本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに
こんにちは、みずきです!関東郊外で夫と、この春(2026年4月)に小学校に入学したばかりの6歳の娘と3人で暮らしている、30代の会社員ママです。毎日、仕事と育児、そして家事のドタバタの中で、「どうやって家計にゆとりを持たせるか」を考えるのが趣味のようになっています。
娘が小学生になって早くも3ヶ月が経ちました。いわゆる「小1の壁」という言葉がありますが、我が家でもまさにその洗礼を受けているところです。保育園の頃とは生活リズムがガラリと変わり、民間の学童や新しい習い事を始めることになりました。スイミングに加えて、娘が「やりたい!」と言い出した英語教室にも通い始めたのですが、これが家計にとっては結構なインパクトなんですよね。
毎月の月謝や教材費、イベント代などを合わせると、どうしても月5,000円ほどの追加支出が発生してしまいます。「子どもの可能性を広げてあげたいけれど、毎月の家計から5,000円を捻出し続けるのは地味に痛いな……」というのが、今の私のリアルな悩みです。
そこで今回は、ただ日々の食費を削って節約するのではなく、「高配当株からの配当金で、この月5,000円の教育費をスマートに相殺する」という人生設計をもとに、北陸を中心に超大型スーパーセンターを展開する(株)PLANT(7613)を検討してみたいと思います。我が家の人生設計において、この銘柄がどのような役割を果たしてくれるのか、具体的な数字を使ってシミュレーションしてみました!
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計と家計課題」
まずは、今回の投資を検討する背景となる、我が家の「現在地」と「数年後の課題」を整理してみます。
現在の我が家は、私が30代後半、娘が6歳。数年後にはもしかしたら第二子を……という淡い希望を持ちつつも、まずは目の前の娘の教育環境を整えることが最優先です。小学校に入学したばかりの今から、教育費は徐々に、しかし確実に右肩上がりで増えていきます。
特に、小学校低学年のうちは「色々な体験をさせてあげたい時期」ですよね。ここで発生する「月5,000円(年間60,000円)」の習い事代という課題を解決するために、「年間60,000円の配当金」を受け取れる仕組みを、個別株ポートフォリオの一角で作ることを目標にします。
子どもが10歳(小学4年生、いわゆる『小4の壁』)になるまでのこれからの4年間、この「月5,000円」のサポートが自動的に家計に入ってくるようになれば、精神的にもものすごく楽になります。日々のスーパーでの買い物で「ちょっと高いけれど、無添加の調味料にしようかな」と迷わず選べるくらいの、ささやかだけれど確実な自由度が手に入るわけです。
2. 目標配当額の逆算計算:PLANTで実現するには?
「年間60,000円の配当金」という具体的な目標が決まったら、次に行うのが「逆算思考」です。「この銘柄を、いくら分、何株買えば目標を達成できるのか」を計算してみましょう。
今回注目するPLANT(7613)の指標データは以下の通りです(2026年6月19日時点)。
- 最低購入代金:177,500円(株価:1,775円、単元株数:100株)
- 配当利回り(会社予想):5.35%
- 1株配当(会社予想):95.00円
この驚異的な「5.35%」という高い配当利回りを使って、必要な投資額を計算してみます。今回は「新NISAなどの非課税口座」を使う場合と、税金がかかる「特定口座」を使う場合の2つのパターンでシミュレーションしてみますね。
【パターンA】新NISA(非課税口座)を活用する場合
配当金に約20%の税金がかからないため、ダイレクトに配当金を受け取ることができます。
必要年間配当額:60,000円
必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.35% = 1,121,495円
単元株(100株単位)で計算すると、以下のようになります。
- 600株(投資額:1,065,000円)⇒ 年間配当:57,000円(月換算:4,750円)
- 700株(投資額:1,242,500円)⇒ 年間配当:66,500円(月換算:約5,541円)
つまり、新NISA枠を使って約106万円〜124万円分を保有すれば、目標である「月5,000円」の習い事代をほぼ丸ごとカバーできる計算になります。100万円強の資金でこれが達成できるというのは、さすが利回り5%超えのパワーですね!
【パターンB】特定口座(課税口座)で保有する場合
課税口座の場合、配当金には20.315%の税金がかかります。手取りで60,000円を確保するためには、額面で約75,300円の配当金が必要になります。
必要投資額 = 75,300円 ÷ 5.35% = 1,407,476円
単元株で計算すると、800株(投資額:1,420,000円)を保有することで、税引き後の手取りが約60,560円となり、目標を達成できます。
こうして比較してみると、非課税制度を利用するかどうかで必要資金が約30万円も変わってくることがよく分かります。子育て世代にとって、30万円の資金差は非常に大きいです。やはり、投資をするならまずは新NISAの成長投資枠を最優先で使いたいですね。
3. 複数銘柄の比較紹介:同じ目標を実現する他の選択肢
PLANTは非常に魅力的な利回りですが、投資において「1銘柄にすべての資金を集中させる」のはリスクが高すぎます。同じように「教育費の足しにしたい」と考えたとき、どのような他の選択肢があるのか、私が以前から注目している銘柄と比較してみました。
| 銘柄名(コード) | 株価 / 最低投資額 | 予想配当利回り | 主な特徴・ビジネス | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|
| (7613) PLANT | 1,775円 / 177,500円 | 5.35% | 地方密着型の超大型ディスカウントスーパー。生活必需品が強み。 | 41.4% |
| (8185) チヨダ | 株価による / 約10万円前後 | 5.56% | 靴専門店「東京靴流通センター」を展開。20%割引優待あり。 | 高水準 |
| (1787) ナカボーテック | 株価による / 約60万円〜 | 5.01% | コンクリート・鉄鋼構造物の防食(サビ防止)エンジニアリング。 | 77.0% |
それぞれの銘柄には、我が家の人生設計において異なる魅力があります。
まず、以前ブログでもご紹介したチヨダ(8185)は、利回り5.56%に加えて、子供の靴が20%オフで買える株主優待が非常に魅力的です。小学生になると、走ったり遊んだりして靴の消耗が驚くほど早くなります(笑)。こうした「現物の節約効果」と高配当を組み合わせるアプローチは、生活に直結していて嬉しいですよね。
一方で、BtoBインフラ企業のナカボーテック(1787)は、自己資本比率77%という圧倒的な財務の固さを誇ります。華やかさはありませんが、日本のインフラを守る仕事なので景気に左右されにくく、「減配リスクを極限まで抑えた、鉄壁の配当源」として我が家のポートフォリオの土台を支えてくれる存在です。
これらと比較すると、今回のPLANT(7613)は、「地方密着のインフラ的な生活スーパー」という景気耐性を持ちながら、5.35%という極めて高い水準の配当を、10万円台後半という手頃な資金からスタートできる点が際立っています。「まずは少額から高配当の恩恵を感じてみたい」という子育て世帯にとって、非常にエントリーしやすい選択肢だと言えます。
4. 外部ニュースとの関連:歴史的な円安と地方ディスカウントストアの光と影
ここで、少し視野を広げてマクロ経済のニュースにも目を向けてみましょう。投資をする上で、世界や日本の経済状況が自分たちの保有する銘柄にどう影響するのかを考えておくことはとても重要です。
最近のニュースで、私のアンテナに引っかかったのがこちらです。日銀の金利政策に関するロイターの報道です。
引用元:Yen teeters near 40-year low as BOJ hike fails to stem rout(TradingView / Reuters)
この記事では、「日銀が追加の利上げを行ったものの、根強い金利差などを背景に円安の流れを止めることができず、円相場は対ドルで約40年ぶりの安値水準(1ドル=160円台後半など)を彷徨っている」という厳しい現実が報じられています。
この「歴史的な円安」は、私たちの暮らしだけでなく、PLANTのようなディスカウントストアの業績にも直結します。ここには「影」と「光」の2つの側面があると思います。
【影の側面】輸入コストとエネルギー価格の上昇
PLANTは超大型の店舗を運営しているため、店舗の照明やエアコンなどの電気代(エネルギーコスト)の変動を大きく受けます。また、円安によって輸入食品や原材料、ガソリン代などが上昇すると、仕入れ価格が跳ね上がります。薄利多売を基本とするディスカウントスーパーにとって、このコスト増は本来、利益を圧迫する大きな要因(影)になります。
【光の側面】極限まで高まる消費者の「生活防衛意識」
一方で、円安による物価高に苦しむ一般家庭(まさに我が家もそうです!)は、「少しでも安いお店でまとめ買いをしよう」という行動をとるようになります。普通の高級スーパーや中堅スーパーから、圧倒的な安さを誇るPLANTのようなスーパーセンターへ顧客が流れてくるという、強い追い風(光)も生まれるわけです。
実際、PLANTの最近の指標データを見ると、「収益性:改善傾向です。純利益率は前年同期比で上向き、営業利益率は大きな崩れなく推移しています」とあります。これは、コスト上昇の波をうまくコントロールしながら、安さを武器に集客力を維持し、利益をしっかり確保できている証拠だと思います。ピンチをチャンスに変えている経営努力には、一主婦としても、投資家としても頭が下がる思いです。
5. みずきの「人生設計マッチ度」評価
それでは、我が家の人生設計に照らし合わせて、PLANTを3つの軸でシビアに評価してみたいと思います!
A. 配当の持続性・成長性:【 〇 】(まあ大丈夫)
現在の配当利回りは5.35%と極めて高水準です。業績データを見ると、売上高は増加傾向で、EPS(1株あたりの純利益)も前年同期比で伸びを維持しています。自己資本比率も41.4%と、一般的に健全とされる30%のラインをしっかりと上回っており、有利子負債も減少傾向にあります。
ただし、PLANTが地盤とする北陸や地方都市は、中長期的に人口減少という構造的な課題を抱えています。また、大手のイオンや、勢いのあるドラッグストアチェーン(クスリのアオキなど)との競合も激しい地域です。目先の業績は「改善傾向」で非常に安定していますが、10年、20年という長期スパンで見たときに、この高い配当水準を右肩上がりで維持し続けられるかというと、少し慎重に見極める必要があるため「〇」としました。
B. 人生設計との適合性:【 ◎ 】(ぴったり)
娘の「小学校入学から、中学受験や習い事の整理を迎える高学年(10歳頃)までの4年間」というタイムラインで考えるなら、この銘柄は完璧にフィットします。最低購入代金が約17万7千円と比較的ハードルが低いため、「今月は少し家計に余裕があるから100株買い増そう」といった、ライフステージに合わせた柔軟な買い方が可能です。新NISAの成長投資枠を使ってコツコツ買い溜めていけば、必要な時期にしっかりと非課税の配当金を受け取ることができ、習い事代の補填として大活躍してくれるイメージが鮮明に湧きます。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:【 〇 】(まあ大丈夫)
我が家は共働きで、毎月の貯蓄ベースもしっかり確保できているため、ある程度のリスクは取ることができます。生活必需品を扱うPLANTは、景気が悪くなっても「誰も買い物に来なくなる」ということがないディフェンシブな業態です。そのため、株価の暴落リスクは比較的低いと考えています。
ただし、後述する「流動性の低さ」があるため、いざという時に「すぐに現金化したい!」と思っても、希望の価格で売りにくいというリスクがあります。我が家のポートフォリオの中では、あくまでメインのインデックス投資(つみたてNISA等)を補完する「サテライト(サポーター)枠」としての位置づけが適していると思います。
6. 制度活用と税効率の最大化:みずきの裏ワザ的アプローチ
私のような子育て世代が個別株投資で勝つための最大の武器は、何と言っても「国の税制優遇制度を徹底的に使い倒すこと」です。PLANTに投資する場合、我が家ならどう制度を組み合わせるかを具体的にご紹介します。
① 新NISA(成長投資枠)での「配当金非課税」
まずは基本中の基本ですが、新NISAの成長投資枠を利用します。これにより、せっかくの5.35%という高配当が、税金で2割引かれることなく、100%丸ごと家計のキャッシュフローになります。子ども名義のジュニアNISA口座(現在は新規投資はできませんが、既に保有している分の非課税運用は可能)で保有し続けるのも、教育費専用の財布として非常にスマートな管理方法です。
② 特定口座で買うなら「配当控除」も視野に
もし、新NISAの枠をすでに使い切ってしまっている場合や、別の目的(老後資金など)に回している場合は、特定口座での購入になります。その場合、確定申告で「総合課税」を選択し、配当控除を申請するテクニックがあります。
課税所得が一定以下(目安として課税所得900万円以下)の共働き世帯であれば、総合課税を選択して配当控除を受けることで、所得税と住民税を合わせた実質的な税率を、通常の20.315%よりも低く抑えることができます。特にPLANTのような「国内のJASDAQやスタンダード市場の上場株式」は配当控除の対象になりますので、確定申告の手間を惜しまなければ、賢く手取りを増やすことができますよ!
③ iDeCo(イデコ)との棲み分け
私はiDeCoで世界株(オルカン等)に毎月積み立てを行っています。これは「自分たちの老後のための、20年〜30年先の手をつけない資金」です。一方、今回のPLANTへの投資は「今現在の、娘の習い事費用のための資金」です。「超長期の老後資金=iDeCo」、「日々の生活を豊かにする今のお金=高配当個別株(NISA)」と、目的ごとに役割をはっきりと分けることで、家計のバランスが驚くほど整います。
7. 失敗・迷い・懸念点:完璧な銘柄はないからこそ、ここを警戒!
「この銘柄は最高です!今すぐ買いましょう!」なんて甘い話は、投資の世界にはありませんよね(笑)。PLANTを検討する上で、私が「うーん、ここはちょっと怖いな……」と迷っているリアルな懸念点も、包み隠さずお話しします。
最大の懸念:出来高の少なさ(流動性リスク)
指標データを見て驚いたのが、出来高が「700株(15:30時点)」しかない日がある、という点です。これは市場での取引が極めて活発ではないことを意味します。
出来高が少ない銘柄は、以下のようなリスクがあります。
- 買いたいときに、売り手がいなくて高く買わされる可能性がある
- 売りたいときに、買い手がいなくて安く買い叩かれる、あるいは売れない
- 大口の投資家が少し売買しただけで、株価が大きく乱高下しやすい
私たちのような「一度買ったら数年間はほったらかしで配当をもらい続ける」というスタイルであれば、日々の値動きはそこまで気にする必要はありません。しかし、「子どもの急な出費で、来月どうしても現金に戻したい!」という状況になったときには、この流動性の低さは大きなストレスになります。そのため、「絶対に数年は使わない、完全に余剰な資金」で買うことが鉄則になりますね。
業績連動による減配のリスク
PLANTは現在、収益性が改善してEPSも伸びていますが、基本的には地方の景気や競合の出店状況に影響を受けやすいローカルビジネスです。配当方針が「100%累進配当(減配しない)」と明言されているわけではないため、万が一、急激な業績悪化に見舞われた場合は、5%超の配当が維持できなくなる(減配される)リスクは常に頭の片隅に置いておくべきです。
8. 総合評価とみずきの決断
さて、色々と分析してきましたが、我が家の人生設計においてPLANT(7613)をどう扱うか、結論を出してみたいと思います!
総合的な評価として、「PLANTは、小1の壁の習い事費を支える『強力なサテライト(お助け)枠』として、ポートフォリオの1〜2割に組み入れるには非常に面白い銘柄」だと判断しました。
やはり、利回り5.35%という爆発力は、教育費がかさむ今の時期の家計にとって非常に魅力的です。ただ、出来高の少なさや地方の人口減少リスクを考えると、我が家の家計の全力をこの1銘柄に注ぎ込むのはリスクが高すぎます。
ですので、もし我が家で取り入れるとするならば、以下のような「分散ハイブリッド戦略」をとります。
- 基礎の土台(コア):つみたてNISAのオルカン等で、世界経済の成長の果実をコツコツ複利で育てる(10年〜20年後の大学費用)。
- 日々のキャッシュフロー(安定サテライト):ナカボーテック(1787)のような、減配リスクの低い超堅実なインフラ高配当株で「ベースとなる月3,000円分」の配当を作る。
- 家計のブースター(積極サテライト):今回ご紹介したPLANT(7613)を100〜200株だけスパイス的に保有し、高い利回りを活かして「プラス月2,000円分のゆとり」を上乗せする。
このように複数の銘柄を組み合わせることで、万が一PLANTが減配になったり、一時的に株価が下がったりしても、家計全体へのダメージを最小限に抑えつつ、目標である「月5,000円の教育費カバー」に限りなく近づけることができると思います。
お金の価値は、単に「通帳の数字が増えること」ではなく、「今、そしてこれからの自分たちの人生の選択肢を広げてくれること」にあります。娘が「やってみたい!」と言った英語やスイミングを、「お金がかかるから諦めて」と言わずに笑顔で応援できる環境を、こうした高配当株たちと一緒に作っていけたら嬉しいなと思っています。
皆さんのご家庭でも、それぞれの人生設計やライフステージに合わせて、「我が家にちょうどいい配当ピラミッド」をぜひ描いてみてくださいね!一緒に、焦らず、完璧を目指さず、今できる一歩を進めていきましょう!


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