアウトソーシング需要をしっかり捉えています。

②パソナグループ(2168)

ビーウィズの親会社にあたる総合人材サービス大手です。派遣や紹介事業だけでなく、BPOや地方創生事業など幅広く展開しています。株価1,560円、配当利回りは4.84%となっています。親会社であるためグループ全体の業績に依存しますが、配当利回りの高さとスケール感は魅力です。我が家では以前、パソナグループの分析記事でも紹介した通り、ポートフォリオのサテライト枠として注目しています。

③ナレルグループ(9163)

建設業界に特化したIT人材派遣やエンジニア派遣を手がける企業です。建設業界の深刻な人手不足背景から業績は非常に堅調で、株価約2,510円に対し配当利回り4.98%を誇ります。詳しい分析はナレルグループの分析記事にまとめていますが、配当性向50%方針を掲げており、こちらも教育費を支える頼もしい候補です。

④MS-Japan(6539)

管理部門(経理・財務・人事など)や士業特化型の人材紹介を行っている企業です。株価979円と単元10万円未満で買える手軽さがありながら、配当利回りは5.64%と高水準。還元意識が非常に高い企業で、以前MS-Japanの分析記事でも詳しく取り上げました。少額から配当金を積み増したい時に使い勝手が良い銘柄ですね。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

ここからは、今回のメイン銘柄であるビーウィズ(9216)について、我が家の人生設計にどれくらいマッチしているかを3つの軸でしっかり評価・採点していきます!

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

配当方針として「配当性向50%」を明示しており、業績の成長に伴って素直に増配が期待できる構造です。売上高・営業利益ともに拡大傾向にあり、企業のDX化や人手不足を背景としたBPO需要は根強いものがあります。自社開発ツール「Omnia LINK」による業務効率化で粗利益率を高めている点も好印象です。

一方で、コールセンター業界は人件費の上昇や、生成AI・自動音声技術の進化による業務代替のリスクも受けています。純粋なストックビジネスではないため、景気動向によって企業の予算削減影響を受ける懸念がゼロではありません。しかし、現状の財務健全性と還元意欲の高さから、10年単位で見ても一定の配当水準は維持できると判断し「○」評価としました。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

100株あたり約16万円という投資額は、子育て世代の我が家にとっても非常に買いやすいサイズ感です。毎月の家計余剰金やボーナスから少しずつ積み増すのに適しています。また、利回りが約5.00%あるため、投資資金に対するキャッシュフロー創出効率が抜群です。

「3年後の小4進級時に月7,500円(年間9万円)」という我が家の目標に対して、例えばビーウィズを400株(約64万円分)保有するだけで、年間約32,000円(手取りで約25,500円)の配当が得られます。目標の3分の1以上をこの1銘柄でカバーできる計算になり、人生設計への貢献度は文句なしの「◎」です!

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

我が家のコア資産はつみたてNISAやiDeCoによる全世界株・米国株インデックスファンドですので、個別株投資はポートフォリオ全体の15%〜20%程度のサテライト枠と位置づけています。

ビーウィズは東証プライム市場に上場しており、親会社がパソナグループという安定感もあります。株価の急変動リスクはあるものの、配当を目的とした中長期保有であれば、我が家のリスク許容度の範囲内に収まります。したがって評価は「○」としました。

5. みずきの総合評価+判断

以上の分析を踏まえた、みずきの総合判断です!

我が家の判断:3年後の「小4の壁」教育費を支える、高火力なサテライト枠として段階的に買い増し!

ビーウィズ(9216)は、配当利回り約5.00%という高いキャッシュフロー創出力を持ち、3年後の習い事費用を作り出す上で非常に頼もしい存在だと感じました。親会社であるパソナグループとの連携や、デジタルBPOへのシフトによる利益率向上策もしっかり機能しています。

ただし、1銘柄に資金を集中させるのはリスクがあるため、我が家では「ビーウィズ」に加えて、同じく高利回りなナレルグループMS-Japanなどの異なる業界強みを持つ銘柄と組み合わせ、200万〜230万円ほどの「小4教育費応援ポートフォリオ」を3年かけて完成させようと考えています。

6. 制度活用との組み合わせ

みずきブログで一番お伝えしたいのが、この「税制優遇制度の最大活用」です!高配当株投資では、税金をいかにコントロールするかが将来の手取り額を大きく左右します。

①新NISA(成長投資枠)の活用

通常であれば配当金から20.315%の税金が差し引かれますが、新NISAの成長投資枠でビーウィズを購入すれば、配当金は完全非課税になります。手取りで年間90,000円の配当金を得るために、特定口座なら約226万円の投資が必要ですが、新NISAなら180万円の投資で済む計算です。この「約46万円分の投資資金を節約できる」効果は、子育て世代の家計管理において非常に大きなアドバンテージですよね。

②配当控除の活用(特定口座で購入した場合)

もし新NISA枠を使い切っていて特定口座で保有する場合でも、総合課税を選択して確定申告をすることで「配当控除」を受けることができます。我が家のように夫婦共働きで課税所得が一定以下の場合、配当所得にかかる所得税率が下がり、源泉徴収された税金の一部が還付されるケースがあります。こういった制度の仕組みを知っておくだけで、税効率を劇的に改善できますよ。

③iDeCo・つみたてNISAとの補完関係

我が家では、iDeCoやつみたて投資枠で「全世界株式インデックス」を毎月積み立てています。これは15年〜20年後の「大学進学資金」や「自分たちの老後資金」という遠い未来のための資産です。一方で、今回ご紹介したビーウィズのような個別高配当株は、「3年後の小4の壁」という近い将来の現金を補うための資産です。超長期のインデックス投資と、近未来のインカムゲイン投資をしっかり役割分担させることが、家計のバランスを取るコツだと思います。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

完璧な銘柄というものは存在しませんので、私が感じている迷いや懸念点も素直にお話ししておきますね。

一番の懸念点は「親会社(パソナグループ)との親子上場リスク」と「AI普及による事業構造の変化」です。親会社の意向による資本政策(完全子会社化や売り出しなど)によって株価が揺れる可能性がある点には注意が必要です。また、コールセンター業務は今後、生成AIや自動音声応答に置き換わっていくスピードが速まることが予想されます。ビーウィズ自らが「Omnia LINK」のような自社ツールでDXをリードできなくなると、単価の下落や受注減につながるリスクを秘めています。

「いま買えば絶対に安心!」と言い切れるわけではありませんので、業績動向や配当性向の推移、決算発表でのAI活用状況などは定期的にチェックしつつ、1銘柄に資金を偏らせすぎない慎重さを大切にしていきたいと思っています。

子育てをしながらの資産運用は、時間的にも精神的にも大変なことが多いですよね。でも、「我が家の人生設計から逆算して必要な配当額を決める」という軸を持っておけば、無駄に焦ることもなくなります。完璧を目指さず、今できる範囲で楽しみながら、子どもとの未来を作っていきましょう!

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