◎(7914)共同印刷 : 2026年小1の壁月5千円を4.72%配当で「第2の給料」に人生設計を支える

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」

早いもので、2020年生まれの長女がいよいよ来月、2026年4月に小学校へ入学します。これまで保育園にお世話になってきましたが、これからは「小1の壁」との戦いが始まりますね。共働きの我が家にとって、放課後の学童保育代や、新しく始めたいと言い出した習い事の費用など、家計へのインパクトがじわじわと増えてくる時期です。

現在の我が家の状況を整理すると、以下のようになります。

  • 長女(6歳):2026年4月から公立小学校。学童費用や習い事(ピアノとスイミング)で月1.5万円〜2万円の追加出費を想定。
  • 家計の課題:私の時短勤務や残業抑制により、手取り収入が少し不安定になる可能性あり。
  • 目標:この追加出費のうち、まずは「月5,000円(年間60,000円)」を、労働所得ではなく「配当金」という第2の給料でカバーしたい。

子どもとの時間を大切にしつつ、家計のゆとりも守りたい。そんなわがままな願いを叶えるために、今回は「共同印刷(7914)」という銘柄を、人生設計のパーツとして検討してみたいと思います。

2. 目標配当額の逆算計算

「月5,000円の配当」という目標を、共同印刷の現在の株価データ(2026年3月時点)から逆算してみましょう。

項目 内容
目標年間配当額 60,000円(月5,000円 × 12ヶ月)
共同印刷の予想配当利回り 4.72%
必要な投資金額 約 1,271,186円(60,000 ÷ 0.0472)
必要な株数 約 790株(現在の株価 1,610円で計算)

約127万円の投資で、毎月の学童費用の約3分の1を「株が稼いでくれる」計算になります。一度に127万円を投入するのは勇気がいりますが、これまでコツコツ貯めてきた新NISAの成長投資枠を活用すれば、非課税でこの配当を受け取れるので、家計への貢献度はさらに高まりますね。

3. 複数銘柄の比較紹介

同じ「印刷・情報加工」のセクターで、配当利回りや安定性を比較してみましょう。大手3社の数字を並べてみました。

銘柄名(証券コード) 株価(目安) 配当利回り PBR(実績) 特徴・みずきの視点
共同印刷 (7914) 1,610円 4.72% 0.69倍 利回りが高く、PBRが1倍を大きく割れていて割安感がある。
大日本印刷 (7912) 4,800円前後 約2.8% 0.9倍前後 業界首位級。安定性は抜群だが、配当利回りは共同印刷に劣る。
TOPPAN HD (7911) 4,200円前後 約2.5% 0.8倍前後 DXや半導体関連に強く成長性あり。配当より成長期待の側面が強い。

共同印刷は、業界3位というポジションながら、株主還元への意識が非常に高く、配当利回り4.72%という数字は子育て世帯の「即戦力」として非常に魅力的です。また、PBRが0.69倍と低迷している点は、裏を返せば「今後の改善(株価上昇や増配)が期待できる伸びしろ」とも捉えられます。

ここで、最近の気になるニュースを1つ。
KADOKAWA-買い気配 オアシスマネジメントが大株主に浮上
このニュースでは、香港のアクティビスト(物言う株主)がKADOKAWAの株を大量保有したことが報じられています。これ、実は印刷業界にも無関係ではないと私は思っています。日本には「資産を持っているのに株価が正当に評価されていない(PBRが低い)」企業が多く、共同印刷もその1つです。こうした外圧や市場の意識の変化によって、企業がより一層「株主還元」に力を入れる流れは加速するでしょう。

共同印刷のビジネスは、単なる紙の印刷から、医薬・食品のパッケージ、データプリントサービスなどのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)へと形を変えています。子どもの通知表や自治体からの書類など、デジタル化が進んでも「絶対になくならない、信頼が必要な仕事」を支えている点は、親としても安心感があります。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

共同印刷を、我が家の人生設計に当てはめて3つの軸で評価してみました。

A. 配当の持続性・成長性:○(まあ大丈夫)

自己資本比率は49.8%と安定しており、有利子負債も減少傾向にあります。配当性向も無理のない範囲で、1株配当76円(会社予想)を維持する体力は十分にあると判断します。印刷業界全体が構造改革の真っ只中ですが、共同印刷はパッケージやBPOという「景気に左右されにくい分野」を持っているのが強みですね。

B. 人生設計との適合性:◎(ぴったり)

2026年4月の「小1の壁」に間に合わせるための高利回りが魅力です。最低購入代金が約16万円(100株単位)なので、家計の余剰資金から少しずつ買い増していくのにも程よいサイズ感。10年後の長女の高校進学時まで、安定した「塾代サポート」になってくれる姿が想像できます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:○(安心感あり)

株価の変動(ボラティリティ)は、半導体株などの成長株に比べれば穏やかです。育休を検討するようなステージになっても、精神的に振り回されずに持ち続けられる銘柄だと思います。ただし、出来高がそこまで多くないので、急ぎで売りたいときには注意が必要ですね。

5. みずきの総合評価+判断

我が家の人生設計において、共同印刷は「家計の守りを固める、高利回りの守護神」という評価です。派手さはありませんが、地道に配当を出し続けてくれる安心感があります。

以前の記事でも共同印刷の割安さについて触れましたが、今回の最新データを踏まえても、その魅力は変わっていません。
◎(7914)共同印刷 : 2026年小1の壁、月5千円の家計を4.51%配当とPBR割安で支える
当時は利回りが4.51%でしたが、現在はさらに4.72%まで上がっており、私の「逆算思考」による人生設計にはますますフィットするようになっています。

6. 制度活用との組み合わせ

共同印刷を保有するなら、以下の制度活用が「みずき流」のポイントです。

  • 新NISA(成長投資枠):なんといっても配当非課税のメリットを最大化したいです。4.72%の配当が、税金を引かれずにまるまる家計に入るのは、子育て世帯にとって非常に大きいです。
  • 配当控除の検討:もし特定口座で購入する場合、総合課税を選択して配当控除を受けることで、所得税率の低い世帯なら税金の還付を受けられる可能性があります。私は毎年、確定申告でこのあたりを微調整しています。
  • iDeCoとの棲み分け:iDeCoでは全世界株式(オルカン)などのインデックスで「老後の資金」を作り、この共同印刷のような個別株で「今、目の前の生活費(習い事代)」を作る。この役割分担が、心の平安に繋がります。

7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる

もちろん、いいことばかりではありません。私が懸念しているのは「ペーパーレス化の加速」です。教科書のデジタル化や自治体の完全DXが進むと、共同印刷の本業の一部は確実に縮小します。BPO事業やパッケージ事業がそれをどこまでカバーできるかが、10年後の配当維持の鍵になるはずです。

また、もし2027年以降にさらなる増配がなかったり、利益率が大きく下がったりした場合は、人生設計の「月5,000円」という前提が崩れるリスクもあります。「一度買ったら一生安心」と思わず、決算ごとに「我が家の子どもの教育費を任せられる会社か?」をチェックする姿勢は忘れずにいたいですね。

投資は100点満点の正解を求めるものではなく、今の自分たちに「ちょうどいい選択」を積み重ねること。娘が笑顔で小学校に通えるよう、私はこの「配当金という第2の給料」を大切に育てていこうと思います。

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