本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに
みなさん、こんにちは!子育てママ投資家のみずきです。2026年7月になり、夏休みもすぐそこまで迫ってきましたね。我が家の長女も、今年4月に小学校へ入学してから早いもので3ヶ月以上が経ち、学校探検で理科室や保健室に行った時の話を嬉しそうに教えてくれる毎日です。
最近の海外ニュースで、民間企業が商業宇宙ステーション「Starlab」での科学実験プラットフォーム利用協定を結んだという話題(DigitalBlast Signs Reservation Agreement for Use of the Commercial Space Station “Starlab”)を目にしました。宇宙での実験や先端科学のニュースを聞くと、子どもたちの「理科への興味」や「観察する楽しさ」って本当に未来の可能性を広げるんだなと感じます。
そんな中で「そういえば、子どもたちが学校で使う理科の実験器具や保健室の設備を支えている企業って、家計の視点から見るとどうなんだろう?」と気になり、出会ったのが(株)ヤガミ(7488)でした。今回は、我が家の人生設計に引き寄せて、この銘柄が家計にどう貢献してくれるのかをじっくり検証してみたいと思います。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」
まずは、我が家がなぜ今この銘柄を検討しているのか、背景となる人生設計のシナリオからお話ししますね。
我が家は、私(41歳・会社員)、夫、そして2020年1月生まれの長女(6歳・小学1年生)の3人家族です。娘が小学校に入学し、現在は学童保育に通いながらなんとか仕事と子育てを両立していますが、我が家で今から見据えているのが「3年後の小4の壁」です。
2029年4月に娘が小学4年生になると、自治体の学童保育を卒業するタイミングがやってきます。放課後の居場所として民間学童を併用したり、本人の興味に合わせて学習塾や理科実験教室、英語などの習い事を本格化させたりすると、どうしても毎月の教育費が増加してしまいます。
我が家で試算してみたところ、小4からは毎月1万円〜2万円ほどの教育費アップが見込まれます。そのうち、「月5,000円(年間60,000円)」を株式の配当金で自動的にカバーできたら、家計の負担感がぐっと楽になると考えました。
2. 目標配当額の逆算計算
3年後の小4の壁に向けて「月5,000円(年間60,000円)」の配当金を獲得するためには、いくらの投資が必要になるのかを逆算してみましょう。
課税口座(特定口座)で受け取る場合、約20.315%の税金がかかるため、税引前で年間約75,300円の配当金が必要になります。仮に配当利回りを4.0%と想定すると、以下の計算になります。
特定口座での必要投資額 = 75,300円 ÷ 4.0% = 約188万円
一方で、我が家で活用している新NISA(成長投資枠)を使えば配当金は全額非課税になりますので、非課税枠で運用する場合は以下のようになります。
新NISA活用時の必要投資額 = 60,000円 ÷ 4.0% = 150万円
150万円を一度に投資するのは大変ですが、3年間の準備期間があれば、年間50万円(月々約4.1万円)ずつ積立購入していくことで十分達成可能な金額です。この目標に向けて、どの銘柄を組み合わせるかが重要になってきます。
3. 複数銘柄の比較紹介
今回の本命であるヤガミ(7488)を含め、我が家がサテライト枠(キャッシュフロー補強枠)として検討している4銘柄を比較してみます。
1. (株)ヤガミ(7488)
小中学校や高校向けの理科実験機器、保健室の機器、救急医療機器(AEDなど)を手掛ける老舗企業です。学校教育という極めて安定した市場に強みがあり、財務面も実質無借金で盤石です。
2. (株)サンゲツ(8130)
インテリア・壁紙の商社大手です。安定的かつ積極的な株主還元方針を掲げており、高配当銘柄として定評があります。詳しい分析はサンゲツの紹介記事でも書いています。
3. 千代田インテグレ(株)(6915)
構造部品や電子部品の製造メーカーで、強固な財務と高い配当利回りが魅力です。こちらも千代田インテグレの紹介記事で家計への貢献度を評価しました。
4. 日本プラスト(株)(7313)
自動車内装部品・エアバッグのメーカーです。割安感が高く配当利回りも魅力ですが、業績の波がややある点に注意が必要です。日本プラストの紹介記事も参考に比較しています。
| 銘柄名(コード) | 株価(目安) | 最低投資額 | 配当利回り | 配当性向 | 主なビジネス・特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヤガミ(7488) | 約2,600円 | 約260,000円 | 約4.1% | 約35%〜40% | 理科実験機器・保健室設備。教育現場特化で業績盤石。 |
| サンゲツ(8130) | 約2,900円 | 約290,000円 | 約5.1% | 約50%〜60% | インテリア商社最大手。高い連続増配意識。 |
| 千代田インテグレ(6915) | 約3,100円 | 約310,000円 | 約4.9% | 約40%〜50% | 機構部品。実質無借金で自己資本比率が高い。 |
| 日本プラスト(7313) | 約500円 | 約50,000円 | 約5.2% | 約30%〜40% | 自動車部品。少額から買えるが景気敏感。 |
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ここからは、(株)ヤガミ(7488)について、我が家の3つの評価軸で詳しくチェックしていきます。
A. 配当の持続性・成長性:評価【◎】
ヤガミの最大の強みは、取引先の多くが全国の小中学校や高校、自治体という「景気に左右されにくい市場」である点です。国の教育予算やGIGAスクール構想などの政策決定に合わせて着実に需要が存在します。
配当性向も30%〜40%台と無理のない水準で抑えられており、借入金がほぼゼロのキャッシュ豊かな財務構造を持っています。業績が多少変動したとしても減配されにくく、10年単位で安心して配当金を受け取り続けられる持続性があると判断しました。
B. 人生設計との適合性:評価【○】
目標である「3年後に月5,000円(年6万円)」を作るにあたり、配当利回り約4.1%という数字は非常に魅力的です。100株約26万円で買えるため、我が家の年間余力の中で無理なく組み込めます。
また、何より「娘が学校で使う理科の実験器具や保健室のベッドを提供している会社」という点が、子育てママ投資家としてとても愛着が湧きます。「この配当金で娘の新しい習い事(できれば理科教室やロボット教室!)を応援できる」と思うと、人生設計にストーリーが生まれるのも嬉しいポイントですね。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価【◎】
我が家のリスク許容度から見て、ヤガミのような高財務・低ベータ(全体相場の荒波に巻き込まれにくい)銘柄はサテライト枠として最高です。株式市場全体が下落する場面でも、教育関連の堅実な事業構造のおかげで株価の下振れリスクが比較的低く、ハラハラせずに長期間保有できます。
5. みずきの総合評価+判断
総合的に見て、(株)ヤガミ(7488)は我が家の人生設計において「地味だけど超絶に頼りになるディフェンシブ枠」として非常に高く評価できます。
華やかな成長株のような株価何倍といった爆発力はありませんが、教育現場を支える安心感と、手堅く約4%の利回りを届けてくれる堅実さは、子育て世帯のキャッシュフロー作りにはぴったりです。
サンゲツのような高還元銘柄と組み合わせつつ、ヤガミのような堅固な銘柄をポートフォリオに100株〜200株添えておくことで、3年後の小4の壁に向けた月5,000円の配当金作りの軸にしたいと考えています。
6. 制度活用との組み合わせ
子育て世帯の投資において絶対に外せないのが制度のフル活用です。ヤガミに投資する場合の税効率についても整理しておきますね。
新NISA(成長投資枠)での保有
一番のおすすめは、新NISAの成長投資枠で購入することです。配当金にかかる約20%の税金が完全にゼロになるため、利回り4.1%がそのまま手取り収入になります。年間6万円の配当を得るための必要資金が188万円から150万円にギュッと圧縮できるのは、家計にとって大きなメリットです。
特定口座での配当控除の活用
もしすでにNISA枠を他のインデックスファンド等で埋めている場合は、特定口座で購入して「総合課税」で確定申告し、配当控除を利用する方法もあります。課税所得が一定以下の世帯であれば、配当にかかる税金をかなり低く抑えることができます。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べる
ここまで良い面を中心にお話ししてきましたが、投資に「完璧」はありません。ヤガミを検討する上で我が家が迷っている点や懸念点も正直にお伝えしますね。
一つ目は「名証メイン上場による流動性の低さ」です。ヤガミは名古屋証券取引所のメイン市場に上場しているため、東証上場銘柄に比べて日々の売買高が少ないです。買いたい時や売りたい時に希望する価格ですぐに約定しないリスクがあります。
二つ目は「少子化に伴う長期的市場の縮小懸念」です。小中学校の児童数が減っていくことは日本の構造的課題です。会社側もデジタル教材の拡充や民間・医療向けの展開で一人当たりの単価向上を図っていますが、急成長が見込める市場ではありません。
だからこそ、「短期で利益を出そうとする投資」ではなく、「新NISAで10年・20年と長期保有し、コツコツ配当金を受け取り続ける投資」として割り切ることが大切だと感じています。
完璧な銘柄はありませんが、我が家の人生設計やリスク許容度に照らし合わせて「このリスクなら許容できる」と判断できれば、それはとても良い選択になるはずです。みなさんもぜひ、ご自身の人生設計に合わせてじっくり考えてみてくださいね!


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