○(1805)飛島ホールディングス : 5.39%配当で3年後の小4の壁の習い事費を支える家計のサテライト戦略

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

みなさん、こんにちは。子育てママ投資家の「みずき」です。毎日のお仕事に家事、そして育児と、本当にお疲れ様です。我が家の娘も、2026年4月に無事、小学校に入学しました。幼稚園の頃とは違って、放課後の過ごし方や宿題のサポートなど、いわゆる「小1の壁」というものを肌で感じる日々を送っています。学童保育のお迎え時間にハラハラしたり、新しく始めた習い事の月謝にちょっと家計がザワついたり、子育てのステージが変わるたびに新しい課題が出てくるものですね。

そんな中で私がいつも大切にしているのは、「お金は人生の自由度を高めるツール」という考え方です。子どもとの時間をしっかり確保しつつ、将来の教育費や家計のゆとりをどうやって作っていくか。完璧は目指さず、今できる範囲で一歩ずつ進めることを信条にしています。今回は、我が家が直面している「小1の壁」、そして3年後にやってくる「小4の壁」を乗り越えるために、高配当株がどう貢献してくれるのか、具体的な人生設計から逆算して考えてみました。今回注目するのは、インフラを支える老舗企業である飛島ホールディングス(株)です。我が家のリアルな家計シミュレーションと一緒に、丁寧にお話ししていきますね。

1. 我が家の人生設計:3年後の「小4の壁」に向けて、今から仕込む!

娘が小学校に入学したばかりの今、なぜ3年後の話を急にするのか、疑問に思われる方もいるかもしれません。実は、子育て世帯にとって、小学校4年生に上がるタイミングは「小4の壁」と呼ばれる大きな転換期なのです。多くの地域では、公立の学童保育が3年生までで終了してしまったり、子どもの交友関係や行動範囲が広がって放課後の過ごし方がガラリと変わったりします。また、中学受験を視野に入れる場合は、小学3年生の冬(新小4クラス)から本格的な塾通いがスタートすることが一般的です。

我が家でも、3年後(2029年4月)に娘が小学4年生になったとき、教育費の負担が一段と重くなることが目に見えています。塾代や、放課後の新しい民間学童、あるいは専門的な習い事を増やすと、毎月少なくとも5,000円(年間60,000円)は余分な出費が発生するはずです。この「月5,000円」を、日々のやりくりや給料の昇給だけで賄おうとすると、どうしても家計の心理的な負担が増えてしまいます。そこで、我が家では「3年後までに、月5,000円の教育費を運んでくれる自動的な仕組み(配当金の苗木)」を今から育てておく、という人生設計を立てました。今から少しずつ株を買い増していけば、3年後にはちょうど良いサイズに育って、家計を力強くサポートしてくれるはずです。

2. 目標配当額の逆算計算:飛島ホールディングスで月5,000円を作るには?

では、目標である「月5,000円(年間60,000円)」の配当金を手に入れるためには、具体的にどれくらいの投資額が必要なのでしょうか。今回検討する飛島ホールディングスの指標データを基に、リアルな数字で逆算してみましょう。

飛島ホールディングスの基本データは以下の通りです(2026年6月19日時点)。

  • 株価(終値目安): 2,027円(最低購入代金:約204,000円)
  • 予想1株配当: 110.00円(2027年3月期予想)
  • 配当利回り(会社予想): 5.39%

この配当利回り5.39%という非常に魅力的な数字を使って、目標の年間60,000円の配当金を得るために必要な投資額を計算してみます。

パターンA:新NISAの「成長投資枠」を活用する場合(非課税)

税金がかからないNISA口座で保有する場合、配当金はそのまま手元に入ります。

必要投資額 = 60,000円 ÷ 5.39% ≒ 1,113,172円

飛島ホールディングスの単元株数は100株(投資額:約202,700円)ですので、株数に換算すると以下のようになります。

  • 500株保有(投資額:約1,013,500円) = 年間配当:55,000円(月換算で約4,583円)
  • 600株保有(投資額:約1,216,200円) = 年間配当:66,000円(月換算で5,500円)

つまり、新NISA枠で600株を保有することができれば、目標の「月5,000円」をクリアして、毎月の塾代や習い事費用の大部分をカバーできるわけです。

パターンB:特定口座(課税口座)で保有する場合

課税口座の場合、配当金には通常約20.315%の税金がかかります。そのため、手取りで60,000円を確保するためには、額面で約75,300円の配当が必要になります。

必要額面の年間配当額:75,300円

必要投資額 = 75,300円 ÷ 5.39% ≒ 1,397,031円

株数に換算すると、700株保有(投資額:約1,418,900円、額面配当:77,000円、手取り配当:約61,357円)が必要です。やはり、課税口座を使うと必要金額が約20万円も多くなってしまうため、いかに新NISAの「非課税メリット」が大きいかがよく分かりますね。

「3年で120万円の投資」と聞くと、一瞬「ちょっと大きな金額だな」と感じるかもしれません。しかし、これを3年間(36ヶ月)でコツコツ買い増していくと考えると、毎月約3.3万円の積立になります。これなら、毎月の家計の貯蓄ペースを少し見直したり、ボーナスの一部を充てたりすることで、十分現実的に達成できる数字だと思いませんか?目標とルートがハッキリ数字で見えると、毎月の家計管理にもやる気が出てきますね。

3. 習い事費を支える「建設・インフラ系高配当株」の3銘柄比較

高配当株を選ぶ際、ひとつの銘柄だけに頼るのはリスクが伴います。そこで、同じように高い配当利回りを持ち、我が家の教育費を支える候補となる建設・道路インフラ系の銘柄をいくつか比較検討してみましょう。今回は、我が家で以前から注目している東亜道路工業や松井建設も並べて比較してみました。

指標(2026年6月中旬時点) 飛島ホールディングス(1805) 東亜道路工業(1882) 松井建設(1810)
株価目安 2,027円 約7,000円前後 約900円前後
最低投資金額 約20.3万円 約70.0万円 約9.0万円
配当利回り(予想) 5.39% 5.91% 5.23%
予想1株配当 110.00円 410.00円(※分割考慮前想定) 47.00円
配当性向 約43.9% 約45%前後 約50%前後
自己資本比率 33.3% 約55%前後 約60%以上
PBR 0.72倍 約0.8倍 約0.6倍
特徴・強み 土木・防災に強み、リニューアル工事も得意 道路舗装の最大手クラス、安定受注 社寺建築のパイオニア、創業400年以上の歴史

それぞれの銘柄には、家計における異なる役割や個性があります。

まず、東亜道路工業(1882)は配当利回りが5.91%と非常に高く魅力的ですが、最低投資金額が約70万円と、一回に支払う金額が少し大きめです。我が家のように毎月のお給料から少しずつ買い足していきたい家庭にとっては、1単元(100株)を買うためのハードルがやや高く感じるかもしれません。一方で、しっかりまとまった資金があるときには、一気に高配当の土台を作れるサテライト枠として非常に優秀な存在ですね。

次に、松井建設(1810)は最低投資金額が約9万円と非常に手頃で、自己資本比率も高く財務の健全性が抜群です。創業400年以上の歴史があり、社寺建築という独自の強みを持っているため、不況時でも「つぶれにくい安心感」があります。ただ、利回りは5.23%と、3銘柄の中ではやや控えめな位置づけになります。

そして今回の主役である飛島ホールディングスは、配当利回り5.39%と高い水準を維持しつつ、最低投資金額が約20.3万円と、手の届きやすいバランスの取れた存在です。防災・減災といった、近年の気候変動でますます重要視される分野に強みを持っているため、子どもたちの未来の社会にも直接貢献していると実感できるビジネスモデルなのも親として嬉しいポイントですね。

4. みずきの「人生設計マッチ度」評価

それでは、我が家の家計・人生設計に照らし合わせて、飛島ホールディングスを3つの軸からシビアに評価してみます。

A. 配当の持続性・成長性:評価「○(まあ大丈夫)」

飛島ホールディングスの配当方針は、業績の成長を背景とした安定配当を基本としています。今期の予想1株配当は110円で、予想EPS(1株当たり利益)は250.62円となっています。ここから配当性向を計算すると、約43.9%となります。高配当株の中には、配当性向が70%や80%を超え、無理をして配当を出している企業もありますが、40%台であれば、十分に利益の範囲内で配当を支払えていると言えます。業績データを見ても、売上高は右肩上がりで成長しており、収益性(ROE 9.26%)も合格ライン。ただ、建設業界は資材高騰や人件費の変動を受けやすいという産業全体の特性があるため、◎(強く信頼できる)の一歩手前の「○」としました。

B. 人生設計との適合性:評価「◎(ぴったり)」

利回りが5.39%と非常に高いため、効率的にお金のなる木を育てることができます。100株(約20万円)買うごとに、年間11,000円の配当が得られる計算になります。娘が10歳になる3年後までの積立スケジュールを考えても、単元ごとにコツコツと買い足しやすく、目標とする「月5,000円の教育費上乗せ」に綺麗にフィットします。NISA成長投資枠での保有に適した投資規模であることも、忙しい子育て世代の家計管理にとって最適だと感じます。

C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「○(まあ大丈夫)」

我が家の資産形成のコア(大黒柱)は、つみたてNISAやiDeCoで毎月淡々と買い付けている「全世界株式(オール・カントリー)」や「全米株式」のインデックスファンドです。ここが強固に安定しているからこそ、サテライト枠(スパイス枠)として、こうした個別企業の高配当株を保有するリスクを取ることができます。飛島ホールディングスの自己資本比率は33.3%と、一般的に健全とされる30%を上回る水準で推移しており、有利子負債も中長期的に落ち着いています。家計を脅かすほどの財務リスクは低いと考えており、安心して長期保有できる水準ですね。

5. みずきのリアルな葛藤と「インフラ需要」の裏側

投資に「絶対安全な100点満点」はありません。飛島ホールディングスを検討する上で、私が少し迷ったり、懸念したりしているポイントも正直に共有しますね。

やはり一番の懸念は、建設業界全体の「2024年問題」に代表される人手不足と、原材料費・資材価格の高騰です。どれだけ仕事(受注)があっても、現場を動かす職人さんが足りなかったり、資材が高すぎて採算が合わなかったりすると、せっかくの利益が削られてしまいます。これによって、一時的に業績が落ち込み、配当が維持できなくなるリスクは常に頭の片隅に置いておく必要があります。

しかし、一方で明るい材料もあります。先日読んだインフラ需要に関するニュースが非常に興味深い視点を提供してくれました。デジタル社会が加速する中で、今「データセンター」や「電力網」の再整備に対する重要性が急速に高まっています。

参考にしたニュース:AI電力株、本物の「受注」はどこに集まっているかデータセンター爆発・液冷・送配電バブルの中で…

こちらのニュースでは、AIの進化によって莫大な電力を消費するデータセンターの建設ラッシュが起き、それに伴う送配電網の強化や土木インフラ工事が急増していることが解説されています。これは単なる一時的なテーマ(流行)ではなく、国家レベルで「実際の受注」が積み上がっている本物のトレンドだということです。飛島ホールディングスのような、強固な基礎土木技術を持つ企業にとっては、こうしたデジタルインフラの土台作りや、それに伴う防災対策工事の需要が今後さらに高まる可能性を秘めています。社会のDX化が進めば進むほど、それを物理的に支える「建設・土木の力」が再評価される、というのは面白い視点ですよね。

6. 賢い制度活用:NISA成長投資枠と配当控除の使い分け

ここで、みずきブログのこだわりである「税制優遇制度の活用」についてお話しします。同じ高配当株を買うにしても、どの口座で受け取るかによって、実質的な手取り額や家計への恩恵が大きく変わってきます。

新NISAの「成長投資枠」を最優先にする理由

まずは、何と言っても非課税の「新NISA成長投資枠」を利用するのが基本です。通常引かれてしまう20.315%の税金がゼロになるため、利回り5.39%の果実を丸ごと家計に還元できます。まだNISAの成長投資枠が余っているというご家庭であれば、迷わずこちらを使いましょう。

知っておきたい裏ワザ:特定口座と「配当控除」の併用

もし「NISA枠はもうインデックス投資や他の銘柄で使い切ってしまっている」という場合は、あえて特定口座で保有し、確定申告で「配当控除」を申請する選択肢もあります。

日本国内の株式から得られる配当金は、企業がすでに法人税を支払った後の利益から分配されるため、そこに所得税を課すと「二重課税」になってしまいます。これを解消するために、確定申告で「総合課税」を選択すると、支払った所得税の一部が所得税・住民税から税額控除される仕組みです。

課税所得(給与所得から各種控除を引いた金額)が900万円以下のご家庭であれば、所得税の税率が低いため、総合課税で配当控除を受けた方が、特定口座で一律20.315%を引かれるよりも実質的な税負担を低く抑えることができます(所得によっては、住民税の申告不要制度などとの組み合わせも検討の余地があります)。こうした税金の仕組みを少し知っておくだけで、手取りを最大化し、賢く家計を防御することができるようになりますね。

我が家では、夫名義のNISA口座では長期のインデックス積立をがっちり行い、私名義のNISA成長投資枠を使って、こうした飛島ホールディングスのような高配当の国内個別株を少しずつ買い進めています。夫婦で役割を分担することで、将来の大きな資産形成(コア)と、数年後の直近で必要になる教育費のサポート(サテライト)を両立させているわけです。

7. みずきの総合評価+判断:我が家のポートフォリオへの組み込み方

まとめとして、我が家の人生設計において、飛島ホールディングスをどのように位置づけ、購入していくかについての最終的な判断をお伝えします。

「3年後の小4の壁に向けた、サテライト枠の主力候補として、少しずつ買い集める」というのが我が家の結論です。

一度に600株(約120万円)をポンと購入するのは、いくら余剰資金があってもタイミングのリスク(高値掴み)があります。そこで、まずは「100株(約20万円)」を購入して最初の苗木を植え、その後は数ヶ月ごとに業績や株価の推移を見守りながら、株価が下がって利回りがさらに高まったタイミングなどで100株ずつ、丁寧に買い増していく戦略をとります。このように時期を分散して購入することで、購入単価を平準化し、リスクを低減させることができますね。

娘が小学4年生になるまでの残り3年間、じっくりと時間をかけてこの「飛島HD」の配当金の木を育てていきます。3年後に毎年6万円以上の非課税配当を受け取れるようになれば、娘が「塾に行きたい!」「新しいスポーツを始めたい!」と言ったときに、家計の赤字を心配することなく、「いいよ、やってみよう!」と笑顔で背中を押してあげられる。投資は、そうやって家族の選択肢を広げ、笑顔を増やすための素晴らしい道具なのだと私は信じています。

みなさんも、ご自身のライフステージや、お子さんの年齢、そして数年後にやってくる「家計の山場」を一度ノートに書き出してみてはいかがでしょうか。目標の時期と必要な金額が分かれば、自ずと今選ぶべき銘柄や必要な投資ペースが見えてきますよ。完璧じゃなくて大丈夫。今できることから、一緒にコツコツと、我が家らしい資産形成をしていきましょうね。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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