◎(7914)共同印刷 : 5.20%配当で小1の壁の習い事費月5千円を支えるサテライト戦略

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

こんにちは、みずきです。2026年6月になり、関東は少しずつ梅雨の気配が近づいてきましたね。我が家の娘は、2026年4月に小学校に入学したばかりの小学1年生です。毎日、大きなランドセルを背負って元気に登校する姿を見送るたびに、成長の早さにジーンとしてしまいます。と同時に、親としての責任の重さも改めて実感する日々です。

小学校に上がると、いわゆる「小1の壁」に直面しますよね。我が家でも、放課後の学童の費用や、娘が「やりたい」と言い出した新しい習い事(英語とスイミング)の月謝など、これまでになかった細かい出費がじわじわと増え始めています。家計を預かる身としては、こうした「子どもの成長に伴う固定費の増加」をどうスマートに、そして心にゆとりを持ってまかなうかが大きなテーマになっています。

そんな中で、私が大切にしているのが「人生設計から逆算して、必要な配当金を受け取れる仕組みを構築する」という考え方です。今回は、我が家の人生設計をもとに、東証に上場している共同印刷株式会社(銘柄コード:7914)を検討対象に挙げ、その役割や家計への貢献度についてじっくりと考えてみました。同じように子育てと家計管理、資産形成の両立に悩む皆さんの参考になれば嬉しいです。

我が家の人生設計シナリオ:小1の壁と習い事費用

まず、我が家が今直面している家計の課題からお話ししますね。娘が小学校に入学したことで、これまでの保育園時代とは生活リズムがガラリと変わりました。放課後の時間を有意義に過ごさせてあげたいという思いから、新しい習い事を始めることにしたのですが、これが地味に家計に響いてきます。英語とスイミングを合わせると、毎月だいたい5,000円ほどの追加費用が必要になることが分かりました。

「月5,000円くらい、日々の生活費を少し切り詰めれば大丈夫」と思われるかもしれません。でも、家計管理を長続きさせるコツは、無理な節約に頼らないことだと思うのです。できれば、私自身の労働収入を増やすために残業を増やすのではなく、お金自身に働いてもらって、この「月5,000円」を自動的に生み出すシステムを作りたい。そうすれば、子どもとの時間も犠牲にせず、心の平穏も保てますよね。

そこで、我が家の現在の貯蓄状況や今後の教育費のタイムラインを考慮して、以下のようなロードマップを描きました。

「小学校の6年間(2026年から2032年まで)、娘の習い事費用のうち月5,000円(年間60,000円)を、高配当株から得られる配当金で相殺する」

子どもが中学生、高校生と進学するにつれて教育費の負担はさらに本格化します。今の比較的余裕がある時期に、まずは「月5,000円の配当金の盾」をしっかり作っておくことが、将来の大きな教育費負担への備え(コア資産の形成)を邪魔しないためのサテライト戦略になるというわけです。

目標配当額の逆算シミュレーション

目標が「月5,000円(年間60,000円)の配当金」と決まったら、次はそれを実現するためにいくらの投資資金が必要かを逆算してみましょう。今回注目する共同印刷のデータをベースに計算してみます。

共同印刷の現在の株価や会社予想に基づく指標は以下の通りです(2026年6月時点のデータを参照しています)。

項目 数値・内容
直近株価 1,537円想定(最低購入代金 153,700円)
1株当たり年間配当(会社予想) 80.00円(2027年3月期)
配当利回り(会社予想) 5.20%
自己資本比率 52.7%
PBR(実績) 0.65倍

この配当利回り5.20%という高い水準を前提に、年間60,000円の手取り配当金を得るための必要投資額を計算してみます。税制優遇制度(NISAの成長投資枠など)を活用して非課税で受け取る場合と、課税口座(特定口座)で受け取る場合の2つのパターンでシミュレーションしてみましょう。

パターン1:新NISA(非課税)を活用する場合

配当金にかかる税金(20.315%)がゼロになるため、ダイレクトに利回り5.20%の恩恵を受けられます。

必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.20% = 1,153,846円

共同印刷は1単元(100株)単位での購入となるため、単元価格は約153,700円です。逆算すると、700株から800株(投資額:約107.6万円〜123.0万円)を保有すれば、年間56,000円〜64,000円の配当金が得られ、目標である月5,000円の習い事費をほぼ全額カバーできる計算になります。

パターン2:課税口座(特定口座)で保有する場合

課税口座の場合、配当金から20.315%の税金が差し引かれます。手取りで年間60,000円を得るためには、税引前で約75,300円の配当金が必要です。

必要投資額 = 75,300円 ÷ 5.20% = 1,448,077円

こちらの場合は、900株から1,000株(投資額:約138.3万円〜153.7万円)が必要になります。

こうして具体的な数字に落とし込むと、「100万円ちょっとを共同印刷のような高配当銘柄に振り分けることができれば、娘の小学校生活での習い事代が自動化できるんだな」とイメージが湧いてきますよね。もちろん、1つの銘柄に100万円以上を集中投資するのはリスクが高いため、他の高配当株と組み合わせながらポートフォリオを組んでいくのが現実的です。そこで、類似する特徴を持つ複数銘柄と比較してみましょう。

共同印刷(7914)と仲間たちの比較検討

我が家の「月5,000円の配当金」という目標を達成するために、共同印刷と同じように「高い配当利回り」や「安定したビジネスモデル」を持つ、他の選択肢も並べて検討してみます。今回は、印刷・ペーパー関連という共通点や、安定した財務基盤を持つ以下の3銘柄を比較対象にしました。

比較するのは、以下の3つの銘柄です。

1. 共同印刷(7914):配当利回り5.20%、PBR0.65倍と極めて割安。医薬品パッケージやデジタルアウトソーシングなど、紙に留まらない多角化が進んでいます。

2. ◎(6349)小森コーポレーション : 5.08%配当で小1の壁の習い事費月5千円を支える家計のサポーター:配当利回り5.08%。印刷用機械の国内トップメーカーで、海外売上比率も高く、強固な実質無借金経営が強みです。

3. ◎(3708)特種東海製紙 : 5.32%配当と優待で小1の壁の習い事費月5千円を助ける家計の基盤:配当利回り5.32%。特殊紙や段ボール原紙に強みがあり、トイレットペーパーなどの暮らしに密着した優待も魅力的な銘柄です。

それぞれの主な指標を比較してみましょう。

銘柄名(コード) 最低購入代金 予想配当利回り 自己資本比率 PBR 配当方針・特徴
共同印刷(7914) 153,700円 5.20% 52.7% 0.65倍 安定配当を基本としつつ、ROE改善に向けた株主還元強化を打ち出している。
小森コーポレーション(6349) 約120,000円 5.08% 約70%以上 約0.5倍 極めて頑健な財務力。業績に波はあるものの、キャッシュリッチで配当の安定感は高い。
特種東海製紙(3708) 約350,000円 5.32% 約60% 約0.55倍 環境配慮型素材や産業用資材に強み。配当の安定性に加え、家庭用製品の株主優待あり。

どの銘柄も利回りが5%を超えており、小1の壁を支える「家計のキャッシュフロー装置」として非常に魅力的な候補ですね。PBRが1倍を大きく割り込んでいる点も共通しており、東証の低PBR改善要請を受けて、各社とも株主還元(増配や自社株買い)に積極的な姿勢を示しているのが現在の心強いポイントです。

小森コーポレーションは圧倒的な財務の硬さが魅力ですが、機械セクターゆえに景気サイクルに業績が左右されやすい面があります。特種東海製紙は利回りも優待も魅力的ですが、最低投資金額が30万円台半ばと、少し初期投資のハードルが高い印象です。それらと比較すると、共同印刷は15万円台から投資を始められ、生活に密着したパッケージングやBPOサービスなどのディフェンシブな事業も抱えているため、バランスの良さが際立っていると感じます。

みずきの人生設計マッチ度評価

ここで、共同印刷が我が家の人生設計にどれくらいマッチしているか、3つの軸で星評価をしてみたいと思います。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

共同印刷の1株当たり配当予想は80.00円。これに対する会社予想EPS(1株当たり利益)は151.92円ですので、配当性向を計算すると約52.6%になります。一般的な高配当株として、配当性向が60%以下に抑えられているのは「無理のない配当」を行っている証拠であり、持続性は比較的高いと評価できます。

また、自己資本比率は52.7%と50%を超えており、有利子負債も減少傾向にあります。会社の収益性についても「営業利益率と純利益率は前年同期比で持続的に上向き、直近も勢いは維持」しているため、不況が来てもすぐに無配や大幅減配に陥るリスクは低いと考えられます。ただ、ペーパーレス化が進む印刷業界全体の構造改革の途上であるため、20年先まで右肩上がりの増配が続くかというと、少し慎重に見極める必要があるため、評価は「○」としました。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

我が家の目標である「娘が小学校を卒業するまでの6年間、月5,000円の習い事費をまかなう」という時間軸に、共同印刷の現在の配当利回り5.20%は非常によく噛み合っています。何より、最低購入代金が153,700円と、子育て世帯でも「今月は少し家計に余裕があるから、賞与の一部と合わせて買い増そう」と、段階的に投資額を増やしていきやすいサイズ感なのが嬉しいですね。数年かけてゆっくりと保有数を増やし、娘が中学に上がる頃にはしっかりと年間6万円以上のキャッシュフローを生み出す仕組みが完成している、というロードマップが描きやすいです。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

現在、我が家はつみたてNISA(現在の新NISAつみたて投資枠)やiDeCoを利用して、全世界株式やS&P500といったインデックスファンドを「コア資産」として毎月一定額、淡々と積み立てています。これは20年、30年後の老後資金や、娘の大学進学時の教育資金の「本丸」です。この土台がしっかりあるからこそ、今回の共同印刷のような個別株投資を「サテライト枠」として楽しむことができます。共同印刷はディフェンシブな側面も持ちつつ、PBR改善期待というカタリストもあるため、リスクを抑えながらインカムゲイン(配当金)を狙いに行く我が家のサテライト戦略の許容度に十分収まっています。

海外のトレンドから見る、印刷・出版ビジネスの未来

ここで少し、面白い海外のニュースをご紹介させてください。私が日頃からアンテナを張っている、情報メディアや出版業界に関する最新の話題です。

アメリカのローカルニュースにおいて、独立系作家向けの新しい出版インプリント「Beyond the Book Press」が立ち上げられたという記事が報じられました。この記事によると、個人の著者や思想的リーダーが自身の作品を世に送り出すのをトータルで支援するサービスが、地域社会や経済の活性化に大きく貢献しているそうです。

参考記事リンク:Beyond the Book launches publishing imprint for independent writers – HF Chronicle

元の英語記事を要約すると、このサービスは単に本を「印刷する」だけでなく、著者のコーチングやマーケティング支援、さらには専用のスタジオでのポッドキャスト撮影といった「デジタル発信」までワンストップでサポートしているのが大きな特徴です。創設者は「ストーリーテリングは、文化を保存し、コミュニティを強化する最も強力なツールの一つである」と述べています。

このニュースを読んで、私は「あ、これは共同印刷が進めている方向性とも深く重なるな」と感じました。今の時代、印刷会社はただ「紙にインクを載せるだけの会社」では生き残れません。共同印刷も、企業の販促支援を行うデジタルプロモーションや、個人情報の高度な管理が必要なBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービス、さらには電子書籍の配信サポートなど、物理的な印刷とデジタルテクノロジーを融合させたサービス(情報メディア事業)に注力しています。海外の個人出版トレンドのように、「コンテンツの価値を最大化して届けるためのパートナー」としての役割は、紙からデジタルへ形を変えながらも、むしろ重要性を増しているのだと思います。伝統的なイメージに囚われず、こうした時代の変化にしなやかに適応している姿を見ると、企業としての底力を感じますね。

新NISA・配当控除・iDeCoを組み合わせた最適戦略

さて、実際に共同印刷への投資を検討するにあたり、みずきブログの差別化ポイントでもある「税制優遇制度の最大活用」について整理しておきましょう。私たちは限られた家計の資金を運用しているからこそ、税効率には人一倍敏感でありたいですよね。

1. 新NISAの「成長投資枠」をフル活用する

最も王道で効果的なのは、やはり新NISAの成長投資枠で共同印刷を保有することです。先ほどのシミュレーション通り、年間60,000円の配当金にかかる約12,000円の税金が完全にゼロになります。この「浮いた12,000円」があれば、娘のドリルを数冊買い足したり、家族で美味しいランチを食べに行ったりできます。非課税のパワーは侮れません。

2. 特定口座なら「総合課税」と「配当控除」の組み合わせを考慮

もしNISA枠をすでに使い切っている場合や、他の投資信託で埋めている場合は、特定口座での保有になりますが、ここでも裏ワザがあります。夫や私の課税所得金額(所得から各種控除を引いた金額)が900万円以下である場合、確定申告で「総合課税」を選択して配当金を受け取ると、税率が実質的に約10%(住民税と合わせて)程度に下がり、特定口座での一律20.315%の課税よりも税金を取り戻せる(配当控除が適用される)ケースがあります。共働き世帯でそれぞれの名義をどう使い分けるか、毎年の確定申告の時期にシミュレーションしてみる価値は大いにありますよ。

3. iDeCoとの住み分け

iDeCoは原則として60歳まで資産を引き出すことができません。そのため、iDeCoでは「老後の資産形成」という超長期の目的で、税前利益をそのまま全額世界株インデックスなどに再投資する「コア運用」に徹底させます。一方で、今回の「月5,000円の習い事代」のように、今まさに小学校時代に必要なキャッシュフローを補うためには、NISA口座での個別高配当株が最も適した武器になります。このように、「今使うお金」と「将来使うお金」で、活用する制度を明確に色分けすることが、家計管理におけるブレない軸を作ることにつながります。

失敗や迷い:完璧な銘柄はないからこその分散

ここまで共同印刷の魅力をお伝えしてきましたが、投資に「100点満点の完璧な選択肢」は存在しません。私も投資を始めたばかりの頃は、「この株は利回りも高いし絶対に大丈夫!」と思い込んで1つの銘柄に偏って投資し、その後の決算で株価が急落して青ざめた経験があります。子育て中でただでさえ忙しい毎日に、株価の乱高下でハラハラするのは精神衛生上良くないですよね。

共同印刷についても、懸念されるリスクは当然あります。

最大のリスクは、やはり基幹事業であるペーパーメディア(紙の出版物や商業印刷)の構造的な減少です。デジタル分野やパッケージ分野(医薬品や食品の包装)への移行が急ピッチで進められていますが、もしこれらの新分野での競争が激化し、収益性が悪化した場合、現在は5%を超えている高い配当利回りを維持できなくなる(減配される)恐れがあります。また、原材料であるパルプや資材の価格高騰、エネルギーコストの上昇も利益を圧迫する要因になり得ます。

だからこそ、我が家の結論としては、「共同印刷だけで目標の月5,000円を全てまかなおうとしないこと」が大切だと考えています。例えば、必要投資額の約115万円をすべて共同印刷に投じるのではなく、半分は共同印刷に、もう半分は先ほど比較した小森コーポレーションや、あるいは別のセクター(通信や金融、商社など)の高配当株に分散して保有するのです。そうすれば、万が一共同印刷の業績に一時的な陰りが見えて減配されたとしても、他の銘柄がカバーしてくれ、我が家の「習い事費の盾」が崩壊するのを防ぐことができます。

「失敗しても、致命傷を負わない仕組みを事前に作っておくこと」。これが、仕事に育児に忙しい私たちが、穏やかに株式投資を続けていくための知恵なのだと思います。

まとめ

日々の仕事と育児、そして家計のやりくり。毎日があっという間に過ぎていきますが、こうして「将来の我が家の人生設計」を描きながら、それを支えてくれる頼もしい企業の株を少しずつ集めていくプロセスは、どこか冒険の準備をしているようでワクワクします。

共同印刷(7914)は、以下のような点で我が家にとって非常に興味深い存在です。

  • 5.20%という高水準の配当利回りで、小1の壁の習い事費(月5,000円)を補完するサテライト候補になる
  • PBR0.65倍、自己資本比率52.7%という、割安かつ底堅い財務基盤
  • デジタルとリアルを融合させ、時代の変化にキャッチアップしようとするビジネスモデルの柔軟性
  • 新NISAの成長投資枠を活用することで、非課税メリットを最大限に享受できる

もちろん、業界特有のペーパーレス化リスクも頭に入れつつ、他の高配当銘柄への分散投資を大前提として、我が家のサテライト枠のポートフォリオの一部として、株価が落ち着いているタイミングを見計らいながらコツコツと100株ずつお迎えを検討してみたいと思います。

投資の目的は、単にお金を増やすこと自体ではなく、それによって「大切な家族との時間にゆとりと笑顔をもたらすこと」ですよね。皆さんもぜひ、ご自身の人生設計(いつ、いくらのお金が必要か)というキャンバスを描いてから、それにぴったり合うお気に入りの銘柄を探してみてください。驚くほど、銘柄選びに迷いがなくなりますよ。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。ジメジメした季節に負けず、体調に気をつけて元気に乗り切っていきましょうね!

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