はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
皆さん、こんにちは!子育てママ投資家の「みずき」です。
2020年1月に生まれた長女も、今年2026年4月に無事に小学校へ入学しました。毎日ピカピカの陸上セルを背負って元気に登校する姿を見ていると、子どもの成長の早さに驚かされる毎日です。一方で、親として頭を悩ませるのが「これからの教育費と生活環境の変化」ですよね。
最近、教育関連のニュースを見ていて特に気になったのが、小学校でのプログラミングやデジタル教育の本格化です。CA Tech Kidsが無料プログラミング出張授業の実施校を募集するニュースなどを目にするたびに、私たちが子どもの頃とはまったく違う教育環境が広がっているなと感じます。学校でタブレット端末を使うのは当たり前、さらに一歩進んでプログラミング教室に通わせたり、自宅に本格的なパソコン環境を整えたりするご家庭も増えていますよね。
そこで我が家では、娘が小学4年生になる3年後(2029年)に向けて、月1万円(年間12万円)の配当金を手に入れて、子どものIT教育費や習い事代を無理なく支払える仕組みを作ろうと考えています。いわゆる「小4の壁」と呼ばれる時期、学童保育の預かり時間が短くなったり、本格的な塾や習い事が増えたりして家計の負担が増すタイミングでもあります。
今回は、この目標を実現するための候補銘柄として、中小企業向けにオフィスIT環境や情報セキュリティ製品を展開する(株)No.1(銘柄コード:3562)を中心に、我が家の人生設計にどう組み込めるかを逆算思考で徹底分析してみました!
1. 我が家の人生設計シナリオ:3年後の「小4の壁」とIT教育環境の準備
まずは、我が家の現在の状況と、なぜこのタイミングで配当金が必要になるのかという背景をお話ししますね。
我が家は、1985年生まれで上場企業の営業・企画職として働く私と夫、そして6歳(小学1年生)の娘の3人家族です。関東郊外に住んでおり、普段は仕事と家事、育児の両立に追われています。
現在、つみたてNISAやiDeCoを活用して、20年後の老後資金や大学進学用の教育資金など「遠い未来のお金」を着実に積立投資しています。でも、子育て世代にとって本当に切実なのは「3年後〜5年後にかかる目前のお金」なんですよね。
娘が小学4年生になる3年後には、以下のような家計の課題が出てくると予測しています。
第一に、放課後の過ごし方の変化です。民間学童から習い事へのシフトや、オンライン学習・プログラミング教室などの費用が増加します。第二に、高学年に向けたデジタル学習環境の整備です。自分のパソコンや通信環境、有料ソフトの契約などが必要になってきます。これらを合わせると、毎月1万円(年間12万円)程度の追加予算を確保しておきたいところです。
給料からの持ち出しだけで賄おうとすると、どうしても毎月の家計繰り回しがカツカツになってストレスが溜まってしまいます。だからこそ、「株式の配当金」という不労所得でこの月1万円を自動的に生み出すシステムを、今から3年かけて作っていきたいと考えているわけです。
2. 目標配当額の逆算計算:月1万円(年間12万円)をつくるための必要投資額
では、月1万円(年間12万円)の配当金を得るためには、具体的にどれくらいの投資が必要なのでしょうか?逆算して計算してみましょう。
今回注目する(株)No.1(3562)の基本スペックは以下の通りです(数値は記事執筆時点のデータに基づきます)。
| 項目 | 数値・指標 |
|---|---|
| 株価(前日終値) | 1,584円 |
| 最低購入代金(100株) | 158,400円 |
| 配当利回り(会社予想) | 4.99% |
| 1株配当(会社予想) | 79.00円 |
| PER(会社予想) | 10.42倍 |
| PBR(実績) | 2.56倍 |
| ROE(実績) | 16.12% |
| 自己資本比率 | 31.2% |
配当利回りが約4.99%と非常に魅力的な高水準ですね!税引前の計算で、年間120,000円の配当金を得るために必要な株数と投資金額を試算してみます。
必要配当額(年間)120,000円 ÷ 1株配当79円 = 約1,519株
単元(100株単位)で計算すると1,600株の保有が必要です。
1,600株 × 1,584円 = 2,534,400円
つまり、(株)No.1の株を約253万円分保有すれば、目標とする「年間約12.6万円(月1万円以上)」の配当金が達成できる計算になります。現在の我が家の貯蓄ペースから考えると、3年間で250万円を1銘柄だけに集中投資するのは、ややリスクが高いと感じるのも本音です。
そのため、我が家では「複数の高配当銘柄を組み合わせてポートフォリオを作り、その中で(株)No.1を高利回りアクセント枠(サテライト枠)として活用する」というアプローチが現実的だと考えています。
3. 比較検討するIT・オフィスソリューション高配当株
同じように「IT・オフィス支援・デジタル化」というテーマで家計の配当収入を支えてくれる候補銘柄をいくつか比較してみましょう。我が家では、1つの銘柄に依存するのではなく、ビジネスモデルや財務基盤の異なる複数銘柄を並べて比較することを大切にしています。
| 銘柄名(コード) | 株価目安 | 配当利回り | 自己資本比率 | 主な特徴と我が家での役割 |
|---|---|---|---|---|
| (株)No.1(3562) | 1,584円 | 4.99% | 31.2% | 中小向けIT・セキュリティ販売。高利回りで配当収入を強力に牽引するサテライト枠。 |
| スターティアホールディングス(3393) | 約2,000円前後 | 4.79% | 50%超 | オフィス機器・電子ブック・ITインフラ。バランスの良い配当と安定成長期待。 |
| IDホールディングス(4709) | 約1,500円前後 | 4.00% | 60%超 | システム運営管理・ストックビジネス強み。高財務安定性でコア・ディフェンシブ枠。 |
| NSW(9739) | 約2,500円前後 | 5.02% | 76.9% | 独立系システムインテグレーター。極めて高い自己資本比率と高配当のバランス。 |
(株)No.1は、主として中小企業のIT化や情報セキュリティ導入を支援するビジネスを展開しています。テレワークの普及やサイバー攻撃リスクの増加を背景に、中小企業のIT投資は不可欠になっており、ビジネスの方向性自体は子どものデジタル教育とも親和性があって理解しやすいです。
しかし、財務面を比較すると、自己資本比率が31.2%とやや低めであり、有利子負債が増加傾向にある点や、直近の利益率が押し下げられている点は注意深く見る必要があります。一方で、ROE(自己資本利益率)は16.12%と非常に高く、稼ぐ力(資本効率)自体は優れていることが分かります。
4. みずきの「人生設計マッチ度」3軸評価
みずき流の評価軸である「配当の持続性」「人生設計との適合性」「リスク許容度」の3つの観点から、(株)No.1(3562)を客観的にジャッジしてみます。
A. 配当の持続性・成長性:評価「○(やや注意が必要)」
会社予想の1株配当は79円で、配当利回りは4.99%と非常に高水準です。予想EPS(1株あたり利益)が151.95円ですので、計算上の配当性向は約52%となります。配当性向50%前後というのは株主還元に積極的な姿勢が見える一方で、利益が減益になった場合に減配リスクが生じやすい水準でもあります。
直近の業績データでは、売上高は拡大傾向にあるものの営業利益率や純利益率がやや悪化しており、有利子負債の増加も見られます。ROEが16%台と高い点は素晴らしいですが、利益の振れ幅が大きい(EPSの安定性に欠ける)ため、「10年無減配で安心して放置できる完全放置銘柄」とまでは言えず、定期的な決算チェックが必要な銘柄だと評価しています。
B. 人生設計との適合性:評価「◎(非常にぴったり)」
我が家の目標は「3年後の小4の壁に向けて、効率よく毎月の現金流を増やすこと」です。1単元(100株)あたり約15.8万円という投資金額で、年間7,900円(税引前)の配当が得られるキャッシュフロー創出力は非常に魅力的です。
たとえば、我が家で200株(約31.6万円)購入しておくだけで、年間15,800円の配当が入ってきます。これだけでも、子どもの年間教材費やデジタル学習のサブスク代(月1,000円強)を丸々カバーできる計算になります。少額からでも家計への貢献度を実感しやすいという意味で、人生設計との相性はとても高いです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:評価「△(サテライト枠として限定保有)」
自己資本比率が30%台前半であり、有利子負債が増え気味であることから、ポートフォリオの主力(コア枠)にするには少し緊張感があります。もし将来的に第二子の出産や育休などで我が家の収入が一時的に下がる局面があった場合、株価の乱高下や減配ニュースにハラハラしたくありません。
したがって、リスク許容度の観点からは「ポートフォリオ全体の5〜10%程度のアクセント枠(サテライト枠)」として位置付けるのが我が家にとって最も精神衛生上良いポジションだと判断しました。
5. 制度活用(NISA・配当控除)で効率を最大化するアプローチ
投資効率を高めるうえで絶対に外せないのが「税制優遇制度」の活用です。配当金にかかる通常約20.315%の税金をどう抑えるかで、手残りのお金が大きく変わってきます。
我が家では、新NISAの「成長投資枠」を活用して(株)No.1を保有することを第一選択肢としています。新NISA枠で購入すれば、年間79円の配当金がそのまま手元に入ります。1,000株(約158万円分)をNISA口座で保有した場合、年間79,000円が非課税で受け取れる計算になります。課税口座だと約16,000円も税金で引かれてしまうので、この差は子どもの文房具代や図書カード代としてバカになりませんよね。
また、もし課税口座(特定口座)で購入する場合でも、総合課税を選択して「配当控除」を活用する方法があります。子育て世代で年収が一定範囲内であれば、配当控除を利用することで所得税・住民税の税率を抑え、実質的な手取り額を増やすことが可能です。
さらに、我が家ではiDeCoやNISAのつみたて投資枠で「全世界株式(オール・カントリー)」や「S&P500」などのインデックスファンドを毎月定額で積み立てています。こうした全体分散投資で基礎固め(コア)をしつつ、個別株(サテライト)で(株)No.1のような高配当株をトッピングすることで、将来の資産形成と「今使える現金流」の両立を図っています。
6. みずきの総合判断と注意点・迷い
最後に、(株)No.1(3562)に対する我が家の総合的な判断と、投資にあたっての正直な迷いや懸念点をお伝えします。
【我が家の結論】
「3年後の小4の壁に向けたサテライト枠として、株価の下落局面を見計らって100〜300株の少額保有を検討したい銘柄」です!
利回り約4.99%という高配当は非常に魅力的ですし、最低購入代金が約15.8万円と手頃なため、家計の余剰資金からコツコツ買い増しやすいのが大きなメリットです。中小企業のデジタル化支援という事業内容も、これからの社会に必要な分野であり応援したくなります。
ただし、素直な懸念点として以下の2点があります。
1つ目は「業績の振れと財務の安定性」です。収益性が直近でやや鈍化しており、自己資本比率31.2%という水準は、景気後退期に悪影響を受けやすい可能性があります。配当性向も50%を超えているため、業績悪化時には配当維持が厳しくなるリスクを想定しておかなければなりません。
2つ目は「1銘柄への過度な依存を避けること」です。目標である「年間12万円(月1万円)」をすべて(株)No.1だけで作ろうとすると、約250万円を一気に投入することになり、リスクが偏ってしまいます。そのため、先ほどご紹介したスターティアホールディングスやNSWといった財務がより強固な銘柄と組み合わせ、ポートフォリオ全体で平均利回り4.5%前後を目指すのが最も賢明だと感じています。
完璧な銘柄なんて存在しません。だからこそ、「我が家の人生設計に合わせて、どの役割をどの銘柄に担ってもらうか」を自分たちで決めることが大切なんだと思います。
子育てや家計管理に追われる毎日ですが、こうして少しずつ配当金の仕組みを作っていくことで、未来の子どもの教育選択肢を広げてあげられると嬉しいですよね。今回の分析が、同じように子育てと投資の両立に励む皆さんのヒントになれば幸いです!


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