注意事項
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに:2026年、娘が「小1の壁」にぶつかる前に
こんにちは、みずきです。関東郊外で働きながら、2020年生まれの娘を育てているママ投資家です。最近、娘が幼稚園で「将来の夢」を話し始めたのを聞いて、成長の早さに少しうるっとしてしまいました。
でも、感動してばかりもいられません。カレンダーをめくると、娘の小学校入学は2026年4月。そう、共働き家庭にとって最大の試練とも言われる「小1の壁」が刻一刻と近づいているんです。学童の費用や新しい習い事、そして私自身の働き方の変化。家計へのインパクトを考えると、今のうちから「配当金」という名の、もう一つの給与口座を育てておく必要があります。
そこで今回は、学校や医療現場を支える地味ながらも超堅実な企業、(株)ヤガミ(7488)に注目して、我が家の人生設計にどう組み込めるかを考えてみました。
1. シナリオ設定:「我が家の人生設計」と家計の課題
私の投資の根っこにあるのは、常に「人生設計」です。銘柄を選ぶ前に、まずは「なぜそのお金が必要なのか」を整理しています。
我が家の現在地と未来の課題
現在はフルタイムで働いていますが、2026年の小学校入学後は、娘との時間を増やすために残業を減らしたり、場合によっては時短勤務に戻したりする可能性も考えています。そうなると心配なのが、手取り収入の減少と、逆に増えていく教育関連の出費です。
解決したい課題と目標額
小学校に入ると、放課後の学童保育料や、娘がやりたがっているスイミング、ピアノの月謝などで、月々5,000円から1万円程度の「新しい固定費」が発生すると見込んでいます。このうち、月5,000円(年間60,000円)を、株の配当金で自動的に賄えるようにするのが今回の目標です。
2. 目標配当額の逆算計算
「月5,000円の配当」を実現するために、どれくらいの投資が必要か計算してみます。税金のことも忘れてはいけませんね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目標年間配当額(税引後) | 60,000円 |
| 目標年間配当額(税引前目安) | 約75,000円 |
| 想定配当利回り | 4.0% |
| 必要な投資総額 | 1,875,000円 |
約188万円の投資が必要という数字が出ました。一度に準備するのは大変ですが、2026年4月までの約1年強で、ボーナスや毎月の積み立てを組み合わせれば、決して不可能な数字ではないと感じています。特に新NISAの成長投資枠を活用すれば、税金の20%分をまるまる自分たちのポケットに残せるので、実際にはもっと少ない投資額で目標を達成できるのが嬉しいポイントですね。
3. 複数銘柄の比較紹介
「月5,000円」という目標を達成するために、ヤガミと同じように堅実で、我が家の候補に上がっている銘柄を並べて比較してみました。
| 銘柄名(コード) | 配当利回り(予想) | 特徴・ビジネスモデル | みずきの視点 |
|---|---|---|---|
| (株)ヤガミ (7488) | 約4.2% | 理科教育機器・AEDの卸売 | 学校予算が相手なので景気に強い。AEDの消耗品が収益源。 |
| (株)ヨドコウ (5451) | 約4.3% | 物置(ヨド物置)の最大手 | 財務が鉄壁。自己資本比率が高く、安心して持てる。 |
| 科研製薬 (4521) | 約4.5% | 皮膚科・整形外科向けの医薬品 | 安定した需要。80%超の自己資本比率で配当継続性が高い。 |
最近の市場ニュースを見ると、[本日の【上場来高値更新】 マクドナルド、旭化成など130銘柄](https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/2bcf270b05de8d2285dbef924fbbc2b6f803ffaa) という景気の良い話もありますが、私はマクドナルドのような華やかな成長株を追いかけるより、ヤガミのような「なくてはならない地味なインフラ」を支える企業に惹かれます。
(株)ヤガミ(7488)の詳細分析
ヤガミは、中学校や高校の理科室にある実験器具や、保健室の備品、そして駅や公共施設で見かけるAED(自動体外式除細動器)を扱っている会社です。特にAEDは、一度設置されると「数年ごとのバッテリー交換」や「パッドの買い替え」が必ず発生します。これが、プリンターのインクモデルのような安定した収益を生んでいるんです。
直近の業績も、売上・利益ともに緩やかに成長しており、何より実質無借金経営という筋肉質な財務体質が、子育て中の私にとっては最大の安心材料です。もし不況が来ても、学校教育や救急医療の予算がゼロになることは考えにくいですからね。
4. みずきの「人生設計マッチ度」評価
ヤガミを我が家の人生設計に照らし合わせて、3つの軸で厳しく評価してみました。
A. 配当の持続性・成長性:◎(強く信頼できる)
配当性向は概ね30%〜40%程度と余裕があり、無理して配当を出している様子はありません。ストック型のビジネス(AEDのメンテナンス)が利益を支えているため、10年後、娘が高校生になる頃までしっかり配当を出し続けてくれるイメージが湧きます。経営層からも「安定配当」への強い意識が感じられます。
B. 人生設計との適合性:○(悪くない)
目標の月5,000円を実現するには、100株(約25万円)だけでは足りず、複数株保有する必要があります。ただ、投資単位が比較的コンパクトなので、新NISAの枠を使って少しずつ買い増していくには丁度いい銘柄です。2026年の入学時に「あ、この配当で学童代が出るんだ」と実感できそうです。
C. 我が家のリスク許容度との整合性:◎(安心して持てる)
我が家は教育費を貯める時期なので、大きな株価変動でハラハラしたくありません。ヤガミは派手さはないものの、β値(市場との連動性)が比較的低く、守りの資産として非常に優秀です。育休に入って一時的に収入が減るような場面でも、この銘柄なら枕を高くして眠れる気がします。
5. みずきの総合評価+判断
ヤガミは、我が家の「小1の壁対策ポートフォリオ」の守備固めとして、非常に有力な候補です。例えば、利回りは高いけれど変動も激しい銘柄と組み合わせることで、全体の利回りを底上げしつつ、安心感を担保する役割を担ってくれると思います。
私は、この銘柄を「娘の教育費口座」のサブ的な位置づけで保有したいと考えています。理科の実験器具を扱っている会社なら、娘が大きくなった時に「この理科室の道具を作っている会社を応援することで、あなたの習い事代が出ているんだよ」とお金の教育にも繋げられそうですしね。
6. 制度活用との組み合わせ
ここで、みずき流の「制度活用術」を。ヤガミのような高配当株を保有するなら、以下の3つの制度をどう使い分けるかが鍵になります。
新NISA(成長投資枠):
もっとも優先すべき選択肢です。ヤガミの配当金を非課税で受け取れるメリットは絶大です。年間240万円の枠があれば、月5,000円の配当を作るための投資額(約188万円)も十分カバーできます。
配当控除の活用:
もしNISA枠を使い切ってしまった場合でも、特定口座(課税口座)で保有し、確定申告で「総合課税」を選択すれば、所得税から配当控除を受けられる可能性があります。私の年収レンジだと、源泉徴収された税金の一部が戻ってくることもあるので、面倒くさがらずにチェックしたいポイントですね。
旧ジュニアNISAとの比較:
娘名義の旧ジュニアNISAでは、既に別の指数連動型投信を積み立てていますが、個別株を組み込むなら、ヤガミのような「倒産リスクが極めて低く、配当が安定している銘柄」は子どもの名義で長期保有するのにも向いていると思います。
以前紹介した ヨドコウ(5451)の記事 でも触れましたが、こうした「財務鉄壁銘柄」をポートフォリオに組み込むことで、家計の安定感は劇的に増します。
7. 失敗・迷い・懸念も素直に述べます
もちろん、ヤガミにも懸念点はあります。最大の悩みは「流動性の低さ」です。1日の出来高がそれほど多くないので、いざ「大きな出費があってすぐに売りたい!」と思っても、希望の価格で売るのに時間がかかるかもしれません。あくまで「売らずに持ち続ける配当マシン」として割り切る覚悟が必要です。
また、少子化の影響で将来的に学校の数が減っていくリスクもあります。ただ、これについては「1校あたりのICT教育予算の増加」や、医療・福祉分野への展開でカバーできる範囲かな、と今は楽観的に見ています。
完璧な銘柄はありませんが、2026年の娘の笑顔と、自分自身の心のゆとりを天秤にかけたとき、ヤガミは「今の我が家にとって、心地よい選択」の一つだと思っています。皆さんも、ご自身の人生のスケジュール帳と照らし合わせながら、納得のいく銘柄選びを楽しんでくださいね。
少しずつ、でも着実に。それが私、みずきの投資スタイルです。
過去には化学セクターの安定配当株として DIC(4631) なども検討してきましたが、ヤガミのような卸売業特有の身軽さと、教育現場への深入り具合は、また違った魅力があります。これからも、家計に優しい銘柄を探していきたいと思います。


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